FUJICA GE
前作GPより格段とスペックアップして発売されたのが、フジカGEである。この時代になると電子シャッターの安定性もあがり、各カメラメーカーも電子シャッター付きのカメラを発売することになっていた。1番の特徴は、世界初のフィルムの有無、種類がわかる裏窓がついたことである。この機能は、いまの時代になってもうけつながれている。
あいかわらず初心者をターゲットとしているフジカらしく各種の安全シグナルで撮影ミスを一掃出来、電子シャッターEEプログラムシャッターのおかげで露出を気にかけないカメラにしあがっている。
レンズ:フジノン38mm F2.8(3群4枚)
シャッター:セイコー電子プログラム(4〜1/800)
シンクロ:X接点、ホットシュー付き
ファインダー:採光式ブライトフレーム
焦点調節:全群ヘリコイド、目測、ゾーンフォーカス
露光調節: CdS使用電子シャッタープログラムEE
フィルム送り:レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
フィルター:46mmねじ込み
寸法:112×69、5×53mm
重量:330g
発売:1973(昭和48)年6月発売
価格:23000円
レンズ上部から見る。
3mのところが赤くしてあり、各メモリにクリックが
はいっている。
露出用シグナルが見える。
巻き上げ部より見る。
巻き上げ前は、シグナルは赤、巻き上げ後は
シグナルは、緑になる。
巻き上げは、たよりないぐらい軽い。
正面から見る。
小型軽量のボディであるが非常に持ちやすい
ただボディ自体非常に軽い為、手ぶれにきをつける
必要はある。