日付 '99年12月 4日
行き先 天上ヶ岳(493m)、鉢伏山(604m)、明ヶ田尾山(619.3m)
天候 快晴
メンバー 単独
コースタイム
着 | 発 | ||
自宅 | 08:45 | 電車 | |
箕面駅 | 09:00 | ||
箕面大滝 | 9:55 | 10:05 | |
百年橋 | 10:20 | ||
尾根出合 | 10:40 | 10:45 | |
天上ヶ岳 | 11:00 | 11:05 | |
EXPOの森 | 11:40 | ||
鉢伏山 | 12:05 | 12:35 | 昼食 |
明ヶ田尾山 | 13:05 | 13:10 | |
中止々呂美バス停 | 14:00 | 14:32 | |
自宅 | 15:15 |
まずは滝道を歩く。今日は時間が早いので、まだ谷間に日が射さず、なか
なか写真を撮るポイントがない。それでもなかなか良い写真が取れる。
まだ人が少ない。その分、三脚を立てたカメラマンの姿が目立つ。
滝の前で菓子パンを食べて一服した後、ドライブウェイへ上がり、少し上
の百年橋をわたる。ここからようやく山道となる。上着を脱ぎ、カメラを
リュックに仕舞って登りに備える。
自然研究路2号線を進む。杉の林の中の急な登り。所々に混じるモミジが
きれいだ。
キツツキのドラミングが聞こえる。見ると、すぐ近くの杉の木の、それも
低いところに留まっている。普段は高いところで叩いているのを見上げる
しかないが、今日はじっくり観察できた。
足元には、冬いちごの群落が。今年は豊作のようだ。いくつかつまんで食
べる。
尾根に出る。ここで自然研究路と別れて、西へ進む。登りが続く。
しばらくはうっそうとした杉の植林だが、すぐに雑木交じりの明るい道と
なる。
右手が開けたところに出た。最谷越しに見える勝ヶ峰の山腹が、植林の緑
と紅葉とに染め分けられていて、なかなかの景色。しかし、その向こうに
見える広大な北摂霊園が無粋だ。
左手の脇道に入って、天上ヶ岳に行く。ゆっくり景色を眺めようと思って
いたが、おばちゃんの団体が来たので、早々に立ち去る。
急降下して、車道に出る。
車道を北東に進む。ほとんど平ら。ダンプが向かいから頻繁に走ってきて、
うっとうしい。20分ほどでEXPOの森に着く。
きれいに整備されているが、相変わらず人は少ない。今日は展望台に上が
ってみる。急な坂を少し登り、木造の展望台に登る。最後ははしごを上っ
て、てっぺんへ。ここからは北摂の山々が一望できる。が、予習してこな
かったので、すぐ近くの妙見山しか分からない(^^; すぐ下の余野川の対
岸に、新しく造成地ができている。話には聞いていたが、無残だ。
EXPOの森を裏から出て、登山道に入る。
緩い登り。始めは植林だが、やがて雑木林になる。頂上近くになると、笹
が生い茂っていて、道の部分だけ空いている。笹が広く刈り払われた関電
巡視路に飛び出る。頂上はほとんど平ら。巡視路から少し離れたところに
三角点がある。笹を掻き分けて踏みに行く。
巡視路に戻って、昼食にする。茨木から来られたおじさんと話が弾む。
さらに北へ進む。しばらくは雑木林の中の平らな道。それから、植林の中
を、ジグザグに急降下する。せっかく稼いだ標高だが、仕方がない。
いったん谷底まで降り、そこからゆっくり登っていく。再び雑木林となる。
コナラの黄葉がきれいだ。道は平坦になり、しばらく進むと明ヶ田尾山の
頂上に着く。
静かな森の中、鳥の声と葉擦れの音だけが聞こえる…と行きたい所だが、
下の国道から工事の音が聞こえる(--)
高山に降りるつもりをしていたが、少し戻ると、止々呂美への道標があっ
たので、行ってみる。
少し平坦な道を進むと、共同アンテナがある。そこから麓まで電線を引っ
張るのに、電柱を立てるのに刈り払われた所を降りるわけだ。30°はない
だろうが、確かに急な斜面だ。しかも落葉が積もっていて、滑りやすい。
真ん中を歩くと滑って仕方ないので、端の方を木に捉まりながら降りる。
しばらく降りると、少し傾斜が緩くなる。左の方に踏み跡がある。直進は
また傾斜が急になっているので、踏み跡へ入る。この反対側にも、落葉で
分かり難いが踏み跡があるようだ。そちらへ進むと明ヶ田尾山がある。今
度来た時の宿題だ。
踏み跡はやがて植林の中の作業道となり、止々呂美の集落に出る。
バスは1時間おきで、30分待ち。コンビニも自販機もない。神社などを見
て歩いて、時間をつぶす。