沖縄 宮古島の旅  


2003.9.19から3日間、台風の合間(笑)の沖縄の宮古島へ行ってきました!!

写真ページを作成しました。よろしかったらこちらからどうぞ。



一日目


毎度お馴染みの朝6時30分の羽田行きの高速バスに乗り、一路羽田へ。今回の旅は、早朝出で夜遅く帰宅。今回はというか毎回似たようなスケジュールになるのはやはり格安ツアーを選ぶせい!?次回は帰りは早めが絶対いいと後で硬く誓うことになるのです・・・。

会社勤めの友人はここのところハードスケジュールだったらしく、いささかお疲れ気味。そんなのおかまいなしにしゃべる私を乗せ1時間ほどで羽田に到着。

チケットの引き換えをしようとカウンターに行くとそこは長蛇の列。やっと順番になったと思ったら、那覇(沖縄)が天候不順のため、航空会社が調査中とのこと。また8:10過ぎになったら来てくれだってー!最悪飛行機は飛ばないこともありうるってこと!?

まぁ、今回の旅は出発前から大丈夫かいな?って感じだったんだけどさー。前の週ぐらいに台風14号が宮古島を直撃して、ネットやらテレビのニュースをずっとウォッチしてたんだけど、最初は全島停電で風力発電の風車も倒壊とか、電柱や家屋が倒壊とか凄まじくってほんとに行けるのかって感じだったのさ。
宿泊予定の宮古東急リゾートも9/18まで臨時で営業停止になってたし。

やっと出発する週になって電気もだんだん戻りつつあり、ホテルも営業再開したということで行くことになったんだけど、今度は出発前日に台風15号が発生して宮古島に上陸?ってことに!!

しかたなくまたまた地下にあるエクセシオールカフェに行き、まったりアイスカフェラテを飲む。そして8:10過ぎに案内板を見るとどうやら飛ぶらしい。わーい、とカウンターに行くと飛んでも気流が悪くて那覇に着陸できない場合は羽田に引き返すかもしれない、だってー。

仕方ないのでそれでチェックイン。(天気はどうしようもないもんね)

定刻9:05、10分〜20分遅れで那覇行きANA123便に乗り、一路那覇へ。
那覇付近に若干揺れが激しいときはありましたが、無事那覇到着。

そして乗り継ぎだーとゲートに移動するとこれまたアナウンスが。台風の影響のため、宮古島に着陸できない場合は、石垣島に着陸します、だってー!
ここまできてー!!!でもちょっと石垣島は行ったことないから、行ったら行ったで面白いかもと密かに思ってたりして。

宮古に向けて定刻12:00、これまた10分ほど遅れANK173便は出発!
気流の流れが悪いため、フライトアテンドさん達も着席してる中、時折激しくガタガタ揺れつつ、なんとか宮古島に到着!よかったー!

ツアーについてたレンタカーマーチ(旧型で運転席のドアは閉めるときにガタンとずれます・・・)でとりあえずレンタカー屋のおにいさんが教えてくれたお店へお昼を食べにゴー!

この時点で曇ってはいましたが、雨は降っておらず。

で、このレンタカーがですねぇ、すごいんですよ。アクセルも踏み応えがなく、スカスカ。ブレーキも果てしなく踏まないと止まらないという恐ろしいもの。。
最初私が運転してたんですが、怖かったー。交差点でも行けると思って曲がっても車がついてきてくれないのよ。。
ということで普段よりさらに安全運転となりました。

お昼のお店は結構近く「ばっしらいん」という沖縄風ファミレスって感じでした。そこで早速ゴーヤチャンプルーと宮古そばを食べました。おいちー!お値段もお安いですよ。

やっとお腹もいっぱいになり、今回初めて泊まる宮古島東急リゾートへ。

ホテルへ行く道すがらやはり台風14号の被害があちらこちらに。
電柱が倒れていたり、電線が垂れ下がって、地面に落ちていたり、切れた電線がヒラヒラしてたりしてびっくり。道を横断して転がってる電線はしょうがなくゆっくりと車で踏んで走行。こわいー、感電しない!?とか騒ぎながらホテルへ。
工事用車両もいっぱいでてて作業員の人が復旧作業を一生懸命されてました。

そしてホテル到着。

ホテルのお部屋は←こんな感じでかわいくて広い。

既にチェックインした時点で15:00過ぎ、天気は曇りで雨は降っていないながら、ホテルの前の海はすごい荒れ模様。きっとあれに入ったら海の藻屑になってしまうだろうぐらいの勢いで迷いましたが、私達は水着に着替え、ビーサンでかなり海に入る気マンマンの格好でいつも行く吉野海岸を目指して出発!!
(ホテルのロビーを横切って行くときちょっと恥ずかしかったわー)

お天気はどんよりした曇り。いつもなら日の光を受けてキラキラしている海も、ここは日本海!?というぐらいざっぱーんと波しぶきを上げております。

道の途中で風力発電のための風車を発見。立っている風車は羽が折れてブラブラしており、近づくを一機は、倒れてソーラーパネルの上に倒壊してました。まるで映画のよう、でもリアルなんですよね。。。改めて自然の脅威を実感。

海に近づくにつれ、道の状態が凄まじく、松の木は一定方向によじれていたり倒れていたり、倒れた木は枯れて茶色くなっていたりとすごい。これが元に戻るにはどれくらいかかるんだろう・・。

吉野海岸、去年来たときは狭い道を所狭しと車が駐車されててすごい混雑でしたが、今回、ほんの数台・・・。
当たり前ですよね、海は「遊泳禁止」の立て札が・・・。立て札なくてあたしゃ泳がないよ、ってくらい波が高くて怖いんですよぉ。(でも一人おっちゃんが海に入ってた・・・つわものだ)

悲しい気分になりながらも、もう一つの海岸新城海岸へ。(こりないな・・)

こちらはほんとにだーれもいませんでした!遊泳禁止の札もたってなかったけど、もちろん泳ぐ気分になんてなれず。
荒れる海を見て帰ってきました・・。

帰り道、かすかに日が差し始め、ポジティブシンキングかやけくそかわかりませんが、連れの友達は「私たちは行いがいいからきっと明日は晴れるよ!!」としきりに言ってました。その横で「そぉ!?でもほらあそこに黒い雲が・・」と否定的な私。おもしろいねー。

用がなかった水着を着替えて夕飯を食べにレッツゴー!あ、その前にホテルの前の前浜ビーチをちょっと見たら、砂浜がえぐれててびっくりしました・・。あ、それとこの日昼間はホテルの電力は自家発電で夕方から電力会社に切り替わってました。

夕飯は、平良市内の「琉球居酒屋 あぱら樹」で。
オリオンビールで乾杯し、イラウチャのニガナ味噌和えや島ダコのから揚げ、島トーフとツナのサラダを頂く。おいちー!泡盛も飲んじゃった!いっぱいだけね。
締めは卵じゅーしー(じゅーしーは雑炊という意味だった)を頂き終了。
お料理もおいしくお値段もお手ごろでーす。
で、会計を済ませ、外で写真をとろうとしているとなんと!私は転んでしまったのです!!!
泡盛のせいか年のせいかわかりませんが、フラフラこけっと。はずかちー!!!
こんな大人になって転ぶなんて、なんだかとっても悲しくなっちゃいました。とほほ。

ホテルに帰り、ちょこっとお土産を見てお風呂に入り就寝。おやすみー。
(もちろん私はあまり眠れず・・・)


二日目


今日は前日のこともあり、あまりはりきりモードでもなく、9時ごろホテルの朝食バイキングにノコノコと行き、1900円という値段に驚く!絶対元は取れないが、仕方ない。適当にぱくつきつつ、10時過ぎに部屋に戻ったら既に掃除の人がきてました!(遅すぎ)

お掃除をしてもらってからまたまた水着に着替え、昨日の友達の祈りが通じたのか晴れ間も見える天気になり吉野海岸へと向いました。

今日は海も太陽の光を受けてキラキラしており、二人でやっぱりこれだよねー!とご機嫌で海へ。

昨日あった遊泳禁止の札もなく、去年のようにビーチパラソル屋などが出ていて、人も結構いました。
1000円でビーチパラソルをレンタルし、ちょっと曇りがちだけど一応日焼け止めを塗り塗りしていざ海へ!


台風の跡か、珊瑚に枯草らしきものが引っかかってたりしてましたが、海の中は変わらず美しく、青い小魚が光を受けてキラキラしてるのを見たり、イソギンチャクの中にいるくまのみを見たりして感激。
珊瑚はちょっと荒れてたかな。枝珊瑚とかぽっきり折れてるのが多く見られました。やはり沖の方で丸い珊瑚の上に立ってる人とか結構いたりして悲しくなったなー。岩に見えるけどあれは珊瑚なんだよね・・・・。
ライフジャケットつけましょうよ。


←こちらさんぴん茶と私(の足)。砂は白くさらさらです。こちらの海岸は新城海岸よりきれい。それは多分あの吉野のおじさんたちがきれいにしてくれているだろうから。今年も声を掛けられましたよ。友達ったら失礼だから、3度目ですって言えば話も短くなるよって言って、ほんとに言ったらそうなりました・・・。
あのおじさんには最初に来た年、くらげか何かに刺された私を助けてくれた命の恩人(大袈裟)、粗末にしてはいけませぬぞ。




シュノーケルしたり、寝転んだり、ぼーっとしたりとまったり過ごし、いい加減お腹も空いたので15時過ぎに海から上がりホテルへ。

シャワーの後、来るたびに行きたくなる郷土料理と海鮮料理おふくろ亭へゴー!

三度目だわ〜。6時過ぎだったのですんなり座敷へ入れ、いつもの如くい伊勢えび定食2000円と、ゴーヤチャンプルー、ビールを注文。


←こちら伊勢えび定食。うまい!ウニのソースがこれまたうまいのよ!!!思い出してもつばが・・・。これはまた食べたいなー・・・。
チャンプルーもおいちかった。ゴーヤが適度な厚みがあって歯ごたえあってうまいんだー。なんかねー体にいいもの食べてるなーって感じました。
あ、私達は頼まなかったけど結構やしがにを頼んでる人がいたなー。
(去年車で轢いちゃったやしがに・・・)味はどんななんでしょうね・・。小さいので3000円とか言ってましたが。

これで一通り食べ終わったと思うでしょ?
しかし違うんです!

この後、どうしても飲みたかった泡盛の古酒(クース)を強引に頼み、飲む。飲みやすいですぞ。そしてつまみに初めて海ぶどうを食す。塩味でぷちぷちしてます。が、食べ応えなし・・・(っていうかこれに食べ応えを求めちゃいけないんだろうな)
結局泡盛は1合1500円を頼んだものの、半分しか飲めず、友達からはまだ750円しか飲んでないよー!と攻められつつ終了。
(これこの瓶面白いんですよ。2合ぐらい入るのに、頼んだのが1合だったせいか、半分に減らしてでてきました。おもしろい!)


泡盛で酔った私はもちろん運転はせず、友達まかせ。暗い道で車を止めて星空観察をしつつ帰りました。

ホテルに戻り、お土産を買い部屋へ。部屋のテレビは台風の影響でNHKしか映らず、なぜか星野監督のドキュメント(プロジェクトX?)なんか見て就寝。

この日もあまり眠れず。なぜだ!?


三日目


今日は最終日。食料の買出しもしていないので、また1900円朝食バイキングで。ご飯を食べながら窓の外を見ると、なんだか怪しい雲行き
しばらくすると黒い雲がモクモクとでてきて、これはやばいかもーって感じに。今日は気合を入れて早起きと言っても7時30分・・・に起きたのにぃ。

一旦部屋に戻り、水着に着替えて行こうとしましたが、どうも雲が・・・。ということでまた部屋に逆戻り。すると雨がザーザー降ってきたー!!!きゃー!最終日なのにぃ!

というわけでチェックアウト時間まで不貞寝。これは良く眠れた。

結局9時30分ぐらいになったら雨も上がったのでチェックアウトして、今日は新城海岸へゴー!


こちらの方が人はいません。が出店もないので日ざしの中、タオルで防御しないと大変なことになります。
こちらの海岸は海藻が打ち上げられており、吉野海岸より磯臭いです。

お魚もいっぱいいて、珊瑚もこちらの方が荒らされてないかなって感じです。ただ、岸付近に結構な範囲に海藻が生えているので、お魚・珊瑚ゾーンに行くのがちょっと面倒かも。



14時くらいに上がって、東平安名崎へ。そこで私は車に(だって暑いんだもーん)、友達は水着のまま車を降りて写真。そして一路お風呂へ。どこの風呂かって?それは去年私達が泊まった某ホテル(って前の旅行記見れば一目瞭然だが)。そこのお風呂をこっそり借りようと行ってみると、そこにはやはり台風の影響が!
女風呂は工事中で入れませんでした!!!
ショー−ック!(っていうか風呂の前の看板にホテル宿泊者以外の利用は禁止と書いてあるんだけどねん)

仕方なく、チェックアウトしたホテルに戻り、学生用のシャワー室?って感じのところでシャワー。扉もしまらないし、なんだかホラー映画でシャワー中にキャーって殺されちゃうシーンのようなところだけど無事浴びれました。


昼を食べていないので遅い昼食を味のみやこで。私は薬草入りカレーを、友達は宮古そばを注文。そしてソーメンチャンプルーとこれまた瓶ビールなんて頼んじゃっておいしく頂きました。
カレー、味噌汁とヨーグルトがついて600円。安いでしょ?


帰りの飛行機は18:50発なのでまだまだ時間がある、ということで西平安名崎を目指してゴー!


そしたらですねー、私のナビが悪くてたどり着けず、時間切れということもあり、その手前の砂山ビーチへ行きました。
前も行ったことがあり、ビーチ前の砂の山を上るのに苦労した気が・・・・。
ここもサラサラの白い砂です。
ぜはぜは言いながら(友達はすいすい)山を上ると、これまた台風の影響かすごい海は荒れていて、もちろん遊泳禁止。
波が高く、ざっぱーんと岩に叩きつけられています。日本海です、南の島なのに!こわいー!!!
下に降りてくのも大変そうなので私は、砂山の途中で写真を。友達はテクテクと下の方に降りて写真を撮ってました。
でも行ってよかったかな。あんな荒れる海も見れたしね。

こうして3回目の宮古の旅も終わったのでした〜。

しかぁし!宮古の旅は終わっても、家への帰宅の旅がこれまた大変だったのさ!(何キャラ?)

レンタカーを返し、18:50 沖縄行きANK178便に乗り那覇へ。那覇到着後、ここからが激安ツアーの悲しいところだね。那覇から羽田への便はなんと、21:05発なんだよ。でツアー会社の指示だと、一旦到着ゲートを出て、そんで那覇の空港でチェックインしてくれとある。そうだよなー。だって那覇についたのは19:40すぎぐらいで間1時間30分近くあるもんなー。。。この時間を知ったとき、空席があれば変更できないかと思ったが、チケットには変更できまへんときっちり記載されてありました・・。ち、台風とかで絶対前の便でも空席があったに違いないのに!

既に少ない体力が限界になり、みやげ物を見る元気もなく、さらに那覇空港のみやげ物屋は20:30には閉まってしまいどうすんねん!って感じでかなりつらかったわ・・・。友達はかわいらしい小物屋さんに居座り続けてました。

やっと21:05羽田行きANA123便は出発。ひたすら寝てました。
で、この時点で私はまだこの日に家に帰る気マンマンでした。
しかし羽田に着くと既に23:15分。荷物をとって到着ゲートを出たときは既に23:30分でした・・・。もうバスには間に合わない・・・。

ここでもたもたはできません。用意周到に今夜のホテルを予約してある友達にくっついて一路大森へ。モノレールも最終というぎりぎりさ。
浜松町に着き、これまた慌ててJRに乗り、暫くすると「次は東京〜」とアナウンスが!!!しえー、逆方向だよーと慌てて乗り換え。
そして東京は激サム!!!!寒い−−!!!みんな長袖着ている中、とっても夏仕様な私達。寒いゼ、ちくしょー!これは台風15号の影響?台風を追って沖縄から来たみたいじゃないかー!

やっと大森へたどり着き、駅にくっついてる東急インへ。友達はシングルだけど、こっそり泊まればいいんじゃないの?と言ってましたが、そんな度胸は私にはなく、予約なしなんですがシングル空いてますか?と聞くとあるじゃないですか!もう深夜1時を過ぎてましたが、お値段は一泊1万500円ですが、と言われてもそれでいいですとサイン。
こうして友達と隣同士で寝床も確保でき、ちょっとドキドキしながらテレビを見つつ、就寝。ここが一番良く眠れた。部屋が狭かったからか??(どうもあまり広い部屋は落ち着かない傾向があると分かった私。自分の部屋も狭いからなー。

8時ころチェックアウト(この時間は以前ここの駅付近にある会社に勤めていたため、計算した上でのチェックアウトタイムなのだ)、精算したら9500円になってました。よかったー。

JRと相鉄を乗り継ぎ、無事地元駅に。エクセシオールカフェで優雅に朝食を食べ、タクシーで帰宅したのでしたぁ。

いやー、何が疲れたってやっぱり帰りだよなー・・。次回は絶対、帰りの時間にゆとりのあるツアーを選ぶぞ!おー!


P.S この日のためにショートステイしてくれた母と、面倒をみてくれた弟一号、父に感謝を!


 



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