日付 '99年12月12日
行き先 北摂・堂床山(584.4m)
天候 曇り時々雨
メンバー 単独、途中からかねちゃん


コースタイム
自宅 08:50
槻並 09:55
小休止10:5511:00
384mピーク 11:00
林道に出る
堂床山への分岐11:5512:15昼食
かねちゃんと出会う12:45
堂床山12:5513:00
丸山13:1513:25
槻並14:40
自宅15:45

少し遅くなったが、9時前に自宅を出発。川西から清和台を通って猪名川 町に入る。知らぬ間にすごくいい道ができている。屏風岩の先を右折して、 少し進むと槻並に着く。

堂床山へ向かう林道に入り駐車場所を探すが、適当な所がない。Uターン して槻並川を左岸に渡った所で、路肩の広い所に停める。

地図によると、このまま左岸を進んでもいずれ右岸の林道と合流するので、 左岸を進む。農道からすぐに細い道に変わる。少し進んだ所で、橋で右岸 に渡る。鹿よけだろう、ワイヤーを4本張っただけのフェンスがあるが、 ここだけ下の方のワイヤーを切ってあるので、そこをくぐる。林道へ向か う道もあったが、川沿いに畑の畦を進む。またフェンスがあるが、ここも 緩めてあったので跨いで通る。砂防堤で左岸に渡る。少しの間笹の間の細 い道を通り、左から来た林道と合流する。この林道は堂床山へ向かうもの ではなく、すぐに細くなる。ボーイ・スカウトのキャンプ場を通り抜ける。 関電巡視道の標識が現れる。見上げると、確かに送電線がある。
やがて道は、右へ曲がって直登している。地図にある右岸に渡る道は見当 たらない。薮を突っ切って川を渡って林道に出ようかと思ったが、その林 道を何台かのバイクが駆け上がって行く爆音が轟いた。送電線は堂床山の 方へ向かっている。よし、巡視道を進もう。

急坂を登る。関電道にしては少し荒れているが、それでもまずまず歩きや すい。程なく、尾根よりはだいぶ下の最初の鉄塔に着く。対岸に、352mの ピークが見える。雨がぱらつき出す。このあと、降ったりやんだりを繰り 返す。
ここからしばらくは、等高線に沿った快適な道。落ち葉が気持ちいい。晴 れていたら、頭上のコナラの黄葉がきれいだったろう。
2番目の鉄塔に向かって、再び急登。ここはプラスチックの階段があって、 歩きやすい。鉄塔をくぐっても、そのまま尾根まで上り詰める。
尾根道は、多少アップダウンがあるが、松林の中のこれまた快適な道。少 し歩けば、384mピークに到着。関電道は少し手前で鉄塔へ向かって左に下 りて行った。道は右の方へ下っている。竜王山との鞍部へ進みたいので、 道はないが尾根を進んでみる。が、すぐに急な下り坂になってしまう。磁 石を出して見たら、尾根から西へ突き出た所へ進んでいた。ピークへ戻っ て右へ下りると、ちゃんと鞍部に出た。巡視路より細いが、十分歩きやす い。
少し登ると、竜王山を巡る林道に出る。

林道は、所々水がついていて、しかもバイクが通って掘れているので、歩 きにくい。
現在地が分かりにくいので地図を見ていると、自転車で通りかかったおじ さんに声をかけられた。堂床山へ行くといったら、南から回り込む道を教 えてくれた。北の方から登る道を行くと言ったら、薮だろうとのこと。そ れでも行く(^^;。
着く並から着た林道と合流し、さらに北上する。 堂床山への分岐には、テープがあって、「←堂床山 三草山→」と書いて ある。
また、雨が降ってきた。この先、座れる場所が無いかもしれないし、無性 に腹が減ってきた。幸い杉の木があったので、その下で弁当を食べる。

食べ終わる頃には、晴れ間が見えてきた。
歩き出してすぐに分岐がある。エアリアマップでは谷を詰めるようになっ ているので、右へ進んでみる。(2.5万図には載っていない) すぐに薮に 行く手を阻まれる。道があった痕跡はあるのだが。
戻って左の道を行く。また関電巡視路の標識。今日は関電にだいぶ助けら れている。急登になるが、まずまずいい道。鉄塔の下に出て、登りは一段 落。
地図の道に復帰すべく、北へ進む。すぐに分岐がある。右が関電道のよう で、送電線に沿って下っている。左はテープがあって、「堂床山」と書い てあるので、そちらへ進む。またまた急登。こんどは道は細く、ガレてい る所があったりする。鞍部で地図の道に出るはずだが、よく分からないま ま通過する。

登りがましになったころ、前方からベルの音が聞こえてくる。「この天気 にこの山に登る物好きが他にもいるのか」と思って顔を見ると、かねちゃ んでした。今日は来れないと伺っていたが、急に来れることになったので、 私の当初予定の逆コースを辿って来たとの事。
かねちゃんは既に丸山から堂床山を通って来たとのことだったが、戻ってもらうm(__)m
また曇ってくる。今度は、あられが降り出す。
堂床山のピークまでは、快適な道。ここからの下りがすごい。落ち葉で滑 ってまともに歩けず、木につかまりながら降りる。鞍部まで下りると、途 端に道が良くなる…というか、異様に広くなる。なんでだ。
一登りで丸山頂上。電波の反射板のお陰で、東方向の見晴らしが良い。剣 尾山から妙見山へかけてがよく見える。遠くに三角の山が見えているが、 どこだろう。(比叡山らしい)

どの道を下りるかかねちゃんと相談するが、2人とも疲れが出てきていた ので、素直に林道を下りることにする。頂上からしばらくは、雑木林の中 の歩き良い山道。林道に出ても、植林に雑木が混じり、そう悪い景色では ない。雑談をしながら歩くと、長い林道も苦にならない。行きに通った尾 根が見えてきて、「あそこを登った」といったら、かねちゃんにえらく感 心されてしまった。

車に戻り、かねちゃんを車を停められた所まで送り、家路につく。


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