笑の大学 2004年日本


役所公司、稲垣吾郎出演。星護監督。

期待してなかったかったけど面白かった!
ほとんど役所さんと吾郎ちゃんの二人芝居なのでどれだけ力量があるかってのにかかってくると思うんだけど、やはり役所さん、すごいなー。
すごい、としかいいようがない。
うん、吾郎ちゃんもがんばってました。

お話。戦争中の日本、本や音楽、演劇などが国の検閲を受けていた時代。
検閲官向坂と劇作家椿との舞台上映を巡る戦いが始まった・・・。

この椿が書き直しを命じられ、訂正して出してくる台本がこれまたおかしいのよ。。
言っちゃうと面白さ半減だから言わないけど。「お国ちゃん」とかねー!

後半ちょっとしんみりしつつ終了。

ちょっとほっとできる映画でした、おすすめー。

(2004/10/30)


ワイルドシングス(WILD THINGS) 1998年アメリカ


ケビン・ベーコン、マット・ディロン出演。ジョン・マクノートン監督。
思わせぶりなポスターになんとなくひかれて、ビデオを借りた作品。
感想、ほんとにまんま思わせぶりな映画やんけぇ〜!!これをもし映画館で見てたら頭にきてたと思うね、金かえせーって。例えていうならアメリカ版2時間ドラマとでも申しましょうか。ほらちょっと意味深でしょ?とか、ほらちょっとエッチっぽいでしょ?とか、ほらちょっと法廷ドラマっぽいでしょ?ってかんじでにおわせるだけで、肝心要の部分がちゃんと描かれてないのだ。つぎはぎだらけでうわべだけ体裁整えましたってかんじ。ほんとだったら最後の勝者にもっと共感っていうかかっこいいと感想がでるのかもしれないけど、あまりにもちまくて中身がなくって、そうかいそうかいぐらいしか思えませんでした。
ほんとは、☆マークなしでもいいかもしれないです、私の中では。うーん、久々にここまで良いとこがない映画を見ました。(大概一つ★でも良いとこはあるもんだけどねぇ、これはねぇ・・・)
あ、思い出したけど、似たようなタイプに「ユージュアル・サスペクツ」がありますが、あれはおすすめです!役者さんもすごいし、ストーリー構成も綿密で見て損はしないと思いますよん。


101(101 DALMATIANS) 1996年アメリカ


スティーヴン・ヘレク監督。
ディズニー作品です。昔「101匹わんちゃん」とかいう名前でアニメになってる作品のリバイバル。
犬の他にもいろいろな動物たちがでてきてかわいいです。あの動物達の演技はどうやって教えてるのか知りたいくらいすばらしい。でも101匹も黒ブチの小犬がいると、ちょっと気持ち悪かったりして・・・。
動物達もかわいいけど、私はなんと言っても悪役のデ・ビル社の女社長がいいですね。もう思いっきり悪ってかんじで化粧も塗り壁のように塗って、白黒のゴージャスな毛皮なんか着ちゃってるのです。この人最後には、肥溜めみたいなのに落っこちたり、蜜の中に落ちてまるでゾンビのようになってしまいますが、それでもへこたれないとこがとってもいいです。演じてる役者さんは、「危険な情事」でまさにゾンビのように殺しても殺しても襲い掛かってくる女を演じたグレン・クローズです。
動物大好きな方におすすめ。(ま、子供向けといえば子供向け)



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