春が楽しみ! さくらたび
石割桜(岩手県盛岡市) |
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黄葉の石割桜(00年11月3日撮影) |
石割桜は、こんな桜!
石割(いしわり)桜は、岩手県都・盛岡市のド真ん中、南部藩の家老・北家の屋敷跡(現在の盛岡地方裁判所構内)にある樹齢約350年のエドヒガンザクラの1本桜。何といいましてもこの桜は、周囲23mもの花崗(カコウ)岩の巨石の割れ目からまさしく「石を割って」生えているのが特徴で、その割れ目は今も広がり続けています。巨石の割れ目に桜が根付いたゆえんについては謎に包まれていますが、巨石がカミナリに打たれてひびが入ったところに桜の種が落ちて生育したものだというのがひとつの説となっています。幹の周囲は4.6m、高さ10.8m、枝張りは東西17mで南北に12.8m。国指定天然記念物。 |
桜の場所
JR盛岡駅から東方向へ1.5km、盛岡地方裁判所の門のすぐ内側に位置しています。裁判所の門はふだんは開いていて、誰でも自由に桜を観賞することができます。なお、裁判所は岩手県庁の西隣という、非常にわかりやすい場所です。 |
見ごろ
花の見ごろは、おおむね4月下旬です。なお、この頁の写真は作者 まるしん の盛岡訪問時期の関係上、秋の「黄葉」ヴァージョンであります(花の時期の写真は、市販のムック系ガイドなどに載っているので、そちらを見てね!)。石割桜は花や木そのものよりもむしろその「生え方」に特徴がある桜であるため、花の時期でなくても結構楽しめます。 |
アクセス
(列車で)
(バスで)
(クルマ・バイクで)
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石の割れ目から生えているのがよくわかる
(99年11月3日撮影) |