V型のレンズをF2、8のQコーラルにスペックダウンした廉価版がこのカメラである。UAに巻き上げレバーを付けたものとも言える。外見的には、シャッターダイアルが黒色となっているのが特徴になっているのとフィルムインジケーターの感度表示がカラーが25にモノクロが800の表示に変わった。3つ窓式のブライトフレームの顔つきが独特なアイレスフェイスしている。ベルトコンベアーの導入により生産効率があがったのもこのモデルからである。海外輸出も多く米国販売はカリマー社を通して行われた。中古市場では時々見ることがある。 | ||
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レンズ: Qコーラル45mm F2、8(3群4枚) シャッター: セイコーMX、B、1〜1/500 シンクロ: ファインダー: 採光式ブライトフレーム、0、6倍、パララックス補正マーク 焦点調節: 直進ヘリコイド距離計連動 露光調節: なし フィルム送り: クランク巻き上げ、ノブ巻き戻し フィルター: 寸法: 133×88×70mm 重量: 710g 発売: 1956(昭和31)年10月 価格: 23000円(ケース込み) |
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正面から見る。 少々不格好だが味のあるスタイルをしている。 |
上部から見る。 自動復元フィルムカウンターを持つ。 |
後部から見る。 アイレスV型シリーズの後姿である。 |
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角度を変えて見る。 セイコーMXシャッターを装備する。 |
レンズ回りを見る。 パンダカラーになっている。 |
レンズを見る。 Qコーラル45mm F2、8である。 |