日付 '99年 8月12日
行き先 八淵の滝から釈迦岳(比良)
天候 曇り時々晴れ
メンバー 単独
コースタイム
着 | 発 | ||
自宅 | 6:45 | ||
近江高島駅 | 9:00 | バス | |
黒谷バス停 | 9:20 | ||
林道終点 | 10:05 | ||
障子の滝下 | 10:30 | 10:35 | |
貴船の滝上 | 11:20 | 11:55 | 昼食 |
イブルキのコバヘの分岐 | 12:25 | ||
比良明神 | 12:50 | 12:55 | |
釈迦岳 | 13:25 | 13:30 | |
(小休止) | 13:55 | 14:05 | |
(小休止) | 15:15 | 15:25 | |
イン谷口 | 15:35 | 15:45 | |
比良駅 | 16:15 |
近江高島駅からのバスには、ハイカーらしい人が私以外に5人乗っていた
が、4人は鹿ヶ瀬道で下り、黒谷で下りたのは私ともう1人だけ。その人
の後を少し離れて登る。天気は曇りで、時折日が射す。
舗装はすぐになくなり、未舗装の林道になる。川に沿った緩い登り。川の
そばでは涼しいが、川から離れると暑い。
林道が終わると、途端に道が悪くなる。雑草を踏み分けた細いところを通
ったり、川原の石の上を歩いたりして進む。余り踏まれていない。道標が
なかったら、道を間違えたと思ってしまうところだ。
やがて、ガリバー旅行村から来た道と合流。そちらから来る人もいる。
ここが八淵の滝の入口になる。
ここから魚止の滝を登るのが大変。川と直角に一直線に10mほど登り、そ
れから岩の上を鎖を持ってトラバースする。かなり危なっかしい。
少し登っていくと、障子の滝が見えてくる。左岸の岩の上に登り、じっく
り写真を撮る。対岸の滝のすぐ横に、黄色いかすがい型の足場が付けてあ
る。まさかと思ったが、そこを登るようだ。同じバスを降りた人は、行く
のをためらっていられた(結局来られたが)。来た方へ戻って登山道を進
めばいいのに、無理してまっすぐ川へ下りたら、落ちそうになった。滝登
り自体は意外と楽。前述の足場と鎖のお陰で、特に危険もなく登れる。岩
の上に紫色の小さな花が咲いているが、カメラが取り出せない。その後、
少し急登すると、旅行村から来た遊歩道と出会う。
広葉樹の下の歩きやすい道を進む。いくつも滝が現れる。撮影モードにな
る。一度左岸に渡り、また右岸に戻る。
やがて貴船の滝が見えてくる。その前に難所が一つ。道は川より高いとこ
ろを進んでいたが、そこから鎖につかまって、岩の上を川まで降りる。そ
して、川の上に渡してある鎖(行ったときはちょうど工事が終わったとこ
ろだった)を持って川を渡る。そこから、はしごや鎖をつかって滝の上ま
で登る。障子の滝で見た紫の花がまたあった。今度はしっかりカメラに収
める。(イワタバコと判明)
滝の写真をひとしきり撮ってから、昼食にする。涼しいし、日が射してき
て、気持ちが良い。他の人は先に行ってしまい、一人だけになる。
再び、林間の歩きやすい道。もう一つ滝があって、八淵の滝は終わりにな
る。しばらく行くと、イブルキのコバから武奈へ行く道と、比良ロッジ方
面への道の分岐に出る。後者を進む。急登だ。気温は低く暑さは感じてい
ないのに、湿度が高いせいか汗が流れる。シャクナゲが多い。
尾根に出たところが、比良明神。さすがに何人かの人とすれ違う。
尾根を進む。草刈りが済んだばかりで、草いきれが強い。虫が多く、蜂
(虻?)が頭のまわりを飛び回って、閉口する。
2つこぶを過ぎて、釈迦岳に到着。ここも虫が多い。3人の人が休憩中。
北小松の方へ下りられるそうだ。
大津ワンゲル道を下る。標識に難路とある。そのとおり、きつい下りが続
く。両手を使わないと下りれないところも。雲が厚くなり、今にも降りそ
うだが降らず、風がなく暑い。何度も止まってお茶を飲む。右ひざが痛く
なってくる。
やがて水音が聞こえてくる。小さな沢があったので、顔を洗い、水を飲む。
ところが、少し進むと川に出て、対岸はもう自動車道(^^; 少し下りると
イン谷口のバス停。
缶入り飲料を飲んで休憩しても、まだバスまで20分もある。歩いていくこ とにする。幸い、バス道とは別に、歩ける道がある。駅に着くちょっと前 に、バスに抜かれる。