LOVERS(HOUSE OF FLYING DAGGERS) 2004年中国


金城武、チャン・ツィイー、アンディ・ラウ出演。チャン・イーモウ監督。

お友達に誘われて見に行ってきました。一人だったら見にいかないかなー。

金城くんはとことん女たらしの役がお似合いで、チャン・ツィイーはきれいで踊りがうまく、アンディ・ラウは硬派な感じでした。
それぞれ役者さんはいいと思うのに、話がーーー。

メインの話はずばり恋愛なので、女があっちへ行ったー、男が追いかける、男があっちへ行ったー、女が追いかけると延々とそれが続くのです。
もうちっと歴史的なエピソードとか盛り込んでくれればいいのに、それオンリーだからね。。

途中から飽きたぜ、、男二人のバトルも見どころかと思いますが、それも長いのね。そしてラスト、きっと映画を見た人なら誰でも同じこと思うだろうシーンがあります。
「生きてんのかよ!?」(さまぁーず三村風)ってね。あ、ネタバレしちゃった。

そんなこんなで、お尻が痛い2時間でございました。
(2004/8/29)


ラスト・サムライ(THE LAST SAMURAI) 2003年アメリカ


トム・クルーズ、渡辺謙、真田広之出演。エドワード・ズウィック監督。

まず自分ひとりだったら選ばない作品でしたが、お友達と見てきました。
見てから随分時間がたってしまったので、感想だけ。

えーっと、ラストの戦のシーン、私の個人的な気持ちからどーもダメでした。特攻精神といいましょうか・・・・。だめなんです、ごめんなさい。
最初は、アメリカ人の日本留学体験記かと思うぐらい、まったりとしていたなー。
後は、細かいことですが、森の中から馬に乗った侍たちが登場するシーン、森の木々たちがどーも日本にはないもののようなのがちらほらと。私と友達が気になったのは、シダの大きな葉。そこは熱帯?と思える葉っぱたちがちらほらと写ってましたわー。

謙さんはとてつもなくかっこよく、ステキでした。

謙さんファンにはぜひオススメしたい!

(2003/12/20)


ラッキー・ブレイク(Lucky Break) 2001年イギリス


ジェームズ・ネズビット、オリヴィア・ウィリアムス出演。ピーター・カッタネオ監督。

地元のシネマフェスティバルで見た作品。面白かった!ハリウッド映画を数見るより、こういった映画を一回見るほうが幸せだなぁと思いました。

お話。人生とことんついてないジミーは、仲間とともに銀行強盗を企てるも案の定失敗し刑務所暮らしとなる。そこでの暮らしに飽き脱走計画を考えるようになる。その計画はミュージカル好きの刑務所所長をだまくらかし、ミュージカルを囚人で作らせて、舞台の最中に脱獄しようというもの。このミュージカルの練習を中心に、ジミーの恋や様様な囚人たちのエピソードが楽しく、時には悲しく綴られていく・・。

オープニングからレゲエのリズムが流れて、私的にはご機嫌。そしてテンポよく、ジミーや仲間たちが動いて話が進んでいくのがこれまたグー。個性あふれる登場人物たちも素敵です。友情と恋愛とユーモアを絡めた作品でぜひぜひ見てもらいたい映画です。

(2002/11/14)


ライフ・イズ・ビューティフル(LA VITA E BELLA) 1998年イタリア


ロベルト・ベニーニ監督。
公開時に見そびれてビデオでみるのを楽しみにしていた作品。
お話。いつでもどこでもユーモアを失わないグイド。田舎から都会に出てきて、ドーラという女性と恋に落ち、幸せな家庭をきづきます。しかし、戦争で子供と収容所送りになってしまう。このとき、奥さんは免れ様と思えば収容所送りにならずに済んだのに、自ら収容所行きの汽車に乗り込むのです。まずここでひと泣き。
収容所に連れてこられた子供に、グイドはこれはゲームなんだ、1000点とれば一番になれる、と教えてあらゆるつらい場面にも、これは楽しいことなんだ、ゲームなんだよと教えていきます。そして離ればれに収容されている奥さんには、伝えれる範囲でここにいるよ、愛しているよと伝えます。
そしてやっと戦争が終わりになる、その時、グイドは・・・。
ラストシーンは、幸せそうな絵で終わりますが、私は納得できません。というか、私の心情的にこうして欲しくなかった。お子様な私は、現実的ではないにしろ、もう一つの終わり方の方が気持ち的に落ち着くのでした。どうなったかを言うと面白くないので、書きませんが。見られた方にはぜひ最後の部分、どう感じたか聞きたいですね。
感想:人間、怒ることや嘆くことはたやすく出来る。でも笑うことは、どんな状況下でもできるかといえば、私はできない。普通の状態でも難しいし。グイドは、周りを楽しくさせることの天才だったんだね。


ラブ・レター 1998年日本


中井貴一主演。浅田次郎原作。森崎東監督。
上星一つですが、その半分でもいいくらいかな。やっぱり原作読んで映画を見るのは止めたほうがいいかもしれないっす。原作のイメージがあまりに良かったので、がっかり度が大きいというかね。なんだか余計な部分が多くて、最大の山場である中国人女性の手紙(ラブレター)まで、長い長い。
あらすじは、ほぼ原作と同じです。同じだけど、やっぱり映像にしてしまうと、原作が持ってるせつなさとか、主人公の男のなさけなさとかが、あんまり迫ってこなくて、最後の手紙を読むシーンはさすがにくるけど、その後にまた付け足しのようにあるシーンは余計なような・・・。どうも邦画は、当りが少ないですねぇ。というか私好みのものになかなか出会えません。
感想:原作読んで感動した映画は、見るのをひかえよう・・・かな・・・




リーサル・ウェポン(LETHAL WEAPON) 1987年アメリカ

メル・ギブソン、ダニー・グローヴァー、ゲイリー・ビューシイ出演。リチャード・ドナー監督。

105円だったのでレンタル。

初めて見ました。

若き日のメルさんを堪能。
妻を事故で失い、自殺願望を抱える精神ギリギリの刑事を熱演しています。

相棒として組むのは、メルさんとは正反対のマイホームパパな黒人刑事。

この二人が麻薬がらみの事件に巻き込まれ、黒人刑事の娘が組織に誘拐されてしまう・・・。

最後の延々とメルさんと悪役が素手でケンカをしているのは、ちょっと長い、かな。

でも狂気をはらみつつも、悲しみを漂わせるメルさんに、私はメロメロ。
BGMもみょーにメロディアスなギターがいい!。これは80年代だから????

続きも借りてこようと思います!
(2009/5/1)


リトル・ミス・サンシャイン(LITTLE MISS SUNSHINE) 2006年アメリカ


グレッグ・キニア、トニ・コレット、スティーヴ・カレル出演。ジョナサン・デイトン監督。
ある家族のロードムービー。
よかった。うん。ゲイのおじさんが好き!
(2008/1/29)


猟奇的な彼女 2001年韓国


チョン・ビヒョン、チャ・テヒョン、キム・インムン出演。クァク・ジェヨン監督。

話題になりましたが、どーも見る気が起きず、DVDを購入したお友達にやっと借りてみました。

お話。性格の穏やかなキョヌは電車で泥酔状態の女の子を見かける。キョヌは結局女の子を介抱するはめになり、ホテルに泊まる。
翌朝、なぜか留置所送りにされたキョヌに女の子から電話がかかってくる。かわいいけれどちょっと個性的で凶暴な女の子との日々が始まる・・・。

えっとまず、冒頭の場面で私はそーとー引きました!!!
リアル過ぎて!!!(何が、とは言いません。見てくださいねー)

その後、傍若無人ぶりの女の子に共感を覚えず、男の子に同情しちゃったりして。

後半、前半あれだけ暴れてたのに一転女の子らしくなっちゃってさー。ちょっと感情移入できなかったわー。まぁ最後は泣きながら見てたんだけど、どーも納得できず。

みなさん、絶賛の映画、あの女の子の暴力や我侭ぶりについていけませんでした・・・。

(2003/10/24)


Returnerリターナー 2002年日本


金城 武、鈴木 杏、岸谷五郎 出演。山崎 貴監督。

お話、未来で起きている宇宙人との戦争を止めるため、未来から2002年にやってきたミリと、殺し屋ミヤモトが協力して未来へ繋がるできごとを修正しようとするお話。

邦画なのに(というのも語弊がありますが)CGがすごいっ!すごいねー。あのジャンボジェット機が変身して宇宙船になるのとかすごいリアルです。
そしてー、金城くん、カッコイー!!ちょっとマトリックスっぽい衣装やアクションもありーのでしたが、素敵!銀髪岸谷さんもサイコーでしたわ。この間のドラマ北の国からでもなんだか悪役ちっくだったし、確か映画でも最近強面の役ありましたね。痩せたせいか、凄みがありキレた役があいます。

お話自体は、楽に楽しめる映画だと思います。金城さんファンの方は、必見ですよぉ。

(2002/9/14)


リング2 1999年日本


中谷美紀、大高力也、小日向文世出演。中田秀夫監督。

恐かったよぉ、見終わってから心臓がしばらく痛かったもの。ただでさえ怖がりな私、大画面で容赦なく迫ってくる貞子には参った・・・(だからみるなっちゅうの)
お話。リングの事件があってから一週間後の設定。確かリングの続きは「らせん」でホラーからSFモードにいってしまうんですが、このリング2はホラー路線の流れを汲んだ映画になってます。だから新たなリングの話と思って見たほうがいいかな。原作や映画を見てこれを見ると、いったいどこにつながっとんねん、と思いますがこれはこれで新たなストーリーが生まれてるんですね。詳しく話をここで書いてしまうと恐さ半減になってしまうので省きます。(というかいろいろ複線がありすぎてうまく書けないの。(-_-;))


怖さが先にたつけど、話しをよくよく考えると部分部分、あれって思うとこもあり。前半、あれだけ出てきた刑事が途中からあっさりいなくなったり、中谷美紀が実験で頭につける道具がちょっと笑えたり。でもね、恐いんですよ。見せ方がうまいっていうか怖がらせ方がうまいの。だから純粋にきゃーひゃーこわいーって楽しんじゃうのが一番かな。


感想:帰りの電車でストレートの髪の長い女性がすごい恐かった・・・貞子がいるよぉ・・・


リング/らせん 1998年日本


中田秀夫監督(リング)。飯田譲治監督(らせん)。鈴木光司原作の映画化。
二本立てです。さすがに長いです、3時間以上ですから・・・。
映画としてどちらが面白いかといえばやはり「リング」の方でしょうか。ホラー仕立てで、観客を恐怖の渦に巻き込んでいきます。対して「らせん」の方は、一転ホラーから科学の世界へと変わります。延々となぞ解きをされて、途中でよくわからない部分とかもあって飽きてしまったりしました。
お話は、一本の怨念のこもったビデオが発端となり、そのビデオを見た人々が一週間後に死んでいく。それを不信に思った記者が謎を追求し、またその記者もそのビデオを見てしまう。一週間後に迫る死の恐怖とともに謎の究明に全力を尽くす。そして、一週間後・・・。
この辺りまでが、「リング」で、その後を描いたのが「らせん」になります。ここで「らせん」の内容を書くとネタバレになってしまうので書きませんが。
教訓:やはり私は怖がりでホラーを見てはいけない、ということでした・・・(硬直したまま映画を見続けるのはつらい・・・)


リストランテの夜(BIG NIGHT) 1996年アメリカ


スタンリー・トゥッチ監督。
食いしん坊の私は、食に関する題名を見るとついどんなんだろと見てみたくなる習性があります。これもその一つでつい借りてしまったビデオです。
イタリアから成功を夢見てアメリカへ渡ってきた二人の兄弟は、イタリアンレストランを営んでいます。が、経営は思うようにならず、火の車状態に陥っています。しっかり者の弟は、あちこちから金を借りてなんとか、アメリカで成功したいと考えていますが、頑固一徹職人堅気の兄は、イタリアへ戻った方がいいと考えています。いよいよ万策尽きて、同じイタリアンレストラン経営のイタリア人のボスに金を借りにいき、金を貸すことはできないが、有名人を紹介することはできると言われ、弟は舞い上がります。有名人がくることにより、店の知名度がぐんとあがると思ったからです。そして準備をはりきってしますが・・・。
頑固者の兄、まるで自分を見てるようでした。結末は決してハッピーではないけれど、なんかあったかい気持ちになれる映画でした。



ル・ブレ(LE BOULET) 2002年フランス


ジェラール・ランヴァン、ブノワ・ポールブールド出演。アラン・ベルベリアン、フレデリック・フォレスティア監督。

1500万の宝くじ争奪物語、以上!それ以外の何物でもありません。ギャングアクション映画でございます。しゃべりすぎな元看守レジオと仲間殺しのギャング モルテスが、1500万が当たっている宝くじを追い求めるというシンプルなお話です。
しゃべりすぎな上に迷惑この上ない男と、腕っ節が強くちょっと男前な男というコンビはなんだか「TAXi」をちょっと思い起こさせます。このパターンでの私のはまりキャラというのは決まっており、この腕っ節のいいギャングがとーってもよかったでございます。うふうふ。
この様なB級っぽいにおいが漂う映画好きな私は、これはこれで十分に楽しめましたぁ。(悪役のトルコ(役名、映画ではなぜかクルドと間違われキレる)も暑苦しくってステキ!)

(2002/9/18)



レッドクリフ PartU 未来への最終決戦(RED CLIFF: PART II 赤壁) 2009年アメリカ・中国・日本・台湾・韓国


トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイー出演、ジョン・ウー監督。

Part1は、「ええー!?そこで終わりかよ!?」という幕切れだったので、2も見ました。
わたしの前提として、「三国志」は全然知らず、Part1鑑賞後、横山光輝の漫画「三国志」を触りだけ読んだだけ、です。

前作の終わりが終わりだったので、すぐ合戦か!?と意気込んで見始めたら、長々と色んな策が。
風向きが変わるのを待つための作戦や、矢をいかにして大量に得るか、などがあり、孔明さんの活躍がみれます。

わたしが不要、もしくは意味不明に感じたのは、敵地に潜入しての捜査と、よくわからん風習。それを今ここでやる必要があるのか?という。

あとは、漫画を読んだせいか、劉備はとても正義感が強く人望厚いというイメージがあるのですが、映画ではその片鱗が見られず・・・。人格が優れているから、いい武将や部下たちが集まるのではないのか。ちょっと映画では、優柔不断っぽいおじさんにしか見えなかったな。

三国志ファンの人にはまた違う見方があるんだろうと思います。

壮大な音楽や迫力ある戦闘シーンなど、映画館で見た方が楽しめる作品かな。

最後に、邦題がびみょーだ(B級っぽい)とずっと思っていることは内緒です。(なんで付け足したんだろう?)

(2009/4/17)


レミーのおいしいレストラン(RATATOUILLE)(吹替え版) 2007年アメリカ

ブラッド・バード監督。

鼻がとてもいいねずみのレミーが新米コックを操り、おいしい料理を次々と作っていく・・・

話も面白いし、絵もかわいく、エンドロールもおしゃれでよかったのだが、ふと我に返ると、あれ?ねずみ(どぶ)が料理?病気とか衛生面は大丈夫なのぉ!?
と恐怖が・・・

でもこれはアニメ、考えない考えない。。。
(2007/8/15)


レディ・キラーズ(THE LADYKILLERS) 2004年アメリカ


トム・ハンクス、イルマ・P・ホール、ライアン・ハースト出演。イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン監督。

見てから時間がたってしまったので、感想のみ。
退屈だった、ずーっと。終わり数分、やっと話が進みだす感じで、それまでは退屈。教授(トム・ハンクス)のうんちく長話がこれまた退屈であった・・・
(2004/6/5)


レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード(ONCE UPON A TIME IN MEXICO) 2003年メキシコ・アメリカ


アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、ジョニー・デップ出演。ロバート・ロドリゲス監督。

前作「デスペラード」を見ていて、はちゃめちゃな映画だなーと思いつつ、そこそこ面白かった。なんと言ってもこの映画でわたしはスティーブ・ブシェミ@河合我聞似を知った記念すべき作品だからだ。
今回は、出演していないだろうなーと思いつつ、バンデラスもジョニー・デップも出ているということで見に行こうと決意し行って来ました。

お話はですねー、よくわかりません。主人公のエル・マリアッチの復讐劇といったところでしょうか。
前作をうっすら記憶しているので、前に仲間としてでてきた人が敵だったり、マリアッチの恋人が殺されてたりとちょっと混乱。

最初はなかなか話が進まず、恋人との回想シーンばかりでどうしようかと思いましたが、後半はでなドンパチにはちょっとすっきり。
人が吹っ飛ぶんですよ、気持ちいいくらい。こういうシーンがこの映画は撮りたいがために作られたんじゃないかと思うくらい。

ジョニー・デップは最初嫌なやつ後半、イタタタとなりつつ、死にそうで死なない男を演じてました。それはそれで面白かったけど。

前のほうがおもしろかったかなー。今回もラテンの音楽が使われていてそれはよかった、うん。

まぁ、どなたかのファンであれば見に行ってもいいでしょう、と言う感じかなー。

あ!そうだ!上映開始後、後ろに子供とスーパーの袋をがさがささせたおばさんが入ってきてちょームカついた!席移動しちゃったもん。ほんと、ああいうのやめてほしい・・・。

(2004/3/26)


レザボア・ドッグス(RESERVOIR DOGS) 1991年アメリカ


クエンティン・タランティーノ監督の初監督作品。
この映画には、女の人は出てきません。男の人ばかりのギャング映画です。 ほとんどが、ギャング達が逃げ込んだ倉庫のなかで話しは進みます。
ストーリーは、銀行襲撃を企てたギャング達が、誰かのたれ込みによって 警察にばれ、追われるはめになってしまう。だれが裏切り者か?つきとめるために、自分の身内を疑う疑心暗鬼状態になります。
血もドバドバ出るし、 銃で打たれるしで見てて痛い映画だけど、かっこいいんです。誰がというわけでなく、出演者みんなが。オープニングもGooです。一人一人ギャング達の顔をアップで写していくのですが、みんな一癖もふた癖もありそうな雰囲気を醸し出しています。血とか痛そうなのが大丈夫な方には、ぜひ見てもらいたい映画れす。





ロード・オブ・ザ・リング(THE LORD OF THE RINGS:THE FELLOWSHIP OF THE RING) 2001年アメリカ/ニュージーランド

イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、リブ・タイラー出演。ピーター・ジャクソン監督。

やっとTVを録画したのを見た。
毛嫌いしてたけど、意外と私は面白かったぞ。なんてたって、アラゴルン様(ヴィゴ様)が出ているからというのが一番大きな理由だが。
原作を知らないから、話がどう飛んでるのかは不明。3時間くらいあったかなー。ちょっと長いかな。
でも次が見たい。でもまた3時間はヘビーだから、ちょっと間をあけよう。

(2006/10/22)


ロゼッタ(Rosetta) 1999年ベルギー・フランス合作


エミリー・デュケンヌ、ファブリツィオ・ロンギオーネ、アンネ・エルノー出演。リュック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ監督。

カンヌで賞を取った作品で、公開当時みたいなーと思っていました。

お話。ロゼッタはアル中の母親と二人暮らし。住まいはキャンプ場で、自分が働かないと収入がありません。働き口を探し、やっと見つけても理不尽な理由ですぐ解雇。古着を売って小銭を稼いだり、池のマスを空き瓶に罠を仕掛けて取ったりしながら毎日を生きています。
そんなロゼッタの日常を物凄く近いカメラワークで描いていきます。

ある映画の紹介サイトでは、ロゼッタの変わった日常を微笑ましく描いているとありましたが、私はそうは受け取れませんでした。
まずロゼッタという女の子の立場は、アル中で働きもしない役立たずな母親の母親代わりというのが一点。そして人からの施しや情けを受けるのをよしとしない高いプライド(意地)の持ち主。なので人に対して頑ななのです。映画の中で笑っているシーンはほとんどないです。いつも何かに怒っているかのような、厳しい表情で足早に歩いている、そんなシーンばかりです。そんなロゼッタに私は感情移入はできなかった。私は弱い人間なので、あそこまで意地を張り通すことは自分ではできないと思ったからです。そんなロゼッタをえらいとは単純に思えなかった。
ラストに女では重たいガスボンベを、ボーイフレンドに冷やかされながら家まで運ぶ途中、転びついにロゼッタが泣いてしまうシーンが一番共感が持てたかな。泣きたいときは泣いていいんだよ、っと思いながら。

今の私の立場と似ているロゼッタ。ただ私と違うのはロゼッタは、今日を生きるために必死に職を探しているというところ。同僚を密告してまで働き口が欲しかった、っていうのはたくましいですね。私も今失業中。まだ何もアクションをしていませんが、これを見てロゼッタのように、前向きな職探しパワーで新しい職場を見つけたい、と思いました。

(2002/11/28)


ロード・トゥ・パーディション(ROAD TO PERDITION) 2002年アメリカ


トム・ハンクス、ポール・ニューマン、ジュード・ロウ出演。サム・メンデス監督。

アカデミー賞を二度受賞しているトム・ハンクス、彼の映画でちゃんと見たことがあるのは、彼がまだ賞を受賞するかなり前の確か「ドラグネット」とかいうコメディだった・・・。テレビでたまたま見て、こりゃ面白いと思った記憶がある。内容は忘れちゃったけど。あと「スプラッシュ」にも出ていたような・・。これは輝かしい受賞履歴を持つ彼にとってはあまり明かして欲しくない過去だろうか・・。

お話。1931年アメリカ。ギャングの手下(殺し屋)として仕事をするサリヴァン。息子マイケルはそんな父親の仕事に不信を覚え、ある殺人現場を目撃してしまう。そこから父親との逃避行が始まる・・・。父親と息子の物語。

トム・ハンクス、随分と貫禄のある体型になり終始眉間にしわを寄せ、ただならぬ雰囲気を漂わせてます。ギャングのドン、ポール・ニューマンも子供同然にサリヴァンを可愛がりつつ、本当のバカ息子の行いを庇うために殺し屋を差向ける親心をうまく醸し出してます。

印象に残ったシーンは、復讐のためギャングのドンを殺害するシーンでしょうか。無音になって暗がりからマシンガンの光だけがひかり、手下どもが銃弾にスローモーションで倒れていく。そしてボスのサリヴァンへの最後の一言。

話の展開に引き込まれるし、見てて飽きない。でも、やっぱり最後の結末で、ストーリー的にはこうならなくちゃいけないと分かっていても、私にはちょっとダメでした。でもああしないと破綻してしまうので、それはOKなのですが。
ね。

(2002/10/16)


ロストワールド(ジェラシックパーク)(THE LOST WORLD:JURASSIC PARK) 1997年アメリカ


スティーブン・スピルバーグ監督。前作「ジェラシックパーク」の続編恐竜映画。
前作をビデオで見てしまった私は、今回は絶対映画館でみなきゃと、思っていた。そうでなきゃあの恐竜の迫力が、半減してしまう!念願かなって見ました。
ちょーーーーーこわかったぁ。何度一人で体をびくつかせたか!!くるぞくるぞと分かっていてもだめです、小心者なんで・・・。
でも、前作より人が恐竜に食べられてしまうシーンが多く、それがちょっといやだったかな。
でも技術の進歩ってすごい。いるはずのない恐竜と、人間が違和感なく 画面に写っている。まがい物ってかんじじゃなくて、ほんとに生きてそこに居るようなかんじがしました。
余談だけど、見に行った日、「もののけ姫」は長蛇の列だった。みたいよぉ。



to Movie&Video top