アリス・イン・ワンダーランド(ALICE IN WONDERLAND) 2010年アメリカ

ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター出演。ティム・バートン監督。

3Dで見ました。本当は、2Dでよかったのですが、近所の映画館では都合の良い時間に上映しておらず・・・。

19歳に成長したアリスは、子供の頃に冒険した不思議の国のことは、すっかり忘れています。
しかし、自分のプロポーズの日、庭園で白いウサギを発見。プロポーズそっちのけで、ウサギを追い、木の穴に落ちてしまいます。
そしてそこからが、新たな不思議の国への冒険の始まりだったのです。

感想。序盤、結構退屈。あ、チシャ猫だ、とか、あ、マッドハンターだ、お茶会だ、と映像化に感動はしましたが、話がなぁ。
そして私、言葉遊びのようなものが苦手でして。マッドハンターやウサギ達が言葉遊びで何か言って笑ってましたが、理解できず。残念。
後半は、赤の女王とのバトルです。
そこからはちょっと面白かった。

ジョニー・デップはあんな感じのキャラクターでも、やっぱり、ス・テ・キ・・・。若干ときめいてしまいました。ホホ。

映像はよかった、というのが主な感想だなぁ。
(2010/4/29)


アトランティス 失われた帝国(ATLANTIS: THE LOST EMPIRE) 2001年アメリカ


ゲイリー・トルースデール監督。ディズニーアニメ。

TV録画の鑑賞。

失われたアトランティスを探しに、マイロとその仲間たちが海中深くに冒険にでる物語。

吹替えでしたが、マイロ役がやけにうまいなー、声優かなぁと思ったら、V6の長野博くんでした。おどろき!うまかった!逆にちょっと、だったのは内藤剛志さん・・・かな。

話は特に。冒険ものだけどあまりハラハラもせず。絵が所々CGだったのか、そこが新鮮でした。

(2009/6/21)


相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 2009年日本

六角精児、萩原聖人、市川染五郎出演。長谷部安春監督。

見てきました!
米沢さんがいっぱいで楽しかった!米沢さんのプロモーションビデオみたい!
話の内容は地味ですが。。。

米沢さん、かわいい・・・。

右京さんが好きな人には物足りないかなぁ。

(2009/4/1)

アース(EARTH) 2007年ドイツ・イギリス


アラステア・フォザーギル監督。
いやー大画面で見るべき映画ですね!知られざる自然、知られざる動物達。温暖化を含めてみてよかった!
(2008/1/12)


秋日和 1960年日本


原節子、司葉子、岡田茉莉子出演。小津安二郎監督。

たけちゃんが「TAKESHI’S」のプロモーションでちらっと小津さんの映画も見た方がいいよと言っていたので初めて見てみた。
が!!
なんだか下世話な話に感じられ、あまり良さを見出せなかった。
昭和35年ごろの女性達がほんとにあんなおしとやかだったのかとか疑問が。それに登場する中年おじ様たちがこれまた今そんなこと女性の前で言ったらセクハラと罵られるんじゃないかと思うようなことを、ふつーにしゃべっていたりする。。。
話の内容は、適齢期を迎えた(といっても24歳ぐらいの設定だ)娘と、未亡人の母親との結婚話という感じだ。
未亡人の夫と友人だったらしい3人のおじ様たちが、娘に結婚の世話をあれやこれや焼くみたいな・・・。

うーん、、、選んだ作品が悪かったのかなぁ・・・。
(2005/11/24)


アントニアの食卓(Antonia) 1995年オランダ・ベルギー・イギリス


ヴィレケ・ファン・アロメーイ、エルス・ドッターマンス、ドラ・ヴァン・デル・グルーエン出演。マルレーン・ゴリス監督。
1996年アカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞作品。

第二次世界大戦後まもないオランダの小さな村に戻ってきた中年女性アントニアと娘ダニエル。村の古い風習を物ともせず、おおらかに逞しく村での生活を始める。そんなアントニアの元に、村の中のはみだしもの達が集まるようになり、大家族のように暮らし始める。
その中でお互い結ばれたり、子供が生まれたり、時には残酷な仕打ちにあいながら、長い年月を重ねていく。そして主人公アントニアは自分の死の時を悟り、孫にみんなを集めるように言うのだった・・・。

このお話は、一人の女性の人生をずっと見せてくれます。生きていれば起こる様様なことを主人公の最後の日まで見せてくれるのです。

命が次々と誕生して、だんだんとにぎやかになり、成長して巣立っていく、親たちは年老いて、死という時間が訪れる。
そこには何も人工的なものが介在しない、自然の営みというのを感じました。

アントニアの地に足をつけた生き方が素晴らしかった。

(2003/6)


阿弥陀堂だより 2002年日本


寺尾聰、樋口可南子、北林谷栄、田村高廣、香川京子出演。小泉堯史監督。

渋い選択ですわ・・・。実感したのはチケットを買って開場を待っている時。列を作っているのはおばさま、おじさまばかり・・・。ちょっと人が多くてびっくりもしました。こういうときの席選びは重要で、うっかりすると上映中耐えられないことになりがち。今日は最後列に無事座ることができましてよかったです。

お話。心の病を癒すために夫と二人で信州の田舎にひっこした女医。二人はその村に住むおうめばあさんと交流を重ねながら、色々な人々と出会い、いつのまにか女医の病も癒されていく・・・。

日本の美しい四季が見事に映し出されていて感動。よくこんな場所探し出したなーって思いました。あの宮崎監督の「となりのトトロ」の風景を実写にした感じ。春、夏、秋、冬。それぞれに美しく、川のせせらぎの音は本当に安心をもたらしてくれました。

寺尾さんがほんとに優しい旦那様を自然体で演じていて素敵でした。樋口さんが羨ましいくらい。樋口さんも女医として対応しているシーンとかかっこよかった。それとまた逆に日常生活を楽しんでいる様も素敵でした。
そしておうめばあちゃん!シリアスになりがちな部分もちょっぴりユーモアを効かせて楽しませてくれます。さすが96歳!

所々(病気で助かった女の子が筆談で「ありがたいことです」と涙ながらに話したところとか、先生の往生の際の言葉とか)涙がホロリとしつつ、癒されたい方におすすめでございます。

(2002/10/30)


アマデウス(AMADEUS) 1984年アメリカ


F・マーリー・エイブラハム出演、ミロス・フォアマン監督。

友人オススメアカデミー賞受賞映画、所有のビデオを借りて見ました。(最近デレクターズカット版も上映されていましたね)

18世紀ウィーンを舞台に天才の名を欲しいままにしていたモーツァルトと、その才能を理解していながらそれを素直に認めることができないサリエリの物語。
モーツァルトが如何に天才なのか、素晴らしいのかを理解する程度には才能がある宮廷作曲家サリエリ。しかし、天は理解する力を与えても、サリエリに物を作り上げる才能は与えなかった。彼がもっと凡庸だったら、素直にモーツァルトの才能を認められたかもしれない、でも彼はモーツァルトの才能に憧れ、切望し、嫉妬の黒い炎を燃やしてモーツァルトを追い詰めていく。

お話は、老いたサリエリが神父に告白という形式で進んでいきます。
私はタイプでいったら凡庸タイプのサリエリですが、ちょっと彼の行動は理解できませんでしたね。なぜモーツァルトを殺そうとするまで憎むのか。凡庸の人々の中には埋もれたくないというプライドがあったのかもしれませんが、そんなプライドがどれだけ貴重な才能を壊してしまったかと思うと残念です。
最後までサリエリを友人と信じるモーツァルトが悲しかった・・・・

衣装と音楽もまた素晴らしい。私はクラッシックというものを全然聞かないのですが、全編に流れるクラッシックの数々はとても優雅な気分になったり、とても気分が重くなったりと今までのクラッシックのイメージ(退屈で眠い)から少々アップしました。

(2002/9/15)


アイス・エイジ(吹替え版)(ICE AGE) 2002年アメリカ


ヴァージンシネマのポイントが貯まったので、無料でみてきましたー。暑いので、涼みがてら楽しめればいいかなーぐらいで見に行ったのですが、期待以上でございました。私、不覚にも涙が!!!

お話は、氷河期が舞台、マンモスのレニーは仲間が南へ向う中、一人で北への旅をしています。そこへナマケモノのシドが加わり、そしてサーベルタイガーに襲われた赤ちゃん(ピンクちゃん)を親に届ける旅にでます。その旅には、赤ちゃんを襲ったサーベルタイガーのディエゴも道案内として加わり、ハラハラドキドキの旅が始まります。

吹替え版を見たのですが、これまたよくあっていて良かった。ちょっと間抜けなシド役は爆笑問題の太田さんが。ちょっと裏があるディエゴ役には、竹中直人さんが声をあててます。レニー役は、「おはー」の山寺さん。
このマンモスのレニーが、大きくて優しくて強くて、かっちょいーのですよ。マンモスだけども。

でもこのレニーを上回るぐらいの勢いで私のハートを鷲づかみしたのは、サーベルタイガーのディエゴよ!!!竹中さんの声とあいまって、とーっても好きになっちゃいました。最初はある目的で旅を共にするんだけど、最後の方で・・・・。これまた四足でのしのし威嚇するように歩く姿に惚れたわ!サーベルタイガーだけど!

泣けたといか、涙がでちゃう、だって女の子だもん、だったシーンは後半に集中。一つは、洞窟の壁画に描かれたマンモスの絵を見て、レニーの生い立ちが描かれるシーン。泣けるっ!!!もう一つは、罠にはめられたレニーをディエゴが必死に助けるシーン。そして、ラスト。
うるうるうる・・・我慢してても涙はこぼれ・・・・。はずかし!

見終わって、「はーよかった!楽しかった!」って思える映画です。
(2002/8/10)


アメリ(LE FABULEUX DESTIN D' AMELIE POULAIN) 2001年フランス


オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ、ドミニク・ピノン出演。ジャン=ピエール・ジュネ監督。

単館上映の頃から見たいなーと思ってて、意外に人気がでてうちの街でも上映が決まって嬉しかった!
見た人の感想を聞くと、すごくいい、というのと、ちょっとダメだった、というのがあり、ちょっとドキドキ。

アタシの感想は、見てよかった!です。かわいい、かわいいお話

主人公のアメリ、良く言えば、ちょっと変わってるけどチャーミングで、みんなに自分なりの方法でちょっとした幸せをプレゼントするのが、微笑ましい。
アメリを取り巻く人々も個性があって味わい深い。

内気な空想の世界に大人になった今でも居るアメリ。その場所はきっと、アメリにとって居心地が良くて、そこから出たくないという思いと、このままではいけないだろうというアメリの思いが、うまく描かれていて、共感できる部分でした。

居心地のいい世界(空想)から、新しい世界(現実)への一歩を少しずつ少しずつ歩き出そうとするアメリに憧れます。躊躇したものの、おじいちゃんからのビデオレターでやっと外(現実)への一歩を踏み出すことができたアメリ。
よかった!

見終わってエンドロールが延々と流れる中で、なぜか涙が出そうになる感覚を味わいました。あれは、じんわりと「感動」してたってことなのかなぁ。

(2002/7/1)


青いパパイヤの香り(L'ODEUR DE LA PAPAYE VERTE) 1993年フランス・ベトナム


トラン・アン・ユン監督。

使用人として雇われた幼い少女ムイの生活と成長と丹念に描いた映画。場所はベトナム、サイゴン。父親を早くに亡くしたムイは、ある家で使用人として働き始める。いろいろな仕事を覚え、忙しく毎日働く。でもそんな日常でふと、地面を歩いている蟻を興味津々で見つめたり、つぼに入っていたコオロギをかってみたり。ほんとに些細な見落としてしまいそうなところを見つけて、日々を生きていく。
しかし、ムイの動作はなんであんなにきれいなんでしょう。野菜を刻む、洗う、雑巾がけをする。ただ普通に歩いているだけでも、凛としたうつくしさがあるのです。家事をするムイはとてもうつくしいです。どんなものでも慈しむ気持ちを持って、関わっている気がしました。そんなムイが触れたもの、すべてが輝く、そんな気がします。
感想:日々を丁寧に生きるってなんて美しいことなんだろう。


赤い薔薇ソースの伝説(COMO AGUA PARA CHOCOLATE) 1992年メキシコ


アルフォンソ・アラウ 監督。

食べ物系の映画に結構ひかれる傾向があり、これも前から見たいなぁと思っていた映画。
お話し。1900年代の3姉妹の末っ子として生まれたティタ。その家の風習で末娘は、結婚しないで一生母親の世話をしなければならない運命を背負います。あまり母親の愛情も得られなかったティタは、お手伝いのチャンチェを母親代わりに台所と料理のにおいに包まれて成長していきます。やがて年頃になると、ペドロという運命の人と出会います。が、家の古い風習のせいで結婚はできません。ペドロは、いつまでもティタの傍にいるために、その上の姉と結婚するのです。ティタは、悲しみます。結婚に供するケーキを作っている時、ティタの悲しみを含んだ涙がそのバターに落ちたのです。翌日、そのケーキを食べた人間は、悲しみにおそわれてしまう・・・。こうして、ティタの波瀾で悲しみに満ちた物語が始まったのです。
ティタがかわいそうすぎる、まず思うこと。そして、くだらない風習を押し付けて、最後はティタを壊してしまうほど押さえつけた母親もいや。最初が間違ってしまったから、雪だるま式に不幸が襲って来るティタ。最後の最後でしあわせになれると思ったのに・・・
基本的に私は、ハッピーエンドの映画が好きなのでこういう終わりは好きではありません。でも、大変な人生だったけど、ティタは強く生きたんだなぁ、と感じた。
感想:料理のこつ、それは愛情を込めて作ること

アトランティス(Atlantis) 1991年フランス

リュック・ベッソン監督。
ひたすら青い海の中に息づく生物達を追ったドキュメンタリー映画。
イルカや海蛇、アザラシ、サメなど次々とでてきます。音楽もほとんどないけど、 水の映像を見るのがとても好きなので、心が穏やかになります。穏やかになりすぎて、 途中寝てしまった・・・。
疲れたとき、イライラしてるときに見るのにおすすめ!

アクリ 1996年日本

石井竜也監督。浅野忠信主演。
最初の印象は、映像がきれー。オーストラリアでロケされた海や島々はとてもきれいです。ここに住んでみたーーいとかぜんぜん関係ないこと思っちゃった。
お話は、人間の祖先は人魚だったという説のもと、人魚と人間との間に生まれた主人公が、狭間で揺れながら海に戻っていくというもの。その主人公に、人魚を売り物にしようと企む政治家や、 ジャーナリスト、そして人魚の研究をしていた大学教授などがからんできます。人魚といっても、絵本などでみるかわいらしいものでなくって、ちょっとグロテスクです。なので、 話しの後半に人魚が出てくるあたりは、ちょっと白けてしまいました。だって話しはロマンチックでも、絵がグロテスクなんだもん・・・。
話しはともかく、海の映像を見て行った気になるには、もってこい!の映画でした。夏に見るのがいいかもしれない。

あぶない刑事リターンズ 1996年日本


柴田恭平、館ひろし、浅野温子、仲村トオル出演。村川 透監督。

なつかしいテレビドラマの映画版。
でもいまさらなぜ?って気がするのですが・・・。テレビではやってたのって、私が高校生くらいの時だったし。
話しも、わざわざ映画にするほどのものでも無いような気がします。一番ぴったりくるのは、そう!テレビの2時間ドラマ版。なーんで映画にしたのかわからない映画でした。
じゃあなんでわざわざ借りたかって?それは昔(ピチピチの高校生だった時)ドラマが好きだったから。

暗殺者(Assassins) 1995年アメリカ


リチャード・ドナー監督。

シルベスター・スタスタスタローン主演(しつこい・・・)。アクション映画。私は、初めてスタローンさんの映画をちゃんと見ました。今までロッキーとかランボーとか ぜんぜん見ようと思わなかったです。だって、ぜんぜん魅力的に見えないし、単に筋肉ムキムキで、どこがかっこいいんだか分かりませんでした。(それは今もだけど。) これを見たのは、ま、ある人が出ているので見てみたのですが・・・。
話しは、プロの殺し屋(スタローン)が若手の殺し屋に狙われるというもの。他に複線らしきものが ちらほらありますが、言ってしまえばこれだけです。殺し屋だけど、女、子供は殺さないとか古いタイプの殺し屋スタローン。うーーーん。なんかなんか共感がもてないわ。 やはり私には合わないということでしょう。(タラコ唇は好きなんだけどな、おかしいな・・)同じマッチョだったらシュワちゃんの方が愛敬があって私は好きです。
結論、もうスタローンさんの映画はきっと見ない・・・。




インサイド・マン(INSIDE MAN) 2006年アメリカ


デンゼル・ワシントン、クライヴ・オーウェン、ジョディ・フォスター出演。スパイク・リー監督。

見てから時間がたってしまったので、感想だけ。
私はまあ面白かった。好きなタイプの映画だった。結末も含めてね。
ただ、疑問はそこかしこに残るかな。DVDでもう一度見返したいかも。

(2006/6/10)


イブラヒムおじさんとコーランの花たち(MONSIEUR IBRAHIM ET LES FLEURS DU CORAN) 2004年フランス

オマー・シャリフ、ピエール・ブランジェ出演。フランソワ・デュペイロン監督。

お話。1960年代、両親の離婚により父と二人暮しのモモ。貧しく、両親の愛も得られない少年は、ある日通りの向かいにある食料品店で老いたトルコ人イブラヒムおじさんと出会う・・・。

このイブラヒムおじさんがステキだ。万引きをしたモモを咎めず、万引きするならうちの店でやれと諭す。いつも笑顔でいるんだよ、そうすればいいことがいっぱい起こると優しく教えるおじさん。モモに人生の色々なことを教え、諭し、それは決して厳しくはなく、愛情深く包んでくれるおじさんがステキだった。

後半はロードムービーっぽくなりちょっと散漫な感じは受けたけど、おじさんとの出会いは、モモと同じように私にも暖かい心を与えてくれた。

追記。流れる音楽はポップでかわいらしく、重くジメジメしそうな映画を救ってくれます。
(2005/6/11)


いぬのえいが 2005年日本

中村獅童、伊東美咲、天海祐希出演。犬童一心、黒田昌郎、祢津哲久、黒田秀樹、佐藤信介、永井聡、真田敦監督。

自分だけだったらぜったい、見ない類の映画。今回見てみました。
・・意外と面白かった。
オムニバス形式で、最初アニメから始まり、佐野史郎と渡辺えり子がミュージカル風に歌いだしたときはどうしようと思ったけど。
最後の二話は泣かすぞーという意図がみえみえだったため、それにうっかり乗り、号泣するのが目に見えているのであえて、最後の一話は見なかった!!
一人でビデオ見てるならまだしも、複数の友達と一緒でえぐえぐ泣けるかってんだ!(・・・恥ずかしいじゃん・・)

私の一番涙腺を刺激した場面はアニメだったとお伝えしておこう・・。アニメだと思って馬鹿にしてはいけない。
(2005/4/9)


イル・ポスティーノ(IL POSTINO) 1995年イタリア


フィリップ・ノワレ マッシモ・トロイージ出演。マイケル・ラドフォード監督。

ビデオ屋でぷらぷらしてて、「なんか感動できる話しないかなー。」と探していたら見つけた作品。
ビデオのケースに、役者がこの映画を撮り終えた後、亡くなったみたいのが書いてあって、おし、見てみよとみて見ました。 イタリヤの島に、世界的に有名な詩人が自国(チリ)を追われ亡命してくる。その詩人に届く手紙を、臨時郵便局員として届ける主人公と 詩人の友情の話し。
今まで、ぷらぷらしていた主人公が、詩人に出会い、詩を知りそして詩人の応援のもと、詩を使って恋人を得るまでは ほのぼのしています。
そして、詩人が自国に戻りノーベル賞を受賞する。手紙を送ると主人公に約束しておきながら1年以上もたって来た手紙は、 荷物の輸送依頼だった・・・。私はこのとき、詩人がわからなくなって、主人公がめちゃめちゃ哀れに感じた。あんなに、親しかったのに。。
でも主人公は、詩人を庇って、彼に声のテープを送ろうと島のいろいろな音を、仲間と録音していきます。そして、数年後詩人が島を 訪れると・・・。
・・・一瞬を大切にしなくてはいけない。そう思った映画でした。(後回しになんて考えて一生後悔しないように・・・)


インディペンデンスデー(INDEPENDENCE DAY) 1996年アメリカ


ウィル・スミス、ビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラム出演。ローランド・エメリッヒ監督。

これは別に自分で見ようと思ったわけでなく、父が借りてきて「見るか?」と聞かれたのでもったいなと思って見た。
とても話題作だったのは、知ってたけど、 基本的にSFは好きでないので進んで見ようとは思わなかった。だって現実に起こりそうで恐いんだもん。
内容はいわずもがなでしょう。見てて思ったのは、「マーズアタック」でもそうだったけど、必ず 人間って最初宇宙人にコンタクトしようと試みて、結局やられちゃうっていうパターン。これがいや。またかとか思っちゃった。それにあんな簡単に宇宙船の中に進入できちゃったり、 ホストコンピュータに入れちゃったりするんだろうか。。うーーん、疑問。
よかったのは、黒人パイロットとその彼女。なんかシリアスな場面でも、悪態ついて乗り切っちゃうのが よかったなー。あれはかっこいい。うん。
SF好きな人にお奨め。





裏窓(REAR WINDOW) 1954年アメリカ


ジェームズ・スチュワート、グレイス・ケリー、レイモンド・バー出演。アルフレッド・ヒッチコック監督。

随分前に見て「なんて面白いんだ!」と思った私。大人になってしまったからなのか、今回見直したらそれほどでもなかったけど、やはりグレイス・ケリーは美しく、最後の方はちょっとドキドキした。

(2006/7/22)


姑獲鳥の夏 2005年日本


堤真一、永瀬正敏、阿部寛出演。実相寺昭雄監督。

原作を先に読んでおり、既に自分の中で各々のキャラクターのイメージが出来てしまっているだけに、やはり見ていてつまらなかった。
セットもわざとそうしているのか、とてもちゃちく見えて残念だ。

私の大好きな榎津探偵は、阿部ちゃんが演じているがえのさんはもっと破壊的でなくてはいけない。阿部ちゃんのえのさんはまだまだ常識を捨てきれていなく、えのさんではなかった・・・。

京極堂の堤さんもいいんだけど、京極堂じゃないし、永瀬くんの関口くんはもっと暗く冴えない感じかなと思う。

うーん、残念。
(2006/6/25)


宇宙戦争(WAR OF THE WORLDS) 2005年アメリカ


トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ティム・ロビンス出演。スティーブン・スピルバーグ監督。

時間があったので見てみた。

お話。ある日、空模様が急変し、空からイナヅマが何度も落ちた。それは、イナヅマではなく、地球外生物の飛来であった。そこから主人公レイと子供達の逃避行が始まる・・・。

可もなく、不可もなく、って感じでありました。
結末がなんとなーく分かるのでそれほどハラハラ感もなく、でも見れないわけじゃない・・・。でも見なくてもいいかもって感じですかねえ。。。
トム・クルーズは、最初ダメパパ、その後子供達を必死に守る父を演じています。

でもなぜ今になってリメイクされたのか、、、わからん。

(2005/7/11)


ウォーターボーイズ 2001年日本


妻夫木聡、玉木宏、三浦哲郎出演。矢口史靖監督。

いまさら〜って感じだったけど、急に見たくなってレンタル。

いやーよかったね、最後うっすら感動している自分がいてびっくり!
妻夫木くんがかなりへなちょこの役で笑えたわ〜。うふうふ。
一番笑ったのが最初に先生に見せたシンクロ。ぎゃははおかしー!玉木くんの頭がアフロなのもどうかと思うがそれが燃えちゃうだから!BGMはなんだかうっふんあっはん言ってるし!

最後のシンクロは圧巻でした!いやー楽しかった!!オススメ〜。

(2003/9/4)


ウェディング・シンガー(Wedding Singer) 1998年アメリカ


ドリュー・バリモア、アダム・サンドラー、クリスティーン・テイラー出演。フランク・コラチ監督。

お話。結婚式を盛り上げるウェディング・シンガーのロビー、自分の結婚式当日に花嫁に逃げられ失意のどん底に。そこへ同じ職場のウエイトレスジュリアとめぐり合う。ジュリアも長年付き合ってきたホリーとやっと結婚を上げられることになるが、どうもしっくりこない。ロビーに相談に乗ってもらっているうちに二人は惹かれあうようになる・・・。

恋愛物に興味をなぜかそそられない私の恋愛物リハビリ映画第一弾!!(大袈裟)
前半、中盤と特に何も心にくるものがなく、ふーんて感じで見ていたのですが、ラストで涙がだーーー・・・・。こういう告白、嬉しいよねー。うん。結婚相手を見極めるにはその人と年をとった自分の姿が想像できるかとこの映画では言ってますが、まさしくそうだよねえ。。そんな相手に早く巡りあいたいもんだと思いましたさー。

(2003/8/12)


ウエインズ・ワールド2(WAYNE'S WORLD2) 1993年アメリカ


マイク・マイヤーズ、ダナ・カーヴィ、ティア・カレル、クリストファー・ウォーケン出演。スティーブン・サージック監督。

懲りずに借りちゃった第二弾!途中何度も居眠りをしてしまったため、都合なぜか3回も見てしまった作品。3回見たからといって面白かったわけではない。

今回ウエインとガースの二人は、伝説のロックイベント「ウッドストック」並みのフェスティバルをオーロラシティーで開催しようと大騒ぎ。名づけて「ウエインストック」。ウエインの夢の中で亡きジム・モリソンがアーティストは集まるとお告げをしたが、なかなか有名アーティスト(エアロスミスやパールジャム)は集まらない。
開催日は迫るしどうする!?

と内容はこんな感じですが、今回はパート1より面白くなかった・・・。ウエインも実家を出て自活し、ガースもやっと怪しいガールフレンドができたりと成長はしているのですが、それがちょっとオタク入ってた前回と違って大人になっちゃったのねって寂しく感じたのでした。あ、このガースのガールフレンド、見たことあるなー見たことあるなーとずっと思っていたら、キム・ベイシンガーにそっくりだーと思い、でもこんな映画にでないよねーきっとそっくりさんだわ、と思ってたらご本人さんでした・・・。すごい怪しいのさ、このガースのガールフレンドは。

ウエインのガールフレンド カサンドラは前回歌いまくりだったのに今回はなし。このカサンドラも誰かに似てるなーと思っていたらあの叶姉妹の恭子さんにそっくりだったのだ!!大発見!

後はこの間見た「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」でディカプリオのパパ役だったクリストファー・ウォーケンが出演してて嬉しかった。でも今のが渋くてステキかなー、うふ。

と内容そっちのけで出演者にばかり気を取られてしまいました。あ、エアロスミスも本人役ででてまーす。

(2003/4/29)


ウエインズ・ワールド(WAYNE'S WORLD) 1992年アメリカ


マイク・マイヤーズ、ダナ・カーヴィ、ロブ・ロウ出演。ペネロープ・スフィーリス監督。

おバカムービー”オースティン・パワーズ”のマイク・マイヤーズが出演ということでレンタルしてみた。何も考えずに笑えるのがみたいなーと思って。

お話。・・・よくわからない・・。多分元がテレビで放映しているのを映画化しているので、元ネタが分からないということ、そしてやっぱりアメリカンジョークがさーっぱり分からないということ。
英語の言い回しで冗談を言ってると思われるが、字幕だけでは理解できず。言い回し以外のジェスチャーとかは分かるのもあるけどなー。

一応主人公は、ウエインとガースのヘビメタ大好き男たち。地下室でケーブルテレビの番組を仲間で作って放送している。合言葉は「エクセレント!」。マニアに受けているだけだが、自分たちは楽しんで作っている。
ある日その放送を見たプロデューサージャスミンの策略により、番組が乗っ取られる!?

途中、カッコイー女性ボーカルが出現してウエインと恋に落ちたり、ウエインとガースの友情に亀裂が入ったりするが、結末はおバカ、ということで。

内容はふーん、だったけど、ウエインたちとその仲間達が楽しそうでいいなーと思いましたですよ。ガースがちょっと内向的でかわいかったなー。

疑問、なぜヘビメタ?の人たちは長髪なのだろうか・・・・ね?。

(2003/4/23)


海は見ていた 2002年日本


熊井 啓監督、清水美沙、遠野凪子、永瀬正敏、吉岡秀隆出演。黒澤 明脚本。

黒澤監督の脚本ということで興味を引かれ、見に行ってきました。

お話は、深川の遊郭。と設定からして、男女のドロドロ感が予想できますが、意外とあっさりさっぱり。ん?
CMでは、「黒澤明最初で最後のラブストーリー」って感じで大々的に宣伝してますが、私が鈍いのかあまりラブな(?)な気分にも成れず・・・あれ?

お客に惚れては、つらい目にあうお新遠野凪子と、元は武家の出らしい姐さん清水美沙(役名忘れ)の男を交えての四季つれづれ。それに同じ岡場所には、つみきみほと河口美智子が同僚(?)として働いてます。

姐さん清水美沙は、きりっとりりしく、でも悪い男@奥田映二には手を焼いている。一方お新(N〇Kの朝ドラのようだ・・・)は、朴訥な侍吉岡秀隆にあっという間に惚れ、そしてあっという間に袖にされてしまうというかわいそうな現実。
そんなお新ちゃんにはその後、りょうさん@永瀬正敏が現れるのです。永瀬さん、かっこいい・・・・。ちょんまげでもかっこいいわ。今回はちょっと世間にやさぐれている男役。

そんなつれづれが続いた後、最後にちょっとしたスペクタクル映画調になり終わるという。

そんなすごいつまんなーーい(失礼)ってことではないんです、なんて言えばいいのか。
なんか遊郭とかだともっと、男と女のドロドロさが前面にでてきそうな気がするのですが、あ、これからそうなのか?と思う寸でのところで、かわされるっていうかなー。もっとここでこの二人は、つっこんで書いた方がいいんじゃないの?とか思ったり。そのかわされる感を強く持つのは、いいところになると必ず挿まれるBGMでしょうか?
チャラリラリラ〜ン・・・♪って感じで、どこぞの青春映画かい!?ってつっこみたくなるBGMが必ずでしゃばってきます。もちろんこれ、素晴らしいものでございますよ!?

この映画を一言でいうなら、感情の見せ方に一枚ベールが挟まったような映画だと私は思いましたー。最後の最後もなんだよー、どっちだよーっていう感じだったしなー・・・・。
映画を見る前に読んでたピーコの本の方が、何倍も感動したよ、だって涙でそうになったもん。

(2002/7/30)




エディット・ピアフ 愛の賛歌(THE PASSIONATE LIFE OF EDITH PIAF LA VIE EN ROSE) 2007年フランス・イギリス・チェコ

マリオン・コティヤール、シルヴィー・テステュー、パスカル・グレゴリー出演。オリヴィエ・ダアン監督。

エディット・ピアフの半生を描いた物語。

歌、凄い。凄い迫力。ピアフを演じた女優さん、凄まじい。これまた凄い。

でも、わたしにはつらかった・・・(泣)

半分以上が、騒音(エディットの喚く、罵る、罵倒する、歌う)が切れ目なしに続き、フランス語の巻き舌の台詞、歌にもどうにも馴染めず。大画面で迫ってくる鬼気迫るピアフさんを見ているだけで、段々気持ち悪くなり・・・。(プラス左隣の人の口臭?でさらにきぼぢわるく・・・)

私には合わなかったけど、けっしてつまらない映画ではありません。エディットの過去と現在を交互に見せつつ、壮絶だった人生をこれでもか、というぐらいに見せてくれます。
エディットは、周りの人にとても愛されていたと思うけど、本人は孤独で、愛し方がわからなかったのかなと思いました。
嵐のようなエディットの連続だったけど、私がいいなーと思ったシーンは、晩年海辺の砂浜で編み物を一人しながら、インタビューに答えているシーン。とても穏やかでいい表情をしていました。こんな表情もできたんだ。
(2007/9/29)


エデンの東(EAST OF EDEN) 1954年アメリカ


ジェームズ・ディーン、ジュリー・ハリス、レイモンド・マッセイ出演。エリア・カザン監督。

初めて見ました、ジェームズ・ディーンの映画。
感想。かっこいい(はぁと)!母性本能くすぐられるぅ〜。あの上目遣いにやられたワ・・・。

ただただ父に認められたかったキャルの気持ちが痛いほど分かって、なんでパパわかってあげないのぉ!?と思ってしまった。
最後がこんな終わりとは知らなかったが、ディーンの演技を見れただけで私は満足です。
ほんとかっこいいし、かわいい・・・。ほぅ・・・。

(2007/3/25)


えびボクサー(CRUST) 2002年イギリス


ケヴィン・マクナリー、ペリーフィッツパトリック、ルイーズ・マーデンボロー出演。マーク・ロック監督。

レンタル屋が100円だったの。だから借りちゃったのー。
と、言い訳してみる。

公開当時私はこの映画を見たかった。笑えると思ったからだ。
今回だからとても期待してみた。

そしたら!!中途半端この上ない映画だった!
確かに公開当時この作品を買い付けた映画会社の人が、どの国のバイヤーも買わなかったとかいう話をしていた・・・

なんでか巨大化してしまった大えびを買い込み、一発あててやろうとするビル。
それを当て込んでアマチュアボクサーのスティーブとジャズが加わり、街へでる。テレビ会社へえびと人とのボクシングの企画を売り込むがなかなかうまくいかない。
熱心にえびの世話をしているうちにビルはいつしかえびを慈しむ気持ちに・・・

えび、といいつつシャコだし、そのシャコもおもいっきり作り物だし。
でも最後は、なんだか孤独な中年男の目覚めみたいなちょっと感動風になってて笑えた。

まあ、みなくていい、といった映画でしょー。

(2004/3/27)


エド・ウッド(Ed Wood) 1994年アメリカ


ジョニー・デップ、マーティン・ランドー、サラ・ジェシカ・パーカー、パトリシア・アークウェット出演。ティム・バートン監督。

史上最低の映画監督と呼ばれたエド・ウッドの半生を描いた作品。

モノクロです。

最低の映画監督と呼ばれているらしいエド・ウッドですが、本人は至って真面目に映画を作っており、決してB級映画を撮ろうとしてとってないところが素晴らしいですね。
お話の中でも、数々の矛盾を周りの人間たちが指摘しますが、そんなの一切無視、ノープロブレムな男なんですねー。すごいなー。

この中でドラキュラ俳優として有名らしいベラ・ルゴシが登場しますが、昨日レンタル屋に行ったところ、ベラ・ルゴシ主演の「魔人ドラキュラ」というステキなビデオを発見。関係者にマイク水野のお名前を発見し、一瞬ぐらりと揺れましたが、やはりレンタルするのはやめました。

エド・ウッドの映画が好きだーというのがひしひしと伝わりました。

(2003/6/1)


8マイル(8mile) 2003年アメリカ


エミネム、キム・ベイシンガー、ブリタニー・マーフィー出演。カーティス・ハンソン監督。

白人ラッパーエミネムの半自伝的な物語。

見てから時間もたちゃったので感想箇条書き
・思わせぶりな恋人アレックス、ニューヨークに行く行く言うわりにいつまでもいる。
・黒人がほとんどのヒップホップショップでのステージはやはり怖い。
・ジミーの友人はほとんど黒人、そんなことありうるのか、単一民族国家の日本人私にはわからない。
・ジミーに期待を寄せる友人たちが、友情もあるかと思うが、やはりうっとうしい。
・キム・ベイシンガーのジミーママがどうしょうもないママですごかった。
・エンドロールで流れるエミネムのラップ(字幕付き)が一番感動した。

(2003/5/25)

X MEN U(X MEN U) 2003年アメリカ


パトリック・スチュワート、ヒュー・ジャックマン、イアン・マッケラン、ハル・ベリー出演。ブライアン・シンガー監督。

前作はビデオで見た。結構面白かった。でもパート2ができるとは思っていなかった。

お話。人間との共存を探るミュータントたち。しかし、そんなミュータントたちの思いは人間に通じず、ミュータントを滅ぼそうとするストライカーの攻撃により、ミュータントたちは絶滅の危機にさらされる・・・。

こんな内容の映画(失礼)なのに結構お金がかかってます。大掛かりな映像がいっぱい。でもやっぱり所々あれ?って感じもあり。

なぜローガンはあんな髪型なのか、とか、前作結構活躍のローグは今回こんなちっちゃな扱いなんだ、とか、色んなミュータントの特殊能力の説明が一切なくて前作見てない人は分かるのか、とか、確か前作も囚われのみとなって親玉のはずなのに一番足を引っ張ってるんじゃ?な坊主頭のチャールズとか、いい人なのか悪い人なのかよくわからないマグニート、とか、最後あの火を使う少年はヘリに乗ってどうするのか、とか、突込みどころ満載な映画でしたが、まあ面白かったですよ。でもビデオでもいいかな。

最後に作品の監督をネットで調べていたら、なんとこの監督さん、私が好きな「ユージュアル・サスペクツ」の監督さんだったの!おお!
んー、でもやっぱりこの監督さんは安くて面白い映画を作るのがうまいような気がするのであんまり金つぎ込んでどーん、みたいな映画はやめた方がいいの・・かも、なーんて思いました。

(2003/5/11)


エビータ(EVITA) 1996年アメリカ


アラン・パーカー監督。

マドンナ主演のミュージカル?映画。実在の人物エヴァ・ペロンの生涯を全編歌でつづっています。 お話は、男の人を踏み台に成功への道をどんどん上りつめていく女性の話しです。
マドンナの歌はうまいし、衣装も豪華ですが・・・・。
私の個人的な感想は、「長い!!長すぎる!!」。セリフなんて一言もありません。ちょっとした呼びかけでさえ、歌なのです。 特に前半の田舎からでてきて徐々に成功していくあたりは集中できず、早く終わることばかりを考えていました。後半、アルゼンチンの大統領の妻の座につくあたりでやっと集中して見ることができましたが。
歌が好きでマドンナ好きの方には、お奨め致します。短気な方、スリルとサスペンスを御求めの方にはお奨めできないっす。





女必殺拳 危機一発 1974年日本

志穂美悦子、光川環世、室田日出男出演。山口和彦監督。

シリーズ第二弾。またまた録画してみてみた。
前回の設定を踏襲しているのかと思いきや、おや?主人公にお姉さんなんていたんだ、、、
と、細かい突っ込みはさておき、今回はあんまりだったなー。
志穂美さんのアクションは相変わらず凄いのだが、後は特に。。。お姉さんたちの裸がなんだか一杯出てきたり、結構グロい殺され方されたりと、とてもじゃないがお子様には見せられない内容となっております。
前作の殺された悪役の人がまた役名を変え、堂々と出演しているのにはめまいがしました。なんだよ、人がいないのかよぉ。

二番煎じはやはり面白くない。
という結論に達しましたですよ。

(2006/12/2)


女必殺拳 1974年日本

志穂美悦子、早川絵美、千葉真一出演。山口和彦監督。

深夜のTVを録画でございます。B級のにおいが漂っている作品が見たいのですぅ。

で、ほんとにB級でした。。。

多分その当時流行っていただろうブルースリーばりのカンフーアクションと、なぜか所々に出現するお色気シーンがアンバランスに拍車をかけ、ある種こっけいにさえ見えるという素晴らし作品です。
ただ志穂美さんはとてもかわいらしく、かわいいけど、アクションはブルースリーばりでとてもステキです。
現在サニー千葉こと、千葉真一はとても若く、結構かっこいい・・・・・・。

ブルースリーのパクリもといオマージュとしての作品と呼べばよいでしょうかね。
B級好きなあなた!ぜひ御覧あれ!
(2006/10/1)


陰陽師U 2003年日本


野村萬斎、伊藤英明、中井貴一出演。滝田洋二郎監督。

陰陽師二作目。野村さんの陰陽師は妖しい感じがいい。でも後半の女装?はちょっと引いた、、、、、おお、こわひ、、
そして源博雅の伊藤くんは、ちょっとミスキャストじゃ?もうちょっと、なんだろ、真面目な感じが欲しいかなと。

私はそんな嫌いじゃないかな。

(2006/7/28)


オーバー・ザ・ムーン(A WALK ON THE MOON) 1999年アメリカ


ダイアン・レイン、ヴィゴ・モーテンセン、アンナ・パキン出演。トニー・ゴールドウィン監督。

何気なくTVの深夜映画を録画したら愛しのヴィゴ様のお姿が!!
ちょっともみ上げが長すぎるけど、やっぱりステキ!
話は、若いうちに予想外の妊娠で家庭の主婦に納まった中年女性が、このままでいいのかとくすぶっているところに、シャツ屋のヴィゴ様登場。
で、恋に落ちて家庭がーーー、って内容だす。とりたててどうとないけど、ちょっとHDDから削除するのはやめとこうかな!
(2006/7/23)


ALWAYS 三丁目の夕日 2005年日本


吉岡秀隆、堤真一、小雪出演。山崎貴監督。

昭和30年代の東京下町を舞台にある一家とそこに暮らす人々の日常を暖かく、描いていく。

もうねー、よかったです。笑えて、ちょっとホロリとさせて。今はない物だから余計愛しくなる時間がそこに流れていた。ファンタジー、懐古趣味と言われればそれまでだけど、やはりこういうものって見たいのだ。
うっすらした子供の時の記憶と重なって、それは今は無いものだけど、今思うとその空間は両親が作ってくれた暖かい空間だったんだなーと、改めて思ったのでした。暖かで幸せな記憶です。
(2005/11/12)


オペラ座の怪人(THE PANTOM OF THE OPERA) 2005年アメリカ・イギリス

ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソン出演。ジョエル・シューマカー監督。

ミュージカル映画があまり得意でない私でも楽しめた!見てよかった!綺麗な映像と音楽、すばらしかった。怪人の生い立ちが切なくて泣けた。これこそお金払って見てよかった、って思える作品だった。

(2005/2/20)

オーシャン・オブ・ファイヤー(HIDALGO) 2004年アメリカ


ヴィゴ・モーテンセン、オマー・シャリフ、ズレイカ・ロビンソン出演。ジョー・ジョストン監督。

19世紀末のアラビア砂漠を舞台に繰り広げられる壮絶なレースを一人のカウボーイと愛馬ヒダルゴが駆け抜ける・・・・。

お話は特にハラハラドキドキ感もなく、CMでよくみかけた砂嵐も一瞬で終わり、ひたすら後は砂漠をフランクとヒダルゴがテクテク歩いているシーンが続きます。

そんな話よりも、私はこの映画を見ている間中、このフランクを演じるヴィゴさまがかっこよく見えてしかたなかったのです!!!
ロードオブザリングに出ていたらしいというのは知っていたのですが、見ていなかったので、この人を初めてこの作品で見たのです。
なんでしょう、言葉にはうまく言い表せないのですが、とにかくかっこよかったんです!!!ひたすら馬とともに砂漠を駆け抜けたり、とぼとぼ歩いたりばかりでしたが、それでもわたくしメロメロになってしまいました。。
なんでだろうと自分でも不思議です。今もちょっと思い出すだけで目がうるっとなったりします。。。どうした?自分。。。

というわけで、かっこいいヴィゴさまを見るには最適な映画かと思われます。うふ。
(2004/4/17)


踊る大捜査線 THE MOVIE 1998年日本


織田裕二、柳場敏郎、深津絵里出演。本広克行監督。

THE MOVIE2が面白かったのでDVDをお友達に借りてみました〜。

2よりシリアス度が高いかも。
そしてみなさん若い!って当たり前か、5年前だもんね。

お話。警視庁の副総監が何者かに誘拐され、身代金を要求される。湾岸署管轄内だったため、捜査本部が湾岸署に設置されるが、当初は極秘捜査だったため、所轄の湾岸署は部外者。捜査にタッチすることはできない。それとは別にチャットを利用した猟奇殺人や、署内での盗難事件などが起こり、青島刑事は不眠不休で捜査にあたる。。。

あの〜、スリーアミーゴスがですねー、すごい嫌な感じですよ。会社にいたら最悪ですね。
で、上層部の人々も最悪です・・・・。
そんな中、ギバちゃん@室井さんは頑張ってましたよぉ。きっとプライドがとても高いはずの室井さん、なんども怒りのためにぷるぷるしてましたもん。

会社も警察も構造的にはあまり変わらないのかしらん、と思いましたですよ。
頑張れ室井さん、頑張れ青島刑事!

(2003/10/5)


踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 2003年日本


織田裕二、柳場敏郎、深津絵里、水野美紀出演。本広克行監督。

ドラマは昔ほんのちょっと見てそれからスペシャルや前回の映画などは未見でしたが、面白かった!!
ファンならもっと楽しいんだろうなーと思いましたよ。いろいろと小さなネタが仕込まれてる感じがとてもした。

お話。観光名所になったお台場にある殺人事件が起き捜査本部が湾岸署に設置される。そこに女性のキャリア沖田が本部長として派遣され、所轄に次々ときつい命令を下していく。そんな中第二の殺人が発生。
殺人事件以外にも家族スリや連続暴行魔事件などが発生し、本庁と所轄との間で青島刑事たちが事件解決に向けて奔走する・・・。

映画自体を安心して見ていられたなー。飽きさせない展開だったし、登場人物たちも個性的で楽しい。
あまり期待してなかっただけに、思わぬ広いものをした気分になってホクホクでした!

(2003/9/3)


オースティン・パワーズ ゴールドメンバー(Austin Powers in Goldmember) 2002年アメリカ


マイク・マイヤーズ、ビヨンセ・ノウルズ、マイケル・ケイン出演。ジェイ・ローチ監督。

またまたおバカムービーが帰ってきました。3作目にしてやっと映画館で見ました!
今回は、オースティンのパパ ナイジェルが登場しますが、1975年の悪党ゴールドメンバー(意味は映画を見てねッ!)にさらわれて過去へ、オースティンが救出に向うというお話。
色々なキャラが登場しますが、私は悪の帝王Dr.イーブルが好きですわッ!あの小指を口先にあてて、おちょぼ口で笑う姿はたまらないです。うふ。
相変わらず下ネタ満載ですが、多分英語がわからないからえへえへと笑っていられる所があるかと。もし、言ってること全部を日本語に翻訳したら、たいへーんな事になるんじゃなかろうかと思って見てました。ところどころ、字幕を見ても言ってる意味がわからないところあったしな。(余談ですが、この映画をおばあちゃんと小学生(?)らしい女の子が見にきてましたが、・・・・・どうなんでしょうね・・・・?意味、わかってたら怖いですね、はは・・・・)

トウキョーもでてくるし、日本人(っぽい)もでてきますが、えっと結構アバウトです。スモウも関取(ファット・バスタード)もでてきますが、これまたいい加減でございます。ま、それはおバカムービーということでね。このファット・バスタードの下ネタは、この中で一番強烈かも!聞いてるオースティンやフォクシーも顔をしかめてますが、私も顔をしかめておりました。すごすぎる・・・・。

そうそう、冒頭すごい豪華なゲスト達がでるので、大注目ですよ。ヒントは、「ミッション・インポッシブル」。それと、捕らえられたDr.イーブルとオースティンのシーンは、どっかで見たよなーと思っていたらやはり「羊たちの沈黙」からのパクリでございました。

初デートでは、見るのはやめた方がいいかなーと思いましたですよー。

(2002/8/27)


親指スターウォーズ(Thumb Wars) 1999年アメリカ


スティーブ・オーデカーク監督。

一連のスターウォーズシリーズを見た者としては、これも見ておかなければ!とおかしな使命感に燃えてレンタルしてみた。
最初はどっか一つの作品のパロディーなのかなーと思ったら、全作品のおいしいところを少しずつくっつけて作ったようだ。登場人物の名前もおかしくて、ルーク・スカイウォーカー(本編)が、スカイ(空)が地上(英語忘れた!)に、ウォーカーがランナーになっていたり。多分もっとこまかーく見ればいろいろあるはずだ。そして題にもなっているとおり、全編親指にCGで合成した顔がついたモノが、演技をしているのだ。あ、ちなみにレイア姫の頭、こちらではおいしそうなシナモンロールが乗っている。
発想自体は面白いし、ちょっと期待して見たのだが自分のテンションが低かった為か、あまり笑えず。お話でびっくりしたのは、ダースベーダーはルークのママだったってことだ!!(あ、ネタバレしちゃった)そこはちょっと笑った。
感想:親指タイタニックなるものも出ているのだが、これは借りるのはやめておこう・・・。(本編も見てないしね。)


オースティンパワーズ:デラックス(AUSTIN POWERS:THE SPY WHO SHAGGED ME) 1999年アメリカ


マイク・マイヤーズ主演。ジェイ・ローチ監督。

前作のパート2。下で散々こき下ろしてますが、また懲りずに借りてみた。
今回は結構面白かったな。映画のパロディーが盛りだくさんでどこまで知ってるかで面白度が変わってくるかも。私がわかったのは、スターウォーズのパクリの部分と、ジェリー・スプリンガーショーのパクリくらいかなぁ。分からなくてもつっこみをいれるキャラが解説してくれるので、ある程度もとネタはわかります。しかし、ここまでくだらない、お下劣な映画を緻密に作っているのもすごいなぁ。そのパワーに脱帽です・・。
最初にオースティンがホテルを裸で踊りまくってるシーンがあるけど、うまーい具合にあそこが隠れるよう次々にイベントが起こるんだよね。あれはすごいと思った。それとDr.イーブルが月まで行く為の宇宙船の形の表現のところとか・・。お下劣英語を覚えるには最適かと思われます・・。
感想:オースティンが過去へ移動する為の車がワーゲン社のヴィートルのオープンカーでかわいかったぁ。衣装や街のセットがカラフルでおしゃれです。話しはお下劣だけどねん。


オースティンパワーズ
(AUSTIN POWERS) 1997年アメリカ


マイク・マイヤーズ主演。ジェイ・ローチ監督。

今「オースティン・パワーズ デラックス」が上映されてますが、その前はどうなんだと借りてみました。
・・・確かコメディーなはず・・・。私を爆笑させてくれるはず・・・。なのにぃ!私は一回も笑いませんでした。なぜ!?やはり外国人のギャグセンスと私の笑いのツボが合わないのか!?主演のオースティンの風貌からして受け付けず、繰り出されるギャグにもなんでこれがおかしいのかと考え込んでしまう始末・・・。ふむう。これ見て面白いと思った方、私に見るコツを伝授してください。
感想:ギャグはともかく、きれいなおねいさんたちの衣装と音楽はなかなかだと思いました。はい。




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