CANONET
 キャノン初のレンズシャッター機である。写真のものは初期キャノネットになる。初期キャノネットの特徴は、ファインダー表記が矢印表記になっており、AUTO対応感度がASA200までになっている。非常に売れたカメラなのでいろいろなマイナーチェンジがある。発売当時はいろいろな問題をかもしだして昭和36年に発売された。このカメラに関してもであるがキャノンという会社は、とんでもない価格で他社にプレッシャーをかけるのが得意であると私は思う。(AE−1など)それだけの技術力があるのではないかと思う。このカメラのおかげに消え去ったカメラメーカーも多かった。

レンズ:キャノンSE45mmF1.9
シャッター:コパルSVL、B,1〜1/500 セルフタイマー内蔵
シンクロ:MX接点
ファインダー:採光式ブライトフレーム、倍率0.67倍
焦点調節:直進ヘリコイド、二重像合致式連動距離計
露出機構:セレン光電池使用のEE方式
フィルム送り:裏蓋開閉スプール差し込み式、底部トリガー100度回転による1作動式
フィルター:55mmねじ込み
寸法:140×78×64mm
重量:700g
発売:1961年(昭和36年)1月
価格:18800円