CHOCO HOMEPAGE -漢字の部屋-
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◆大系漢字明解 電子化計画
説文学者の高田忠周(文久元(1861)年 - 昭和二十一(1946)年)による字書「大系漢字明解」
(冨山房・昭和十一(1936)年)を電子化しています。
原書のページ番号、部首、親字、音、訓、字解を一行に表示し、また古代文字を追記しています。
大系漢字明解はGoogleブックスで公開されており、PDFデータの閲覧・ダウンロードが可能です。
一応OCR化されており文書内検索も可能ですが、手書き文字であり不完全なものとなっています。
本サイトはこういった不便さを低減するために作成しています。
完成するまで数年はかかりそうですが・・・
●大系漢字明解とは
漢字の字源を明らかにすることを目的とした字書。後漢の許慎による「説文解字」を根拠とし、
清の段玉裁による「説文解字注」を始めとした注釈や、著者の私見を加えている。
親字は計8,567字で、全編手書きである。
●高田忠周(竹山)について
説文学の大家。明治十七(1884)年 - 大正七(1918)年まで印刷局に在籍し、旧十円札を始めとする
紙幣や債券の文字デザインを担当した。- 国立印刷局「紙幣と官報」紙幣と文字のつくり手
またこの間、三十四年をかけ総数一万頁にも上る「古籀篇」を著した。
以下に大阪毎日新聞社編「漢字の起原と支那古代の文化」(昭和三(1928)年)序文の実業家 武岡
豊太による高田忠周の紹介文を載せる。
竹山翁名は忠周舊幕臣にして多年印刷局貴重文字を擔任し現行紙幣の文字は皆翁の筆に成る著書百數十卷就中
朝陽閣字鑑三十六卷は印刷局所用文字の標本を示すものなり其自序にいふ國を代表する金券公債の文苟も一字を
誤れば實に是國體の瑕瑾なり要は此法則無かるべからずと以て其抱負の在る所を知るべし又古籀篇百卷其付屬補
遺二十餘卷の大著述は文字作成の原理に溯り解説微に入り細を究め前人未だ述べざる所を語る蓋空前の研究にし
て稽査編纂に三十五年の長歳月を要し稿を代ふること四回悉く皆自筆に成る大正八年帝國學士院の賞典を受く同
十一年關谷宮内次官、服部文科大學長、池田印刷局長、コ川ョ倫候、渡邊千冬子の五君理事となり其刊行會を起
し寄附金十萬圓を得寫眞凸版に附し五百部を印刷し是を至尊の御手元各宮家へ献じ全國各府縣の一大圖書館へ寄
附し世界各國の東洋史講座ある大學及其研究大家に寄贈したり此刊行會を終結して餘剩金壹萬餘圓及翁自筆の原
稿擧げて大學へ寄附し後の研究者を保護することとなし翁は原稿料印税等聊望む所なし
- 高田忠周君ノ漢字ノ硏究ニ對スル授賞審査要旨(日本学士院ホームページへ)
- 古籀篇紹介文 「好書品題」(コ富蘇峰・昭和三(1928)年・民友社)
- 高田竹山翁紹介文 「日本漢字學史」(岡井愼吾・昭和九(1934)年・明治書院)
- 漢字研究紹介文 「國語學史」(福井久藏・昭和十七(1942)年・恒星社厚生閣)
●本サイトの構成
●大系漢字明解 漢字一覧表
●大系漢字明解電子版 フレーム不使用版 <字解作成 2,740 / 8,619 字まで完了
一画
一
h
丶
丿
乙
亅
二画
二
亠
人
儿
入
八
冂
冖
冫
几
凵
刀
力
勹
匕
匚
匸
十
卜
卩
厂
厶
又
三画
口
囗
土
士
夂
夊
夕
大
女
子
宀
寸
小
尢
尸
屮
山
川
工
己
巾
干
幺
广
廴
廾
弋
弓
彐
彡
彳
四画
心
戈
戸
手
支
攴
文
斗
斤
方
旡
日
曰
月
木
欠
止
歹
殳
毋
比
毛
氏
气
水
火
爪
父
爻
爿
片
牙
牛
犬
五画
玄
玉
瓜
瓦
甘
生
用
田
疋
疒
癶
白
皮
皿
目
矛
矢
石
示
禸
禾
穴
立
六画
竹
米
糸
缶
网
羊
老
而
耒
耳
聿
肉
臣
自
至
臼
舌
舛
舟
艮
色
艸
虍
虫
血
行
衣
西
七画
見
角
言
谷
豆
豕
豸
貝
赤
走
足
身
車
辛
辰
辵
邑
酉
釆
里
八画
金
長
門
阜
隶
隹
雨
非
九画
面
革
韋
韭
音
頁
風
飛
食
首
香
十画
馬
骨
高
髟
鬥
鬯
鬲
鬼
十一画
魚
鳥
鹵
鹿
麥
麻
十二画
黃
黍
K
黹
十三画
黽
鼎
鼓
鼠
十四画
鼻
齊
十五画
齒
十六画
龍
龜
十七画
龠
●省略版 親字から別字を削除しています(フレーム使用)
●大系漢字明解電子版(字解なし)
一画
一
h
丶
丿
乙
亅
二画
二
亠
人
儿
入
八
冂
冖
冫
几
凵
刀
力
勹
匕
匚
匸
十
卜
卩
厂
厶
又
三画
口
囗
土
士
夂
夊
夕
大
女
子
宀
寸
小
尢
尸
屮
山
川
工
己
巾
干
幺
广
廴
廾
弋
弓
彐
彡
彳
四画
心
戈
戸
手
支
攴
文
斗
斤
方
旡
日
曰
月
木
欠
止
歹
殳
毋
比
毛
氏
气
水
火
爪
父
爻
爿
片
牙
牛
犬
五画
玄
玉
瓜
瓦
甘
生
用
田
疋
疒
癶
白
皮
皿
目
矛
矢
石
示
禸
禾
穴
立
六画
竹
米
糸
缶
网
羊
老
而
耒
耳
聿
肉
臣
自
至
臼
舌
舛
舟
艮
色
艸
虍
虫
血
行
衣
西
七画
見
角
言
谷
豆
豕
豸
貝
赤
走
足
身
車
辛
辰
辵
邑
酉
釆
里
八画
金
長
門
阜
隶
隹
雨
非
九画
面
革
韋
韭
音
頁
風
飛
食
首
香
十画
馬
骨
高
髟
鬥
鬯
鬲
鬼
十一画
魚
鳥
鹵
鹿
麥
麻
十二画
黃
黍
K
黹
十三画
黽
鼎
鼓
鼠
十四画
鼻
齊
十五画
齒
十六画
龍
龜
十七画
龠
注意
・親字は原書の字にできるだけ似た字を「IPAmj明朝フォント」(後述)から選んで表示しています。
・古代文字は大系漢字明解に拠らず「白川フォント」(後述)で存在するものを表示しているため、字解と整合が取れない所が多々あります。
・Excelで作成したファイルをHTMLとして保存しています。
・サイズが大きい(約25MB)ので環境によっては重過ぎて見られないかも。従量課金制の場合は注意。
・Google Chromeでは読み込み完了するまで時間がかかりますが、一旦別タブに切り替えると速くなるようです。
・学校の漢字テストや漢検で本書に記載している読みを書いてはいけません。文化庁の常用漢字表を参考にしましょう<ここも結構重いので注意
・音訓は現代仮名遣いに変更しています。
・原書の明らかな誤りは修正している所もあります。
・字解部分は入力し易いものだけ原書の字体を使用しています。
・転写誤りが多数あると思いますが悪しからず。
親字については独立行政法人情報処理推進機構の文字情報基盤整備事業で公開されている「IPAmj明朝フォント」を使用しています。
「IPAmj明朝フォント」に存在しないものは大東文化大学上地宏一准教授による「花園フォント」を使用しています。
古代文字については立命館大学の白川静記念東洋文字文化研究所で公開されている「白川フォント」を使用しています。
上記フォントがインストールされていない場合、本来の字体で表示されないかもしくは表示されません。
以下より各フォントをダウンロード・インストールして下さい。
・IPAmj明朝フォントダウンロード
・花園フォントダウンロード
・白川フォントダウンロード
●リンク
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Last Update:2019/10/22