最近 LEGO MindStorm で遊ぶようになって、初めてビデオキャプチャカードが欲しくなってしまいました。動きのあるモノを作ったら、残しておきたいんですよねえ。基本的に作っては壊し、また作っては壊しなので、デジカメ大活躍です。PowerShot350 を 7,800円で衝動買いしておいてホントよかった〜。
そうは言っても金銭的に余裕はない。すっかり4桁円以下のモノしか買えない身体になったいしかわ、狙うキャプチャカードは2つ。バルク版が6,800円で出回っているISAのCanopus Power Capture/V SEと、BeOSでも使える4,980円のBt848使用PCIキャプチャカードです。
Motion-JPEG 圧縮機能のある Power Capture は安いけど、BeOS や PC-UNIX でも使用できる汎用性の高い Bt848 カードも捨て難い。しかし動画編集ソフトはどうする?などと色々悩んだ結果、今回の用途では高々数十秒しか録画しないので、圧縮機能はあまり必要ないだろうという事と、Power Capture ではオーバレイ表示が出来ないという事で Bt848 カードを購入する腹を固めました。
さて、この Bt848 カードは色々なメーカから出ているのでマタマタ悩んじゃいます。台湾メーカだが意外と評価の高い Kouwell の KW-607 にするか、動画編集ソフト付きの I/O-DATA GV-VCP/PCI も悪くない。前者は 4,980円で買えるし、でも GV-VCP/PCI も中古だと 6,800円くらいで見かけた事もあるし....動画編集ソフトは本当に無くても大丈夫なんだろうか?
とりあえず秋葉原に行きました。色々お店を回った結果、たどり着いたのが GRANDTEC の Grand TV です。TVチューナー搭載で Flp-Flap で 5,800円で売られていたため購入してしまいました。編集ソフトはもちろん付いていないのですが、何とかなるでしょう。これで TV のキャプチャも楽勝だぜい!
モノとしてはなかなか良かったです。心配だったチューナーもちゃんと 1ch〜12ch まで受信でき、DirectX5 の力で 1152x864 のデスクトップ画面にもオーバレイ画面が表示できました。難点は TV 表示用のユーティリティがちょっとダサダサな所ですかねえ。まあ、キャプチャ用のドライバとユーティリティは独立しているので....
これはこれで良かったのですが、イロイロあってメインマシンのビデオカードを新調する事を決めました。給料日を過ぎてちょっと太っ腹になってしまいました。とりあえず今の Productiva G100 に不満はないのですが、そろそろ新しいメーカのカードをいじってみたいなあと思った訳です。
Diamond, Canopus, Matrox と渡り歩いたのですが、メインマシンは通信やプログラミングがメインなので画質と安定性が優先ということで、次は ATI のビデオカードが欲しいなあ、と思っていました。Xpert98 8MB は 8,800円程度でバルクが買えるし、最近秋葉原に出来たフェイスで ATI の Rage Pro 4MB AGP が 4,800円で売っているので、この辺を狙っていました。
ところが SOFMAP の中古コーナで ATI の All-in-Wonder Pro が 9,800円で売られているのを見つけてしまいました!このボードは Xpert@Play 8MB AGP 相当に TVチューナとキャプチャが載ったものです。おまけに動画編集ソフトの VideoWave も付属している!思わず購入してしまいました。
ユーティリティを置くディレクトリが C:\ATI 固定だということに気づかず1日消費してしまいましたが、それ以外は大満足です。TV 表示やキャプチャユーティリティもカッコイイです。IRQ もスロットも1つしか使用しません。IRQ は他のカードとシェア出来ましたし、PCI スロットも再び1個空き状態にする事が出来ました。
しかし動画キャプチャはあらゆるリソースを要求しますね。Celeron 412MHz のパワーをベンチマークソフト以外で初めて発揮できたような気がします。メモリの増設もしたいのですが、今狙っているのは作業用の UW-SCSI HDD です。それにしても Bt848 は1週間も経たずにホントに BeOS 用になる事が出来てしまいました。これでいいのかいしかわ?物欲道はイカン!のじゃないのか?