沖縄 宮古島の旅

2000.9.21から3日間、沖縄の宮古島に行って来ました!



1日目



出発前日。期末のせいか、いつもの閑散とした雰囲気とうって変わり、やけに仕事が目白押し。それも特急ばかりだ。ひー、となりながら明日は休むのでなんとかこなしていく。そして、これで大丈夫だろうとなったのは、夜の21時30分だった・・。残業時間の最長記録を更新したよ・・・。寄りによってこんな日に。さてここから片道2時間の帰路が待っている。そして飯もまだだ。早く帰ることよりもまず飯、ということでお好み焼き屋に突入。太るっていうのに生中を頼んで、二人で一息。うまいよね〜、げふっ。
そして、家に辿りついたのは24時を過ぎており、今日の5時30分の高速バスに乗らなければならないのに、うっかりオリンピックなんて見てしまったので寝るのは1時30分を過ぎていた・・。

そして朝。目覚ましを4時にセットし、私の記憶が正しければ2回は目覚ましのベルは鳴ったのだが起きられず、やっと異常な喉の渇きと空腹で目が覚めて起き出し、台所の時計を見てびっくり。何度見ても時計の針は、4時50分を指している!!!
友達との約束は、目の前の中学校に5時15分。やばーーーい!!!なんてことだっ!!!あたしはなにをやってんだー、きー!!となりながらも、落ち着け自分と言い聞かせすぱすぱと身支度をする。その間も喉の乾きは治まらず・・。
なんとか無事支度も終わり、中学校で待つことしばし、お友達の妹さんの運転する車で停留所まで送って頂く。

5時30分。羽田行きの高速バス(片道1500円)に乗り空港へ。道もこんな時間なので空いていて約1時間で空港へ到着。あ、バスはこの時間にも関わらずかなりお客さんはいました。ちょっと驚き。
うざったい荷物を預けて、ここでもまためしー、と叫ぶ私。空港のレストランは結構人がいたので、チェックインして待合室の売店でおにぎり弁当とお茶をゲット。無事喉の乾きと飢えを満たすことができました。

飛行機は、JTA 7時40分発宮古島行き。友人と席がばらばらになり暢気に飛び立つのを待っていたのですが、待てども飛び立たない。アナウンスがあり、まだこない客待ちだと。。おいおい、いい加減にしろよー。と思ったら私の横の席の女性二人とやはり女性グループ数人でした。
結局8時過ぎくらいに出発。機中では、あまり隣の女性達もうるさくなく一人旅満喫。窓からちゃんと富士山も見れたよ。

10時40分ごろ、宮古島到着。飛行機の窓から見える空はちょっと曇り気味・・。今回も海がメインだけに天気が悪いと洒落にならない。大丈夫だろうか。

ゲートを出てるとロビーにレンタカーの看板を持ってる人がうじゃうじゃ居て、その中に今回お世話になった「マツダレンタリース」の看板を見つけ、にいちゃんの後についていく。空港の駐車場で手続きをし、その場に停めてあった車(日産パルサー セダンタイプ)が私達の乗る車と判明。ええ!?なんで?周りには緑のdemioが数台置いてあるのに、なぜセダンなのおおお!???しかも「マツダ」って言ってるのに「日産車」だし!ああ、あのdemio運転したかった・・・。

さて、そんなこんなあり、意外なほどあっさりと車の受け渡しが終わった私達。腹が減った(またかい)ということで昼食をたべよーということになりました。前回鎌倉で異常な程の方向音痴ぶりを発揮し、自分でもナビより運転の方がまだましだと再確認したので運転は私が、友人がナビになり一路平良市(ひららし)の街中へ。
当初は「おふくろ亭」という郷土料理のお店へ行きたかったのですが、迷った末に辿りついたらお休み。その近くにある西里通りにある「レストランのむら」というところに入ってみました。
ちょっと外観がやってるのかやってないのかわからなかったのですが、一応営業しているようなので席について注文。私は焼肉定食(¥900)。友達はエビフライランチ(¥950)。
待つことしばし、出てきたボリュームに唖然。山のような牛肉とにんにくの芽の炒め物とサラダ、もずく酢、ご飯、味噌汁がでてきました。友人はぷりぷりのエビフライがなんと4匹もくっついてきて、その他スープ、サラダ、ライス付き。
これはすごいねーと驚きつつ、ほぼ食べ尽くす。大満足でした。

次は里さんご加工店へ。ここで念願の赤い珊瑚のピアスをゲット。珊瑚は色が赤くなればなるほど値段が高くなるんですよね。このお店には黒真珠も置いてありました。ピアス以外の指輪などのデザインはちょっとマダムチックかなーという感じ。

そろそろチェックインできるかなということで今回のお宿ホテルブリーズベイマリーナへ向います。平良市より30分ほど。隣接するドイツ村を目指して行けばその隣がそうです。
このホテルにもプライベートビーチがあり、今日はそこでシュノーケルしようということになりました。
でもやはりどこか人工なのか、魚もあまり遭えず、1時間ほどで終了。シャワーして隣接しているレストラン「ビアファス」で夕食。ここでまたオリオンビールの生中を飲みつつ、宮古かまぼこ、宮古豆腐、ソーミンチャンプルー、ソーセージ盛り合わせなどを食す。でここでも意外なほどのボリュームが。。。四苦八苦しつつ食べる。宮古かまぼこは、薄い板状で油で炒めてあるのをマヨネーズで食べました。意外においしい。

そして長い一日目は終了したのでした。
あ、友人はさっさと寝てしまっていましたが、私はやはりオリンピックを見た後寝たのでした。




2日目

7時30分起床。前日1500円の大枚をはたいて予約しておいたホテルのバイキングへ朝食を食べに行く。そして予想通り元を取ることは出来ず。
今日はインターネットで調べておいた吉野海岸へ向います、もちろん運転は私。普段30分以上運転しないので、それ以上だとかなり長い時間運転している気分を味わえます。
吉野海岸へ向う道は、対向車はほとんどなく、道もまっすぐどこまでも続いています。かっとばせますが、私は安全運転なのでそんなことを致しません。ときたまめちゃめちゃトロイ軽トラックや、トラクターなどが登場しますが、あまり気にしないように。
特に迷うこともなく、吉野海岸の入り口を発見。海岸へ降りて行く道は車がやっと一台通れるくらいの道。対向車がきませんようにと祈りつつソロソロと前進。こんな時もっとちっちゃい車だったら!なぜセダン?(;_;)とまたどうでもいいことを思いつつ、やっと海岸まで降りれました。車を止めて浜に行くと、おじさんが海の利用上の注意事項を話してくれます。奇跡的に残っている珊瑚を傷つけてはいけないなど。
そして支度するのももどかしく、海へ!岸からほんの少ししか離れていないのに、生きている珊瑚が群生していました!すごい!モルジブでは岸近くの珊瑚はほぼ白化していたのに、ここの珊瑚は赤や青や紫の色がちゃんとついているのです。これが珊瑚って物なんだと改めて実感。枝珊瑚もきれいに伸びていてその隙間にイソギンチャククマノミが。ああ、かわいい!モルジブでは一匹探すのもやっとだったのに、集団でいるよー。
その他色鮮やかなお魚達がかなりいます。珍しいところだとふぐの仲間らしきものを発見。餌付けしなくてもすごい一杯見れますよ。でも観光客が勝手に餌をまくのか、人が寄って行くと餌をくれると思ってつっついてくる魚もいるので注意。私達の中では「あの黒い魚」と怖がられていました。ちょっとピラニアに襲われてる気分になるんすよ・・。
昼は、コンビニで買ったパン1個で済ませ、また午後も暫くシュノーケルしていたのですが、突然右手首に痛みが!げげ!クラゲに刺されたの!?私!?と慌てて岸に上がる。よろよろとおじさんの所へいくと軟膏を貸してくれてぬりぬり。おじさん曰く、「海には色んな生き物がいるからねえ。」とのこと。軟膏を塗って暫くしたら赤味も減って一安心、ありがとおじさん。
でも何も触った記憶がないのだ。なんだろう・・。ビニールだと思ってよけたのがクラゲだったのかしら。午後になると海は満ちてきて、潮の流れの関係か結構ごみも増えてきます。
すっかり意気消沈してしまった私は今日はもうやめておこうと思って岸でボーっとしてようと思ったのですが、友人もじゃあ今日は後はドライブしようと言ってくれたのでホテルに一旦戻りシャワーしてレッツゴー!

始めに島の上の方にある橋を渡っていける池間島へ向います。今回も私が運転。しかし体力の無い私。さすがに疲れました・・。池間島の長い橋を渡ったところにあるドライブインにうっかり入ってしまいそこでしばし休憩・・。あの時はまじで辛かったな。寝かせてくれーって感じ。昼がパン一個だったのでそこで宮古そば(¥400)を頼むことにしました。
夕食までのつなぎって感じで軽く注文したのに、これまたボリュームがすごい。具は紅しょうが、三枚肉と宮古かまぼこがのっているのですが、お肉がおいしー!!激うま!しかし麺は食べても食べてもなくならず、かなり満腹になりました。
しかしこの値段でこの量、かなりコストパフォーマンスがいいよねーと感心。
ここから運転を交代してもらい池間島を一周。ガイドにある幻のビーチなるものを探して見たが発見できず。そして次は砂山ビーチへ向いました。ここはつい先日、サーファーがサメに襲われたところ・・。道に迷った末探し当てたらやはり遊泳禁止になっていました。ここで貝をたくさん広い、日も落ちてきたので昨日休みだった「おふくろ亭」へ再度チャレンジ。
今日は開いていて席もちょうどすぐに座れることができました。私達は伊勢海老定食(¥2000)、ビールを注文。このお店はやはり有名らしく壁の至るところに色紙と名刺が貼られていました。私達もこっそり名刺を張ってみた・・。
そして伊勢海老ちゃんの登場です!!そのほか小鉢が2品とご飯、お吸い物がついてこの値段は素晴らしい!!そして伊勢海老がうまーい!うにソースが乗っているのですが、これが絶妙!伊勢海老もぷりぷり。惜しむらくはさっき食べた宮古そばで腹があまり空いてなかったことだ。。ああ、食べなきゃ良かった。。
その他の料理は隣の客のを見るとかなり大きなお皿でどかんどかんくるようなので、小人数だとあまり種類は食べられないかも。でも本日も大満足の夕食でした。
そして帰り、車のキー紛失?事件もありホテルへ向います。途中、車中から見える星があまりにもきれいなので、畑の真中の外套も無い道で車を止めて星観察。初めて見る星の数で天の川もちゃんと分かりました。外套がないとこんなにも星はあるんだって感動。まるでプラネタリウムを見ているみたいでした。夜空を見るのが好きな私には今日の魚よりも感動した時間でした。
そしてホテルへ戻ると外套のせいか見える星の数も半減していました。
またオリンピックを見て就寝。




3日目


今日は最終日。またもや1500円朝食バイキングを食べつつ、ホテルの食事は高いと実感。
チェックアウトを済ませまた昨日と同じ吉野海岸へ。途中、東平安名岬(ひがしへんなざき)へ立ち寄りました。景色はとても美しかったです。が、暑さの為、さっさと海へ。
今日の海は、どうやらクラゲが発生しているらしく、波打ち際に丸い青色の物体が一杯浮いている・・。気持ち悪い・・。でも結構海に入っている人はいる。平気なんだろうか。しばらく無言の後入ることに。
波うち際から離れるとクラゲゾーン脱出。でもちょうど入ったところがごみが溜まるところだったらしく、どう泳いでも木の枝やごみにあたる。そのたびにびくびくして疲れた。でやっとごみゾーンからも脱出してまたシュノーケルを楽しむことができました。
昨日大体見尽くしたと思っていたけど、やはりまだ甘かった。昨日見れなかった鮮やかな青と水色の魚も見れて満足。一方友達はといえば、また貝拾いおばさんと化し、今回は砂まで持って帰ると500mlのペットボトル二本に詰めてました。・・重いよ、それ・・。確かにきれいではあるけれども・・。
そして午後、先ほどチェックアウトしたホテルにこっそり戻り、こっそり展望風呂を利用させてもらい気持ちよく帰る支度は整いました。そして来間島(くりまじま)へドライブ。この島も長い橋で結ばれています。特に見所もなく、道無き道をのろのろと走りながら、とある浜に到着。そこでまたしばらく貝拾いをして夕飯を食べに行くことに。浜にいる間カップルが来ましたが、汚いせいかあっという間に居なくなりました。
夕飯は宮古そばが食べたいというこで「古謝本店」へ。今回は私はナビでしたが、無事辿りつけました。そこで私はカレー丼とミニ軟骨そばのセット(¥700)を、友人は三枚肉そば(¥650)を注文。
そしてまたびっくり。ミニというだけあってかなり小さいのかと思えば、友人とそばのお椀のサイズは同サイズ。ミニはカレー丼にかかっていた訳ですが、これまたミニという代物ではなく、大食い大会のような様相になっていました。しかし700円であのボリューム、素晴らしいです・・・。

そしておみやげをスーパーでゲットしてレンタカーを返しに空港へ。返却もあっさりと終わり空港までにいちゃんがバンで送ってくれました。
空港ではまた土産(自分用がほとんど)をしこたま買いつつ、今回飲めなかった泡盛のミニボトルもゲット。
待合室でブルーシールズのアイスを食べつつ、サッカーを観戦。JTA 19時25分発東京行きに乗り今回の旅も終わりです。
と、思いながら羽田に着けば、地元着の高速バスは既になく、しょうがなく横浜行きのバスにのり、地元の駅に辿りついたのは、24時30分・・・。タクシーにのり帰宅したのでした・・。
最後の最後が一番辛かったなー・・。荷物重いし、眠いしで。

ま、無事帰って来れたのでよかったです。

またいきたいなー。



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