日付 '98年5月3日
行き先 下蒜山
天候 曇り時々霧
メンバー 単独
コースタイム
着 | 発 | |
犬挟峠(昼食) | 11:50 | |
雲居平 | 12:45 | |
頂上 | 13:30 | 13:50 |
犬挟峠 | 14:50 |
蒜山インターを降りて山の方を見上げると、ガスで頂上が見えない。しば
らく下で様子を見ることにする。
塩釜冷泉まで行くと、ガスが切れて尾根が見えている。よし登ろうという
ことで、冷泉の水を一口飲んでから、犬挟峠へ向かう。
峠には登山口の標識が立っていて、車7〜8台分の空き地があり、その横
には東屋がある。もう昼近いし、途中座れる所もなさそうなので、先に昼
食を済ませる。
ガスはかかっていないので、カッパはリュックに入れて、スパッツだけ着
けて行く。
最初は広葉樹林の中を緩やかに登っていくが、すぐに尾根に出て、きつい
上りになる。道ははっきりしている。足元は粘土質で、雨にぬれて滑りや
すい。最初右(鳥取県)側は植林だが、すぐにブナなどの広葉樹林になる。
ツツジが幾株か咲いている。まだ咲き始めたところのようだ。
ひとしきり登ると登りが緩くなり、樹林がきれて笹原に出る。雲居平とい
う標識がある。中年の一団が昼食を摂っている。ここまでで引き返すよう
だ。
幾種類か花が咲いていて、撮影モードになる。驚いたことに、片栗まであ
る。ただし、咲き終わってしおれたのか、まだ開いていないのしかない。
歩いて行くと、そこらじゅうに生えている。
また、草原の上をガスが流れて行く様子が面白くて、これも写真に撮る。
頂上の手前で、また登りが急になる。右側にブナの樹林が現れる。
この途中にもまた花が咲いていて、なかなか先へ進めない。あとから登っ
てきた親子連れの声が聞こえてきた。追いつかれたらカッコ悪いので、あ
わてて登る。
あっけなく頂上に着く。こんな天気なのに、10人足らずの人がいる。中
蒜山から回ってきた人も多いようだ。
頂上の北側は木立に遮られているが、南側は視界が開けている。が、展望
は全くなし。ガスがかかってきた。
ここにも片栗がいっぱい。しかも花びらが開いている。当然撮影する。鈴
鹿のものより、だいぶ小振りのようだ。
チョコバーを食べて、一服する。
フィルムを1本撮りきったので、カメラを仕舞って、歩くことに専念する。
ガスが霧雨に変わってきた。カッパの上だけを着るが、暑い。フードは被
らずにいたが、髪の毛が濡れてきたので、仕方なく被る。
雲居平からの下りは、滑りやすくて歩きにくい。靴の裏の窪みに粘土が詰
まって、滑り止めが効かない。途中鎖が付けてある所がある。登ってくる
ときなぜこんなものがあるのか疑問だったが、下りはお世話になる。
車まで帰り着く。