日付 '99年10月23日
行き先 中蒜山(1122m)
天候 曇り
メンバー 単独
コースタイム
自宅 6:20
鏡ヶ成 10:1011:00
塩釜冷泉 11:3012:05昼食
頂上 13:2513:35
塩釜冷泉 15:00

米子道を江府で下り、大山へ登る。登るにつれて雲が多くなり、次第にガ スに変わる。鏡ヶ成に着くころには、視界10m程度、雨も降り出し、風も強 い。予定していた烏ヶ山への登頂は当然不可能。とりあえず国民休暇村の ロビーでコーヒーを1杯。
南へ行けば天気もよくなるかと思い、蒜山へ向かう。標高が下がったこと もあって、ガスはなくなった。
塩釜冷泉の駐車場に車を停め、昼食を掻き込む。

気温は低いし、雨で草が濡れているだろうと、合羽の上下を着込んで出発。 しかし、こちらは降っておらず、登りかけるとすぐに暑くなり、脱いでし まう。
始めは緩い登り。このあたりはミズナラが多いが、まだ黄葉していない。 次第に上りが急になる。とにかくまっすぐな直登だ。粘土質で滑りやすい。 中腹あたりから薄いガスが出てくる。
最後に、岩の多いところを急登して、尾根に出る。

尾根に出ると、風がきつい。道はなだらか。ガスの中に紅葉した低木(お そらくウリハダカエデ)の葉が浮かび、ちょっと幻想的な光景だ。
写真を撮ろうと思ってカメラを出し、フィルムを詰める。が、様子がおか しい。何と、電池切れ。私のカメラは1/250秒だけメカニカル・シャッター があるので、開放絞りでとっておくが、多分暗すぎるだろう(と思ってい たが、わりときれいに写っていた)
こんな天気でも、尾根道は縦走する人でにぎわっている。非難小屋の中か らも人の声がする。頂上では、冷たい風が吹く中、団体さんが弁当を広げ ている。

来た道を戻る。尾根から下り始めてすぐに、派手に尻餅をついてしまう。 以後は慎重に下りる。とにかくよく滑るので、やばそうな所は、しゃがみ こんで手をついて下りる。

冷泉まで下りて、レストハウスで駐車料代わりにコーヒーを1杯注文する。

関金温泉に入るつもりで車を走らせると、何やら温泉の標識がある。導か れるまま行ってみると、犬挟峠へ向かう道から東へ入ったところに、新し い温泉ができていた。蒜山やつか温泉という村営の施設で、入浴料740円。 きれいで、露天風呂もあり、なかなか結構でした。


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