鉢伏山をスキーで登頂

日付 '08年3月8日
行き先 兵庫県 鉢伏山
天候 曇りのち晴れ
メンバー 単独


コースタイム
ハチ北スキー場10:50
高坪山?12:0512:15
鉢伏山頂上12:55?
以下略

家族がハチ北高原でスキーをするというので、交通費節約のため同行しました。 (本当は、花園でトヨタ−サンヨー戦を見たかった)

リフトを2本乗り継ぎ、少し降りた所に無雪期は林道になる場所がある。ここから林道に沿って南に歩く。アップダウンはほとんどなし。
大方は水平なところを歩けるが、所々雪が斜面になっているところがある。ずり落ちないよう、しっかりエッジを立てて通過する。前日までに新雪が積もっていてやわらかいため、十分グリップしてくれた。もしいったん解けたのが凍ってガリガリになっていたら、通過できないところだ。その分、表層雪崩が心配だが。

鉢伏山の南東嶺の鞍部に着く。南側のハチ高原スキー場からの放送が聞こえてきて、興醒め。ここからまずは東の高坪山を目指す。 しばらくは快調に登るが、尾根に生えている木の南側だけ吹き溜まりになっていて、木と木の隙間との段差が激しく、歩けなくなる。仕方がないので、北斜面の林間を歩く。
頂上直下は急勾配となっていたため、スキーにシールを貼って、直登する。
看板はないが、先が下りになっていたので、頂上に着いたものとして、引き返す。
次の登りに備えて、シールは張ったままにする。

高坪山頂上からの眺め。






鞍部から見上げた鉢伏山

次はいよいよ鉢伏山に登る。始めから急勾配。やはり北斜面の林間を歩く。
やがて木がなくなり、正に鉢を伏せたような、真っ白な塊が眼前にそびえている。
とにかくまっすぐ登る。きつい登りなのでゆっくり歩くが、それでも徐々に山頂が近くなってくる。

さらに勾配がきつくなり、まっすぐ登れなくなる。蛇行して登るが、谷側の板のエッジが引っかかりにくく、滑り落ちそうになる。ここから滑ると木があるところまで止まりそうにないので、慎重に進む。

中腹から来た道を見下ろす。

最後は再び直登して、頂上に到着。すぐ先にリフトの降り場が‥‥
ここで昼食にする。

下りはスキー場を滑って降りるつもりだったが、僕のクロスカントリーの板にエッジを付けただけのような板では、とても無理。最初は斜滑降とステップターンで試してみるが、1回の滑降でわずかしか高度が下がらないので、断念。板を担いで、ゲレンデの端をツボ足で降りる。
傾斜が緩くなるにつれ、斜滑降、ボーゲン、テレマークターンの真似事をして、下の駐車場まで戻った。
この後、瀞川山方面へ林道を歩くつもりだったが、時間切れでした。

シールとは
スキーの滑走面に貼り付けて使うもので、一方向を向いた細かい毛が一面に植えてある。昔はアザラシの毛皮を使っていたが、今はナイロン製。


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