JZ Brat (渋谷セルリアンタワー)                戻る

今回は渋谷でも新進のジャズクラブでの演奏だ。サイズ的にはテーブル席で、キャパ130人という結構な広さだ。またらしいビル内の高級ホテルの下にあるクラブなので、雰囲気的にはブルーノート東京とかと似た高級感がある。ただルーフが高いため、ホールの雰囲気もある。週末深夜にはDJも入って踊れるクラブになるらしい。

本番前のリハーサル/サウンドチェックの風景。

前の週末にリハのため始めて顔をあわせた面 々だ。僕も香取氏以外は名前だけでしっているプレーヤー達だった。自分にとっても本当にひさしぶりのプロ活動なので、なかなか緊張度がいつもよりは高い。(因にリハはこの一回のみ)

演奏曲目は僕の1曲を除き、全て香取氏のオリジナルである。

本番突入、お客さんの入りは80%というところだろうか。

First Set
全員何となく固い感じだ。仕方が無い。曲が難しい。でもそこはプロ。そつなくこなしてゆく。1曲目はなんとか終了。ちゃんと拍手の反応あり。2曲目からは大分リラックスムードが漂う。良い雰囲気だ。こういう流れの時は、MCを機に一気にこっちのペースに巻き込みたい。予想通 り香取氏なりの笑いがとれた。上々だ。演奏も滑らかになって終了。

Second Set
入れ替え制なので、半分以上のお客さんは帰っていった。次ぎの入りが不安だったが、First Setとほぼ同様の状況になった。やはり時間が遅いだけあって、くだけた雰囲気になってきた。演奏もインタープレー続出で面 白い。オープンそろもあれが、かなりファンキーな物もある。結果的には結構エキサイティングなステージになった。

これはおもしろそうなバンドになるよね、と全員で納得。その日はアンプをヤヒロ氏に託し、速攻で浜松まで車で帰った。到着は朝5時くらい。17日のことである。そのまま同日に新幹線で東京にとんぼがえり。五反田に宿をとり北海道行きの準備をした。フライトが朝早いため、仕方なくこういう手段をとった。でもやっぱり旅は楽しい。(リーダーは大変んだけどね。)