U型のボディシェルを流用してもう少しモダンな鏡胴ブロックをつけたものがこのカメラである。U型とは違い大きなシャッターボタンは無くなり普通のタイプのものになっている。レンズのQコーラルも新設計され最短撮影距離も65cmになっている。非常に鏡胴部分が長くなり不安定にもなっている。まだセルフコッキングにはなっておらずに手動チャージ式であるもの特徴である。メッキの質は非常によくいまでもキラキラ輝いているものが多いとおもわれる。 | ||
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レンズ: Qコーラル50mm F2、8(3群4枚) シャッター: セイコーMX、B、1〜1/500 シンクロ: MX接点 ファインダー: 採光式ブライトフレーム、0、6倍、パララックス補正マーク 焦点調節: 直進ヘリコイド距離計連動 露光調節: なし フィルム送り: ノブ巻き上げ、ノブ巻き戻し フィルター: 寸法: 133×88×73mm 重量: 750g 発売: 1955(昭和30)年12月 価格: 19000円(ケース込み) |
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正面から見る。 アイレスの初期の基本形のスタイルである。 |
上部から見る。 まだノブ巻上げ方式になっている。 |
後部から見る。 ファインダーは少々青味が強い。 |
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角度を変えて見る。 3つ窓のアイレスのスタイルである。 |
鏡胴部を見る。 まだシャッターをヘリコイドにつけただけのスタイルになっている。 |
レンズを見る。 QコーラルF2,8を搭載している。 |