日付 '99年12月19日
行き先 六甲山
天候 曇り
メンバー 単独
コースタイム
着 | 発 | ||
自宅 | 09:05 | ||
有馬 | 10:25 | ||
白石谷分岐 | 11:00 | ||
百間滝 | 11:15 | ||
似位滝 | 11:20 | 11:25 | |
白石滝 | 11:40 | ||
小休止 | 11:55 | 12:00 | |
最高峰 | 12:35 | ||
一軒茶屋 | 13:05 | 昼食 | |
石の宝殿 | 13:15 | 13:20 | |
蛇谷北山 | 13:30 | ||
東お多福山 | 14:00 | 14:05 | |
東お多福山登山口BS | 14:25 | ||
阪急芦屋川駅 | 14:55 | ||
自宅 | 16:05 |
朝起きると、体調が余り良くなく、なかなか起きれない(^^; 歩けば良くなるだろうと、少し遅くなったが出発する。 宝塚から阪急バスで有馬へ。
雨は降りそうにないが、雲が空一面を覆い、風が冷たい。ついつい足早に
なってしまう。
しばらく未舗装の林道を上がり、川を渡ったところから山道に変わる。
既に葉を付けている木はなく、雑木林はすっかり冬景色に変わっている。
早くも下りてくる人とすれ違う。
標識にしたがって白石谷に入る。白石滝までは歩きやすい道。
少し引き返して右の谷に入る。右岸の斜面を登って砂防堤を巻いた後、そ
のまま左へ登り続ける道と谷に降りる道に分かれる。左は巻き道だろうと
思い、谷に下りる。ここからが険しい。川原を少し行くと両側を切り立っ
た岩に挟まれた廊下があり、しかも流木で半ば塞がれている。足元は落ち
葉が詰まって水溜まりになっている。流木の上に乗って水溜まりをかわし
て無事通過。さらに数m下に川を見下ろしながらの細い道が続く。また廊
下。今度は短いが、少しバランスを崩して水に片足を突っ込んでしまう。
足の甲まで水に浸かったが、ゴアテックスのお陰で靴下までは沁みずにす
む。
エアリアでは赤の実線になっているが、とても一般コースとは言えない。
さらに急斜面を登って、百間滝に到着。かなり高度のある、垂直な一枚岩
の滝だが、水量は少ない。小さな氷柱がいっぱいついている。
さらに岩のごろごろした川原を登って、似位滝へ。
滝の左の谷はがれ場で登れそうな感じだが、道標もテープもない。地図を
出してみると、なんだ、白石滝の所を登るのか。仕方なく引き返す。
白石滝まで戻ると、上から中高年男女のグループが下りてきたところ。熟
練者向きだと思ってたのだが…。
滝の少し右横(左岸)を岩登りする。といっても、手がかり・足がかりは
いっぱいあるし、ロープもあって危険を感じることはない。10m?程で、
上に出る。
ここで、右から来た道と合流する。???さっき百間滝への登りで左に分
岐していた道か?
ここからしばらくは、林間の歩きやすい道が続く。やがて川原に下り、右
岸へ渡る。足元に転がっている石をよく見ると、みんなきれいな御影石だ。
適当な大きさのを持って帰りたいが、怒られるかな。
左の急斜面をトラロープで登り、砂防堤の上へ。上は平らで、細い木立ち
の間を道が縫って進み、まるで公園の様。
風がなくなり、暑くなる。フリースを脱ぐ。下りてきた男性2人連れとす
れ違う。
川がだんだん細くなってきた。またロープのある急斜面があり、ガレた歩
きにくい所を登り、最後は杉の植林の中を急登して、魚屋道に出会う。
途端に人が多くなり、挨拶するのに忙しい。
(白石滝から上、記憶はかなり曖昧です)
登っている途中から、いつもより早く疲れを感じ、上に出ても気分が優れ
ない。予定していた極楽茶屋から裏六甲縦走路はやめにする。魚屋道を下
りてもいいのだが、余り面白味の無い道なので、蛇谷北山から東お多福山
登山口に下りることにする。
とりあえず最高峰へ。人だらけで、もはや挨拶もせず。
三角点に触った後、外で冷たい弁当を食べる気になれず、一軒茶屋に入る。
「無料休憩お断り」とあるが、何か注文すればいいようなので、うどんを
頼んで、それと持ってきた弁当を半分ほど食べる。
縦走路を東へ進み、石の宝殿へ。東の方がよく見え、見通しもよい。が、
この角度からだとどの山が見えているのか、よく分からず。
(帰宅後、カシミールで見ると、比良山系まで見えていた様)
笹の間の細い道を降りる。下から大きな荷物を担ぎ、プラブーツにアイゼ
ンまで付けた若者が何人も登ってくる。蛇谷北山で5人ほど休憩していた
ので聞いてみると、思った通り、トレーニングをしているとのこと。
北山周辺は道の部分の笹が刈ってあり、分かりやすくなっていた。
尾根はかなり崩れている。以前来たときからあった巻き道以外に、また巻
き道ができている。急斜面を真っ直ぐ下らさせられる。
右の谷から、拡声器で増幅された歌声が聞こえてくる。カラオケではなく
アコーディオン伴奏だが、いずれにせよ大きすぎる(-_-メ) それに下手糞。
土樋割峠から東お多福山へ登る。今日は人影もまばら。
バス停へ向かって、左の方へ下りる。はじめは笹の間の急降下だが、やが
て雑木林になる。落ち葉が気持ちいい。が、木の階段が腐ってなくなった
後、残っている鉄の杭が落ち葉に隠れていて危ない。
川を渡り少し行くと、住宅街?が見えてくる。そちらには入らず、さらに
山道を下りる。この辺りは松と常緑樹が多い。
やがて土樋割峠からの舗装路と出会い、住宅街に出てバス停まで歩く。
たいして待たずに、やって来たバスに乗る。