マタンゴ 1963年日本

久保明、土屋嘉男、小泉博出演。本多猪四郎監督。

レンタルで気まぐれに借りたもの。特撮ホラーと呼ばれるジャンルらしい。
うーん、なんだかクラシックで面白い。
CGなんてもちろんない時代なので、みーんな手作りだ。
きのこ人間も手作りなのでかわいい。
普段見ない世界が見れて面白かったなりよぉー。
収穫は、今ではたまーに母親役でみる水野久美さんが、若かりし頃は妖艶な美女だったということ。

(2007/2/16)


マルホランド・ドライブ(MULHOLLAND DRIVE) 2001年アメリカ


ナオミ・ワッツ、ローラ・エレナ・ハリング、アン・ミラー出演。デヴィッド・リンチ監督。

だーーーー、話がわからーん!
途中までは、ハリウッドへ女優の夢を叶えるべく上京したベティと記憶喪失の女リタの秘密を探る話なのかと思いきや一転、なんだか名前が違う新たな登場人物たちがでてきて、、、え!?
となって終わってしまった・・・・。

結局早送りしながら2度も見てしまったが、わからず。
私の出した結論は、ベティは、後半出てくるダイアンの夢だった???とか???

題名は結構聞いたことがあり、録画してみたが、こんな訳分からん映画だったとわ!!!!
ふー、、、、

(2006/8/16)


マッハ!(ONG-BAK) 2004年タイ


トニー・ジャー、ペットターイ・ウォンカムラオ出演。プラッチャヤー・ピンゲーオ監督。

予告に乗せられてうっかりみてしまいました。・・あたしにはつまんなかった・・・
CGを使わないアクションシーンが売りらしかったのですが、確かに全部あれを人間だけでやってるってのはすごい。でもアクションが特にすきでもない私には・・・。
主人公の周りに居る人々もなんだかうるさったいし。

・・・見なくていいでしょー。
(2004/8)


マスター・アンド・コマンダー(MASTER AND COMMANDER: THE FAR SIDE OF THE WORLD) 2003年アメリカ


ラッセル・クロウ、ポール・ベタニー、ジェームズ・ダーシー出演。ピーター・ウィアー監督。

見てから大分時間がたってしまった。

感想は、アメリカ人は戦いが好きなんだなーと改めて思った。映画であれだけ戦争や戦さなどの作品を作っていることからも分かるとおり。
時代背景は1800年代初頭と古いけど、それでも一緒だなー。

それと最初の字幕を見落としたのか、なんのために航海しているのか分からず見てたのが、余計評価低くなったかも。

結構、手術シーンや戦いのシーンで血がドバーみたいな痛い映像が多く、まいったな。

優秀なキャプテンらしいジャック艦長は、なんだか自分勝手にあれこれ動いて大切な部下たちを次々と死なせていく我侭艦長にしか私には見えませんでした。
時には引くこと、も大事でしょ。
(2004/2/28)


マトリックス レボリューションズ(THE MATRIX REVOLUTIONS) 2003年アメリカ


キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス出演。ラリー・ウォシャウスキー、アンディー・ウォシャウスキー監督。

3部作の完結編です。

お話。・・・よく理解ができず・・・。
うーむ。色んな謎を解き明かしてくれているようなのですが、なにせ観念的で「あれ」とか「それ」とか言われてもこっちは「どれ!?」って感じで頭がついていけないですよ。
比喩を使って話されてもこっちはわからんのじゃー!(ごめんなさい、単純なんで)

話の途中、私の大嫌いな展開になってしまい、もー、本気で見るのやめたくなったりしたのも一因かなー。
大嫌いな展開とは、よく戦争映画とかにありそうですが、大勢の敵陣の中で明らかに死んじゃうだろうという状況で、勇ましく闘い、結局死んでしまうというパターン。
昔の日本の特攻隊のような・・・。こういうのダメなんですよー。ほんとに。ほんとに。

見ててつらいの。でさー、敵はマシンなんだけどなんだかタコの変形版みたいな感じで触手がこれまた気持ち悪いし。それが大群だよ!対する人間は、一応手にマシンガンみたいなのがついてるロボットに乗ってるんだけど、動作がこれまた鈍いのよ!操縦する人間もなんだか剥き出しだし!!いっぱつでやられちゃうよ!みたいな。。
弾の補充も人力だし、死ぬのが分かりきってるの。
・・つらかったわー。

ラストはですねー、書きません。が、私はあまり納得できましぇんでした。

前作を見ていない人は見なくてもいいでしょー・・・。

(2003/11/12)


マッチスティック・メン(MATCHSTICK MEN) 2003年アメリカ


ニコラス・ケイジ、サム・ロックウェル、アリソン・ローマン出演。リドリー・スコット監督。

予定外に見てしまいましたが、まあ普通に楽しめました。

内容はあまり書くとネタバレになっちゃうので一言、潔癖症の詐欺師の映画、とだけ言っておきます。

すごい潔癖症役のニコラスさんがとてもステキ!前半は彼の病気と詐欺の手口について話は進みますが、ここらへんはとても面白かった。
うまいのよ、ニコラス。

途中、私的に中だるみ?を感じ、後半、ちょっとなんだよーな気分にさせられつつ、まあ普通に良かったカナと思いましたです。

でもあんなドアの開け方(「1,2,3」と数えてからドアを開ける)してたら疲れるよねー。

(2003/11/5)


マーサの幸せレシピ(BELLA MARTHA) 2001年ドイツ


マルティナ・ケデック、セルジオ・カステリット、ウルリク・トムセン出演。サンドラ・ネットルベック監督。

お話。ドイツのフランス料理店でシェフをしているマーサ。料理の腕前はいいのだが、自分の食事はほとんどおろそか。そして他人に心を開かず、休日も一人で過ごしている。
そんなマーサの元へ、事故死した姉の娘リナを引き取ることになり、頑なで不器用なマーサの心の中に変化が起こり始める・・・。

出てくるお料理はどれもおいしそーーー!!!!
ただねー・・・。マーサが始めとても頑固で頑なでどうにもやりきれない・・・。人に心を開かず、家にこもってるって、なんだか自分を見てるみたいでねぇ・・・。
そのせいなのか、マーサに共感できなかったなぁ。
自分を見てるみたいだから、余計嫌だったのかも・・・。

途中から陽気なイタリア人シェフマリオが登場し、マーサの心をほぐしていくのです。いいですな。

期待が大きかっただけに、ちょっと残念ですわ。

(2003/10/17)


マルコヴィッチの穴(Being John Malkovich) 1999年アメリカ


ジョン・キューザック、キャメロン・ディアス、キャサリン・キーナー出演。スパイク・ジョーンズ監督。

あるビルの72/1階にある会社の中にある穴に入ると、俳優マルコヴィッチになれるという。
そんなお話。

えー、、、面白いと思ってレンタルしてみたんだけど、私にはあんまりだったなー。最後もよくわからなかったし。。。
驚いたのはキャメロン・ディアスが「チャーリーズ・エンジェル」と違いすぎてびっくり。・・すっぴんなのかしら。。。ちょっと怖かったわ。。
それとはげ頭でチャーリー・シーンが。もちろんズラよね?

この監督さんの作品を見ると、私が前に見て面白なーと思った「スリー・キングス」の監督さんでした。うーーむ・・・。複雑。

(2003/7/12)


マトリックス リローテッド(THE MATRIX REROADED) 2003年アメリカ 


キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス出演。ラリー・ウォシャウスキー、アンディー・ウォシャウスキー監督。

どうかなーと心配だったけど、面白かった!!前作の観念的なところが少なくなって、アクション満載。ストーリー展開も客を飽きさせることなく、次から次へとイベントが起こって上映時間の長さを感じなかった!
一番爽快だったのは、やはり高速道路でのカーチェイスだな。すごい迫力だし、ぶつかりそうで怖い!
いやー楽しかった。

ちょっとあれだったのは、あまりにもネオさんが超人的過ぎて、若干シリアスなのに笑える場面もあったりしましたよん。空をスーパーマンポーズで飛んじゃったり、増殖したエージェントスミスと戦ってるときとか、、、でもそれもいいよね。レボリューションズ、早くみたーい!

(2003/6/25)


マトリックス(The Matrix) 1999年アメリカ


キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス出演。ラリー・ウォシャウスキー、アンディー・ウォシャウスキー監督。
思ったよりよかった!久々に面白かったーって思った。映像とかCGを多用していて凝ってるし、近未来的。でもバーチャルリアリティーの中でカンフーをしていたりするバランスが絶妙。
ストーリー。コンピュータのプログラマとして働く主人公は、もう一つ別の顔、ハッカーの顔を持っている。その主人公のPCにあるメッセージが届く。そのメッセージに従うように動き始めると、主人公と取り巻く世界がゆっくりと動き出す。そして、謎の男モーフィアスと出会い、この世界が、仮想現実(バーチャルリアリティー)で本当の世界は、コンピューターが人間を栽培している世界があるということを知らせる・・
トリニティーという女性がかっこいーー!!出だし、警察に追われる場面でがしがし、走る姿とか、ビルからビルへ飛び映る姿は華麗でかっこいいです。美人だし。妖しい魅力満開。対してキアヌさんのカンフーは、やはり本場から見ると少々動きが鈍いかもしれませんが、まそれはそれ。なかなかこれもいいです。訓練プログラムでブルース・リーの真似をしたのは頂けないけど・・。
銃撃戦で、スローモーションで駆け抜けていったり、壁を走ったり、銃の玉をよけるシーンなど見物です。ああ、言葉ではうまく説明できない!見せ方がうまいんですよ、とにかく。あとね、バーチャルの中では、何でもすることが可能なの。だから、ビルを飛び越えることも壁を走ることも、できると思いさえすれば、できる。でも、仮想で死んでしまったら、現実の肉体も滅びる。なんだかねー、ちょっと深い部分もあったりします。今まで持っていた人間の感覚を超越することにより、主人公ネオは、強くなってくんだなー。
感想:この映画を見ると自分がちょー強くなった気になれる。気分がすごくよくなるし、お薦めだよーん。


マイ・ルーム(Marvin's Room) 1996年アメリカ


メリル・ストリープ、レオナルド・ディカプリオ、ダイアン・キートン主演。ジェリー・ザックス監督。

今話題のレオナルド・ディカプリオが出演しています。お話は、今まで疎遠だった姉妹が妹の白血病により、再会する。姉の方は問題児の子供をかかえ、女一人で子育てに奔走しイライラギスギスした生活を送っている。妹は、年老いた父とちょっとボケぎみのおばをかかえ、毎日を過している。そして妹の白血病を直すのに骨髄の検査をするために姉は久しぶりに実家に戻る。そこで久しぶりに再会した姉妹は最初こそ、ギクシャクしていたが妹の愛情にだんだんと姉も心を開き始める・・・
この妹、はたから見ると結婚もせず、年老いた二人の看病をずっとみてきてなんて、みじめでかわいそうなんだろうって思うのですが、本人は「二人に愛されて幸せだった。」と感謝の言葉を述べるのです。考え方一つでものの見方はかわるんだなーと思いました。参考にしたいです。
ちょっとあれって思ったのは終わりが唐突だったことかな?感動で涙を流してたらいきなりエンドロールが流れ出して「これでおわりかいっ??」って突っ込みたくなったもん。


マーズ・アタック!(Mars Attacks! ) 1996年アメリカ


ティム・バートン監督の火星人襲来特撮映画。
出演者が豪華!マイケル・J・フォックス、グレン・クローズ、ジャック・ニコルソン、ティモシー・ダルトンなどなど。でも悪魔でも主役は、火星人です。脳みそのでっかい骸骨のような顔をなさった、火星人。はるばる地球へ徒党を組んでやってきます。またその宇宙船も絵に描いたようなUFOで、きっとあれはアダムスキー型とか言われてる形じゃないでしょうか。
そんな火星人の来訪に、アメリカ大統領は、「きっと友好を結びにきたに違いない。」と勘違いし、歓迎式典まで開いてあげます。が、会場は無残にも火星人たちに、焼き払われてしまうのです。人の良い?人間たちは、何度か交流を試みようとしますが、そのたびに裏切られ、火星人たちは、悪の限りをつくすのです・・・・。
この映画はコメディーです、ジャンルからすると。なので、別に一杯人が 焼き払われても気にしなくていいのでしょうが、私には気にかかり、あまり集中して見れませんでした。なんか殺され方が、リアルなんだよね・・・。ところどころクスリとくるところはありましたが。あ、ボケたおばあちゃんを助ける孫がなかなかかわいかったです。(友達によるとこじつけた話しとかいってましたが・・・)
ある映画評のページでは、2度も見る程面白い、と書いてありましたが、私にはなんでそこまで思えるのか不思議な映画でした。期待度が大きかっただけに、残念。でも、火星人の脳みそが一杯並んだポスターは、一見の価値あり!きもちわる〜。





M:i:V(MISSION:IMPOSSIBLE V) 2006年アメリカ


トム・クルーズ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ヴィング・レイムス出演。J.Jエイブラムス監督。

ほんとは見る予定でなかった!が、スケジュール上この映画しかなかった(泣)。

話の展開はある程度分かるので、トムがいくらダメージを受けようとあまり感慨なく、へーと見ていられる。
でもやっぱり大きな音とかするとビクっとなる。

チームで活動なのかと思いきや、トムの独断場でストーリーは求めてはいけないようだ。
何も考えず、ドカーン、バヒューン、ドゴーン、バンバンの戦闘シーンを楽しむことに限るようです。。
(なんで好きでもないのに3部作ちゃんと見てんのかしら、、、あたし)

(2006/8/16)


Mr. & Mrs.スミス(MR. & MRS.SMITH) 2005年アメリカ

ダグ・リーマン監督。ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、ヴィンス・ヴォーン出演。

お話。暗殺者である互いの素性を隠して結婚したスミス夫妻。お互いに知らないため、秘密ごとが多く、倦怠期を迎えている。
そんな中、二人の素性がばれてしまう事件が起きる・・・・。

えー、、、、ビデオでいいでしょう!
結末がよくわからないし。ブラピは老けてるしであんまりなー、、、あ!アンジェリーナ・ジョリーはセクシーダイナマイツでかっこよかったですが。

どうでもいいーって感じかなぁ。(ま、分かってたことだけど。これしかなかったの!)
あ、そうだ。この間レンタルした「ドッジボール」で主役を演じてた人がブラピの同僚として出演してた。なかなかいい味だしてましたん。
(2005/12/16)


ミート・ザ・ペアレンツ(MEET THE PARENTS) 2000年アメリカ


ロバート・デ・ニーロ、ベン・ステイラー、テリー・ポロ出演。シェイ・ローチ監督。

お話。ガールフレンドにプロポーズをしようとしたらまず父親に承諾を得て欲しいといわれ、両親の待つ家に招待されたグレッグ。しかしその父親は元CIAの強持てのパパだった・・・。

最初のほうは退屈だった。所々クスリと来るけど、あまり笑えなかったなぁ。
(2005/7/14)


ミリオンダラー・ベイビー(MILLION DOLLAR BABY) 2005年アメリカ


クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン出演。クリント・イーストウッド監督。

ここ最近、レンタルする映画とか、自分で見に行く映画の種類が偏ってるなーと思っていた。
あまりシリアス過ぎるものは選ばないのだ。
なぜか?
と思っていたのだが、これを見てわかった。
自分の現在の境遇と重なるような内容だと余計つらくなるから避けるのだ。
現実でそれ程意識していなくても、目の前に突きつけられたらつらさを思い出す。
というわけで、今回うっすら危惧していたこのことが、後半これでもかと出てきて、つらかった。

前半は貧しい女のボクシングのサクセスストーリー。後半は一転して・・・。
前半はわくわく、時には悲しくなりながら面白く見れた。
後半部分に関しては、思うことは色々あるけれど、書くと長くなるからやめておこう。
一言だけ。現実はあれほどあっさりといかない。
人としての尊厳と、葛藤と、恐れとない交ぜになってわからなくなる。
何が正しいのか。

私はフランキーの立場にたったことがあるだけに、余計つらかった。
私の唯一の救いは、モーガン・フリーマン。彼が出てくるシーンはなぜか暖かく感じ、ほっとした。
(2005/5/28)


Mr.インクレディブル(THE INCREDIBILES)吹替え版 2004年アメリカ


ブラッド・バード監督。三浦友和、黒木瞳、声の出演。

後半まで私は全然面白くなかった。なぜだ!?最初は元ヒーローのぼやき、中盤は、ママと子供達の活躍、そして最後は一家で悪をやっつける。
後半は面白かったんだけどなー。そこまでが私には長かった・・・。
他の感想を読むと絶賛なんだけどね・・。
(2005/1/4)


Mr.ディーズ(MR.DEEDS) 2002年アメリカ

アダム・サンドラー、ウィノナ・ライダー、ジョン・タートゥーロ出演。スティーヴン・ブリル監督。

なぜこれをレンタルしたか、それは私が好きなスティーヴ・ブシェミが出てるから!見たら変な役だったけど、いいの、それは。

お話。とある田舎町でピザ屋を開いているディーズのもとに莫大な遺産が舞い込む。
その手続きをするため大都会ニューヨークへ向かうディーズ。
純粋で心が汚れていないディーズが様々な騒動を巻き起こす・・・。

ディーズを追い回すヒロインになんと、ウィノナ・ライダーがでててびっくり!これはあの万引き事件の後だったんでしょうか?どことなく荒んだ雰囲気が漂ってるんですけど・・?

お話は大人の御伽噺みたいな感じでしたが、私は好きです。馬鹿みたいに正直でまっすぐで、いい男ディーズがかわいい。それにピザ屋を開いてる町の人たちにも愛されてるしね。

いちおコメディとなっているらしいのですが、それほど爆笑はなかったかなー。

息抜きにはぴったりでしょう!

あ!私の愛するスティーヴはクレイジー・アイズという役名どおり、目があっちこっち向いてる役でしたが、わたしは満足です。
(2004/6/27)


ミッション:インポッシブル(Mission: Impossible) 1996年アメリカ


トム・クルーズ主演、ジャン・レノ出演。ブライアン・デ・パルマ監督。

映画館でパート2を先に見て、ええー!?となったのでレンタルしていたパート1を後から見てみました。この1の方が、まだストーリー性もあり、スパイ映画らしい小道具などもありでまだ見れました。なんかトム演じるイーサンの性格が1と2では別人なんじゃってくらい違ってておかしかったな。始めに自分達の仲間が次々と殺されるシーンは、ちょっとだめでした・・。
感想:「レオン」でおなじみジャン・レノは悪役。最後はなんだかお間抜けな感じの死を迎えられました・・。彼はこれでいいのか・・な。


M:I-2(M:I-2/Mission:Impossible 2) 2000年アメリカ


トム・クルーズ主演、アンソニー・ホプキンス出演。ジョン・ウー監督。

パート1をレンタルで借りておきながらそれを観ずに先にパート2を見てしまった私。観終った後の私と友達の会話。
「これってストーリーあった?」
「うーん・・・。ないね・・・。」
「印象に残ってるシーンある?」
「悪役の部下が葉巻カットに使うはさみで小指をちょん切られるところかな。あれはいたいよー。」
「あれは痛いよねー!ってそれ以外にほら、アクションとかアクションとかあったじゃん!。」
「うーん、でもアクションが山盛りでどれが一番力が入ってるのか、わかんないよ。」
「あたしはねー、バイクと車のカーチェイスかなー。その他の格闘シーンは、どーもマトリックスを思いだして二番煎じって気がしてしょうがなかったよ。」
「これはトム・クルーズファンにはおいしい映画だよね。その他の人にはちょっと・・・。あまりスリルとかも感じられないし。」
「あ、あたしがおかしかった(?)のはねー、トム・クルーズと囚われた女が窮地に陥った場面で、シリアスにトムが「お前を死なせはしない!」とか言ってるんだけど、ここがおかしかったね。思わずにやにやしちゃったもん。ええー!今時そんなセリフをおおおお??って思ったの。こんなあたしはひねくれものなのかしら・・」
と、帰りの車中こんな会話をしながら帰宅したのでした・・。
感想:見る前に酒なんて飲んでしまったおかげで気楽に見れた。トム様は顔はいいが、手、足とも短いお方なのだなと思った。


身代金(Ransom) 1996年アメリカ


メル・ギブソン主演。題名の通り身代金のお話です。ロン・ハワード監督。

最初この映画は、予告編を見て「うーーん。まあ見なくてもいいや。」と思っていた映画でした。
妙に現実的な私は、どうせ子供は死んでしまうんだ、そこからどう話しが作れるんだ?と思ったんです。しかし、ひょんなことから見ることになり、見ました。ストーリーは、航空会社の社長(メル・ギブソン)の子供が、誘拐される。FBIなどに最初協力を求めたが、当てにならないと感じた主人公が、身代金を犯人への懸賞金に変え、立ち向かっていくというもの。
社長が立ち上がる頃から面白くなります。テンポもいいです。でもその前がちょーっと私には長いかなー。ってなかんじです。結論、暇でなーんもすることがない方にお奨め致します。わざわざ映画館まで行く必要は私には感じられませんでした。(体調が悪かったことも関係あるかもしれない・・・)




ムトゥ踊るマハラジャ(Murhu) 1995年インド


ラジニカーント主演。ケー・エス・ラヴィクマール監督。

私初のインド映画。かなり笑わせてくれることを期待しておりました。噂に聞く限りかなりの期待度だったのですが・・・。
お話。マハラジャの使用人ムトゥは、同じ使用人からも一目おかれる存在。そして旦那様と大奥様に絶対の服従を誓っています。ムトゥの登場からしてすごいです。颯爽と白い馬2頭にひかれた馬車に乗っての登場。しかも道の脇には突然ダンサーズが登場して、ムトゥを盛り上げます。なんなんでしょう、この展開は。激しく踊り、歌いまくります。あらすじとはあまり関係なく、ある間隔を置いてこの群舞はこののちも度々登場します。
ある日ムトゥと旦那様が芝居を見に行き、そこの女優に旦那様は心を奪われます。毎日縁談の話しを断ってきた旦那様にやっと、これぞと思う人が現れたのです。そしてあれこれの行き違いにより、その女優はなんと、ムトゥの方に好意を寄せるようになってしまうのです。そして、影から旦那様の財産を狙っていた悪の親戚が、魔の手をのばしていきます・・・。
ほんとは、もっといろいろエピソードがあったはずですが、途中に入る踊りに邪魔され、おまけに話しの進みがたるくて忘れてしまいました・・・。30分見ただけで眠くなっちゃったもの。あのインド独特の音を聞いてると眠くなるんですよねー。そして、一言言いたいのは、ムトゥだ!あんなおやじが主人公でいいのか!?ちょっと小太り系で、口ひげありぃのおやじだよ!日本だったら絶対悪役だろお前ってかんじの方なんです。・・・インドでは人気スターのようなんだけどね・・。私には理解できない・・。相手役の女性は、お目目くりくりでとーってもかわいいんだけどなー。
でも笑えるのは、あちらではあまり露骨に色々表現が出来ないらしく、あれやこれやで代用してるのが笑えました。女性の体を抱くというシーンでは、ギターのような大きな弦楽器を持たせてそれらしく動いてるし。。ぷぷ。イメージしろ、イメージってかんじで笑えました。あ、あのたくさんのダンサーズが踊るのは、かなり見物ですね。うん。結構揃ってます。また、女の人の写しかたがなんだか定型的でおかしいです。あんな女いないだろっていうね。
感想:インド人はなぞだった・・・。





メルシィ!人生(Le Placard) 2000年フランス


ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデュー、ティエリー・レルミット出演。フランシス・ヴェベール監督。

20年間真面目に勤めてきたフランソワ・ピニョン。彼はリストラされそうになっていた。ごくごく普通で目立たない、本人曰く「透明人間」のようなピニョン。同僚からはバカにされ、妻と子供にも愛想を着かされている。そして駄目押しの会社のクビ、彼は自殺をしようとしてゲイの老人に助けられる。
そしてクビにならないある秘策を伝授されるのであった・・・。

公開当時から見たかったの!で、見てよかった!!!!面白かったよー!!!
ほんと真面目だけがとりえのピニョンが、「ゲイ」という仮の姿を与えられて、透明人間のようだったのが、だんだんと存在感を増していくの。
でねー、とにかくおかしいのよ。おかしくて、リストラ寸前のおじさんにも共感できて、人生って素晴らしいと思える作品です。

とってもおすすめ〜!!

(2003/7/13)


メン・イン・ブラック2(Men in Black U) 2002年アメリカ


ウィル・スミス、トミーリー・ジョーンズ出演。バリー・ソネンフェルド監督。

パート1は↓でも絶賛しているように、アタクシ的にはヒットな映画でした。ならばパート2も見ねばなるまいと、いくらテレビでおすぎが「500円」と言っていようとっ!!!

・・・・おすぎさん、正しかったです・・・(泣)。ま、アタシは無料だったのであれですが。

なんだろーなー、ウィル・スミスもトミーリー・ジョーンズもいいんですよ!?ウィル・スミスなんてやっぱり好き、と再確認できたし。
役者さんがいいのに、お話がねー・・・・中身があまりにもって感じました。CGでエイリアンがいっぱい出てきますが、それだけって感じで。最後のJとエイリアンとの対決なんて、なんか醒めてしまって、「ここでJはぶっ飛んでるけど、CGなくて演技してるのって、かなり間抜けな絵じゃない!?」とか。だめでしょ、こんなことを考えさせちゃ。

というわけで、こちらはビデオでもよろしいかと・・・・。

(2002/7/8)


メン・イン・ブラック(Men in Black (MIB)) 1997年アメリカ


トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス出演。バリー・ソネンフェルド監督。

地球に密かに侵入している宇宙人から、人類を守るために組織されたMIB。そこで新たにスカウトされた新人Jと熟練Kのコンビで、狂暴な宇宙人を捕獲するため動きだす。ストーリーというのは、おおまかにこれだけです。上映時間も短いし。
私のおすすめは、なんといっても新人Jを演じた ウィル・スミスですぅ。かっこいいですぅ。この人は、インディペンデンス・デーにもでてましたが、かっこよさの中にもおちゃめさがあって好きですね。でも、ギャグで人がしゃべった後ワンテンポ遅れて字幕をみて、「あー。」と思うので、ついついずれてしまうのがとっても見ていて悔しかった。。(英語が分からないばかりに・・・)ビデオでもう一回みて、細かいとこをチェックしたいなーと思いながら映画館をでました。こういうコメディ物って、言葉が命の部分もあると思うんですが、その言葉がわからないから楽しさ半減っていうのは、あると思うなー。アクションとかだったら目で見てわかるけど。
英語を勉強しないと・・・





魍魎の匣 2007年日本

堤真一、阿部寛、椎名桔平出演。原田眞人監督。

京極さん原作なので、見に行ってきました。あまり期待せず。

感想。
あれ?こんな話だったっけ???
原作が長いのと、色んな話がごっちゃになっていて、私自身よく分かってないのかもしれないのですが、こんなだっけ?と思いつつ見ていました。
京極堂は堤さんで前作と一緒。変わったのは関口君が永瀬正敏から椎名さんに変更になっていた。榎木律は阿部ちゃんで前と一緒。

うーん、原作を読んでるとどうしてもそのキャラクターが自分で思っているのと違うなどありますが、今回の関口君はどうも・・・。なんだろ、もっとうだつが上がらなくて、もっと茫洋としてて、鬱で、もっさりしてる感じなんだよなぁ。。
椎名さん、、、なんか、違うなぁ。

あ!後ロケですよ!ロケ!
思いっきりそれは中国で撮っただろうというね、シーンの数々。なんだか「M:I V」で見たような川岸の家々みたいな。
それに原作でよく出てくる京極堂へ向かう眩暈坂?がない・・・。

これ原作読んでない人には、京極堂、えのさん、関口君の関係もよく分からないかもしれないな。

でも読んでないがゆえに、それなりに楽しめるのかも。。。

星2.5って感じかな。
(2007/12/28)



モリー先生との火曜日(TUESDAYS WITH MORRIE) 1999年アメリカ


ジャック・レモン、ハンク・アザリア、ウェンディ・モリツ出演。ミック・ジャクソン監督。

だいぶ前にNHKで放送していたのの途中だけ見ていて、完全なのを見たいなーと思っていたらレンタルしていたので早速借りました。

そしてやはり号泣・・・・。

お話。スポーツ紙のコラムを担当しているミッチーは、仕事に追われて恋人との約束もすっぽかす毎日。そんなある日、ミッチーは大学の恩師モリーが難病にかかっていることを知り、会いに行く。
そこでミッチーが今まで避けつづけていたもの、結婚、家族、死などについてずばりモリーに恐怖を持っていると指摘される。そして、モリーの命をかけた講義が始まる・・・・。

モリーの授業の中で、肩に小鳥を飼う話が一番好き。作品の中ではブッディスト(仏教?)の話として、人は肩に小鳥を飼っており、毎日その小鳥に「今日自分が思う通りに生きれたか、思い残すことはないか?」と聞けば、後悔のない人生が送れるという内容だった・・。
これは私が思っていること、でも、つい日常の中で忘れてしまうことだった。肩の小鳥、また今日から飼い始めよう。。

モリー役のジャック・レモンの演技は、素晴らしかった。徐々に弱っていく様や、ミッチーの前では決して見せないが、夜、不安に苛まれ涙を流す演技など、こちらも涙なしには見られない・・。
そして笑顔がとってもチャーミングで、ミッチーの話を聞くときの上目づかいの表情はいたずらっこみたいでかわいい。

ミッチー役はあまり感情移入できなかったけど、それでも見てよかった作品でした。

(2003/10/12)


模倣犯 2002年日本


森田芳光監督、中居正広、山崎努、木村佳乃出演。

宮部みゆきの原作をものすごい勢いで読んで、相変わらず面白いなー、やっぱり宮部さんスキだーと思っていただけに、映画化には一抹の不安を抱きつつ、見に行ってきました。
原作は上下巻のハードカバーでさらに中は一ページ二段組という膨大な量の文書を、どう映像化するのか。
やっぱり二時間ほどに纏めようとすると、こうなるかなーという感じでした。
原作を知っているが故に、分かる細かな部分と知っているが故にもっと突っ込んで描いてほしい部分が交錯して、映画の世界に集中することができなかったのが残念。

一緒に見た友達は、原作もあらすじも知らなかったのですが、分かりにくいかと思った人間関係はわかりやすかったと言っていました。ただわかりやすくなった=薄っぺらな印象になってしまった感もあり、うう、これまた残念です。もっと登場人物一人一人に色んな背景があって、それぞれに愛すべき人物達なんですよ。

印象に残るシーンは、CMでもよく流れている別荘でピースが座って、浩美と和明を見上げてるシーン。見上げる中居さんの顔はイっちゃってます。
次に後半、ベッドに横たわるピースの横顔。原作のピースにはない、苦悩・後悔らしい表情を浮かべています。そう、原作のピースは犯罪に対する苦悩・後悔という感情はないように思えます、ここも違うところですね。

そしてひっかかるのはやはり、「衝撃のラストシーン」とうたっているラスト。このラストが・・・・。うーんうーん、ここも原作と違うところですが、あのラストにするにしてもあの処理の仕方はどうなの!?って思ってます。書くとネタバレになってしまうので書きませんが。で、その後のもう一つのエピソードもいらないような気もしたりしなかったり・・・。

と、なんだか歯切れ悪く書いてきましたが、いいところも。山崎努さん演じる豆腐屋のがんこ親父。やっぱりサイコー。デジタルの象徴のようなピースに対して、アナログの有馬老人。出演するシーンはきゅっと締まる感じがします。
有馬老人が孫娘に「同じ一日なんてない、細かなことに気を配れば毎日違う一日になる」と語りかけるシーンでは、不覚にも涙が出そうになりました。ほろり。

それでも映画の大入りを願うアタクシでございました・・・。


萌の朱雀 1997年日本

河瀬直美監督。
最初に小説を読んでから借りた作品。小説を読んでなかったらあらすじが理解できなかったかも・・。
お話。山間の小さな村に若い夫婦と幼い娘、親戚の男の子とおばあさんが住んでいます。父親は、村に電車を通そうとトンネル工事に従事しています。
緑の濃い山々と川の流れ、そして人々の淡々とした日常を映像で写していきます。緑色は心を落ち着かせる作用があるようですが、まさにその通り。何気ない風景が安心感を与えてくれます。そんな穏やかな日々も電車開通工事が頓挫した頃から、なくなっていきます。父親は職を失い、大きくなった親戚の男の子の給料で食べている始末。母親が決心をして働きにでると、倒れてしまい、家族は行き場をなくしていきます。父親は情熱をかけたトンネル工事が中止になって以降、無気力に・・・そして妻が倒れたのをきっかけに、彼は自殺してしまうのです・・・
小説を読んですごく感動したんだけど、映画ではそれほどでもなかったかな。結構セリフが少なかったり、小さい声でぼそっと話すのが多くて無言っていうのが多いんだけど、それが結構良くて涙がうわぁーっと溢れてくる場面もありました。言わなくても感じる感情というのかな、それが感じとれて。
感想:自分に素直に行動する女の子がうらやましい。まっすぐに育つとあんな感じなのかなーと、うらやましくなりました。


もののけ姫1997年日本


宮崎駿監督。

今年の夏の話題作。興行成績もかなりよいらしいですね。
きっと子供もたくさん見に行ったと思うんだけど・・・。
・・・この映画を幼い子供が見て、ちゃんと理解できるのか、楽しめるのかというのがまず疑問に
思ったことです。宮崎さんの映画って、アニメっていう形態をとっているので、つい子供向けととらえてしまうけど、
それは違うと私は思います。むしろ大人が見ても全然オッケーて感じです。
でも子供が見て、これからの自然との関わり方について考えてくれたらそれもいいのかもしれませんが・・・。
内容は、森を破壊して鉄を作る人々と、森を守る神との戦いとその両者との共存を図ろうと考える若者の話し。
ラストは私はイマイチ釈然としないものを感じました。なんか逃げたなって感じかな。
んー、あまり感動はなくていろいろ考えてしまう映画でした。私は映画は人を楽しませて感動させるものがいいと
思ってしまうので、その点では私にはあまりgoodではなかったの・・




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