2003年4月 ドラマ
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1−3位 連続容赦 投稿者:うーやん★  投稿日: 7月20日(日)23時27分40秒

ぎりぎりですね。あわただしく書き込みました。一部これまでの書き込みと重複しますがお許しください。誤字脱字、完全な間違いもお許しください。
1位 あなたの人生運びます   かみさんも喜んで見ていました
引っ越し業がひとつの商売として確立していく過程がわかり楽しかったです。ある意味民放版の「プロジェクトX」かもしれません。ダンボールが白くて専用で使い捨てになったこと、見積りをして細かい料金設定にしたことなども、利用者のニーズからでたことなのですね。それらに対応し、新しい物を作り出した企業が生き残るのです。納得です。藤原紀香さんはピッタリですね、体育会系で、仕事とベタな愛に頑張る姿は格好がいいです。また時代が懐かしい。1973年は小生は学生時代ですが、音楽や事件が紹介され、昔の日本は頑張っていたなと嬉しくなりました。脇の佐々木蔵之介さん(長髪でいい役ですね)、宮本真希さん(天国の階段以来ずっと注目しています。今クールはおとなしい役でびっくり)、江波杏子さんと橋爪功さん(貫禄ですね)、小池栄子さん(嫌われ役が似合っていて注目です)楽しかったです。大石静さん細部を最後まで描き切りました、ありがとう。元気がでるドラマで日本もイイなと再評価しました。利益最優先の合理的(アメリカ的)に対して義理と人情の(日本的)価値の対決とも考えられます。その点で、後半少し煮詰め方甘い気もしましたが、ドラマならこれでいいでしょう。マッキー・けんちゃんのラブラブも最高です。一企業がモデルなので番宣もやりにくく低視聴率だったのかも、しかも関東と関西の視聴率の違いも大きかったですね。
★2位 きみはペット   かみさんも見ていました  
序盤での会社や主人公のキャラ設定に微妙と思いましたが、その後漫画的な世界に落ち着きました。中盤でこのドラマは淡々とさりげなく流れているが、テーマは深いと感じてきました。現代の愛のかたちを深く切り込んだものではないかと感じました。単純に人を愛することが現在は難しいです。とくに教育や学歴が人間の本来的な欲動を抑制し、仕事では自己実現できても、恋愛の場面では自分をありのままに表現できないことが多いのだと理解できてきました。松潤さんは「おじさん」でも可愛いものです。小雪さんはこれまで表情が硬く、印象が薄かったです。しかしこの主人公は小雪さんのためにあると思えるほどピッタリです。キャスティングは大成功です。中盤以降、評価アップでした。ただテーマが難しいだけに結末も微妙でした。どのような結末にしても深い感動をもたらすものにはなりにくい宿命がありました。感動のドラマではなく、現代の人間を考察する問題提起のインパクト大のドラマだと感じた。2位になるとは予想もしなかった。
★3位 ぼくの魔法使い   かみさんはチラリみている、娘は一度みてビックリ
設定のくだらなさが抜群です。クドカンさんさすがです。とにかくドラマも面白いが役者さんをここまで作ったこと(キャラ作り)に感動した。伊藤英明さん(こんなバカ役でいいのでしょうか?)、篠原涼子さん(HRで一皮むけましたね)のバカカップルぶりが素晴らしいです。古田新太さんは恐ろしすぎます、目をつぶると様々の田町が現れます、恐ろしい後遺症です。西村雅彦さんも気楽に楽しんでいますね。大倉孝二さん「高校教師」とは違って大活躍です。阿部サダオさんは常連さんですね。今回は小田茜さんにも驚きました。いつの間に怪しげな魅力の女になったのでしょうか。そしてこれからどこへ行くのですか? 井川さん、意外と登場多くて楽しいです。「意外と井川」を引きずっています(頭に刷り込まれました)。最高です。すべての出演者の事務所はOKだったのでしょうか? 聴いてみたいです。スト−リーは適当でもいいです。意外と及川ミッチーの演劇の回がべたな展開ですが印象的でした。CG爆発でパロディ満載で猥雑な時間を楽しました。一時息切れも予感されたが、最終回まで楽しみました。
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4−5位 かみさんのベスト 投稿者:うーやん★  投稿日: 7月20日(日)23時26分03秒

★4位 BJによろしく    かみさんは途中で暗さに脱落、新人看護師の娘も嫌がる展開
今クール一番の問題作であることは間違いありません。漫画の原作も読みました。途中で熱く書き込みました。どうしても主人公に馴染めないことが4位になった理由です。「研修医の救急当直」「延命治療」「心臓外科」ではどうしても主人公の青臭い考えと行動に腹が立ちました。しかし「NICU」になって組織の問題から、目の前の個別の生命を巡る話になって、気分的に落ち着いて見られました。未熟児には感動した(本物ではないと思いますが、結構実在感を感じました)。公式サイトの掲示板は、未熟児や障害児の体験者の書き込みで、ドラマと同じくらい感動です。色々な視点があることに驚きます。現実はドラマ以上にドラマ的ですね。鶴瓶さんは最初は「鶴瓶さん」にしか見えませんでしたが、次第に高砂先生に見えてきました。国仲さんは肯定的な自然体でイイ感じです。最後の「小児科」で安富先生が描かれかたが不十分で寂しい感じでした。ドラマとしては主人公の描き方以外はエピソードの細部まで丁寧に描かれ最高だと思います。全体の暗さと重さが辛い時もありました。今後主人公が成長してどんな医者になっているか期待したい。
★5位 動物の医者   かみさんも娘もみています
序盤で、ゆるくまったりした感じに違和感を覚えました。しかしこれは「ちびまるこ」か「さざえさん」みたいもので、ぼんやり見過ごせばいいのだと思うと楽しくなってきました。まんが評論家(おたく研究者)岡田斗司夫さんはHPの日記で「まんが夜話」の解説のため「低血圧まんが」について解説している。この「動物のお医者さん」「天才柳沢教授」が代表例であげられている。その特徴は「主人公が巻き込まれない」「目が全開である」「ストリーより人間観察が主」である。確かにストリーはほとんど意味がない、キャラのためのエピソードが小ネタで味付けられ絶妙である。和久井さん、要さん、岸田今日子さん、江守・草刈教授、加賀見早紀さん(小生は昨年から注目しています)も楽しそうです。原作の最初だけ立ち読みできました。ドラマは原作に「似ている〜〜」でした。「天才柳沢教授」がようやくその世界に馴染んできたところで終了だったが、こちらは1時間で3話もあって、この世界に馴染みやすく、エピソード満載なので、本当に楽しませてもらいました。これが5位になるとは予想だにしなかった。
(付)字数オーバーで書き込めないので かみさんのベストをつけます
1位 マルサ
2位 顔
3位 本池上署
4位 きみはペット
5位 人生運びます
  カウントしなくて結構です。
なんだかドラマみることに疲れた、と横でいっている。
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6−9位 投稿者:うーやん★  投稿日: 7月20日(日)23時19分33秒

★6位  伝説のマダム  かみさんはスマスマです
序盤の「混ざらせていただきます」に参りました。これはドラマの本質で新鮮なコピーでした。しかも桃井さんが強烈なオーラを出しているので、ドラマとしてリアリティはいりません。怪しげさとコミカルさと感動をうまく混ざらせてイイ味をだしています。おいしいエピソードが続きした。最後に近くマダムの謎が解けたのはいいですが、予想もしない展開に驚きを超えてしまいました。ちょっと引いてしまったのが率直な感想です。せめて最終回で衝撃のうちにエンドなら何だ何だで、まだ盛り上がったかもしれない。本当なら2、3位だと思ったが、こんな順位になりました。
★7位  マルサ  かみさんは真剣に見ていて1位です
娯楽ドラマの王道で楽しめます。きめの啖呵もよろしいようで、「がっぽり儲けた人からはがっぽりいただきます」には納得です。査察や内偵にリアリティはないが、コミカルなスパイ大作戦と思い笑ってしまいます。脇の猫背さんが美しくイイ味を出していました。東幹久さん香川照之さんや佐藤二郎さんはいい味をだしています。渡さんのダジャレが中盤からはないと思ったら、最後に意外な形で登場は驚きました。新鮮さとか主張があるわけではないのですが、娯楽に徹して楽しかったです。
★8位  本池上署   かみさんも小ネタに涙して3位です
おなじみのメンバーの再登場です。警察もので明るく安心します(本当に貴重です)。加護ちゃんは成長してドラマにかなり絡んで大活躍です。小生の好みの野波麻帆さん頑張っています。大きな事件は全くないが犯人検挙よりも犯罪のない町を作るのだという署長さんの主張に納得です。最近の事件の凶悪化や低年齢化などは地域の連携が崩壊しているからでしょう。ささやかな事件の細部を描き警察署内部も丁寧に描かれていました。涙する回も多く、中盤から評価アップです。視聴率も安定してよかったようです。
★9位  東京ラブシネ   かみさんはチラチラみています
配給会社が舞台は新鮮でした(小生は昔の映画好きです)。序盤でキャラが固まり、脇もしっかりしてきたと思ったら、中盤で強引な恋愛関係のシャッフルですか。そこに大江千里さんまで登場して、何だこれでした。月9なので予想通り終盤怒濤のラブラブ・カップルの成立でした。宮迫さんと白石さんも「ありえねぇ〜」形の結婚式もプチ感動。最後もハッピーエンドの大成功で良かった。荒川良々さん個性抜群、石川亜佐美さん身長抜群です。大作ばかりでなくB〜D級映画の健闘を祈ります。
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10−15位 投稿者:うーやん★  投稿日: 7月20日(日)23時18分06秒

★10位 顔   かみさんもみていますが、暗いが2位です
意図的な青く暗い画面にもなれました。仲間さんとオダギリさんは、心理的葛藤の全体像が明らかにされ、分かりやすいキャラでした。脇もキャラがしっかりして楽しみです。みんなイイ人です。もっと厳しいドラマだと予想したが、エピソードでかなり入り込む事件もありました。警察での男女の待遇問題や犯人が警察関係だったりで、またかよと思ってしまう。新しい切り口ではなくて、少しうんざりなのです(現実ニュースでも警察不祥事が多いので)。小生の好みの木村多江さんが絵として出演はポイントでした(笑)。
★11位  ダイヤモンド ガール  かみさんは、「ながら」みています
ドラマそのものはストレートです。主人公観月さんの成長のスト−リ−で本当に判りやすいです。中盤で「ありえねぇ〜」を押しきって盛り上がってきました。義理や人情を観月さんが熱く演じるパターンでは、観月さんは「極妻」に挑戦できるぞ(笑)と思ってしまいました。岸谷さんがやはり好演でしたね。ふたりのコンビは優れものでした。この弁護士事務所はかなりアメリカ風なのでしょうね。多分職場の恋愛もプライベートは干渉しないので、職場恋愛自由なのでしょう。日本も数年で職場不倫・乱交(不適切かもしれません、お許しください)になりそうです。観月さんがすべてですから、ここで好みが分かれます。小生はどうしても美人は抵抗があるのです、厳しくなってしまう。ごめんなさい。 
★12位  おみやさん  かみさんはみていません
渡瀬恒彦さんと櫻井淳子さんのコンビで警察の資料課で昔の事件を掘り出して迷宮入りを解決していきます。別名迷宮課(だから主人公とタイトルが「おみやさん」)ともいいます。櫻井淳子さんが生き生きして自然で美しいです。序盤で注目していたら結婚したのですね(このドラマのスタッフらしいです?)。ネタが親子とか人情ものなのでおじさんは弱いのです。しかもいつもの京都もので、ちょっとひねくれ味が楽しいです。
★13位   夜逃げ屋   かみさんはみていません
シリーズ物でキャラや設定はしっかりしています。夜逃げするので、依頼者は人生で失敗しています。しかし単に夜逃げだけでなく、カウンセリングしながら再生の知恵を教えている(今後うまくいっていると説明されている)。田畑智子さんは演技がうまい(ポイントあげました)ので、しっかり混ざっていました。毎回のエピソードもゲストも緩むことがないようです。ただ最後はもっと盛り上げてほしかった。
★14位  笑顔の法則    かみさんはチラリみています
竹内結子さんと阿部寛さんなのでみていますが、陣内孝則さんと櫻井淳子さんが頑張っています。柴田理恵さんは少し濃いですね。しかし野際陽子さんが主役だと決定です。あんな旅館ないよ、ネタ切れを予感させる、ユルイ(ネガティブな意味あい)展開でした。見所は阿部寛さんが小生大好きな漫画家の役作りに島本和彦さんの「燃えよペン」「吼えろペン」を参考にしたらしい(島本さんのHP参考してください)とか、最終回に滝沢沙織さんが升編集長に意味もなくキスしたとか。宮地さんは西島さんとうまくいくのかな、など小ネタが面白かった。予想どおり竹内結子の笑顔で視聴率をとるという法則でした。
★15位  OL銭道   かみさんはみていません
貯金に人生の目標をもつOLが主人公あやめ(菊川怜さん)の恋の物語です。3字の名字、札を洗う、小林幸子さんの弁天さん(これは面白かった)、アリキリの石塚さんと佐藤藍子さんのコンビ(結構イイ)など小ネタも多く、話のテンポもいいです。テーマも途中で緩んだのですが、いいと思います。しかし残念なのは菊川怜さんが今ひとつ単調なのだ。中盤でその印象が深くなってきました。テンポのあるコメディーをやりますと、顔が良すぎて演技に深みがないのです。声も高くて疲れてしまう。キャスティングの間違いでしょう。椋木美羽さんは初めて注目しました。今後も楽しみです。北川弘美さん、高田聖子さん楽しかったです。菊川さんを抑えめにして、この2人にもう少し活躍して欲しかった。
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最下位、主演ほか 投稿者:うーやん★  投稿日: 7月20日(日)23時16分54秒

最下位   ホットマン    かみさんはみていません
こういう家族もので、いきなり喧嘩している「にぎやか系」は苦手です。しかも一つ一つのエピソードが掘り下げず、ほったらかしで終わってしまう。本当に丁寧に描いて欲しい。アトピー、火事、恋愛(反町さんと矢田さん、小西さんの不倫愛、黒谷さんの愛)、セクハラ、経済的に苦しいこと、父子家庭(七海ちゃんと反町さん)、父親の登場と死、などなど、もうエピソードが満載過ぎる。見るものは消化不良だ。実際流されてしまった。最後はなんで沖縄まで出るの?たしかに七海ちゃんはダントツに可愛いです。エピソードもそれなりに泣かせるように描かれていますが、それだけでは淋しい。視聴率が良かったので、敢えて栄光の最下位としました。アトピーや健康については医師として情緒的な意見が多く、科学的検証が不十分で影響が大きいと考えます。
★主演女優賞 藤原紀香さん(日本を元気にしてくれたと思う)
★主演男優賞 伊藤英明さん(今までの自分を捨てた、吉とでるか凶とでるか)
★助演女優賞 篠原涼子さん(苦手だったが、ぼく魔法、ムコ殿での演じ分けには参りました)
★助演男優賞 古田新太さん(恐ろしいですね、怖かったですね!!彼なしにこのドラマは成立しない)
★ベテラン役者さん 岸谷五朗さん(やはりイイ味です)緒方拳さん、三浦友和さん、石橋凌さん、ガッツ石松、甲本雅裕さん、鶴瓶さん、吉田栄作さん(ブラックジャックは先輩のみなさんが素晴らしい)、和久井映見さん(自然か作り込んでいるのか分からない超絶の演技です。離婚したのでこれから、どんどんテレビに出てくれる?)、財前直見さん(結婚おめでとう、もう出なくなるの?)、岸本加世子さん(ムコ殿では臭いが熱演をありがとう)、桃井かおりさん(ダントツの存在感、誰もまねできない語り口は健在)、岸田今日子さん(動物の医者での大御所の演技はお見事)、河原さぶさんと益岡徹さん矢島健一さん(「顔」でのベテラン刑事さんは絶妙)、江波杏子さん橋本功さん(「人生運び」でイイ味わいでした)、草刈政雄さん(動物医者、伝説マダムとどこでも草刈さんで素晴らしい)。
★注目の役者さん 小雪さん(苦手でしたが「きみペ」では抜群でした、キャスッテング大成功)、松本潤さん(彼がいなければ「きみペ」は成立しない、絶妙のコンビだった)、山下真司さん(きみペとOL銭道でコミカルな演技、楽しいです)、小西茜さん(どうしたのエロさは!!!素晴らしい)、井川遥さん(意外と馴れました)、国仲涼子さん(本当に可愛い看護婦さんでした)、吉沢悠さん(目立たないが難しい役をさりげなく)、永作博美さん(桃井さんと張り合う絶妙さ)、高田万由子さん(フランス語素晴らしい)、京野ことみさん(もう少し活躍して欲しかった)。
★脇の役者さん 猫背椿さん(ほんとに美しくなった)、小池栄子さん(苦手ですが体当たりの演技を感じました)、きみペのみなさん(光石研さん、マギーさんは楽しいです)、要潤さん(初めて注目しました、自然な演技が良かった)、近藤芳正さん奥貫薫さん(いろいろで登場ご苦労さんです、見かけるとうれしくなります)。
★特別賞 「ブラック ジャックによろしく」の未熟児のシリコンベービーは最高でした。本物かと一時思いました。このドラマは緻密に作った丁寧な作品でした。本来1位ですが、主人公に本当に反発してしまう。特に「Drコトー」を見ると主人公の医師のキャラの違いに愕然としました。
勿論ほかにもたくさんおられます。疲れました、書き漏れはご容赦ください。

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今クール中盤1 連続容赦 投稿者:うーやん★  投稿日: 5月19日(月)01時17分06秒
HDD&DVDで全部の録画を試みました。しかし整理するのに時間と労力がかかります。肝心のドラマをリアルタイムで真剣にみる気合いがなくなりました。どうする?悩んでいます。中盤の評価は簡単に書きます。
本池上署   ★★★   かみさんも楽しんでいます
警察で明るく安心します(本当に貴重です)。加護ちゃんは大活躍です。野波麻帆さん頑張っています。知念さんも今回は頑張りました。このまま丁寧に細部を積み重ねて続けてください。評価アップです。
東京ラブシネ ★★    かみさんはチラチラみています
配給会社が舞台は新鮮でした。キャラが固まり、脇もしっかりしてきたと思ったら、恋愛関係のシャッフルですか。月9なので終盤怒濤の展開(適当に結びつけておしまい)になるのでしょう。それでは寂しい、35歳なのに重みがありません。評価ダウン。
伝説のマダム ★★★★★  かみさんはスマスマです
序盤で指摘したが「混ざらせていただきます」に参りました。これはドラマの本質です。視聴者はみることで、ドラマの中に「混ざらせていただいて」いる気持ちになるのです。これは新鮮な視点です。しかも桃井さんが強烈なオーラを出している(ドラマ制作現場大変だと週刊誌記事ある、真夜中の雨と同じかヨ)ので、ドラマとしてリアリティはいりません。怪しげさとコミカルさと感動をうまく混ざらせてイイ味をだしています。おいしいエピソードが続き、最後はマダムの謎がすべて解ける(現在、年齢すら分からない)といいですね。
顔      ★★★    かみさんもみていますが、暗いといっています
意図的な青く暗い画面にもなれました。仲間さんとオダギリさんは、心理的葛藤の全体像が明らかにされ、分かりやすいキャラでした。脇もキャラがしっかりして楽しみです。みんなイイ人です。本当はもっと厳しいドラマだと予想していました。今後深いドラマになるのでしょうか。
マルサ    ★★★★   かみさんも「スパイ大作戦(お笑い版)」だと楽しんでいます
ドラマの王道をはずさず、楽しめます。きめの啖呵もよろしいようで、「がっぽり儲けた人からはがっぽりいただきます」には納得です。査察や内偵にリアリティはないが、コミカルなスパイ大作戦と思えば笑ってしまいます。脇もしっかり描かれています。ちょっと猫背さんが美しくなりすぎて、ダイエットしてプチ整形したのではないかと夫婦で疑惑を抱いています。注目している役者さんでこのドラマでは大事な役でいい味をだしています。渡さんのダジャレがないことが淋しいです。中盤からはゲストも凄みをだしてGOODです。
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今クール中盤1.5 投稿者:うーやん★  投稿日: 5月19日(月)01時16分08秒

ダイヤモンド ★★     かみさんは、「ながら」みています
ドラマそのものはストレートです。主人公観月さんの成長のスト−リ−で判りやすいです。中盤でしっかりしてきました。観月さんがすべてですから、ここで好みが分かれます。毎回のエピソードが単調で新鮮さがありません。残念です。
きみはペット ★★★★★  かみさんもみています。漫画オタクの娘も録画をみています
初回の会社や主人公のキャラ設定に微妙と思いましたが、2回目からは漫画的な世界に落ち着きました。中盤でこのドラマのテーマは深いと感じてきました。単純に人を愛することが現在は難しいです。とくに教育や学歴が人間の本来的な欲動を抑制し、仕事では自己実現できても、恋愛の場面では自分をありのままに表現できないことが多いのだと理解できてきました。松潤さんは「おじさん」でも可愛いものです。小雪さんはこれまで表情が硬く、印象が薄かったです。しかしこの主人公は小雪さんのためにあると思えるほどピッタリです。キャスティングは大成功です。評価アップです。今後このテーマがどこまで深まるかで評価が変わります。
夜逃げ屋   ★★★    かみさんはみていません
設定は面白いです。夜逃げするので、依頼者は人生で失敗しています。しかし単に夜逃げだけでなく、カウンセリングしながら再生の知恵を教えている(今後うまくいっていると説明されている)。シリーズ物でキャラや設定はしっかりしています。田畑智子さんは演技がうまいので、しっかり混ざっていました。毎回のエピソードもゲストも緩むことがないようです。評価アップ。
おみやさん  ★★★    かみさんはみていません
渡瀬恒彦さんと櫻井淳子さんのコンビで警察の資料課で昔の事件を掘り出して迷宮入りを解決していきます。別名迷宮課(だから主人公とタイトルが「おみやさん」)ともいいます。娘から漫画が原作とききました。櫻井淳子さんが生き生きして自然で美しいです。序盤で注目していたら結婚したのですね(このドラマのスタッフらしいです?)。京都もので、ちょっとひねくれ味が楽しいです。
動物の医者  ★★★★   かみさんも娘もみています
序盤で、ゆるくまったりした感じに違和感を覚えました。しかしこれは「ちびまるこ」か「さざえさん」みたいもので、ぼんやり見過ごせばいいのだと思うと楽しくなってきました。人物の微妙なキャラも漫画そのものの実写と思えば許されます。和久井さん、要さん、岸田今日子さん、江守・草刈教授、加賀見早紀さん(小生は昨年から注目しています)も楽しそうです。原作の最初だけ立ち読みできました。ドラマは原作に「似ている〜〜」でした。
ホットマン  ★★     かみさんはみていません
こういう家族もので、いきなり喧嘩している「にぎやか系」は苦手です。序盤でも指摘したがアトピーに対する主人公の考え方に違和感が残る。アトピーと化学物質過敏症も増えていくでしょう。この時代に主人公の健康オタクも深い本質的な理解がないようで、表面的な気がします。お金がないのにスナックに通っています。志麻の愛のエピソードも何だかフラフラしています。たしかに七海ちゃんはダントツに可愛いです。エピソードもそれなりに泣かせるように描かれていますが、深くないようです。脱落寸前です。木曜はドラマが多すぎます。
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今クール中盤2 投稿者:うーやん★  投稿日: 5月19日(月)00時51分04秒

生運びます ★★★★★   かみさんもみています
0123の引っ越し屋さん(当時そういう商売はなかったのですね)の物語と認識しています。関西味も違和感がありません。序盤で引っ越し商売として確立していく過程で様々の工夫が必要だったことがわかりました。教訓的です。利用者のニーズに一つ一つ対応し、新しい物を作り出した企業が生き残るのです。納得です。藤原紀香さんはピッタリですね、体育会系で、仕事とベタな愛に頑張る姿は格好がいいです。また時代が懐かしいです。視聴率が低いようですが、大石静さん細部を最後までしっかり描き切ってくださいね。期待しています。
ムコ殿2003  ★★    娘はみている かみさんはみていません
登場人物が多くて楽しいです。色々背負った脇の役者さんをみているだけで楽しいです。序盤で予想したように脇が順番にエピソードを作っていきました。この大家族の楽しいワイワイは耐えられます。しかしエピソードに新鮮さが欠けています。感動もありますが、見たことある気がしてしまいます。生放送も意味が伝わりませんでした。ドラマを生で描いてほしかったです。脱落寸前、評価ダウン。
OL銭道   ★★    かみさんはみていません
貯金に人生の目標をもつOLが主人公あやめ(菊川怜さん)です。小ネタも多く、話のテンポもいいです。テーマもいいと思います。しかし残念なのは菊川怜さんが今ひとつ単調なのだ。中盤でその印象が深くなってきました。テンポのあるコメディーをやりますと、顔が良すぎて演技に深みがないのです。キャスティングの間違いでしょう。評価ダウンです。
ぼくの魔法使い ★★★★★   かみさんはチラリみている、娘はビックリ
設定のくだらなさが抜群です。クドカンさんさすがです。伊藤英明さん(こんなバカ役でいいのでしょうか?)、篠原涼子さん(HRで一皮むけましたね)のバカカップルぶりが素晴らしいです。古田新太さんは恐ろしすぎます。西村雅彦さんも気楽に楽しんでいますね。大倉孝二さん「高校教師」とは違って大活躍です。阿部サダオさんは常連さんですね。今回は小田茜さんに驚きました。いつの間に怪しげな魅力の女になったのでしょうか。最高です。スト−リーは理屈ついていても適当でもどちらでもいいです。CG爆発で猥雑な時間を楽しませてください。これから息切れすることが一番危惧されます。このまま大爆笑させてくれることを期待します。以上の序盤に付け加えるとしたら、井川さん、意外と登場多くて楽しいです。こんな出演で事務所的にOKなのでしょうか?「意外と井川」を引きずっています(頭に刷り込まれました)。一時息切れも予感されましたが、評価はさがらず。
笑顔の法則   ★★      かみさんはチラリみています
竹内結子さんと阿部寛さんなのでみていますが、野際陽子さんと陣内孝則さんが頑張っています。中盤を過ぎて野際さんが主役だと決定です。あんな旅館ないよ、ネタ切れを予感させる、ユルイ(ネガティブな意味あい)感じです。単に竹内結子の笑顔だけが売りで作っても視聴率はとれるという法則のようです。評価はあがらず。
BJによろしく★★★★★    かみさんもみている 暗いワ と感想
今クール一番の問題作であることは間違いありません。漫画の原作も読みました。NICUになって組織の問題から、目の前の個別の生命を巡る話になって、気分的に落ち着いて見られました。未熟児には感動した(本物ではないと思いますが、結構実在感を感じました)。公式サイトの掲示板は、未熟児や障害児の体験者の書き込みで、ドラマと同じくらい感動です。色々な視点があることに驚きます。現実はドラマ以上にドラマ的ですね。鶴瓶さんは最初は「鶴瓶さん」にしか見えませんでしたが、次第に高砂先生に見えてきました。国仲さんは肯定的な自然体でイイ感じです。

以上をまとめると
★★★★★   BJによろしく、ぼくの魔法使い、人生運びます、きみはペット、伝説のマダム
★★★★    動物の医者、マルサ   
★★★     おみやさん、夜逃げ屋、顔、本池上署
★★      笑顔の法則、OL銭道、ムコ殿2003、ホットマン、ダイヤモンド、東京ラブシネ

ラブラブ大賞  ルミたん&みったん、マッキ−&けんちゃん
視聴率の低いものが評価高い傾向があります。どうしても応援したくなってしまいます。5つ★が多くなりました、2つ★も多いようで、評価が分かれてしまいました。おじさんの個人的な好みなのでお許しください。フジテレビは伸び悩んでいるようです。TBSと日本テレビは頑張っています。
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今回のホットマン 投稿者:うーやん★  投稿日: 5月24日(土)00時26分35秒

おじさんから見ると、ツッコミ満載で感動より冷静に分析してしまう(悲しい)。TBSは「やんパパ」でも財産を全部渡すなどのエピソードがありましたが、意味もなく過酷なエピソードを作りますね。これまでも経済的に大変なのに火事にしなくてもいいと思います。火事の時もあれだけ余裕あれば七海ちゃんには煙を吸わないように努力してください。喘息児の気道損傷は重大な後遺症を残すかもしれません。ともあれ火事なんかにしなくても日常的なエピソードの積み重ねを丁寧に描くだけでいいと思います。まあドラマなので劇的にしたのはわかりますが、「火事」は大変で心理的にも経済的にも重いことですが、登場人物の変容もさりげなく終わっているよう(描き方が薄いような気がするのですが)です。さて自分がエンゾさんだったらどうするか考えました。火災保険もない、貯金もないは絶望的ですね。やはり母の思い出の家ですが、売るしかないでしょうね。これが現実的で、不動産屋に足下を見られないように適切な価格で売るべきでしょう。せっかくの弟の意見を検討することなく一言で否定し全く考慮しないことは、ドラマ上は仕方ないでしょうが残念です。母の家を残し改築するとすれば、借金しかありません。銀行さんは土地が担保なら貸してくれるでしょうか(今の銀行では無理でしょうね)? 兄弟の父親は自分の子供をあれだけ心配しているのだから、なんとか工夫と努力して貸してもらいましょう。それでも駄目だったら、仕方なく一旦父親に見て貰うという選択になります。エンゾさんは困難な状況で兄弟で一緒に暮らしたい思いが強いことは理解できるのですが、それなりの生活のための対策を考えるべきと思います。今回は中盤まで「しみじみ系」でイイと思ったのですが、長期的展望のない滅茶苦茶なバイトする(予想通りの展開ですが)あたりからおかしくなり、最後にこれまでの「にぎやか系」で、突然父親のところへ行けでは残念です。もちろん後で判って兄弟はまた感動でしょうが、最後に分かり合えるなら、今時間をかけても説明と合意を得ることも大事だと思います。かみさんはそんなことしたらドラマにならないと言うのでしょう、確かにその通りです。理屈でドラマをみると、おじさんのようになってしまいます。悲しいことです。七海ちゃんはダントツに可愛い(色気すらあります、恐るべし)ですし、反町さんも新しい味を出しています。泣かせどころ満載です。これを否定するつもりはありません。ドラマは現実とは違うことは承知しているつもりです。まあ、世間の荒波をくぐり抜けた、ひねくれ「おじさん」の個人的事情と聞き流してお許し願います。ゆっきーさん、ごめんなさいね。

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今クール序盤1 投稿者:うーやん★  投稿日: 4月24日(木)16時58分22秒

今クールも楽しく見ています。ただダントツも破綻しているものもないようです。脇が固まり大きく展開していく中盤以降に期待しましょう。その中で伝説のマダムの「混ざらせて頂きます」は印象深い。イラク戦争の時に報道で、アメリカ軍やイラク国民に混ざらせて頂いて映像をみました。そして情報とは何か考えさせられました。今の時代のキーワードになるかもしれません。
本池上署   ★★     かみさんも楽しんでいる
何だか善し悪しは別ですが前回と同じ。署長さんの犯罪を予防することも検挙することと同じく大事という考え方や、犯罪被害者への慎重な配慮などは丁寧に作られています。警察ものだと暗くなりますが、ここは昼の警察で明るく安心します(かえって貴重です)。ここまでは水野真紀さんが中心になっているが、その後は別のエピソードになっていくのでしょう。加護ちゃんは成長した(大きくなった、演技もうまくなった(笑))。野波麻帆さん美しくなりましたね(たくましく優しい人好きです)。注目しています。前回は個人的に評価高かったので、丁寧に細部を積み重ねて欲しいものです。
東京ラブシネ ★★★    かみさんもみているが、財前さんが少し苦手らしい
個人的にマイナーな映画は好きなの(かみさんはハリウッドの大きな映画が好き)で、このドラマは好みです。配給会社が舞台とは考えました。ちょっとシネコンばやりの映画復興期?に相応しい素材と思いました。このドラマをみてアジアのマイナーな映画の動員が増えるといいですね。35歳という年齢も個人的には重大な時代でした(小生はアメリカに留学して人生の考え方が変わりました)。納得してみています。もちろん「ありえねぇ〜」はありますが、許せる範囲です。そろそろキャラが固まり、脇もしっかりしていき、エピソードを熱血で丁寧に描けば評価アップです。竹中−宮迫(一番楽しいかも)、財前−玉山、江口−白石の関係は? 伊東美咲さん、大女の石川亜沙美さんはどこに絡んでくるの? 多分月9なので終盤怒濤の展開(適当に結びつけておしまい)になるのでしょう。納得いく時間の流れと範囲にしてくれる事を希望しています。
ちゅらさん2 ★★★★   かみさんはみていません
とにかくキャラと小ネタのてんこ盛りですね。今回は夫婦がテーマらしい(スタパで山本學さん登場の回)。山本學さんと香川京子さんの夫婦も味わい深い品のある演技で、使い古されたセリフやテーマも感動してしまう。管理人さん、一風館は増築が必要です(しかし工事は難しそうです)。とにかくすべて軽く「なんくるないさ」です。島かと思えば東京です。遙さん(小西真奈美さん)も「ありえなぇ〜」夫婦になるのかと思ったら、するりと一人で一風館に参入です。夫婦が多すぎてエピソードが深まらず中途半端かなとも思うが、NHKの力でしょうか、スタッフと現場が楽しいからでしょうか。共演者もてんこ盛りで贅沢でお腹一杯だ。山口あゆみさん頑張っていました。「ゆがふ」の女子店員はMAXのナナさん(レナさん?おじさんは識別困難ですが)ですよね。主題歌も老けた(小橋賢児君が言っている)国仲エリーが歌っている。心にしみる歌ですが、ゴ−ヤマン・ベビーと一緒にヒットするのでしょうか?
伝説のマダム ★★★★★  かみさんはスマスマです
テーマがいい。「混ざらせていただきます」に参りました。これだけで座布団10枚いや★5つです。これはドラマの本質だ。視聴者はみることで、ドラマの中に「混ざらせていただいて」いるのです。だから桃井さん、永作さん(微妙な可愛さ)が混ざっているとき、それはテレビのこちら側のものの代理をしていることになる。これは新鮮な視点です。しかも桃井さんが強烈なオーラを出しているので、ドラマとしてリアリティはいらない。ファンタジ−物語(ドレスをつくる時は「鶴の恩返し」ですか)になっている。2回みて、結婚をめぐる美しく悲しい物語が続く予感がします。全体も怪しげさとコミカルさと感動をうまく混ざらせてイイ味だしています。今後おいしいエピソードを作り出していけるかですね。今クール一番になるかも。2回目ゲストの金子さやかさん頑張ってください。
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今クール序盤2 投稿者:うーやん★  投稿日: 4月26日(土)11時49分01秒

なんと光が家まできた。1時間ほどで工事終わりです。職人さんですね。16から30Mですが、数字から思ったほど早くない。貧乏症でつなぎぱなしにできない(笑)。
顔      ★★★    かみさんもみていますが、暗いといっている
評価は難しい。全体が青く暗くしてある、これは意図的と思います。だからライトも効果的に使われているようです。成功しているか判らない。仲間さんとオダギリさんは、やはりうまくコントロールされた演技をしていると思います。脇(河原さぶさんはぴったりですね、鶴と亀の楽しい戦いは続くのでしょうか)も結構楽しみで、田中律子さんや京野ことみさんも後で活躍すると期待しています。品川さんは結構渋い役者さんになりそうな予感です。しかし全体が暗めであり、1回2回とも展開の意外さに驚くより戸惑いました。2回目はどうしても彼女が犯人になったのか、女心が理解できません。後輩に尊敬されている警察官が、いくら30歳という怖さ(一般化している!)でも、倫理的に壊れてはストリ−として成立しないと思います。もう一度見直しましたが理解できません。小生が「おじさん」のためでしょうか。これが成立すれば警察は怖い組織になってしまう。
マルサ    ★★★★    かみさんも「スパイ大作戦(お笑い版)」だと楽しんでいます
江角さんは「ショムニ」の千夏さんに見えるが、同様にドラマの王道をはずさず、楽しめます。きめの啖呵もよろしいようで、「がっぽり儲けた人からはがっぽりいただきます」には納得です。査察や内偵にリアリティはないが、コミカルなスパイ大作戦と思えば笑ってしまう。脇も楽しみです。東幹久さんは7:3分けです。池田真紀さんは素人の素朴な質問をしてくれます(ありがとう。勉強になります)。香川さんはタモリさん(?)から「顔面筋肉」といわれたような記憶が残り、演技で顔に筋肉シワが出ると笑ってしまう。もちろん渡さんのダジャレ・ごろあわせには照れ笑いしてしまう(恥ずかしい笑い)。とにかくこだわりラーメン屋、美容整形、坊主と定番が登場して、つかみはOKです。今後も単純に楽しませてください。
ダイヤモンド ★★      かみさんは、「ながら」みている
ドラマそのものはストレートだ。主人公観月さんの成長のストリーで判りやすい。設定で1、2回はもたついたが、その後は落ち着きだした。観月さんがすべてだから、ここで好みが分かれる。小生は微妙です。たくましい女は好きだが、あんな服装で目立つ女は苦手だ(小生は女の好みでドラマを評価している馬鹿者です)。エピソードも愛人の子供の親権、ロック歌手の離婚と小ネタです。これが簡単に解決である。民事ですが法廷はなく、和解にしても法律よりも単なる主人公のお節介で解決である。これで弁護料?もらえるのかな。今後もこの調子だと予想されるが、意外な展開にしてくれないと寂しい。
きみはペット ★★★★    かみさんもみている。漫画オタクの娘も録画をみている
原作が漫画である。漫画好きの娘も結構喜んでみている。初回の会社や主人公のキャラ設定に微妙と思ったが、2回目からは漫画的な世界に落ち着いて結構楽しんでいます。松潤さんは小生からみても可愛いものだ。小雪さんはこれまで表情が硬く、どちらかいうと印象が薄かった。しかしこの主人公は小雪さんのためにあると思えるほどピッタリだ。キャスティングは大成功だ。設定もこんな世界が許されるなら浸ってみたい気になってきた。小雪さんがペットか仕事バリバリの男の間でどうするか、スト−リ−でも楽しめる(原作を見ていないので)。ペット王国の日本人の微妙な心理をついている。
夜逃げ屋   ★★      かみさんはみていない
前回はみていない。設定は面白い。夜逃げに関する細部までマニュアルになっているが、その上で個別事情を考慮している。夜逃げするので、依頼者は人生で失敗している。しかし単に夜逃げだけでなく、カウンセリングしながら再生の知恵を教えている(今後うまくいくかは保証できないが)。シリーズ物でキャラや設定はしっかりしている。今週の鰐がちゃちいとか思ったりしたが、しっかり鰐さんの名前まで載っていて、この鰐さんも業界では有名な役者さんでギャラも高いかなと思いました。鰐淵さんは別にしっかり登場していました。田畑智子さんは美しくなりましたね。演技はうまいので、しっかり混ざっていました。頑張ってください。
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今クール序盤3 投稿者:うーやん★  投稿日: 4月26日(土)19時47分38秒

木曜日はドラマが6本と多すぎる(この地区はOL銭道も深夜枠です)。魔の木曜日と恐れている。今回は木曜の3本について書く。今クールからDVDで残そうと野望を企てたが、もう訳が分からなくなっています。かみさんは「残しても、また見ることないでしょう」と指摘する。そのとおりです。DVDが薄いので邪魔にはなるまいと思うが、邪魔にはならないが整理してアクセスできるようにならないでしょう。DVD−R一枚130円で5話分が入るので許してください(冷汗)。
おみやさん  ★★★     かみさんはみていない
渡瀬恒彦さんと櫻井淳子さんのコンビで警察の資料課で昔の事件を掘り出して迷宮入りを解決していく。別名迷宮課ともいう。前回シリーズはみていない。1回は女敏腕刑事(東ちづるさん)が15年前の殺人事件と新しい事件でも同じく被害者に入れ込んで過ちを犯す。2回はリンゴウサギを作る女将(多岐川裕美さん)の悲しくも母子の物語で、昔の家族蒸発事件が関係してくる。2つとも2時間ドラマの味わいがあり、面白い。「時間がその時は見えなかったものを浮かび上がらせてくれる」という言葉に納得である。現実の多くの事件が10年以上たって初めて、その本質が見えてくることがある。ロス疑惑事件、オウム事件、和歌山カレー事件なども本当が見えてくることを楽しみにしています。それに櫻井淳子さんが生き生きして自然で美しい。「笑顔の法則」でもたくましい母親役で登場ですね。頑張ってください。前クールの京都迷宮に続いて京都もので、ちょっとひねくれ味が楽しいです。
動物の医者  ★★★★    かみさんも娘もみている
漫画おたくの娘も微妙だが、楽しいといっている。菱沼さんも和久井さんでいい味だといっている。小生は当然漫画はみていない。初回は何だ、このゆるくまったりした感じに違和感を覚えた。しかしこれは「ちびまるこ」か「さざえさん」みたいもので、ぼんやり見過ごせばいいのだと思うと楽しくなってきた。人物の微妙なキャラも漫画そのものの実写と思えば許される。もっともっとキャラを強烈にして欲しいと思います。「柳沢教授」とよく似た世界を感じるが、もう入り込めた。入り込めないと全く楽しくないと思います。和久井さん、要さん、岸田今日子さん、江守・草刈教授、加賀見早紀さん(小生は昨年から注目しています)も楽しそうです。獣医学科は犬を連れて登校してもいいのか疑問です。何だか動物が一杯です。小生も若い頃はラットで実験していたし、寝袋で寝ていたので懐かしい。和久井さん頑張ってください。
ホットマン  ★★      かみさんはみていない
漫画が原作だ。こういう家族もので、いきなり喧嘩したるの「にぎやか系」は苦手だ。設定で納得できないことは、アトピーに対する主人公の考え方です。自分が若い頃に無茶したので、子供が因果応報でアトピーになったみたいな考え方は馴染まない(誤解かな?)。多分戦後の石油化学の発達で数十万という新しい化学物質が合成され、その多くがヒトに取り入れたためではないでしょうか(小生の個人的な意見です)。アトピーと化学物質過敏症も増えていくでしょう。時代というものだと思います。ステロイドはアトピー皮膚炎の「炎症」を鎮静する薬剤で有効性と安全性が科学的に証明されている薬剤です。必要な時や効果のある時は適切にに使うことが重要です。患者も治療者も長期に漫然と使うことが問題です。主人公の健康オタクも深い本質的な理解がないようで、週刊誌的な上滑りなブームのような気がします。たしかに七海ちゃんはダントツに可愛い。今クールで一番かもしれない。公式HPの掲示板にもアトピーについて書き込みがあるので、今後は皮膚科学会の治療ガイドラインを参考にして適切に描いてほしいと思います。アトピーや化学物質過敏症などに対する世の中の理解が深まることを希望します。ドラマの影響は意外と大きいかもしれない。
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今クール序盤4 投稿者:うーやん★  投稿日: 4月28日(月)16時06分47秒

4000字越えてしまい。木曜日を書き切れなかった。今クールは視聴率も平均化していますね。小生の5★はいずれも低視聴率です。淋しいです。
人生運びます ★★★★★   かみさんもみている
0123の引っ越し屋さんの物語と認識している。商売したことないので、みて感心してしまう。関西味も違和感がない。2話3話と引っ越し商売として確立していく過程で様々の工夫が必要だったことがわかりました。教訓的です。ダンボールが白くて専用で使い捨てになったのは、関西人のぼったくり言動のトラブル防止だったのか? 貧乏性の小生は勿体ないと思っていた。トラック1台の料金体系から、見積りをして細かい料金設定にしたことも、利用者のニーズからでたことなのですね。それらに一つ一つ対応し、新しい物を作り出した企業が生き残るのです。納得です。藤原紀香さんはピッタリですね、体育会系で、仕事とベタな愛に頑張る姿は格好がいいです。また時代が懐かしい。1973年は小生は学生時代ですが、音楽や事件が紹介され、昔の日本は頑張っていたなと嬉しくなりました。脇の佐々木蔵之介さん(長髪でいい役ですね)、宮本真希さん(天国の階段以来ずっと注目しています。今クールはおとなしい役でびっくり)、江波杏子さんと橋爪功さん(貫禄ですね)、飲み屋での怪しげなコントのみなさん、ベタですが大阪には抵抗のある小生も好きです。大石静さん細部を最後までしっかり描き切ってくださいね。期待しています。
ムコ殿2003  ★★★    娘はみている かみさんはみていない
登場人物が多くて楽しい。今週は高橋克典さんで、星野真里さんもいたので「年下の男」を思い出した(苦笑)。脇役がしっかりして楽しい。岸本加世子さんは見てるだけで楽しい(失礼)。松下由樹さんココリコ・ミラクルみたいきわどい演技ありがとう。とにかく色々背負った脇の役者さんをみているだけで楽しい。篠原涼子さんHRで頑張って、今クールは2本と大活躍ですね。多分順番にエピソードを作っていくのかな? この大家族の楽しいワイワイは耐えられる。ただ忙しい木曜日なのでついていけるでしょうか・・・
OL銭道   ★★★    かみさんはみていない
貯金に人生の目標をもつOLが主人公あやめ(菊川怜さん)である。昼のお弁当やクーポンなどに情熱を燃やす。貯金1000万円を達成するが、幸せはこない。人のいい元恋人(沢村一樹さん)が登場して、彼のトラブルにあやめは立ち向かう。お手伝いするのが弁天茶屋の小林幸子さん(派手な衣装です)です。これらのトラブルは教訓的で役立つ。脇には北川弘美さん、高田聖子さん、秘書課の親友に佐藤藍子さんとその恋人にアリキリの石塚さん(ピンでドラマ出演おめでとう!)、課長に山下真司さん(ここでもおとぼけキャラです)と多彩です。1回目は山中林、2回目が土井村と3文字の人物が怪しげキャラが登場です。小ネタも多く、話のテンポもいい。テーマもいいと思います。しかし残念なのは菊川怜さんが今ひとつ単調なのだ。「私の青空」での津軽弁の女は良かったが、テンポのある「しっかり」した役をやると、顔が良すぎて演技に深みがないのだ。キャスティングの間違いではないだろうか。菊川怜さんが一皮むけてイイ味を出してくれると急上昇の予感です(美人は役者では損する、どこまで自分を崩すことができるか!?)。
ぼくの魔法使い ★★★★★   かみさんはチラリみている
設定のくだらなさが抜群である。クドカンさんさすがです。伊藤英明さん(こんなバカ役でいいのでしょうか?)、篠原涼子さん(HRで一皮むけましたね)のバカカップルぶりが素晴らしい。古田新太さんは恐ろしすぎる。西村雅彦さんも気楽に楽しんでいますね。大倉孝二さん「高校教師」とは違って大活躍です。阿部サダオさんは常連さんですね。今回は小田茜さんに驚いた。いつの間に怪しげな魅力の女になったのでしょうか。最高です。スト−リーは理屈ついていても適当でもどちらでもいい。CG爆発で猥雑な時間を楽しませてください。これから息切れすることが一番危惧される。このまま大爆笑させてくれることを期待する。
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今クール序盤5 連続容赦 投稿者:うーやん★  投稿日: 4月28日(月)17時44分03秒

笑顔の法則   ★★      かみさんはチラリみている
グッドラックのあとで大変だ。竹内結子さんと阿部寛さんなのでみているが、野際陽子さんと陣内孝則さんが頑張っています。こちらが主役かなと思いました。升毅さんと滝沢沙織さん(今回も同じような役です、飛躍の役がくること期待しています)のペアも楽しそうです。宮地真緒さん(「まんてん」の後ですが、どうかな?微妙です)。恋愛もの、兄弟もの、嫁姑もの、どれでもないが「変則的な家族もの」でしょうか。設定で売れっ子漫画家を1社だけが長期間缶詰にすることはあり得るのでしょうか。漫画家は数本掛け持ちしていたと思うのですが、最初に見落としたかもしれない。タイトルの「笑顔の法則」は最後にはわかるのでしょうね。単に竹内結子の笑顔だけが売りで作っても視聴率はとれるという法則ではないでしょうね(苦笑)。
BJによろしく★★★★★    かみさんもみている 暗いワ と感想
今クール一番の問題作であることは間違いない。漫画の原作も読みました。しかし評価となると難しい。多くの人が研修医「斎藤」君に頑張れという声が聞こえそうだが、第一線を引退しているが50歳過ぎの医者としてみると、「おいおい」と思ってしまう。小生は30年近く昔に国立大学を卒業しました。共働きの貧乏サラリーマン家庭でも無事卒業できました。私立の医学部なんて受験することも考えなかった。卒業当時はCTもない時代でした。国立大学の自由な内科系の医局で研修しました。大学紛争のあとだったので、研修医でものびのびしていました。平気で指導医や時には教授や助教授に意見をいいました。しかし決定事項には従いました。会社でも討論は自由でも、決まったことは守らないと駄目だと思います。給料は日給で月10万ほどありました。週1日バイトをして月1回は当直もしました。15万ほどもらった。貧乏だが別に不自由でもなかった。その後様々の病院で仕事した。医者の世界は特殊で、個性的なキャラもみられた。しかし地域や時代による違いはあったが、ここに登場するほどの強烈なキャラには幸い遭遇しなかった。以上のような医者の極めて個人的な意見で、医者の意見を代表しているものではありません。聞き流してください。・・このドラマでは、善と悪という見方をしないでほしい。正しい方法は一つしかという考え方も持たないでほしい。・・・これだけを強く希望します。
★1話 「医者ってなんなんだ?」個人病院の救急当直の話でう。内科なので正確には分からない点もある。交通事故専門(点数が自由だからといって病院として成立するのかな)の救急病院の指導医と院長の話は、一面真実だと思う。しかし研修医を一人当直にして救急患者をバンバン受け入れてはいけないと思う。ドラマで主人公が未熟であることを理解させるためでも無理だよ。サブタイトル「医者ってなんなんだ?」すぐ分かるわけない。どんどん時代とともに変化していくものです。救急は本当に地域で違いがあると思います。そして問題が多い状況にあることは間違いない。
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BJの続き 投稿者:うーやん★  投稿日: 4月28日(月)17時40分32秒

★2話 「延命治療」手術後人工呼吸器をはずせない患者の主治医になる。斎藤先生は助けようと必死になる。血小板60単位、プラズマカッタ−6単位、?グロブリン5gと高額な治療をしたりする。末期に蘇生したあと主人公は透析?までする。高い薬をたくさん使えば助かるかもしれないが、医療費は増大し支払い基金で「過剰」ですと削られ病院の損になる。一時期の国立大学病院では薬剤費の予算が決まっていたので、高額な薬をバンバン使うと年度半ばで薬代がなくなった(不思議な事態が起きた)。今後国立公立でも独立採算ベースとなり、病院は破綻するかもしれない。やはり白鳥先生(三浦友和さん)の全体を科学的に把握した上での意見にうなずいてしまう。自分も「うんこ」食えと教授がいえば「うんこ」は食べる。それは従順さということではなく、「うんこ」食べろという教授の医局に入った自分を否定しないためです。ただ教授になって変えるという考え方は全く了解できない。そんなことできた人はいないからだ。主治医に「思い」は大事だが、思いだけで病気は治らない。今の医療ではむしろ根拠のある医療ということでガイドラインが進み、標準化した医療が行われようとしている。ここでは教授への謝礼(国公立では減少していると思いますが)のために意味のない手術をしたことが最大の問題です。医局交流会も否定的に描かれている。外科は体育系なので、こんなこともあるのでしょうか。主人公は患者が心配で帰ってしまうが、「伝説のマダム」の「混ぜらせていただきます」が一番の研修になると思います。小生も大学にいたときは、医局制度は日本の典型的な縦社会(任侠さんと同じだ)と思ったことがあります。今はかなり変わったようです。最後に主人公は死亡確認して泣くが、これは仕方ない。小生もよく涙ぐみます。小生はERのように生前に患者自身が延命治療についてどう考えるか、家族と一緒に死についてしっかり語り合える、状況であることを希望する。「僕の生きる道」が感動したのは、そこがしっかりしていたからだ。斉藤先生は中村秀雄先生の主治医になって、金田医師に指導してもらったら勉強になったと思います。
★3話 「一流の嘘」 心臓疾患で内科と外科の確執、病状に対する主治医としての混乱である。内科と外科は確かにちがう。しかしこれは役割は違うだけだと思う。適切がどうか分からないが、企業でいえば営業と工場みたいもので、イイ営業で注文をとってきてもイイものが作れなければ駄目だ。反対にイイ製品をつくっても世の中に知られて、使い道を広げてもらわなければ駄目である。多くの外科と内科はこのドラマほどひどいことはないと思う。若い時に大学病院にいるとき癌患者でも外科に手術を頼むと1ヶ月後になった。早くしてくれないかなと思った。しかし現実は癌も人の顔が違うように、みな違う。病歴をたどると大学の医師の前に来るまでに、多くの時間が流れていて、病気の本当に最後の最後しかみていない。この1か月は癌の全歴史のほんの1%にもならないでしょう。今回の心臓の患者さんも左冠静脈主幹部に99%の狭窄があった、しかし左前行枝や回旋枝も造影剤は結構濃く写っていた。確かにいつ詰まっても不思議はない、そして詰まれば突然死する可能性は高い。しかし安定したプラークなら意外と大丈夫なこともある。最終的にはプラークの破綻が心筋梗塞の原因です。斉藤先生の驚きぶりと焦りは素人並です。またバイパス手術が動脈硬化で術中死のリスクが高いならば、患者と家族に説明して別の病院で手術したいと言えば別の病院を紹介するし、手術がイヤだといえばしないこともあると思う。小生は高齢の3枝病変で狭窄もひどく左室収縮がほとんどない患者でも、手術しないで元気に畑仕事をしていた患者もいる。医者は神ではない。「よくお助けください」といわれるが、神ではないので「助かるように一緒に祈りましょう」としかいえません。斉藤先生は医者の仕事を過大評価しているようだ。そして自分の勉強や先輩の意見よりも、なんで看護婦の赤城さん(鈴木京香さん、今回は魅力的です)の意見を聞き入れるのか信じられません。研修医時代は実際の細かな手技ではベテラン看護婦の意見を参考にしたが、治療方針の大事なことは決めたことはありません。学生時代に実習で何を勉強し教育されたのでしょうか。
★とにかく問題が多いから問題作で議論が沸き起こるのでしょう。医療の現場は問題が多い。しかし日本の医療はこれまで頑張ってきて長寿国になり、誰でも病院を受診できた。これからどうなるだろうか。アメリカ的になり貧乏な人は治療が制限される時代になりそうだ。長々と書いてきました。個人的な意見で誤解を招く部分もあると思います。ご容赦くだされば幸いです。疲れました。