春が楽しみ! さくらたび
日立の桜(茨城県日立市)

 
平和通りの桜・日中
 
 
日立の桜は、こんな桜!
  日立市は、茨城県北東部にある県内有数の工業都市。しかしながら決して無機質な街ではなく、春は桜があちこちに咲き誇り、非常に華やかな雰囲気に彩られる街です。ここでは、市内の桜スポットのうち「平和通り」と「かみね(神峰)公園」を紹介いたします。

 (平和通りの桜)
  JR日立駅から正面方向に伸びる目抜き通りが「平和通り」で、この道路の両側に計約115本の桜並木(ソメイヨシノ)が植えられています。この並木はすでに大きく成長していて、広い道路自体が桜のトンネルと化します。シーズン週末には通りの一部区間に交通規制が敷かれ、歩行者専用となります。

 (かみね公園の桜)
  かみね園は、日立市街地を見下ろす高台にある、動物園・遊園地も併設されている公園で、市民の憩いの場。そして夜は絶好の夜景スポット。ここには約1000本の桜(ソメイヨシノ・ヤエザクラ)が植えられていて、花開くと丘がピンク1色に染まります。

 
桜の場所
  「平和通り」は、ほとんど説明するまでもなし。JR日立駅前から国道6号線にかけての約1.2kmの通りです。
  「かみね公園」は、JR日立駅から北西方向に約2km(直線距離)の場所にあります。なお、先述のとおり公園に隣接して動物園・遊園地がありますので、観覧車などの遊具施設がいい目印となります。
 
見ごろ
  ソメイヨシノについてはおおむね4月10日前後ですが、ここで紹介した2カ所の桜には見ごろに多少のずれがあります。この頁の写真については、上にある日中の平和通りは98年4月11日に撮影したものでちょうど満開。下にある2枚=かみね公園と夜の平和通りは00年4月16日に撮影したもので、この時点でかみね公園は満開、平和通りは半分葉桜でした。なお、かみね公園の桜のうちヤエザクラは同所のソメイヨシノがすっかり葉桜になったころに開花、見ごろは4月下旬ごろです。
 
アクセス

 (列車・バスで)                               
  平和通りは、JR日立駅(中央口)下車すぐ。国道6号線との交差点までは歩いて約20分です。
  かみね公園は、日立駅(中央口)から日立電鉄バスで「公園口」バス停下車徒歩10分。バスは、ほとんど待たずに乗れます。行き先はさまざまですので、バスのりばに常駐しているバス誘導係員に、どのバスに乗ればいいかを尋ねてみましょう。また、日立駅から「平和通り」経由で歩いてアクセスすることもでき、その場合の道のりは約3km、所要時間は約45分です。

 (クルマ・バイクで)                              
  県内有数の桜の名所日立市は、ふだんから県内有数の渋滞の名所でもあり、水戸からいわき方面に行く場合、いわゆる「下道」を走るクルマでも日立市内だけは常磐道に乗ってスキップするケースが多いほどですので気を付けてください。特に、市内を南北に貫く2本の国道(6号・245号)と「平和通り」自体は要注意です。主要道路の中では、西方向から山越えするルート(常磐道日立中央インターと交差する県道)が最も空いています。
  駐車場ですが、「平和通り」は、周辺に点在する有料駐車場利用。もし「ちょっとだけ」停める場合は、日立駅前広場のパーキングメーターが20分以内無料です。また、「かみね公園」には無料駐車場が設けられています。

  

平和通りの桜・夜 かみね公園から市街地をのぞむ
 

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