第16回 MINOLTA REPOの分解

(故障内容)シャッターが切れない、ファインダーの清掃
(故障原因)シャッターは、シャッター幕の張り付き。


作業時間約1時間

今回は、ミノルタのハーフ機のREPOの分解です。非常にコンパクトなカメラで操作性も高いです。まず写真1は、各ブロック化された内部構造です。赤部分は、ファインダーブロック、緑部分は、メーターブロック、青部分は、巻き上げブロックになります。構造も簡単でペンシリーズとは、違う構造をしています。各部品のブロック化により組み込みは簡単になったと思われます。写真2は、ファインダーブロック清掃の為、降ろしたところです。ファインダーは、裏から清掃するようになっています。ハーフカメラの場合このようなファインダーブロックが多いと思われます。
写真3は、速度兼絞りリングの形状を見ています。プログラムシャッターであるため非常にシャッター速度兼絞りリングは簡単な切り抜きになっていることがわかります。
写真4は、速度兼絞りリングを外してシャッター内部を見たところです。内部もプログラムシャッターで或る為非常に部品数の少ないシャッターです。緑部分は、ガバナー部分ですがここもマニュアルカメラに比べると非常に簡略化されています。個人的にはこのカメラのスタイルは非常に好きなカメラです。昔のロボット物のアニメを思い出しませんか?