ごはん台

写真
1 対象 肢体不自由をもつ生徒
・対象の生徒は教師が抱いた状態で食事をとっているが、机の上に食器を置くと、食器の中身が見えなかった。そこで、本児から食器の中身が見えるよう、角度をつけられる台を制作した。
2 工夫の要点 ・木材、平ねじとナットを使い、自由な角度で固定できるようにした(食器くらいの重さなら木材同士の摩擦力で動かない。
・枠の高さを通常使用する食器に合わせた。
・圧迫感を与えないよう、枠は最小限にした。
3 使用の方法 ・底板を押さえながら天板を任意の角度まで立てる。
・食器を乗せる。
4 使用の結果 本児がごはんとおかずを見比べているように見えるので、見た方のものを口に入れるようにしたが、使用前と使用後での違いはよくわからなかった。介助する側としては、ご飯類が取りやすくなり楽になった。行事の時には保護者の方も利用していた。

製作方法
準備物 シナベニヤ、木片、ボルト(木片を貫通する長さのもの)、ナット(ボルトに合うもの)、ワッシャー(ボルトとナットに合うもの)、ボンド、クリアラッカー
製作の要点 ・ボルトの締め具合が難しい。ゆるいと食器を乗せたときに倒れてしまう。きついと角度を変えるときに面倒。
・上板の裏につけた木片は角を落とし、回転できるようにする。

自作教材の紹介のページに戻る

HIDEKAZUホームページに戻る