VSA型に続いて発売されたのがこのカメラである。始めにこのF2、8モデルが発売された。前面のファインダー部に特色があり、中央のブライトフレーム用の窓と距離計窓が金メッキされているのが目立つ。重量がありずっしとした感触とやや近未来的なスタイルも特徴である。鏡胴部分のメッキの処理は非常にきれいでアイレス独特の輝きをもっている。中古市場では、比較的見ることが出来るのだが最終群のレンズが白濁しやすいので注意して購入する必要がある。 | ||
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レンズ: Qコーラル45mm F2、8 シャッター: セイコーSLV、B、1〜1/500 シンクロ: ファインダー: 採光式ブライトフレーム、0、6倍、パララックス補正マーク付き、80mm視野枠入り 焦点調節: 直進ヘリコイド距離計連動 露光調節: なし フィルム送り: レバー巻き上げ、クランク巻き戻し フィルター: 寸法: 134×88×74mm 重量: 790g 発売: 1958(昭和33)年3月 価格: 14800円、望遠コンバージョンレンズ6000円 |
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正面から見る。 やや面長な顔つきをしている。 |
上部から見る。 アイレスのカカメラは前作からの部品流用が多い。 |
後部から見る。 ファインダー部はプラスチック処理されている。 |
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角度を変えて見る。 非常に良く出来たカメラだと思うのだが? |
レンズ回りを見る。 LV式であるが使いやすいと思う。 |
レンズを見る。 Qコーラル45mm F2、8である。 |