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− 轍 ・ 03/11/23 −

作成中です。見えちゃっても、見て見ぬフリをしましょう。

姉ヶ崎駅から輪行。→千葉→佐倉→成東→銚子だったが、→蘇我→大網→成東→銚子の方が乗換えは多いけど安かったみたい。姉ヶ崎駅の窓口はまだ開いていなかったから、銚子駅で精算した。光の辺りで車窓から外を眺めて飛行場跡が見つからないかと思ったが、判らんかった。旭の辺りでは向かいに女子高生がいたな。
01: 銚子駅 銚子駅で輪行解除。初日の出ツアーで夜中に来たことしかなかったが、明るいと広々とした駅前広場&街並だ。今でも人魚の像があったのかは定かでない。まだ早朝なので開いている店も少ない街を走り始める。思っていたよりは寒くないや。すぐにメインの広い通りに出たので左に折れて、少し先を銚子大橋の標識に従って右に折れる。
銚子大橋は古いトラス橋で、R124で、その昔は有料だったはずだが平井と走ったときにも既に無料解放されていたような気がする。とにかく交通量が多いし左側の路側帯が狭くて走り難い。銚子の街自体が斜面になっているので、ちょっと登っただけなのに水面からの高度は結構なもの。河口の先の防波堤には小さく灯台が確認できた。銚子大橋の途中で茨城県の標識を過ぎたら、あっという間に千葉県はおしまい。利根川河口近くの北岸には波崎の街が細長く連なっている。細い道を適当に通って川岸に出ると公園みたいになっていたので、今さっき渡ってきた銚子大橋の赤いトラスを眺めてちょっとだけ休憩。 02: 銚子大橋
波埼灯台跡探しにかかる。地形図を見ながら細い路地を徘徊して、神社の横の小高くなった丘がそれらしいと思うのだが、草がボウボウで基礎みたいな明確な遺構は発見できなかった。とりあえず河口へ。先端近くには自動車が沢山停められているので、きっと釣師だろう。廻り込んで波崎漁港を過ぎると太平洋岸を北上し始める。周囲は松林が続き、その枝葉の隙間から波崎の民家が見え隠れしている。何にもないやと思っていたら、RDF発電施設がありました。その先には一応は砂丘植物公園とかになっていたようだが軽くシカトして走っていく。
03: 風力発電の風車 道路沿いに風力発電の風車が2基立っている。この前の三浦半島よりも風は強そうですね。単調な道が延々と続く。空は相変わらずどんよりとした曇空だし、海が見えないので実につまらん。前方にはまたもや風車が数基並んでいるが、塔だけのものもある。もしかして指向灯でもあるのかと思い、自転車を停めて松林の中の小径を歩いて海岸まで出てみたら、建設中でまだ塔の上に風車を乗せる前のやつだった。
やがて工業地帯になった。区画整理された敷地が広がり、海岸から更に少し離れたようだ。工場に突き当ったので海岸まで出て、鹿島石油の屋外タンク群の横を走る。今日は波が高いのか、路面の所々に波をかぶって濡れた跡がついている。ドン詰まりまでは結構遠かった。やはり沢山の自動車が停められていて、その端に鹿島港導燈の前燈が立っていた。 04: 鹿島石油製油所
05: 浮桟橋 三角形の頭標は無く、縦2連の見たことのない灯器の横に小さなスポットライトのような光が点されていたが、天気が悪かったからだろうか? 沖合いに向かって延びている浮桟橋は格好のスポットであるらしく、釣師が次々と柵を乗り越えて入っていく。なかには折畳自転車を使っている輩もいた。さて後燈であるが、灯台表で当りを付けておくまでもなく、あっさりと見つかった。装置がすぐ横にあるので敷地内のようだが、とにかく浮桟橋の反対の方へ行ってみると、巾の狭い橋の上にも釣師がウジャウジャいやがる。橋の先にあった門は当然閉まっているし、やっぱりフェンスの内側なので、視認で我慢しておいた。
海岸沿いを戻ってから内陸に向う。工場の外周に沿って専用線らしき線路があった。レールは輝いていたから現役線なんだろう。雰囲気的にはなかなか宜しかった。R124は広い道の両側に意外にも多くのビルや店が並んでいて、随分と栄えているようだ。神栖で北へと大きく方向を変え、鹿島の工場群を右に見ながら大きな交叉点を曲がる。どうやら道路は新しくなったようで、畑の中の真直ぐな道を真直ぐ行く。 06: 専用線
07: 鹿島メッセ コンビニがあったので、もう昼も近いし、この先にまたコンビニがあるかも怪しいので、とりあえず弁当を買った。ガキが結構いた。現在位置を概ね確認して、再び海岸に出るべくして走り始める。ちょっと細い道を選んでいくと住友金属の工場前には大きな歯車のオブジェと『鹿島メッセ』の看板があった。ここで何を間違ったのか工場横のグランドに迷い込んでしまい、ちょっとロス。復帰して鹿島港北側へと廻り込んでいく。
横はいつの間にか公園になり、ジョガーが何人か擦れ違っていく。緩い坂道を海へと下ったところで、道が尽きた。辺りは人気のない寂れた場所で、海に接した駐車場の横が金網のゲートのようになっていた。通れるようなので、背の高さ以上あるコンクリートの防波堤に沿っていく。陸側の小高い丘に視界が遮られ、小石がゴロゴロして冬枯れた草が僅かに生えるだけの荒涼とした風景が続き、ここは本当に日本なのだろうかという気がしてくる。恐らくは鹿島港造成のために埋め立てられたのであろう。
やがて前方には赤白の四角い鹿島港指向灯。横の防波堤が途切れ、海岸を埋めるテトラポッドが見える。こんな所でも釣師の方々が何人もいるのには驚いた。ちょっと寒いし眺めていて楽しい風景でもないのだが、他に適当な所もないので座り込んでコンビニで買っておいた弁当を食べて、暫しの休憩とした。 08: 鹿島港指向灯
09: 段丘上の鹿嶋灯台 まだ先は長いので走り始める。鹿島港から離れるにつれて野菜畑が広がり、海岸段丘の上に連なる森から頭を覗かせている鹿嶋灯台を発見。R51を戻るようにして段丘を登り、坂の下から見えた方向に進む。住宅が疎らに並ぶ畑の一角に背の高い鹿嶋灯台があった。畑の向こうに見えるヘンな建造物はサッカー場のようだ。鹿嶋灯台は海岸段丘上なので割と内陸にあり海は全く見えないが、畑の畝に並んだキャベツの縞が美しい哉。




10: 紅葉した椛の木
段丘を下って北上にかかる。すぐに立体交叉でR51新道が合流。緩い登り坂で再び丘の上に登り、後は只管走るだけとなった。道路地図では海沿いだが、実際にはそれなりに離れている。ときたま起伏がある程度で、あまり変化のない道だが、急坂でもないのに追越ゾーンがあるのが面白いといえば面白い。鉾田辺りで内陸に入り込むが、海が見えている訳でもないので、別段何も変わらん。どこかの集落で門のすぐ内側にあった見事に紅葉した椛の木が記憶にあるくらい。
11: 大洗港 やっと海が見えた。動燃の日本原子力研究所の入口を通過。前方の大洗港には近頃ありがちな展望タワーが立っていて、フェリーが入港しているのが見える。高速道路のような道をアンダーパスして大洗の市街地へ。港は公園みたいで広い駐車場と何かあったようだが、スルーして行くと、ホテルが並ぶ海岸の前の磯に灯台があった。
現在の潮位がどの位なのかは知らないが、とにかく灯台のある磯は2mほど離れている。んが、そんなに深くはなくて波が引くと岩がほとんど露出しているような状態になるので、タイミングを見計らってダッシュかまして渡る。この灯台は『灯台表』に記載されていないのだが、『日本の灯台』の通りにプレートは『磯浜灯柱』になっていた。でもやっぱり灯台だろ。プレートにはちゃんと初点と改築の日付も記されていた。 12: 磯浜灯柱
12: 鳥居 道路地図とか地元の案内地図とかには『大洗灯台』と書かれているようだ。ちょっと汚いカンジなのは、海上保安庁の管理ではないからだろう。再度ダッシュで岸に戻り、ちょっくら磯を散策する。沖の磯の上に鳥居が見えるが、流石にあそこまでは行けないみたい。ホテルのテラスみたいな所を歩いて自転車に戻り、交叉点の大きな鳥居をくぐる。
すぐ先には大洗磯前神社。道路横の二の鳥居から石段を登ると、境内には参拝客の姿が数人。詣でて振返ると海が見えるというのは宜しい。磯前神社から坂を上り海に沿って走って、那珂川を渡る。那珂湊の先は崖下の海沿い。相変わらずどんよりとした曇空が薄暗くなってきた頃に、やっと崖の上に磯埼灯台が見えた。コンクリートの階段が灯台に向っているので、下の道路に自転車を置いて歩いて石段を登る。 13: 大洗磯前神社
14: 磯埼灯台 磯埼灯台の敷地内には海保の施設が併設されているようで、官舎には人が住んでいるようだ。もうかなり暗くなってきているし、あとは帰るだけなので、点灯するまで粘ることにした。下の道路まで戻って道を探すと、少し先にそれらしき坂道。車止の先の急坂を押して上がり、公園のようなところを通っていったら灯台に着いた。敷地内をブラブラしながら待っていると、やがて灯火が点った。やはり美しいものですね。
目的を達したので暗くなってきた中を海岸まで下り、あとは帰るだけ。勝田まで楽勝かと思っていたのに、いきなり登らされた。どうやら灯台から車道を行った方が良かったみたい。阿字ヶ浦港の灯を見ながら坂を下って適当に行ったら高速道路のような道だ。もう暗いので標識を探しながら走るが、ちっとも無いまま寂れた海岸になった。工場のような大きな建物がある他には、荒れた丘陵だけ。埒があきそうにないのだが真直ぐしか道がないので走り続けると、やっと丘を越えていく道が見えたので、そちらに折れる。丘の上に登ってもやっぱり標識はないが、どう見ても行き過ぎているようなので引返す方向で走ると、公園の標識があり、やっと街らしい明かりも見えてきた。ひたち海浜公園の入口でやっと位置がだいたい掴めた。街の灯にむかって走り、なんとか勝田駅に出ることができた。勝田駅でサックリ輪行して常磐線で帰途に就く。とにかく疲れた一日だった。


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