2002年7月ドラマ
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今クールのベスト5 投稿者:うーやん  投稿日:10月14日(月)15時01分28秒

なんとか間に合いそうだ。「カリスマせつこさん」の詳細にして独自性高い書き込みの後はまずい。自分のレベルの低さがバレバレだ(ごめんなさい汗)。

1位:マイ リトル シェフ  ★★★★★

初めはゆるかった。矢田亜希子が目当てと前クール「しあわせのシッポ」の逆転があったので、懲りずに見た。ストリーもまずまず妥当だ。これじゃレストランつぶれると思うと、本当につぶれた。銀行さんも「いいレストランですね」といったが、安易に助けてくれなかった。キャラもしっかりしていた。変に恋愛ものに深い入りしなかった。兄弟のような仲間意識が職場を支えていた。セリフも妥当だ。毎回ゲストを迎え、しみじみ人間(自我)と人生(成長)と料理(食欲)を描いた。この積み重ねが一つの美しい世界を作った。これでいいのだ。無理にストリーやキャラを混乱されなくていい。絶賛だ。

2位:濱マイク ★★★★★
最初から跳ばしてくれた、途中まで1位だった。回でばらつきはあったが、今でも記憶に残るシーンが浮かんでくる。これだけでもすごいことだ。ドラマを見るが終わったとき残るシーンが多い。これも評価かもしれない。注目の中島美嘉も結構味を出して活躍した。ゲストがすごかった。テレビでこれだけ個性あふれる役者がみれる番組はないでしょう。暴力的シーンには少し抵抗があるが、最終回の結構暴力的なSIONの話と演技にも泣いてしまった。人間は悲しいが美しい。これだけは途中から録画してある。まだ再見していないが。1位と全く味わいは違うが、なんだか作り手と役者の気持ちが伝わることは一緒だ。

3位:ツーハンマン ★★★★★
他のドラマはリアルでほぼ全話見ているが、これは最初と途中も抜けてしまった。しかし急上昇で3位になった。スーパーマン、ウルトラマンなどヒーローは多いが、怪傑ゾロ?のパロディだろうか。アメリカ味のD級の漫画のタイトルがいい。チープな通販業界も新鮮だ。草刈正雄もテキヤ(販売促進員)上がりだが、フーテンの寅さんのアメリカ味でいい。地味なジミー中村俊介もマスクとマントの安易な変装がいい。最後の口上は、お決まりで予想どおりだが、期待を裏切ることも超えることもない。そしてしみじみさせてくれる。仲間を信じること、そして仲間と生きること、単純だがいいことだ。エンディングもホームページ風でチープで楽しい。

4位:茂七事件簿 ★★★★★
今クールのドラマにNHKをいれていいのか、疑問を抱くが、やはりはずせない。日本人のもつ生き方の美徳(死語かな?)を感じた。以前も述べたが鎖国時代に江戸は、当時世界で有数の文化を誇っていた。さまざまの芸術を生み出していた。その後、浮世絵や焼き物や漆器などを世界に発信した。そして現代もサブカルチャーだがマンガを中心にジャパネスクを世界に発信している。原作の良さ、若手ゲストの演技への期待、NHKならでは絵の美しさに感動した。耐え忍びながらも義理と人情(死語?)を忘れちゃ日本人はおしまぇ〜だ。

5位:サトラレ ★★★★
映画をビデオで見たので、最初どういうスタンスでみるか困った。これが連続ドラマにできるの?と心配になった。3回目過ぎて主人公の心根に泣きながら、これはコメディだと分かった時、安心してドラマを楽しめた。神田うのの変装やナースたちの反応に笑っていればいいのだ。当たり前だが「ありえねぇ〜!?」 しかし、なんといっても主人公の素朴さが美しい。風吹じゅんの母親の自然な愛情は、サトリの境地だ。主人公がサトラレなら付き合う周りはサトリになってしまう。だから視聴者もサトリを感じるかも。個人的ですが鶴田さんは年取ったなと思いながらも、あの声にはくすぐられる。佐々木さん、猫背さんもよかった。小池栄子さんはもう少しだ(泣き笑い)。

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今クールのベスト6-10位 投稿者:うーやん  投稿日:10月14日(月)15時03分12秒

ほとんど順位の差はない。

6位:本池上署 ★★★
ありそうだが絶対ない署長さんと署員の話です。しかしキャラも決まって安定したつくりですね。ゲストで安田・高橋のモー娘など多彩である。毎回終わるので気楽だ。コメント書けないな。とにかく、かみさんも喜んで見ていた(安心笑い)。

7位:ショムニ ★★★
これはコメディだから何でもありだ。突っ込みどころは多いが、許す。約束のシーンの連続、秘書課との挨拶、水晶の予言、千夏の啖呵と、少々当たり外れはあるけれど、気持ちいいではないか? 景気低迷の時期、これ位は笑いながら「馬鹿だな」と思いながら、見てしまう(くすぐり笑)。

8位:ナースの仕事  ★★★

いずみは成長していた。最初ドジなままいくのかなと心配したが、まずまず成長していた。成長しながらも、脇に姑さん(秋川さん)、新米看護婦(安達さん、身長差は計算どおり)、外科部長の恋(益岡さん)を入れて展開した。相変わらずの楽しさがでていました。結末も意外でびっくりした。これも素敵かもしれない。コメディにどうも採点が甘いようだ(ぼけ笑)。

9位:ぼく地球  ★★★
前ふりのあるドラマは苦手だ。前回は「ヨイショ」だ。今回も前ふりで期待してしまう。それで見るが最後に何だ!と怒ってしまう。ドラマは前盤はゆるめで大丈夫かなと危惧した。中盤でキャラがこなれて、哀川さんもイイ感じになりました。最後に大きく展開しいた。鈴木杏樹さんは我慢できるが、最終の結末がね。サトラレとサトリで奇妙な木曜日でした。内村さん(小生のバンドル名「うーやん」も少し意識している・・)は大好きですが、コントのほうがいいかな(怒り笑)。

10位:天体観測 ★★★
評価難しいな、最初好印象だった。うまく主題を絞って最後までうまく描いてくれないかな。しかし途中で大きく破綻した。恋でもない、友情でもなかった。それぞれの成長なんですね。ただ広げすぎたのでまとまらない。武だけが終盤大きく深く描かれたが、あとは説明だけだ。残念だ。長くなってもいいから、丁寧に細部まで緻密に描きこんで欲しい。それでなければ、3人の恋愛もので主題をしぼって、武は脇のままに終わらせて欲しい。最後まで本を書かずに制作している様子が窺われた(残念涙)。

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今クール11位以下 投稿者:うーやん  投稿日:10月14日(月)15時08分17秒

最後の「愛いら夏」は特別ですが、15位、16位以外は差はない。好みです。疲れてコメントは言いがかり的です。連続書き込みごめん。

11位:ランチの女王 ★★★
楽しいし、オムライスはおいしい。なのに11位は不思議だ。たくさんドラマ見すぎだからですね。8本みていれば5位には入りそうです。竹内結子さんは頑張った。男優陣も頑張った。エピソードもそれなりに良かった。ただ無理して竹内さんの過去に族の頭の彼女にしなくても、別の謎にして欲しかった。小市民なおじさんは族が市民権を得ているとしても(?)、怖いのは嫌いです。濱マイクは最初からそういう世界の話なのでいいのです。任侠映画をみて任侠ならいいが、楽しいそうな恋愛ドラマをみたら、族の味が強いと抵抗を感じてしまう。理由にならないかな、結局屁理屈ですな(苦笑)。

12位:恋愛偏差値 ★★★
1章は良かった。前盤は評価高かった。なんで、もっと広げて深めないの? 原作が弱いのかしら? 2章3章は設定や展開の妥当性が甘いと思った。2章は稲垣と常盤の出会いと結末は疑問?3章財前や柴咲は職業人として疑問?柏原みれば分かると思うが? 妥当性に疑問だ。1章は結末以外は素晴らしい。まとめておじさんのぼやきだ。とにかくカップリングしないことが自己成長で自己実現という時代なのだ。愛も性も仕事も自己の責任で必要な時に獲得する。パラダイムの変化と今の時代の恋愛の困難さを痛感した。ヒトは脳の進化で生物を越えようとしているのだろうか。求愛行動-生殖行動-繁殖行動という生物学的な流れがなくなったのですね。脳の進化が別々にしたのです。一方遺伝子は遺伝子独自に自由にで個体や社会や種のルールを越えて動きだした。なんでも存在可能な自由度の高い社会は複雑だ。やはり問題作で、評価を上げるべきかもしれない(汗)。

13位:太陽の季節 ★★
結構良かったのです。しかし展開が揺れ過ぎて、思わず「?」とツッコミを入れる。おじさんにはもう若さ故の動揺混乱はないのだ。もういつ死んでもイイとも思っているおじさんは、登場キャラに「若いゾ」「何してる」「そんな馬鹿な」と叫んでいる。かみさんはタッキーに見とれていて、「うるさい」といわれ、しばらく喧嘩になった印象深いドラマだ(へこみ汗)。

14位:陰陽師・怪談 ★★
微妙です。いいといえばいい。かみさんは結構好きで見ていた。CGなど特殊効果満載の時代劇で、大掛かりな気もするが、大味な感じで、すごいナァ〜で終わってしまう。怪談はひねりが入っているので、もう少し評価すべきかもしれないが。やはり微妙で小生の好みでないということで、ご容赦ください(微妙汗)。

15位:探偵家族 ★
中盤から後半に慣れてくるとそこそこ面白かった。気楽に見れた。設定もまあ我慢できる。しかしインパクトに欠ける。探偵グッズを紹介されても、室井滋さんが面白く教育してくれても、だから何だと思ってしまう。何かしながらぼんやり見て楽しむにはちょうどいいかも。画面に引き付けられる魅力はない(寂しい笑)。

16位:庭付き一戸建て ★
なにしろ「ありえねぇ〜」ですべてが始まり終わった。白金の3000万円の一戸建て?家族姉妹が全員一緒に住む?急に家を何回売りに出した?肺がんが間違え?死亡宣告してから生き返る?「ありえねぇ〜」・・・家族ものを描くならもう少し設定を妥当にして欲しい。パパイヤ、山川、加賀美さんは新鮮だった。原田康雄、松本明子さんもいい仕事したのに、真面目に設定、本を作ってくれれば、そこそこ感動したかも(ありえねぇ〜涙)

17位(最下位賞):愛いら夏 ★????
最初の兄を偽って家に入り込む時、渡辺篤郎さん25歳は「ありえねぇ〜」。彼の台詞わましにどうしても馴染めなかった。しかし真似をしてかみさんを怖がらせていたから不思議。堤さんの独特の映像は良かった。前クールの「空一」と同様にインパクトはダントツだ。16位の次という意味ではなく、あえて1位と同じくらい愛情と尊敬をこめて価値ある最下位をつけた。ページ作者さま、ベスト5も大事だが最下位ドラマを選んでもいいかもしれない。いい作品は好きも多いが嫌いも多いものです。(?汗?涙?悩?)。

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連続投稿容赦 番外 投稿者:うーやん  投稿日:10月14日(月)15時10分46秒

あえてNHKの「恋する乙女」は8位相当(とにかく気楽なおしゃべりが良かった。山口あゆみが出ていた)ので、「ロッカーのハナコ」は6位相当(ともさかの語り口と声がいい、オリジナルな気がする。もちろん服装も懐かしいし女の子も可愛い)ですが、ランク外としました。「さくら」は7位相当(高野志穂がスタジオパークで白い顔で登場でびっくり、最終のもたつきが本当に惜しい)でしょうか。「黒い十人の女」(きょんきょんはどの役でもきょんきょんだ。声がいい。もちろん浅野さんと京香さんも良かった)「真珠夫人ー完結版ー」(台詞が懐かしい日本語を思い出した。大和田さんの渾身の演技に感動した。)「北の国から遺言」(もちろん最高のドラマだ。生きていて見ているだけで幸せ。長生きして良かったと思った。ドキュメントで50歳前後で死んだ人が多い。おじさんも51歳だ。いつ死んでもいいように楽しいドラマ見せてくれ)

おじさんにはマンネリでも、心温まる、生きてドラマが見れて良かったなぁ〜 というドラマがいい。結局コメディ・ドラマが上位になった。でもサトリに近いおじさんも「何じゃ こりゃ」「ほう新鮮じゃ」というものも欲しい。わがままじゃ。

追伸:今クール中、職場の自作マイクロ・ベアボーンでメモリ換装中にマザーボードが煙と異臭が発生し(刺激的な事件だった)、マザーボードを交換した。幸いCPUとメモリは生きていた。その後自宅も自作のマイクロタワを組み立てた。OSをwinXPに変更したので、ソフト・周辺機器も対応の検討を考えていた。何だか一月ほど別の世界に行っていた気がする。ついでにポータブルHD(USB2対応)は便利だ。愛用中、壊れないでね。

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日土ドラマ終盤前 投稿者:うーやん  投稿日: 8月20日(火)11時18分53秒

利まつ     ★★★★    かみさんは好き   ☆☆☆☆
金沢生まれなので興味深くみている。400年間戦禍に遭っていない都市は金沢だけと市長は自慢していたらしい(その秘密は何?)。利家は信長に仕え、秀吉、家康に仕えていく。ユキネーさんが指摘されるように、武士として面目(プライド)や前田家の一族を守る手腕(センスとスピリッツ)や人として柔軟で共感的(スマートでシンパシー)である。主人公だからかなり都合良く描かれていることを値引きしても新しい視点で教訓的である。しかし秀吉が怖く描かれている。これが本当に見える。これまでは出世成功物語だったが、天下取ってからの朝鮮出兵(これでいいのかな)や後継者問題などでは再考・再評価されなければならない。今後も楽しみ。

太陽の季節   ★★      かみさんは大好き  ☆☆☆☆☆
タッキーの復讐が分かり大きく展開したが、これからどうなるの? おさまりかた難しそうで心配。金持ちの二代目仲間は何なの?これが世間では人脈・コネになっていく? そしてシンジはタッキーに復讐する?金持ちはわざわざ喧嘩しないものだが?疑問だらけだ。怖い顔の遠藤さんが絡んで最後はタッキーが幸せになることを祈る。暗いまま復讐の報復で終わっては寂しい。タッキーは脱がなくなったし、池脇千鶴は相変わらず微妙。可愛い顔かおばさん顔なのか不詳のまま。評価変わらず。

本池上署    ★★★     かみさんも家事しながら見てる ☆☆☆
いい人のキャリア署長さんは、東大卒管理職なのに現場が好き現場主義。加護亜依は子供なのです。脇の橋爪功、もたいまさこ、佐藤B作がしっかり締めて、野波麻帆(似顔絵巧すぎる)、知念里奈、金子賢も安心して見られる。設定も事件も見たことありそうな話ばかりだが、安心して見られ泣かせてくれる。ゲストも楽しみで、安田圭頑張って、安永亜衣なつかしい。愛里はじめまして。

ランチの女王  ★★★     かみさんは楽しんでいる ☆☆☆☆
月9という思い入れを除くとそこそこ楽しい。妻夫木聡、山下智久、山田孝之、堤真一、江口洋介といい男が揃ってかみさんは喜んでいる。竹内結子は笑顔が可愛い、謎(ヤンキーの暴走の姉御?運びの前科あり、キャラ似合わない気がする)も明らかにされている。これを中心に最後まで展開していく? 中盤は父の死、石黒賢のエピソードが感動を与えてくれた。これからもゲストでみせていくの? 森田剛もゲストで終わるのか(それならイイが)。キャラになじんできたが、ユルイし本筋が動いて中途半端かな?おまけで評価アップ 

濱マイク    ★★★★★
   かみさんは一旦脱落したがなんとなく見ている ☆
これはすごい。おじさんはナンセンスや訳分からないのが大好き。前半の猥雑から中盤「サクラサク」からゆったり美しいに変わってきた。それなりに楽しい。リアルでみながらビデオで再確認している。多分DVDが出ればそれで再再確認するだろう。ゲストもいいが、脇の刺激的な役者がそれぞれ1話だけメインになる展開も刺激的。ストリー・設定も無理や飛躍は覚悟の上で、異次元や多国籍な味わいを続けて欲しい。本当に断片的に印象深いシーンが今も脳に残っている。

見て楽しくて笑えて、少し泣きが入る人情物が好きな「ただのおじさん、おばさん」だ。個人的好みで評価したので、一部の人には不快でしょうが、ご笑読の上、ご容赦下さい。Macのみなさん文字化けしていますか? ★☆は黒星と白星です。ご指摘下されば幸いです。
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火水ドラマ終盤前 投稿者:うーやん  投稿日: 8月22日(木)08時39分07秒

陰陽師・怪談  ★★      かみさんはみている   ☆☆
初回は凄いと思ったが、安部清明は何度もでている。三上さんは好きな役者さんですが、どうなのでしょうか。2回目からインパクト減った。最終回も画面ばかり凄くて展開がのみこめなかった。今の怪談で1回交替はイイかも。あきないで結構新しい時代劇が楽しめるかもしれない。菅野美穂は予想通りだが、満足しました。松雪泰子も満足しました。毎回どうなるか楽しみですが、評価変わらず。

ナースのお仕事 ★★★     かみさんはみている ☆☆☆
大いなるマンネリ。松下由樹は婦長、朝倉だって7年目のベテランで妻なのだ。心配したが、それなりに安心して楽しめる。新人教育や嫁姑もさりげなく描いて見せてくれる。味わいと深みも自然に出ている。エンゼルセットも時間かかりすぎと思うが感動でした。悪性リンパ腫で、突然ショックで挿管までして、回復したらケロリはないよ。簡単に病気をまとめすぎる。パニック障害の安達看護婦も簡単に治るのも、この番組では仕方ないかもしれない。本当は大変です。評価かわらず。

天体観測    ★★★    かみさんは暗いといいながらみている ☆☆☆
青春はいつも危うくて美しい。ドラマではツッコミをいれながら、楽しんでしまう。ただキャラが余りにも幼過ぎる気がする。顔をみるとしっかりしているが、やることは幼い。健太、本当に大学でたの?中学生みたい(イライラするがこれは作戦?)。ハセキョのパニックも治りそう。カウンセラーより愛が効くのか。サトブーは幸せになって欲しい。しかし話広げすぎで疑問が満載。話題もてんこもりで一気に無理矢理に怒涛の終盤へ雪崩込む?評価かわらず。

ショムニ    ★★★    かみさんも楽しんでいる  ☆☆☆☆
大いなるマンネリ。いいですね。キャラが確立して固定してすぐに全開。何しろ高橋由美子の占いで、ストリーが簡単に楽しく成立し、ドキドキしてしまう。うまい手を考えたものだ。漫画で仮想の会社と受け入れれば、細部の矛盾点ツッコミは多くても我慢できる。お決まりの戸田菜穂と江角のかけあい、江角の啖呵は「ごくせん」まではいかないが、ちょっと効く。でもみなさん少しお疲れかな。評価変わらず。

東京庭付き   ★★     かみさんはマイリトルシェフだけみている ×
大家族と欠陥住宅を描くのだが、肺癌であと1ヶ月のわりに元気過ぎる父の考えに違和感あり。父の希望で同居したら働かないパラサイトの現状はいいの?死ぬなら遠くでも自立して頑張っている子供が好きだ。不動産屋さんがこんなに親切? ツッコミどころ満載だが、これから肺癌が分かってしっとりムードになって家族愛を描くのか? 最後、加賀見早紀は可愛い。評価変わらず。

マイリトルシェフ    ★★★★★   かみさんも楽しんでいる  ☆☆☆☆
矢田亜希子が可愛い、すてきです。おいしい料理と人を思いやる優しさで毎回のゲストが癒される。食事つきのカウンセラーみたいで、みている方もしあわせになる。高橋恵子の母親が絡んできましたが、無理に重くしなくて、このままメルヘン味のホンワカで終わっても「こっちのほうがステキ」かもしれない。上戸彩は誰かに似ていると思ったが、山口百恵に少し似ている? 我が家の絶賛・お気に入り。評価アップ。

見て楽しくて笑えて、少し泣きが入る人情物が好きな「ただのおじさん、おばさん」だ。個人的好みで評価したので、一部の人には不快でしょうが、ご笑読の上、ご容赦下さい。以下は追加の雑感です。仕事が忙しい時は、連続してみる気合がいるドラマは1−2本しか見れなかった。その場だけのお笑いのバラエティばかりであった。今は仕事暇なのでこんなに見ている。これを思うと、ドラマの視聴率が高かった時代は、結構日本は成長途中で、元気で、余裕があった時代だったのかもしれない。また10歳でテレビに遭遇した小生の世代は、テレビ好きだが、テレビも媒介として完成され尽くしたのかもしれない。本やCD音楽の売れ行きが頭打ちと同じかもしれない。ついでに、生まれた時からテレビのある世代はテレビに思い入れはないのでしょうね。ちょっと考えました。
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木金土の終盤前 投稿者:うーやん  投稿日: 8月26日(月)08時51分53秒

サトラレ    ★★★★     かみさんもなんとなくみている ☆☆☆
これは間違いなくコメディだ。サトラレの幼稚さに笑ってしまう。神田うのの変装も大笑いだ。でも素直な主人公の心が伝わると感動してしまう。泣きも入る。風吹ジュン(イイ役者だな)、鶴田真由、オダギリジョーも面白い。主人公の心理描写が台詞でできるのでオダギリは台詞覚えなくていいかも。不思議な世界も慣れてくるとわかりやすく感動ものだ。評価アップ。 

恋愛偏差値   ★★    かみさんは「ぼく地球」だけみている」 ×
初回の中谷美紀の話は抜群だった。初回評価は4つ星だったが、最終回はまとめすぎでがっかりした。今回のエピソードは初回に比べてしまい、平凡な感じがする。構成も稲垣の世界とガラス工場の世界が違いすぎてピッタリこない。終わり方も中途半端な印象を持った。恋愛は4年で終わるが結婚は長く続く。昔は恋愛して、その間にこの対象と結婚しつづける関係・方法を構築するものです。最近は恋愛は自由にできるので、結婚不要になってきたのですね。プチぼやきでした。恋愛ものは多いので、どうしてもインパクトがないと心に届かない。評価ダウン。

ぼく地球を   ★★★      かみさんもみているが  ☆☆☆
ウッチャン大好きなので楽しい。真中瞳、古田新太はじめ、みなのキャラが安定していくと楽しくなってきた。前フリの偉人というカットは違和感が残る。最後までひっぱるのか。「いつ落ちるの?」と水戸黄門の印籠のような楽しみも出てきた。哀川翔とのからみはますます絶妙な味わいだ。2つ星から評価アップした。

ツーハンマン  ★★★★★    かみさんはみていない  ×
この地方では、深夜枠なので4回しか見てないが、いいですね。通販は未経験ですが、異様なインチキ臭い感じが付きまとっていた。ドラマはそこを逆に活用している。主人公や登場人物がベタな感じ、全体はチープでインチキ臭い感じがピッタリで素敵。草刈正雄や多彩なプレゼンテーターは面白い。ツーハンマンの語りが決まるとすっきりしてしまう。最後は何となく癒される。今回の大穴です。

茂七事件簿   ★★★★★    かみさんも ☆☆☆☆
絵が綺麗で、人情話がイイ。毎回泣かされた。原作の良さに完全にやられてしまった。「日本人は美しい」と思ってしまう。経済至上主義では実現されない幸せがあるのだ。江戸時代は鎖国で暗いイメージを持つが、自己完結的社会(リサイクル社会)で人は頑張って「日本−ジャパネスク」(日本文化)を集大成していたのではないか?それが今も心に残って感動する。今週から再開される?期待します。

愛いら夏    ★★    かみさんは暗く台詞分からないで脱落 ×
広末は頑張っている。前々回裏の「天使の歌声」のためか視聴率4.2%で、一部では広末の責任といわれるが、これは渡辺篤郎の台詞回しと顔と身体ゆがめる演技と年齢の設定の無理のせいだろう(読売新聞で指摘と反論が掲載された)。最初から指摘したが渡辺篤郎は25歳に見えないし怪しい。今になって坂口や鈴木一真なども怪しいではグチャグチャだ。一旦慣れるとイイ味だが、そこまで付き合う視聴者は少ないのでは。結局好きな人は、たまらなく好きなドラマだ(このTV枠は毎回こうなる)。評価ダウン。

探偵家族    ★★★     かみさんもみている   ☆☆
2回目以降キャラもなじんで、意外といいかも。ゴールデンボール風に脇がイイ味だして、楽しいエピソードもある。素人探偵は当然インチキ臭いが、小ネタもきいている。大家族もテーマになって、時にエピソードを作り出す。少し泣かせるところもある。評価アップ。

今回の終盤前の評価も終わります。最終回評価はまたベストテンで会いましょう。どうでもいいことだが、BSマンガ夜話の録画をみている。笹峰愛から佐藤江梨子にアシスタントが変わりました。笹峰愛は芸能界から一時撤退のようです。4月から自分でホームページを作り日記を書いている。感想をかいてメールしたら返事がきた。何となく嬉しいおじさんです。
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ERYの中止(ネタバレあり) 投稿者:うーやん  投稿日: 7月22日(月)17時56分00秒

コメントします。ルーシーというキャラは女医さんに時に見られる一つの典型像で、指導しているときは苦労させられるが、愛着あるキャラです。今回は衝撃のエピソード(ルーシー降板として文句なく、興行的にも大成功らしいエピソード)だと楽しみにしていたのに、トイレに行って冒頭のコメントをみそびれた。かみさんが何だか違う回を放送すると報告してくれた。日曜日、早速ビデオ屋へいき、第14話悲報「all in the family」のDVDを借りてみました。始まりはバレンタイン・パーティからで、カーターが診察室に入ると突然刺され倒れる。そこにはルーシーも倒れていた。そして発見されER室とオペ室のシーンが長く続く。出血の量が多く、ルーシーの救命のために気管切開から開胸しての心蘇生(普通は医師の顔のシーンだけが多いが、今回はかなりはっきり臓器が映し出されています)が長々続きます。小生は内科系ですが出血などには平気ですが、一般の人は驚くでしょう。心の準備がないと耐えられないかもしれません(冷静なケリーも吐いてしまう、当事者としての強いストレスのためだが)。「ナースの仕事4」の安達看護師ならパニック発作で間違いなく倒れています(苦笑)。息詰まるシーンの連続で、ベントンやエリザベス、ロマノや懐かしいアンスポー前部長まで登場して二人を必死に助けようとするエピソードは素晴らしかったです。ルーシは一旦蘇生し快復する(thank youとささやく)が、最後肺梗塞を起こし(妥当だと思う)、午前2時52分(?)死亡する。最後にこれまでセクハラで嫌みなロマノが人情味だして、もう一度蘇生しようしたり手術器具のトレイをひっくり返すシーンは良かった。カーターは挿管されず、出血と内臓損傷の処置で、一時的な人工肛門設置までうけて救命された。ルーシの指導医として心の傷を残すのだろう(医者の心の傷は一般の人が思うよりも厳しいことがある)。
しかし検索したホームページ「ERなお部屋」などの書き込みによると(本当か確認できませんが)当日の「あすを読む」で統合失調症を扱うことになっていて、昼に急遽中止になったようです。精神障害者に対する偏見を助長するということが理由らしい。確かに感動するが衝撃的でリアルで長い開胸シーンと慎重な扱いを要するテーマなので、公共の電波(チャンネル権は視聴者にあることを確認した上で)を使わない。ビデオやDVDになっているから、そちらを見なさいと言うのは一つの意見かもしれません。一方で放送して改めてメディアから開胸シーンや精神障害について十分議論することも必要かもしれません。とにかくビデオ屋で自己責任で自分の金をだしてレンタルするしかないです。そして自分で考えてください。結論は難しい(個人的には5−6割は余りにもデリケートなテーマなので結論が出ないうちは放送しなくて良かったと思います。残り4−5割はチャンネル選択権はあくまで視聴者にあるのだからここまで放送したなら今回も放送すべきと思います、その時は十分な情報の提供と論議の追加を条件にします。NHKならできると思います。そして深く考えると良いと思います)。意見があれば聞かせてください。
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愛なんていらねえよ、夏について 投稿者:うーやん  投稿日: 7月27日(土)12時43分05秒

(1)みき、HK、on the edge、わかめ、練馬大根役者、くわぴん、のんしゃらん さんなど多くの方が指摘する渡辺篤郎の台詞まわしに、本当に個人的にもう限界です。気になると、不思議ですね、どんどんダメになる。多分脳の中に渡辺篤郎の台詞に反応する神経回路が形成され、それが不快の感覚中枢と連絡してしまったのでしょう。もちろんドラマは見続けますが苦労するかもしれません。小生が余りいうので、かみさんも脱落してしまった。好きな人は好きなのでしょうね。
(2)楽市、ヒロさん の指摘を参考にしますが、設定に問題があると考えられる。亜子が21歳で、15年前の6歳の時に兄と別れた。兄の礼慈は3歳上で24歳です。交通事故で死亡し、骨壺になっていた。死亡届けは出ていると思うので戸籍に記載されてると思われる。レイジは源氏名で33歳である(ついでに亜子の婚約者五十嵐は35歳だとか)。レイジは生まれて臍の緒ついたまま捨てられたらしいが、乳児院で育てられたので仮の名前でも、戸籍はあると思う。弁護士がレイジを見つけた。当然免許証か保険証か住民票か、何か身分を証明する物をみせてもらえばイイと思います。年齢や誕生日や名前をみれば、すぐに兄でないことは分かると思います。弁護士もいて金もあるのだから、何億の金が動くという話なので、法的な解決があってもいいと思います。医学的にも父が死んだばかりなので、髪の毛くらいは残っているので、親子鑑定もある程度可能だと思います。まさかあの弁護士や家政婦や婚約者もレイジとつるんでいるとは思えない。そこでこの不合理を解決するには、多分ストリーの展開の中で、当然兄でないことが分かってしまう(どういう話で分かるか楽しみです)。しかし愛に変わればどんな人でも(血縁がなく男であれば)犯罪歴があっても夫婦になれる。そうすると法律的には何の問題もなく財産を半分もらえます。こういう話しかないですよね。しかし時間が問題だ。2ヶ月で結婚しないといけない。結婚してすぐに死んでは疑われる。しかも財産をうまく使わないといけない。難しいですね。
(3)ただ話は亜子の脳腫瘍(頭蓋咽頭腫)が問題となっていきそうな予告編でした。専門ではないので教科書的記載ですが、この腫瘍は胎生期の残存組織から発生し、トルコ鞍近くに限られる、視神経や下垂体を圧迫していく。5−14歳に最も多く発生する。10歳で失明しているので、その時にすでにかなり大きいと考えられる。下垂体機能低下を伴い、成長障害(小人症、性発育不全)が出現することが考えられる。大きくなると閉塞性水頭症となり頭痛嘔吐などが出てくる。治療は原則手術で、全部摘出できないと放射線照射するが、尿崩症、ホルモン補充療法が必要だ。良性だが5年生存率は88%とやや不良だ。手術しているのかな?成長障害はなさそうだが、男と付き合っていないのは性発育不全があるため? 失明して10年で頭痛が出現していることから水頭症を伴っているようです(ただ予告編でのCTは正常所見のようだった。ビデオとっていないので一見しただけで、亜子のCTかも確認できていない)、今後病状は厳しそうだ。
いろいろツッコミを入れてしまいましたが、ファンの人は気を悪くしないで下さい。何となくドラマの前提・設定が納得できないと辛い。ドラマが進展することで疑問を解決されることを期待します(これが見続ける理由かな)。ちょと思い込みや誤解があるなら誰かコメントくだされば幸いです。絵はきれいですね、昨日のクレーンでの絵は本当にびっくりでした。部屋にレイジが立っている姿と「誰もいません」と答える家政婦のシーンは異様で衝撃でした。
今クールの前半その1 投稿者:うーやん  投稿日: 7月22日(月)12時32分54秒

◇本池上署    ★★★     かみさんも家事しながら見てる ☆☆☆
いい人のキャリア署長さん。管理職なのに現場が好き現場主義。なんと加護亜依が子供なのです。副署長の橋爪功は相変わらずイイ味でている。野村麻帆が手堅く成長しているね。設定も事件も見たことありそうだが、いい人高嶋政伸に心洗われる時間です。
ランチの女王   ★★     かみさんは楽しんでいる ☆☆☆☆
月9という思い入れをなくすれば、楽しい。竹内結子はそれなりに可愛いし謎もありそうだ。妻夫木聡、山下智久、山田孝之、堤真一、若林豪、江口洋介といい男が揃ってかみさんは喜んでいる。でもインパクトが足りないのでは。
◇濱マイク    ★★★★★   かみさんは分からないと 脱落 ×
これはすごい。おじさんはナンセンスや訳分からないのが大好き。穴掘り、迷路の街、Tシャツの乳首はインパクト大。役者も井川遙(イイ味です)、酒井若菜、市川実和子、小泉今日子(手、顔、半身と登場)、松田美由紀(すごい)、中島美嘉と個性揃い。小さなエピソードも満載です。スネクマンショー咲坂、桃内の登場には泣けた。おじさんは今感動している。自分の時代はすごかったと誇りに思う。個人的思い入れの絶賛作品だ!!若者は解らないかもしれないが、この感性を受け止める努力をして欲しい。おじさんも若いときは、上の世代の発信する映像や感性を受け止めていたのだ。今では古典のカミュ、ベケットの不条理、ゴダールやフェリーニの映画、などなど。いけない。独り言とお説教が過ぎました。さてこれからも味わい変わらず続けて欲しい。
◇陰陽師     ★★      かみさんはみている   ☆☆
初回は凄いと思ったが、なにしろこれまで何度も登場キャラだ。2回目はインパクトなく普通にみえた。三上さんは好きな役者さんですが、どうなのでしょうか。CG(コンピュター合成画像)を多用して、絵はきれいです。でも時代劇でCGは難しいかな?比較してはいけないが前クールは「三匹が斬る」は結構他愛なく反権力で好きだったが。
◇ナースのお仕事 ★★★     かみさんは時々みている ☆☆☆
大いなるマンネリ。コメディを続けるには、キャラが皆、年取り昇進している。松下由樹は婦長、朝倉だって7年目のベテランで妻なのだ。ここらが微妙だ。今回はパニック障害をもつ後輩看護師をめぐって、シリアスな場面もでてくる。もちろん定番嫁姑もからんでくる。安心して楽しめるが、味わいと深みをどこまで塗りこねるかが今後の問題だ。
◇天体観測    ★★★★    かみさんも結構みている ☆☆☆
前にもみたような青春物(「愛という名」?)。でも好きです。青春はいつも危うくて美しい。おじさんも思い出してしまうのです。現実は面倒な人間関係は回避していますが、仲間にあこがれます。ドラマではツッコミをいれながら、楽しんでしまう。若い役者が個性をもって登場する。ただここでもパニック障害(広場恐怖、対人恐怖を持った)が登場します。前クールは人格障害と自殺について考察したが、別の機会にパニック障害について述べたいと思います。
◇ショムニ    ★★★    かみさんも楽しんでいる  ☆☆☆☆
大いなるマンネリ。でもこれは、いいですね。キャラが確立して固定して年取らない?会社合併という状況を加えることで話を展開している。何しろ高橋由美子の占いで、ストリーが簡単に楽しく成立し、ドキドキしてしまう。うまい手を考えたものだ。まんまとはまってしまう。マンガと思えば細部の矛盾点ツッコミは多くても我慢できる。江角の啖呵は「ごくせん」まではいかないが、ちょっと効く。
◇東京庭付き   ★★     かみさんはマイリトルシェフだけみている ×
大家族を描くのだが、孤独好きのおじさんは、肺癌で死ぬ前に子供と一緒に住みたい原田芳雄に共感できない。多分忙しく家庭を省みなかったためだろう。自分勝手過ぎると思う。もちろん原田芳雄イイ演技です大好きです。松本明子、山川恵里佳、加賀見早紀(衣装がすごい可愛い)、パパイヤ鈴木もイイ味です。森下愛子は何でチーフになれたの?と思う仕事ぶりでした。女と仕事、結婚、家族。ネタはいくらでもある。そして欠陥建築がテーマででてくる。この出方で評価は大きく変わるかも。
◇マイリトルシェフ    ★★★★   かみさんも楽しんでいる  ☆☆☆
これも「王様のレストラン」に似ている?などと思ってしまうが、矢田亜希子が可愛いからいい★4つです。なんともおじさんの身勝手な評価であることが分かってしまう。おいしい料理と優しさと可愛い主人公が、エピソードを重ねるのは楽しい。もちろん高橋恵子の母親が絡んでくるでしょうね。それがどこまで厚みを加えて全体ができあがるかが楽しみ。
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今クールの前半その2 投稿者:うーやん  投稿日: 7月22日(月)12時30分37秒

◇サトラレ    ★★★     かみさんもなんとなくみている ☆☆
これは基本はコメディだと思う。心に思うことが他人に解ってしまう。サトラレが優秀という設定だが、考えていることが幼稚なので笑ってしまう。神田うのの変装は大笑いだ。でもやはり素直な主人公の心が伝わると感動してしまう。泣きも入る。母親役の風吹ジュン(イイ役者だな)、鶴田真由、オダギリジョー(2番組、頑張るな)も面白い。主人公の心理描写が台詞でできる。演技はいらなくなる?不思議な世界も回を重ねてどう変わっていくのだろうか期待と不安あり。 
◇恋愛偏差値   ★★★★    かみさんは「ぼく地球」だけみている」 ×
今回の中谷美紀の話は抜群だ。後のエピソードが可哀想(いらぬ心配?)。人間の表と裏を見事に描いている。もちろん主人公が仕事・恋愛・友情で完璧で、隙をみせない。自分の外面を大事にして、内面の葛藤を友人にも吐露することがないキャラである。これでは周りは一人でも大丈夫、いや壊してみたいという衝動に駆られる。木村多江、篠田涼子、菊川怜(2つの番組ご苦労さん)もいいですね。微妙な関係を演じている。「中谷が元恋人の部屋に侵入し茶碗を割った、いや割っていない。」このエピソード大好き。すべては混沌である。ベケット「モロイ」の最終文「外は雨が降っている。いや雨が降っていない。」を思いだした。インパクト大だ。
◇ぼく地球を   ★★      かみさんもみているが  ☆☆
たのしいです。なんといってもウッチャン大好きなのです。でもウッチャンのキャラも、何となくこれまでのコントの延長上に思われる。逆サトラレで似ているので続けてみることは辛い。真中瞳、古田新太も生かされていない。全体の味わいがインパクトに欠ける。しかし、いいところは「階段落ち」が水戸黄門の印籠みたいで、いつ落ちるのとドキドキしてしまう。哀川翔とのからみも絶妙な味わいだ。ここらが広がるといいのだが。
◇愛いら夏    ★★★(★)  かみさんもみている   ☆☆☆
ストリーもキャラも素晴らしい。広末も頑張っている。カット割や絵も素晴らしい。鈴木一真も久しぶりで嬉しい。藤原竜也、森本レオもイイですね。本来4つ★ですが、4つ目が何故(★)かというと、渡辺篤郎の演技に違和感が付きまとう。First Loveでの直さんと一緒の台詞回しと顔と身体ゆがめる演技に興醒めてしまう。長生きして寛容なおじさんも、これにはイエローカードを出してしまう。個人的な好みで評価しても許されるのが、ここの良さと思われるので、容赦下さい。渡辺篤郎でなく藤木直人の無表情な演技のほうがイイと、かみさんと話した。
◇探偵家族    ★★★     かみさんもみている   ☆☆
初回はなんだと思ったが、2回目普通かな、いや意外といいかもと思うようになった。稲森はプリ・ガールの味わいが続く。陣内は「フーテン寅さん」が元キャラらしい。陣内と警察の関係が本筋になっていくのか?子役はウェディングに続くと思うが、可愛い。ゴールデンボールのこともあり、今後の展開とキャラの確立で人情ドラマが飛躍するかな。
◇太陽の季節   ★★      かみさんは大好き  ☆☆☆☆☆
タッキーが屈折した青春を描く。登場する若者の生活は少し夢物語で、かみさん一押しで大好き。「太陽がいっぱい」にも似ているが、初回からの味わいが続き、タッキーの復讐?に話が進展していくと、おじさんもはまるかも。池脇千鶴が微妙なのだ。可愛いのかおばさん顔なのか、変化が激しい。岡田義徳 松本莉緒など脇の若者はそれなりで楽しい。

ツーハンマンや渡鬼は未見です。今回はあくまでも導入での評価です。前クールもだんだん効いてきたドラマもあったので、頑張ってみるよ。おじさんとかみさんの評価を平均するといいかも。長々の文にお付き合いありがとう。マンネリとパニック障害について書き込みたいと考えていますが、とりあえず中間と最終評価で逢いましょう。