Vcに近い丸みを帯びたボディシェルになったのがこのカメラである。このカメラの大きな特徴として上部が非常にフラットになっている。シャッターボタンは従来のものと違い薄い御椀状になっていおり巻き上げレバーも2mmにアクセサリーシューや巻き戻しクランクも沈みこませてある。個人的には、VCより美しいスタイリングをしていると思う。アイレス写真機最後のレンズシャッター機となった。中古市場ではビスカウントと違いあまり見る機会の少ないカメラである。 | ||
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レンズ: Qコーラル45mm F1、9 シャッター: セイコーSLS、B、1〜1/1000 シンクロ: ファインダー: 採光式ブライトフレーム、0、6倍、自動パララックス補正 焦点調節: 直進ヘリコイド距離計連動 露光調節: なし フィルム送り: レバー巻き上げ、クランク巻き戻し フィルター: 寸法: 134×85×69mm 重量: 810g 発売: 1960(昭和35)年5月 価格: 23000円 |
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正面から見る。 各窓が非常にバランスよく並んでいる。 |
上部から見る。 上面は非常にフラットなのがわかる。 |
後部から見る。 軍艦部の面積が大きい。 |
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角度を変えて見る。 アイレス最後の名機であると私は思う。 |
レンズ回りを見る。 少し変わった鏡胴のレイアウトになっている。 |
レンズを見る。 Hコーラル 45mm F1、9レンズである。 |