はじめての障害(ジャンプ)レース
'99 主要障害(ジャンプ)レース結果あんない

 いわゆる「ジャンプ元年」、99年の主要障害レースの結果です。この年から行われた、障害レース改革の概要も下部(こちら)に掲載しております。
 
レース名 発走日 競馬場 優勝馬
三木ホースランドパークジャンプステークス 12月25日 阪神 エイシンオリンピア
J・G1 中山大障害 12月18日 中山 ゴッドスピード
イルミネーションジャンプステークス 12月4日 中山 サンライトストーム
J・G2 京都ハイジャンプ 11月20日 京都 ロードアトラス
秋陽ジャンプステークス 11月6日 東京 ファンドリロバリー
J・G3 東京オータムジャンプ 10月24日 東京 ゴーカイ
洛南ジャンプステークス 10月16日 京都 ロードアトラス
J・G3 阪神ジャンプステークス 9月25日 阪神 ヒサコーボンバー
ナッキージャンプステークス 9月19日 中山 リンデンバウム
J・G3 新潟ジャンプステークス 8月28日 新潟 エイシンワンサイド
豊国ジャンプステークス 8月14日 小倉 ヒサコーボンバー
J・G3 小倉サマージャンプ 7月18日 小倉 ロングイカロス
福島ジャンプステークス 6月26日 福島 ゴーカイ
J・G2 東京ハイジャンプ 6月12日 東京 レガシーロック
J・G3 京都ジャンプステークス 5月16日 京都 トキオワイルド
J・G1 中山グランドジャンプ 4月11日 中山 メジロファラオ
J・G2 阪神スプリングジャンプ 3月14日 阪神 ファイブポインター
SSS 春麗ジャンプステークス 2月20日 東京 ゴッドスピード
SSS 淀ジャンプステークス 1月30日 京都 ゴッドスピード
SS 中山新春ジャンプステークス 1月16日 中山 メジロバルカン
牛若丸ジャンプステークス 1月9日 京都 デピュティスズカ

ひとくちメモ [S]三木ホースランドパークジャンプステークス
 今年から新設された「断念中山大障害」的な役割を持つオープン特別競走で、距離3800m。スタート直後とゴール直前に使われる直線は芝コース使用で、途中に置き障害を設置。スタート直後のジャンプが観客の前で繰り広げられるというのは3月の阪神スプリングジャンプと共通で、まさに注目モノです。最大出走可能頭数(フルゲート)は14頭、1着賞金1800万円。
 なお、三木ホースランドパークは兵庫県三木(みき)市にある、総面積162haの複合施設で、施設内には「道の駅みき」・キャンプ場や遊戯施設、乗馬・馬術のできる設備(馬術の障害飛越競技がここで行われる関係で、競馬の障害レースの名に採用されたという説もある)のほか、海外の馬が日本のレースに出走する場合にいわば宿泊所となる「国際厩(きゅう)舎」もあります。

ひとくちメモ [J・G1]中山大障害
  「華の大障害」とも例えられる、1934(昭和9)年から続く伝統の名物レースで、今回で122回目。春の中山グランドジャンプとならんで障害レースの最高峰に位置しています。最後の直線は芝コースを使用する(置き障害なし)4100m(国内競馬最長距離)で競われます。最大出走頭数(フルゲート)は16頭。1着賞金8000万円。途中に立ちはだかるふたつの大障害「大竹柵」「大いけ垣」飛び越えのシーンは見ものです。なお、今回の中山大障害は、長い歴史の中で史上タイ記録である15頭によって争われました。

ひとくちメモ [S]イルミネーションジャンプステークス
 今年から創設された、12月の中山開催の初日を飾るオープン特別競走。街中でライトアップとかクリスマスツリーの点灯が始まると、もう年の瀬。中山競馬場でも例年、12月になるとスタンド後方にある木にクリスマスツリーの飾り付けがなされ、競馬開催のない平日にも場内の一部が一般に開放されます。このレースの距離は3200mで、最後の直線は置き障害なしのダートコースを使用。1着賞金1800万円。フルゲート(最大出走可能頭数)は14頭。もしかしたらこのレースからイルミネーションのごとくきらりと輝く馬が出てくる・・・かも。
 なお、この日の中山競馬場のメインレースは、平地レースの重賞「ステイヤーズステークス」(距離3600m)で、同日に行われる最長距離のレースが障害レースではない、という珍しい日でした。

ひとくちメモ [J・G2]京都ハイジャンプ
 暮れの大一番「中山大障害」へのステップとなる、昨年までの「京都大障害」の条件をほぼ引き継いでいるマラソンレース。京都競馬場には年2回しか使用されない「大障害」が2個あり、そのうちのひとつ、ホップ・ステップ・ジャンプのリズムで飛び乗りそして飛び降りる台状の障害・元祖ビッグスワン」(注:この10月から使用開始された京都競馬場の新スタンドにも同じ名が付いている)が名物。この障害を越える際、騎手が落馬したり馬が転倒したりすることはめったにありませんが、ここでリズムを崩されると、この先に構える障害のクリアに影響してきます。距離は3930mで、最後の直線は芝コース使用(置き障害なし)。フルゲート(最大出走可能頭数)は14頭。1着賞金5000万円。
 なお、このレースに出た13頭のうち7頭が、途中の障害を飛んだ際に馬が転倒して騎手が落馬、あるいは馬がつまづいて騎手がバランスを崩して落馬して(=「競走中止」の扱いになります)、ゴールまで無事完走したのは半分以下の6頭。ちなみにひとつのレースで7頭が「落馬・競走中止」というのは、国内障害レースとしては初。

ひとくちメモ [S]秋陽ジャンプステークス
 木々が色づき始めた府中の杜で繰り広げられる、今年から新設されたオープン特別レース。距離は3300mで、大障害への差し替えがない通常ヴァージョンの形態で実施。なお、最後の直線は芝コースが使用され、その途中に置き障害が1個置かれます。フルゲート(最大出走可能頭数)は13頭。その名のとおり秋のやわらかな日差しのもとで行われることを願ってやみません。

ひとくちメモ [J・G3]東京オータムジャンプ
 昨年の「東京障害特別(秋)」の生まれ変わりといえるハンディキャップ戦の重賞レース。距離3300m、最後の直線は芝コースが使用され、そこに置き障害がひとつ置かれる形態で、昨年と比べ飛ぶ障害の数がひとつ減った代わりに、全体平均の障害の高さがアップしています。ユニット(カセット)式「障害差し替え」により重賞レース時だけ出現する正面側の2連続大障害が目玉。最大出走可能頭数(フルゲート)は13頭。1着賞金4000万円。

ひとくちメモ [S]洛南ジャンプステークス
 距離3170m、最後の直線は置き障害付きの芝コースで行われる、今年から新設されたオープン特別競走で、1着賞金1800万円。最大出走可能頭数(フルゲート)は14頭。レース名中にある「洛」とは「日本の都」の意で、特に京都を指します。したがって「洛南」とは、伏見・桃山界隈を中心とした京都南部のこと。いわばこのレースは、洛南の動物園(爆)で繰り広げられるジャンプレースなのでした。

ひとくちメモ [J・G3]阪神ジャンプステークス
 昨年までの「阪神障害ステークス」に比較的近い形態で行われる重賞競走。障害(ジャンプ)馬の層の非常に厚い関西エリアで、夏のレースでめきめき力を付けてきた馬と、夏を休養にあてた実力馬とがぶつかる注目のレース。なお、阪神競馬場のコースは、難度の高い障害はないもののスピード一辺倒でもスタミナ一辺倒でもダメで、「器用さ」が大きく問われます。距離は3170mで、最後の直線は芝コースが使用され、そこに置き障害がひとつ設置されます。1着賞金4000万円。

ひとくちメモ [S]ナッキージャンプステークス
 秋のはじまりを告げる、今年から新設されたオープン特別競走。レース名の「ナッキー」とは、つむじ風のことではなく(爆)、85年11月に誕生した中山競馬場のマスコットキャラクタ(=白馬)の名。これは「中山」の頭文字「な」を取ってのネーミングと思われます。距離は3030m、スタート後しばらくは通常のレースと同じく障害用のコースを走りますが、ほぼラスト半周となったところで障害用コースのすぐ外側にある平地用芝コース(外回りコース)に飛び出し、そこに置かれている置き障害(ハードル2つ + 最後の直線に可動式障害1つ)を飛んでゴールするという、はじめてのコース取りで行われました。1着賞金1800万円。

ひとくちメモ [J・G3]新潟ジャンプステークス
 昨年までのオープン特別競走「新潟障害ステークス」が距離延長の上、重賞にグレードアップしたもの。新潟競馬場は障害の難易度が低く、比較的大回りな平坦コースなので、どちらかといえばスピードのある馬に有利です。距離3200mのハンディキャップ戦で、最後の直線に置き障害があります。1着賞金3500万円。
 なお、今期新潟競馬開催終了後(9月から)新潟競馬場がコース改修工事に入るため、上と同じ条件でこのレースが行われるのは「今年1回限り」です。なお、来年は改修工事のまっただ中。新潟競馬場で新潟ジャンプステークスを行うことができないゆえ、他の競馬場でこれにあたるレースが行われますが、どの競馬場でどういった条件で行われるのか注目です。(←注:中山競馬場3350mで施行となりました。)

ひとくちメモ [S]豊国ジャンプステークス
 今までの「小倉障害ステークス」に近い形態で実施されるオープン特別競走で、レース名はまさしく「豊国で行われるジャンプレース」の意。「豊国」は「とよのくに」と読み、九州地方の旧国名である「豊前(ぶぜん)」と「豊後(ぶんご)」を総称したもの(・・・っていうか、豊前と豊後は元来はひとつであった)ですが、そのうち小倉競馬場のある九州北東部は「豊前」地方に属しています。距離2900m&最後の直線置き障害ありという形態は、小倉競馬場で行われる一般のレースと同じ。1着賞金1800万円。

ひとくちメモ [J・G3]小倉サマージャンプ
 2年間にわたったレースコース&スタンド改修工事が終了、久しぶりの小倉競馬開幕を飾る重賞競走。従来の「小倉障害ステークス」を格上げしたような形で新設されたものですが、改修工事前に比べ障害コースの形状がかなり変わっており(福島と同じような「バンケット=山」の設置など)、従来とは全く別物のレースと考えたほうがよいでしょう。距離3390mのハンディキャップ戦(どちらかといえば実績のある馬よりも新興勢力に有利)で、最後の直線芝コースに置き障害が設置されます。1着賞金3500万円。

ひとくちメモ [S]福島ジャンプステークス
 今年から新設された、年に6レース行われる福島の障害レースの中で最も大きなレース(オープン特別競走)。福島競馬場は「たすきコース」以外に専用の障害コースをもたないため、平地レース用の芝コースに置き障害が5つ置かれます。このコースにはスタンダードな「いけ垣障害」がなく、飛び越えの回数も少ないですが、たすきコースのバンケット通過シーン(山越えシーン)はそれをカヴァーするだけのアクセントをもっています。距離3350m。1着賞金1800万円。

ひとくちメモ [J・G2]東京ハイジャンプ
 昨年までの「東京障害特別」の生まれ変わりのレースのひとつ。今年のレースに限っていえば正式名称がめちゃくちゃ長く(笑)、「日本・サウジアラビア修好40周年記念東京ハイジャンプ(サウジアラビアロイヤルカップ)」。ちなみに「ハイジャンプ」とは「高さ150cm級の障害も使用される重賞レース」という意ですが、実際には、ハイジャンプという名が付かなくても高さ150cm級の障害が使われるレースがあります(笑)。距離3300m、最後の直線は芝コースが使用され、そこには置き障害がひとつ置かれます。1着賞金5000万円。

ひとくちメモ [J・G3]京都ジャンプステークス
 昨年までの京都大障害(春)の距離短縮版、っていうか大昔の京都大障害(春)の障害縮小版っていうか・・・(笑)。新興勢力にとっては有利なハンディキャップ戦という条件で争われますが、これはいわば従来の阪神障害ステークス(春)から受け継がれた形です。距離は3170mで、大障害コースも使用。最後の直線は芝コースで、可動式障害(置き障害)が設置されます。1着賞金4000万円。

ひとくちメモ [J・G1]中山グランドジャンプ
 昨年までの「中山大障害(春)」と条件は基本的に変えないまま、今年からレース名が変更されたもの。桜の時期に中山競馬場で行われる名物障害レースで、暮れの「中山大障害」とならぶ障害レースの最高峰。4100mという距離は国内最長で、途中にはアップダウンが何度もあるため、耐久戦の域。しかも途中には「大竹柵(おおちくさく・だいちくさく)」と「大いけ垣=通称『大土塁(おおどるい)』」という、このレースと「中山大障害」の年2回しか使用されない大障害が手ぐすね引いて待っています。特に前者はクリアが難しく、数々の名馬がここで涙を・・・。なお、来年(2000年)からは外国の馬も出られる「国際レース」へと変わります。1着賞金8000万円。中山グランドジャンプの詳細は、こちらを参照。ちなみに「中山グランドジャンプ」の日は、阪神競馬場で「桜花賞」という平地の大レースも行われ、分野の異なるG1大レースがふたつあるという、非常に豪華な日となりました。

ひとくちメモ [J・G2]阪神スプリングジャンプ
 昨年までの「阪神障害ステークス(春)」が生まれ変わった重賞競走で、記念すべき障害(ジャンプ)グレードレース第1弾。スタンド前直線コース外側に設けられる可動式障害(置き障害)を飛び越えるシーンは、まさに観客の目前で繰り広げられます(「馬のコーナー」表紙の写真)。距離3800m。最後の直線は芝コース使用。1着賞金5000万円。
 ところで、夏の「小倉サマージャンプ」というレース名はネーミングミスではないか、という話はこちらに書いておりますが、実はこちらもネーミングミスではないかという話が出ています。すなわち「馬の脚にスプリングをつけてびよよよ〜ん、びよよよ〜んとジャンプ!」とも読み取れるとか(爆)。

ひとくちメモ [SSS]春麗ジャンプステークス
 誰ですか、ゲーム「ストリートファイター」シリーズのキャラクタの名だと言っている人は(爆)? もっともあのキャラは、とんでもない「ジャンプ」力を誇ってましたから、あながち無関係とはいえないって・・・?
 とまぁ、脱線はここまでにして、昨年まで2月に行われていた重賞競走「東京障害特別(春)」が「東京ハイジャンプ」と改称して6月に移動したため、その代わりに設定されたといえる、実績のある馬が出やすい条件のオープン特別レース。そのネーミングには、障害(ジャンプ)レースの展望も「春麗らか」でありたいという願いもこめられているとか・・・。史上初の障害グレードレース「阪神スプリングジャンプ(J・G2)」のステップレース。距離3300mで、最後の直線はダート(砂)コース使用。1着賞金1800万円。

ひとくちメモ [SSS]淀ジャンプステークス
 「淀」は京都競馬場周辺の地名であり、京都競馬場は通称として「淀競馬場」と呼ばれています。また、京都競馬場の向こう正面を流れる宇治川は、この先で桂川など支流を集め、「淀川」と名を変えて大阪湾へ注ぎます。このレースは実績馬にとって負担が軽い条件設定のため、99年最初の出走レースとする重賞常連馬もいました。距離3170mでゴール前の直線はダート(砂)コース使用、1着賞金1800万円。

ひとくちメモ [SS]中山新春ジャンプステークス
 レース名も使用コースもこれといった特徴がなく、コメントに苦しむところですが(笑)、少なくとも牛若丸ジャンプステークスよりは「強い」馬にとってレースのしやすいオープン競走です。距離3200mでゴール前の直線はダート(砂)コース使用、1着賞金1800万円。

ひとくちメモ [S]牛若丸ジャンプステークス
 99年初の「オープン」競走。「牛若丸」は源義経の幼名で、その当時は京都・鞍馬寺で過ごしています。なお、障害レースに「牛若丸」の名をつけた理由としては、次の話も関係がありそうです。
 ・・・京の都は五条大橋に「夜ごと、身長3mあまりの大入道(弁慶のこと)が現れて刀を奪い取る」というウワサが立ちました。
 ある満月の夜、大橋に差し掛かった牛若丸は、大入道が立てかけた長刀を「ジャンプ」して飛び越えました。それに怒った大入道はその長刀を取って牛若丸に襲いかかるも、牛若丸はひらりひらりと「ジャンプ」して刀をかわし、恐れ入った大入道は以後牛若丸に仕えるようになったといいます・・・。
 このレースの距離3170mで、ゴール前の直線はダート(砂)コース使用。1着賞金1800万円。


★ここが変わった! 障害(ジャンプ)レース '99

 障害レースの体系は、「ジャンプ元年」こと99年を境に、大幅に変更されています。ここでは、98年以前と比べ、どのように変わっているか紹介します。なお、ここに書いているのはあくまで「主なもの」であって、その他小さな変更点も数多くあることにご注意ください。

大レース(重賞競走)が増えた!
 障害の重賞競走は、98年以前の年8レースから2つ増えて年10レースになり、1・2月を除き月に1レースの割で行われるようになりました。また、いわば「中レース」にあたる「特別競走」も拡充されました。

日曜にも大レースが行われるようになった!
 障害の重賞競走は、従来土曜日に実施されていましたが、99年は一部が日曜に行われています。中央競馬場は土曜よりも日曜のほうが客が入りますから、障害の大レースがより多くのファンに目につく機会が増えたってことです。

大レースの賞金が高くなった!
 「中山大障害」の1着賞金が5700万円から8000万円になることなど。

大レースにグレード(ランク)制導入!
 大レースをランク付けする「グレード制」は、中央競馬の「平地レース」では84年から導入されていましたが、これが99年から障害レースにも導入されました。すなわちアタマに「ジャンプ」の頭文字である「J」を付け、J・G1(グレード1)からJ・G3までの3ランクで、J・G1が最もグレードの高いものになります。98年までは、障害の大レースに「公式な」ランク付けはなされておらず、ここ「障害レースぷろぐらむ」ではわかりやすくする便宜上、作者 まるしん が主観でランク付けをしていました。

バラエティに富んだ障害に!
 大部分の競馬場において、一部の障害を昇降式に変更して高さを調節したり、ユニット(カセット)式に変更して障害を差し替えたりして、入門戦にあたるレースでは易しく、大レースのときには難しくするなどの細工がなされています。また、99年9月からは生け垣障害の手前に踏み切りバーも設けられました。

レース名が横文字になった!
 障害レースのうち、レース名のつくものに関しては、「中山大障害」を例外として横文字化され、「ジャンプ」の名称が用いられるようになりました。すなわち「○○ジャンプステークス」「(地名+季節名)ジャンプ」や、高めの障害が設置される「○○ハイジャンプ」など。ただし、7月に行われた「小倉サマージャンプ」は、スキーや宝くじを連想させ、ネーミングミスなのではという話がチラホラ(笑)。

大レース以外も変わった!
 大・中レース、すなわち重賞競走や特別競走以外のレース(「平場競走」といいます)については、98年までの「未勝利(障害レースをまだ勝ったことのない馬同士)」「400万円以下(障害レースを1勝した馬まで)」「オープン(どんな馬でも)」の3段階から、99年は「未勝利」「オープン」の2段階に変更。さらに「オープン」については実績のある強い馬に有利なものから最近勢いづいてきた馬に有利なものまでの3つに細区分される形となりました。

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