AIRES VISCOUNT(F1,9)

こちらは、後に発売されたF1、9モデルである。ビスカウントには、80mmと35mmのコンバージョンレンズが発売されていた。ファインダーを覗くと中央の赤色の枠内が80mm用、全視野が35mm用となっていた。1960年にアイレスカメラは倒産してしまったが大沢商会により1年近く発売された。このおかげで中古市場では比較的見ることが出来るのだがこのF1、9モデルはF2、8モデルに比べて見ることが少ないように思える。
レンズ: Qコーラル45mm F1、9
シャッター: セイコーSLV、B、1〜1/500
シンクロ:
ファインダー: 採光式ブライトフレーム、0、6倍、パララックス補正マーク付き、80mm視野枠入り
焦点調節: 直進ヘリコイド距離計連動
露光調節: なし
フィルム送り: レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
フィルター:
寸法: 134×88×72mm
重量: 800g
発売: 1959(昭和34)年6月
価格: 18500円、望遠コンバージョンレンズ6000円
正面から見る。
非常にきれいなメッキ処理がされている。
上部から見る。
メッキの質が年々悪くなっていく。
後部から見る。
軍艦部が高いカメラである。
角度を変えて見る。
ホールディングは良いと思う。
レンズ回りを見る。
精密感があり好感が持てる。
レンズを見る。
Hコーラル45mm F1、9である。