アイレスの異端児がこの3Cである。ライカM3に似たスタイルをしている。(私としては、M3より美しいと思うのだが)。F1、9モデルの方は、セイコーシャMXL、LV式のシャッターを持っていた。底蓋はキーで外れ、その上のつめを押し上げると裏ブタが開くのも大きな特徴である。内部を分解してみると非常にブロック化は進んでおり簡単に組み付けが可能になっている。写真のカメラはストラップ取り付け部分が外れています。この部分はネジ止めではなくリベット打ちになっているところが問題のように思える。 | ||
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レンズ: Qコーラル45mm F1、9 シャッター: セイコーMXL、B、1〜1/500 シンクロ: ファインダー: 採光式ブライトフレーム、自動パララックス補正 焦点調節: 直進ヘリコイド距離計連動 露光調節: なし フィルム送り: レバー巻き上げ、クランク巻き戻し フィルター: 寸法: 137×82×72mm 重量: 840g 発売: 1958(昭和33)年3月 価格: 24500円、後に21500円 |
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正面から見る。 大きな採光窓が特徴である。 |
上部から見る。 非常に整ったスタイルをしている。。 |
後部から見る。 後期アイレススタイルになっている。。 |
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角度を変えて見る。 非常に使いやすいカメラである。 |
レンズ回りを見る。 セイコーシャMXL、LV式のシャッターである。 |
レンズを見る 大口径コーラルF1,9を搭載する。 |