AIRES PENTA35(F2,8)

アイレス最初の35mm1眼レフカメラであるがレンズシャッター1眼レフであるところが特徴である。セイコーSLVの開発により非常にシンプルな設計になっている。同時期に発売されたトプコンPRに比べると大柄であるが自動絞り装置が付いていて操作性的にはかなり使いやすくなっていた。内部構造は若干故障が多いと思われる。今週の患者のページに内部構造がわかるようになっています。レンズ交換のできないかわり広角、望遠のコンバージョンレンズが発売された。接写に関しては2種類のプロクサーレンズも発売された。中古市場では、あまり見ることが無く完動品は内部構造の問題で少ないと思われる。
レンズ: Qコーラル5cm F2、8(3群4枚)
シャッター: セイコーSLV、B、1〜1/500
シンクロ:
ファインダー: 1眼レフ、0、85倍、フレネルレンズ入り
焦点調節: 直進ヘリコイド
露光調節: なし
フィルム送り: レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
フィルター:
寸法: 138mm×97mm×81mm
重量: 825g
発売: 1959(昭和34)年10月
価格: 本体18000円、広角コンバージョンレンズ4000円、望遠コンバージョンレンズ6000円、プロクサー2000円
正面から見る。
非常に軍艦部が高い。
上部から見る。
小さなつまみが巻き戻し用のスプロケット解除装置である。
後部から見る。
ピントは少々あわせづらい。
角度を変えて見る。
軍艦部のカバーがかなり大きい。
レンズ回りを見る。
LV方式になっている。
レンズを見る。
Qコーラル5cm F2、8である。
各コンバージョンレンズを見る。
かなり大きさ的には大きい。
テレコーラルコンバージョンレンズを装着する。
90mm F4のレンズになる。
ワイドコーラルコンバージョンレンズを装着する。
36mm F4のレンズになる。