北斗の拳において聖帝サウザーという人はなかなか特殊なお人です。

え、北斗の拳のキャラはみんな特殊だって?そりゃ確かに
核戦争で食う物もろくにないはずなのに、雑魚キャラに
なればなるほど体がゴツイしね・・・あれを特殊と言わずして
何を特殊と言うか!と言えんこともないですが・・・まあそれは置いといて・・・

何が特殊て北斗の拳を見ていた人はご存知のように彼には普通には
秘孔が効かないもん、だって心臓の位置も逆、秘孔の位置も表裏逆だから

この謎がわからなかったのでラオウは戦いを避け、ケンシロウも一度は敗れました。
なかなか凄いお人です。しかも南斗聖拳においては最強の人です。

でもね〜またまた私の心の声がつぶやくんです・・・・

・・・・・おまえら二人とも秘孔にこだわりすぎ・・・・・

マンガとしてはあの設定は確かにいけてましたね。ケンシロウが
サウザーの体に手刀を突き刺したときに心臓の鼓動などで謎がわかったというやつです。

でも謎を解かなくても間違いなく勝てたと思いますよ。負けたのは秘孔が効かないという焦りから
くる精神的なものだと思いますね。それで何度も何度も秘孔にこだわったから
あれよあれよというまにサウザーの拳をくらってしまった・・・

特にラオウの場合は戦いを避ける理由が全く無いです!

それはね、奴の剛拳は威力がありすぎて秘孔など全く無視した戦いができるから・・・

だってかつてリュウケンと伝承者争いをしたコウリュウとの戦いを見てください(コミックス11巻です)
奴のパンチ一発でコウリュウの両手がちぎれて飛んでいったんですよ!
そのまま百烈拳のようにパンチの連打を浴びせて倒しましたけど、全然秘孔をついた様子はなし・・・
威力だけでコウリュウ死んじゃった・・・

コミックス13巻の風のヒューイとの戦いも有名ですね。
だって散々拳を繰り出しがんばっているヒューイをパンチ一発で倒しちゃったもん・・・
あと炎のシュレンとの戦いでも一撃で足を折っちゃうし・・・

どう考えてもサウザーを避ける理由なし!サウザーの体が
頑丈なんじゃないの?という疑問が多少なきにしもあらずですが、ケンシロウの手刀も普通に刺さるし、
パンチで口から血を流すし、とてもとてもラオウの剛拳が効かないくらいの頑丈さじゃないです。

戦いを避けたのはラオウが単に慎重すぎただけなんじゃねえの、としか思えませんね。


ケンシロウに関してもラオウと同じようなことが言えますね。
ケンシロウに関してはちょっとカッコいいセリフがあります。
それはだいぶ後になっての話ですが、ケンシロウが羅将ヒョウと戦った時です(コミックス22巻です)
ヒョウの秘孔を突こうとしたんですが、ヒョウのまわりの空間が魔闘気でゆがんで
正確な秘孔がつけなくなったんです。そのときのケンシロウの一言

地獄へいくのはきさまひとり!!
秘孔が突けぬならその体砕き割る!!

うお〜!しぶいぜケンシロウ!!
そうなんですよね。秘孔にこだわらなくっていいんです。
ケンシロウもかなりの剛拳ですから。

サウザーも認めているように拳の勝負においてはケンシロウの方が上なんです。
だったら普通にボコボコにやっちゃえばいいんです。
そりゃサウザーも強いんでそんな簡単にはいかんかもしれませんが・・

サウザーは「きさまの拳では血を流すことはできても、この帝王の血を絶やすことはできぬ!!」
とか言ってますが、いやいや、いつか絶えるよ(^_^;)

ちなみに思いました。サウザーの体は元斗皇拳に対してはなんの意味もないですね。
闘気で細胞を滅殺する拳法にあの特異体質はなんの役にも立たない・・・

とはいえ負けつづけでパッとしなかった南斗聖拳において、一番存在感をアピールし
同時に南斗聖拳の名誉を回復させた偉大なお人でした。

聖帝サウザー氏のご冥福をお祈りします・・・(^_^;)


あ、そうそうこれを読んでくださった人、
今回の文章もあくまで私の独断と偏見で書いています。



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