箱館山(湖西)で歩くスキー

日付 '08年3月2日
行き先 箱館山周辺
天候 晴れ時々曇り
メンバー 単独


コースタイム
ゴンドラ山頂駅09:30
ヒュッテで昼食11:0011:30
東屋でコーヒー13:4014:00
最高地点(東屋)でコーヒー15:2515:45
酒波集落16:35
スキー場駐車場76:25

クロカン・マップ1という本に載っていた、箱館山周辺をスキーで歩いてきました。下からスキーで上がれますが、今回はずるをして、ゴンドラで上まで上がりました。

スキー場のゴンドラを降りたところでスキーを履き、スキー場の周囲を歩き回ってみる。所々林間に入って行ける所もあるが、ほとんどはゲレンデの上で面白みがない。
少し早いが、食堂でカレーうどんを食べる。

ゲレンデから降りる車道を探すが、取り付きが良く分からない。リフトの係員に聞いても、場所を言ってくれているようなのだが、スキー場のリフトの番号が頭に入っていないので、見当が付かない。また、盛んに「立ち入り禁止になっている」と言われたが、こっちはゲレンデスキーをしに来ているのではないので、関係ない。
よくよく地図と見比べると、車道が初心者用ゲレンデになっていた。下までボーゲンでそろそろと滑り降りる。

降りきったところの三叉路から北へ進む。しばらくはごく緩い下り。雪が締まっていず、スキーが少しもぐり気味で、快調と言うわけには行かなかった。右手の高いところに、これから行く道が見えて、「あそこまで登るのか」と少しげんなりしてしまった。
三叉路に着いて、右へ折れる。
緩い登りで、平坦と同じ滑り方で進んで行く。ところどころ雪が滑り落ちて道をふさいでるところがあり、慎重にスキーの山側のエッジを立てて、そろそろと通過する。
初老の男性とすれ違う。下からスキーで登って来たそうで、頭が下がる。ここからはその人のトレースを使わせてもらう。

淡海湖が近付くにつれ、坂が急になってきた。と言ってもまだ普通に歩ける斜度だ。
淡海湖まで休まず行くつもりだったが、東屋があったのでコーヒーブレイクにする。
淡海湖は上から見下ろしただけで、湖岸へは降りなかった。
平池のところで少し傾斜がきついところがあったが、それ以外はずっとだらだらした登り。
赤坂山が近付くにつれ、展望が開けてきた。竹生島や伊吹山が良く見える。
車道の一番高いところにまた東屋があったので、もう1度コーヒーブレイクにする。

ここまでスノーシューで登ってきた人があり、せっかくのスキーのトレースが踏み潰されている。トレースをたどると滑りは良いがガタガタするし、トレースを外れると暖かくなって緩んだ雪にスキーが沈み、滑るのに余分な力が要る。痛し痒し。
さらに下るともう一人スキーで往復した人がいて、そのトレースを使える世になり、多少楽になる。でも雪が解けかけで、踏み込むとスキーが下向けにたわみ、すいすいとは滑れない。

集落に下りたときは、日がだいぶ傾いていた。
畑の上をスキーで歩くことも考えたが、積雪量が少なそうなので、スキーは担いで、舗装路をとぼとぼと車まで戻った。

参考資料 「クロカン・マップ1」 澤田啓編 白山書房 1996年


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