QL19のシャッター部を当時としては画期的であった電子シャッターセイコーシャSEに乗せ換えたモデルはこのQL19Eになります。電子カメラの幕開けになるカメラです。なにしろ電子シャッターは非常に故障が多くまだテスト段階の時代でもありました。今の時代になってまともに動くQL19Eは非常に少ないと思われます。外見的には正面、鏡胴回りのデザインが変更されポップな印象に仕上がっています。輸出用のQL19Eはバッテリーチェッカーが省略されています。先ほども言いましたが故障が多いためキャノネットシリーズの中では2番目に製造台数の少ない機種です。 | |||
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レンズ:SE45mm f1 ,9 (4群5枚) シャッター:セイコーSE 、セルフ付き シャッター速度:1 /15 F1 ,9 〜1 /500 F16 シンクロ:X 接点 ファインダー:採光式ブライトフレーム 焦点調節:直進ヘリコイド距離計連動 露光調節:cds 式、完全自動プログラムEE フィルム送り:レバー巻き上げ、クランク巻き戻し 寸法:140×79×65mm 重量:760g 発売年月: 昭和40年11月 価格:20700 円(現金正価)、21800 円(定価) |
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