春が楽しみ! さくらたび
長興山のしだれ桜(神奈川県小田原市) |
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二段傘の形をした優雅な姿・・・ |
長興山のしだれ桜は、こんな桜!
神奈川県西部の中心都市・小田原市の郊外にあるシダレザクラ(イトザクラ)の1本桜。桜の生えているあたりは、小田原藩主・稲葉家の菩提寺であった長興山紹太寺(ちょうこうざん・しょうたいじ)が「かつて」あった場所。このしだれ桜は1669年、稲葉正則が祖母を供養するために植えたといわれており、目通り幹周り約3.8m、高さ約13m、枝張りは12〜13m。幹がねじれていること、そして大小の二段傘のような樹形になっているのが大きな特徴です。推定樹齢は約330年。 |
桜の場所
小田原市街地から西南西方向に約5km(直線距離)、入生田駅から北方向に1kmほど離れた場所にあります。現在は山の麓(旧東海道沿い)に移って立地している長興山紹太寺の前を通って、坂道や階段を歩いて山を少し登っていくと桜に出会えます。 この桜の近辺へは、交通規制との関係で自家用車や観光バスなどの乗り入れができませんので、この桜を観るということは、ほぼ「公共の足+自分の足利用の個人旅行」の方の特権となっています。 |
見ごろ
おおむね4月1日前後です。なお,この頁の写真は'02年3月23日に撮影したもので,このときは満開〜散り始めくらいでした。しかし、この年の開花は平年に比べ10日ほど早いものだったそうです。この桜は、開花時期の夜間ライトアップも行われています。 |
アクセス
(列車で)
(クルマ・バイクで)
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桜のたもとにはベンチが置いてある。ゆっくり愛でよう。 | 長興山のしだれ桜・遠景。道路はあるが、開花時期は車両乗り入れ禁止。 |