信達三十三観音 1番札所 小倉寺観音

信達三十三観音 1番札所 小倉寺(おぐらじ)観音

本尊 千手観世音 写真
住所 福島市小倉寺拾石7
Yahoo!地図情報
別当寺大倉寺(だいそうじ)
納経所住所 同じ場所
宗派 臨済宗
御詠歌 小倉寺や 松ふく風も おのづから 千手の誓い あらたなるらん
行き方 福島駅東口(写真1)正面の地下道をくぐり、商店街のアーケードを通ってまっすぐ進みます。 国道13号線を右に曲がり、太い通りを横断歩道を渡って左に曲がり、すぐに右、天神橋方面に曲がります。 サンルート福島を右手に見ながら進み、荒町に入ったら(お祭り用品専門店の先)信号を左に曲がります。 天神橋を渡ったら突き当たりを右に曲がります。国道4号線を渡り、道なりにまっすぐ行くと、左手に浄水場の広い敷地が見えてきます。 さらに歩くと「小倉寺」のバス停があり、その1本先の路地に「小倉寺千手観音」の看板(写真2)があるので 左に曲がります。 住宅地の中を登っていきます。案内看板に従って右に曲がり、さらに登っていきます。福島市内が一望でき、景色がすばらしいです。 住宅地を抜けるとガードレールが真新しい道をまだまだ登ります。 突き当たりの案内看板に従って右に曲がると新しい道、川俣バイパスが下に見えます。 ちょうど渡利トンネルの上に出ます。 しばらく歩くと大蔵寺の第2駐車場と参道の入口(写真3)があります。 自動車、マイクロバスは通過して道を直進すれば寺のすぐ前まで行くことができるのですが、第2駐車場に車を停めて参道を歩くのも良いと思います。 石段を登り、不動明王のいるお手水を通り、また石段を登って降りると大蔵寺の入り口に着きます。 境内の案内看板があります。 福島駅からは歩いて1時間ほどかかりました。 写真
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観音堂 観音堂の参拝だけなら許可なしで無料でできます。 境内の案内看板を見れば場所はわかると思います。 大倉寺の境内に入ってまっすぐ進み、寺務所の前を通過し、森に入るとすぐ左に階段があります。 登り切ったところに観音堂があります。 この観音堂には聖観音がおり、昔はその後ろの奥の院に千手観音があったので、信達の巡礼者は観音堂をお参りすることで 奥の院にいた千手観音も一緒に拝むことができたそうです。 観音堂にはたくさんの札がついていました。
国の重要文化財の千手観音と県の重要文化財の27体の破損仏は、観音堂向かって右手の丘の上にあるお堂に防火のために移されています。 千手観音を見たい場合には寺務所で500円を払って鍵を開けてもらわなくてはいけません。 千手観音は坂上田村麻呂の蝦夷遠征の成就を祈って作られたそうです。 身長4mというスケールの大きさに圧倒されます。 昔は33年に一度しか拝見することのできない秘仏だったそうで、痛みが激しかったそうですが、昭和に入ってから補修された そうです。
 
御朱印 大倉寺の寺務所でいただけます。寺務所で納経帳も売っています(1300円)。 写真
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