河原の草むらでがさがさやる音が聞こえるので、動物かとおもって近寄ってみた。そしたら、なんか長いツルをずるずる引きずっている。

聞いてみたら、このツルを集めて、何か作るのだそうだ。

刈り取ったばかりのクズのつる。うまく組み合わせて縫い込むと、籠やバスケットになる。フジやアケビが良いらしいが、これでも1年近くは楽しめるそうだ。完成したら、ニスで仕上げるのだという。

いつかやってみたい。

見ている目の前で、一つ作って見てせてくれた。近所の人らしが、見おう見まねといいながら、なかなか綺麗な形に編み込んでいく。

意外に強引の作ってしまっても良いらしい。見ても分かるが、多少おれてしまっても、お構いなしだ。

河原といっても、この辺りにはごろごろとした石は流心に方に行かないと無い。ほとんどが砂地で、見ての通りの状態。

しかし、最近では公園のように整備されたり、周遊道が整備されたりと、きれににはなっているが、以前のような風情はなくなりつつある。

ちなみに、この近くには木造の歩行者専用の橋が架かっている。なんでも木造の橋では世界一長いとか。