日付 '00年 2月 5日
行き先 六甲山(紅葉谷、裏六甲銃走路)
天候 晴れ
メンバー 単独


コースタイム
自宅 08:40
有馬 10:35
白石谷分岐 11:10
百間滝・似位滝11:4012:05
極楽茶屋跡12:40 13:05昼食
752mピーク13:45
湯槽(ユブネ)谷山14:0514:10
灰形山14:40 14:45
落葉山15:10
有馬15:30 16:00
自宅17:30

例によって、朝はのんびり出発。まあ、この暖かさならどうせ霧氷は望め まい。電車・バスを乗り継ぎ、有馬まで行く。

しばらくは舗装路、砂利道を行き、紅葉谷の登山道に入る。堰堤を過ぎて 少し行けば、白石谷への分岐に出る。白石谷の方へ進む。沢伝いに登る。 白石滝に着く。滝自体は凍っていないが、川岸にこぶし大の氷がごろごろ している。
滝の右側の崖をロープや木の幹につかまってよじ登る。登り切った所から 左へ行くと、最高峰への正規のルートだが、右へ行けば百間滝の方へ、前 に来たときに苦労した廊下をパスして行けると踏んで、進んでみる。が、 道は少しトラバースした後、右の方へ下りて行っている。左へ尾根を登っ ていく踏み跡があったので登ってみるが、すぐに踏み跡は消える。もとの 所へ戻るのに一苦労。仕方なく右へ下り、正規の道に出る。
上から下りてきたお陰で、廊下を通らず左の斜面を巻く道があるのが見付 かった。そこから川原へ下りていくと、中高年の女性4人組がこちらを待 っていた。下りる道が分からないのかと思ったら、逆にここから登る道が 分からないとのこと。震災前には来たことがあったが、震災でだいぶ変わ ってしまったそうだ。この先は先ほどのよりは楽な廊下を通るしかないよ うなので、先導して通過する。百間滝までご一緒する。

百間滝は水が落ちていたが、まだ大きな氷柱が何本も残っている。下の方 には岩に氷が張り付いていたり、しぶきが固まったのか丸い形の氷があっ たりして、面白い。何枚も写真を撮るが、シャッター速度が1/30〜60秒な ので、手振れが心配。
似位滝にも行ってみる。こちらもいろんな形の氷がある。
百間滝の横の急斜面を登り、右へトラバースして紅葉谷に戻る。先ほどの 4人組に追いつく。みかんを頂く(^^)

稜線目指して登る。陽射しが射し、登っていると暑くなってくる。日陰に 入ると、圧雪が残っている。登りならアイゼンが要るほどではないが、気 を使う。
葉を落としたブナの林を通り、極楽茶屋跡に到着する。あちこちに昼食を 食べている人がいる。私も神戸の街を見下ろしながら昼食にする。

ちょっと時間が心配だったが、裏六甲銃走路を戻ることにする。標識に従 い、登ってきた道のすぐ左の道を進む。少し登った後、急な下り。こちら も圧雪あり。アイゼンを付けるが、いくらも行かないうちに下りは終わり、 雪もなくなる。
辺りは明るい桧の林から、落葉樹林に変わる。少しきついアップダウンが あり、ロープウェーをくぐって、749mピークに着く。4等三角点。ここ からどっと下って、湯槽谷峠。ここから紅葉谷へ下りるつもりだったが、 エアリアのコースタイムよりだいぶ早く来れたので(コースタイムが長す ぎる)、続けて尾根を進む。

ここから大変な登り。息が上がる。陽射しも強く、汗をかく。
湯槽谷山の頂上には、4、5人の人がいたが、私が着くと2人ほど下りて いかれた。展望はなし。
頂上にいた男の人と話しが弾み、一緒に行くことにする。六甲ケーブル下 から登ってこられたそうだ。かなりきつい下りが長く続くが、ペースが遅 いし、話も楽しいので、難なく下りてしまう。鞍部まで下りた所で、その 方は紅葉谷へ下りるというので、分かれる。

灰形山へ、再びきつい登り。頂上からは木の間越しに北の方が望める。先 週登った千丈寺山を探すが、似たような山がたくさんあって、分からず。 頂上から右へ下りる道があるが、危険との表示あり。道なりに左へ曲がる と、すぐに直進(西)と右へ分岐する。直進の方がいい道だが、こちらは 水無川の方へ下りるのだろう。右への道には「有馬三山銃走路」という標 識があるので、こちらへ進む。
北斜面の薄暗い植林の中の、とんでもなく急な下り。見ただけでげんなり する。ロープがあるので、つかまって下りる(なくても構わない程度の坂 だが)。下りきると、これまでと違ってやせ尾根になる。松の木が多くな る。
右へ下りる道を見送り、次の分岐を右にとって、落ち葉山へ登る。頂上は 妙見寺というお寺になっていた。
ここからは、お寺の参道を下る。疲れた足に、コンクリートや石畳が堪え る。

有馬では、バスを1本見送って、ケーキとコーヒーでくつろぐ。


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