アイドルについて書きました

堀ちえみ

アイドル「堀ちえみ」を紹介します     新緑第20号 福井県失語症友の会会報  1998年

20周年おめでとうございます。私は1997年に敦賀市の泉ヶ丘温泉病院から金津町の木村病院に転任しました。今も内科一般の患者を診療しています。これまで小説家、芸術家を紹介してきましたが今回は20年近く前に誕生した伝説のアイドルを紹介します。

堀ちえみ(本名堀智栄美)は1967年2月15日、大阪堺市生まれた。身長156cm、靴のサイズ23cm、B型。1981年第6回ホリプロ・スカウトキャラバンで芸能界入り、1982年3月「潮風の少女」でデビューした。1983年「スチュワーデス物語」で人気を得る。その後「東京SugarTown」「リボン」「ジャックナイフの夏」「愛を信じていたい」などのシングルを発売する。テレビの「スター誕生」「花嫁衣装は誰が着る」や映画「潮騒」に主演する。1987年不倫失恋と拒食症のスキャンダルの中で引退し、1989年結婚し3人の男子を出産する。少しずつ芸能活動再開する。1999年離婚が成立し、9月25日番組「サタスマ」にミニコンサートで登場する。
私のアイドル歴は、南沙織から山口百恵から掘ちえみと移りかわった。堀ちえみとの出会いはちょうど、「スチュワーデス物語」の時です。1983年私は福井医科大学第3内科に赴任しました。そのころ福井のラーメン屋で第1回を放送していたのを見て(TBS系のない福井では番組終了し人気が確立してから放送があったと思う)、はまってしまった。毎回ビデオ録画した。1985年にアメリカ留学中は「スター誕生」が放送され、研究室の後輩に毎回録画してもらった。しかも教室の事務員に、毎月「明星」「平凡」をアメリカに郵送してもらっていた。私はなんと自分勝手な人間なのかと反省するとともに、快く了解してもらった皆さんに感謝します。大阪で学会があったときには堺市に行った。掘ちえみが住んだであろう風景を散策した。たまたま堺市で公開番組の収録があり、生の堀ちえみが歌う姿をみた。身内が喫茶店をしており、それらしい喫茶店でコーヒーを飲んだ(本物か不明である)。私は写真集3冊、本3冊、CD6枚持っている。
テレビに登場する番組はビデオにできるだけ録画した。私は堀ちえみは優れた歌手だと思う。デビューしたときはアイドル特有の高い声が多いが、「glory days」では低音の張りとのびは素晴らしいと思う。山口百恵の最高傑作の「夜へ」と並び賞されるものと思う。歌手として進化したが、役者としては「スチュワーデス物語」があまりにもヒットしたため、そこから抜け出せないままだと思う。その後の作品はどうしても制作者側も堀ちえみ自身も「スチュワーデス物語」から抜け出せず越えられなかった。これは堀ちえみ自身のキャラクターも束縛したようだ。歌番組でもNGを連発し、「どじでのろまな亀」を演じ続けた。
しかしフライデーに突然不倫疑惑という大人で登場し、子供のまるまるした体型からやせた大人へと変貌した。その後山口百恵と同じく嵐のように芸能界を引退した。このまま不倫を引きずり、やせて傷つきやすくエキセントリックな危ない女へ変貌し、大人の哀しい歌を、低く歌えば「美空ひばり」になれたかもしれない。私は残念に思う。結婚して、相手が医者だと知ると、危ないものを感じた。医者は閉鎖的な社会しか知らず、プライドが高く、人間性が偏った人が多い。 堀ちえみ自身も未熟な心を持ち続けた。結果やはり離婚(必ずしも悪くないが)した。
堀ちえみは今もアイドル「掘ちえみ」を演じている。アイドルの時代が終わったが、それはキャラクターとしてはおもしろい。離婚会見で涙を流し、裁判で勝った時は大喜びで、もう交際中の男性がいると、もらす。それは昔のアイドル「堀ちえみ」そのままである。それでいいのかもしれない。最近人気の宇多田ひかるのコンサートの映像をみて、まるまるして跳びながら歌う姿をみて、世紀末1999年に次世紀型のアイドルは復活したと私は思った。宇多田ひかるの姿に、昔のアイドルがまるまるとして跳びながら歌う姿をだぶらせたのは私だけだろうか。

追記:2002年には5人の子供を産んだ元アイドルとして全国レベルで進出している。歌も変わらずうまいと思うが。

堀ちえみさんのCD 百恵さんのCDbox その中味
2003/10/07     笹峰愛のCD3枚届く
昼からHD&DVDの整理をする。ドラマの切り替わり時なのでHDをできるだけ開けておきたい。HD内のドラマのタイトルをリモコンで入力していたら、突然
HD&DVDの画面がフリーズした。リモコンで操作できない。もちろん直接機器の少ないボタンを押しても動かない。電源ボタンを押しても消えません。青ざめました。10分以上マニュアルを読んだが対応は書かれていない。直接東芝に電話することも考えた。そして30分後ついに内容が消えることを覚悟して、電源ケーブルを外した。そして5分後再び電源プラグをコンセントに差し込みました。見事復旧しました。何事もないように動いています。パソコンを同じだ。ただリセットボタンはないですね。このHDのOSは何なのかな?
夕方笹峰愛のCD3枚が届いていた。中古で古いからCDの円盤の圧迫痕が表紙に残るが、勿論気にしない。音が聞けるだけで幸せだ。しっかりアイドルしていたのですね。94年デビュー曲「ひとりぼっちのBirthday」は高音のアイドル声で曲調はバラード風でした。同年の「オリオン座のむこう」は白石まるみさんのカバー曲らしい(ぶでぶでさんのHP参照)。しかしカップリング曲が「死のうかな」という題名にビックリした。題名はインパクト有りすぎですがしっとり落ち着いた曲です。96年の「淋しい人たち」は低音になってアイドルから卒業した感じです。カップリングは「最初のツバメを見た午后」です。
笹峰愛のCD

2003/06/04   山口百恵のCDを購入する
たまたまの代休と一致したので、予約した店にいった。どこにも見あたらないので、店員さんに恥ずかしながら予約した伝票を示して購入した。「重いですよ」といわれた、白い搬送用のパッケージのまま持ち帰る。本当に重かった。中身は開くしかないですね。黒い3部に分かれていた。2冊がCDだ。全LPレコードをCDにしたものだ。よく考えるとLPレコードは、表と裏があって、33回転だから平均30から40分だ。短いのだ。全部で24枚だ。1部はアルバムの写真集だ。早速パソコンに録音した。CDのコピーを作ると24枚になるので考え中だ。とりあえず、12枚をパソコンに録音して保存した。全部聞けるのはいつになるか分からない。