買ったマウスはArvel製のUSBスクロールマウス「ブロッキー」(型番MBKUS-YG)である。選んだ理由は、いちばん安かったから・・・。
図1
完成した写真が図1である。 ミニジャックにつないだスイッチをON,OFFすると左クリックと同じはたらきをすることができる。おまけにマウス自体も普通に使うことができる。
図2
クリック操作はマイクロスイッチのON,OFFで行っていた(図2) 内部構造までは調べていないが、テスターで調べたところ・・・
ア−イ・・・スイッチを押すとON、離すとOFF
ア−ウ・・・スイッチを押すとOFF、離すとON
がわかった。よってアとイから配線を引っ張ってくればよい。なお、今回はスイッチをつけるだけなので極性は関係ない。マウスとしての機能を温存するため、配線は基盤の裏(と言ってよいのか?。スイッチとは反対側)からつないだ。なお、導線の長さはマウス内のどこを通すかを考えて、必要な量を確保しておく(半田付けしてから「足りなかった!」ということがないように)。図1を参照してほしい。はんだづけ、私は下手くそ・・・。(図3)
図3
図4
ミニプラグに、先ほどマウスのボタンに半田付けした導線をつなぎ、ミニプラグの長い方の端子を曲げた(図5)。
図5
基板にセットした状態(図6)
マウス底部を2カ所、はんだごてで溶かしてへこませた(悪臭注意)(図7)。図7の赤丸部分だが、左側の赤丸部分は基板をセットしたときミニプラグが固定されるまで、右側の赤丸部分はカバーを閉めたときに左クリックができるまでへこませる。上部カバーも溶かしてへこませる。
図7
マウスを組み立てる。ギアはパチンと音がするまで差し込み、スムースに回ることを確認する(図8)。マウスのボールを入れ、カバーを閉じ、ネジを締める
図8