斜里岳のみえる清い里
北海道清里町 |
「〜そうそう、今、清里にいるんだ。」「〜何で山梨にいるの? 確か北海道へ行ってたんじゃないの?」。ここから電話で旅の報告をすると、恐らくこんな言葉が交わされることでしょう。でも確かに清里は北海道にあるんです。しかもれっきとした町名として・・・(注:山梨の清里は、「高根町」町内の字名)。
そんな清里町は、北海道は知床半島の付け根、名峰・斜里岳の麓に位置する町。知床と摩周というメジャー観光地の間にあって地味な存在ですが、斜里岳をバックにした畑の風景は非常に美しく(偶然にも山梨清里付近=長野県の野辺山に似ている)、ゆっくりのんびりするには格好の場所です。ここで本来の「リゾート」をしてみませんか? |
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パパスシャトーと斜里岳。頂上がみえないのは陳謝。 |
ここは、清里町の北部 |
パパスシャトー(きよさと焼酎工場)
トンガリ屋根の、斜里岳とならぶ清里町の「顔」。コンクリート打ちっ放しの造りであることが難点ですが、ここはあくまで「工場」なのでいたしかたのないことか。8:30〜17:00は見学可(年末年始を除く)。JR清里町駅下車徒
きよさと温泉・緑清荘(りょくせいそう) 公営の宿泊施設ですが、館内の浴室に日帰り入浴もでき、清里地区の入浴施設として地元の人も多く利用しています。町内の入浴施設では唯一の低温サウナ、そして気泡湯・寝湯などの湯船がありますが、温泉湯はごくノーマルな湯船「普通湯」のみなので、入浴のラストはここで決めるように。大広間あり。泉質はナトリウム塩化物泉。日帰り入浴は10:00〜22:00(大広間使用は21:00まで)。大人280円。無休で、月曜日に営業している町内の入浴施設はここだけ。JR清里町駅歩10分。01522-2-2281
斜里岳 斜里町との境にそびえる単独峰、1545mの「天然大展望台」で日本百名山のひとつ。登山口までは、JR清里町駅(駅前通り)からバスで行けますが、そこから山小屋(清岳荘=せいがくそう)まで2時間の歩きが必要です。山小屋から頂上までは3時間くらい。この山は「下り」のほうが時間がかかることがありますので気をつけてください。 |
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怪しい雰囲気だった宇宙展望台旧案内板 | 宇宙展望台(旧展望台。01年現在建て替え中) |
宇宙展望台(01年現在建て替え中)
怪しさいっぱいなネーミングの展望台。実は、夜にここで満天の星を眺めることができることからその名がついたとか。昼間は星の代わりに斜里岳を眺めることができます。展望台の構築物自体は地元の自治会で造ったという手づくりのものであったが、00年シーズンを最後にさよなら、01年現在建て替え中につき閉鎖されています。JR知床斜里駅またはJR清里町駅前(乗り場は清里郵便局近く)から斜里岳登山口行きバス(1日2〜3往復)で「江南会館前」バス停下車徒歩25分。JR札弦(さっつる)駅から徒歩80分、JR清里町駅から徒歩90分。
さっつる・パパスランド 生産活動体験施設と併用している札弦(さっつる)地区の入浴施設。町内にある3つの入浴施設中、最も多種多様な湯船があります。ただし、ここも温泉湯はノーマルな湯船「普通湯」のみなので、入浴のラストはここで決めるように。館内に大広間・レストランあり。泉質はアルカリ性単純泉。10:00〜21:00。大人280円。月曜休。JR札弦駅下車徒歩5分。01522-6-2288
江鳶山(えとんびやま) オホーツクの眺望が非常に美しい低山。江鳶山スカイラインをのぼりきったところに展望台があります。「スカイライン」はいわば眺めでネーミングされたようなもので,道自体は単なるダート林道(普通の乗用車でも走行可)です。公共交通機関なし。 |
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清里町北部【現在地】 〜ここが玄関!
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清里へのあし
JR釧網(せんもう)本線清里町駅下車(1日約7往復)
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