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韓国サイバーアカデミー ★★ エルミタージュ城 ★★

「アジアライターズクラブ2」


● このコーナーでは女王の書きおろし作品がご覧になれます 「韓国人ニューカマーに見られる虚偽ビザと問題点」 韓国の経済破綻とIMF後、6月現在における入国管理局の発表によれば、 韓国からの入国者は、他のアジアの国を抜いて1位を占めつづけているそうだ。 飛行機で2時間ばかりの近くて遠い国。これは単に日韓の歴史的認識のたとえ だけではない。ニューカマーにとっては別な意味もある。「2時間ばかりの近 い国なんだから日本で商売に失敗してもすぐ逃げかえることができるし、一方、 韓国本国では日本で自分がなにをしようと目の届かない、わかりようのない外 国だ」という考え方だ。 現在ニューカマーのなかではこのような安易な認識がはびこっており、まじめ に勉強、生活しているニューカマーを駆逐し、虚偽ビザの問題、オーバーステイ の問題を噴出させている。 ニューカマーの非合法の虚偽ビザとオーバースティについてタイプ別に説明し よう。  1) 就労ビザ 偽の大学卒業証明書や、雇用証明書、源泉徴収証明書などを韓国-日本とタイ アップさせ発行し取得する方法。 就労ビザの一種である興行ビザの手口についていえば、韓国内で架空の芸能プロ ダクションに歌手・伝統芸能人として登録させ、秘密スタジオにて興行中の証拠 としての偽写真まで準備し、申請をする。これはもっぱら韓国人ホステスを入国 させるために使わている。 2) 結婚ビザ 虚偽の結婚ビザも近年摘発数も増え問題になっているが、結婚ビザはブローカー の斡旋をうけブローカー側は手付金として、100万円から200万円をうけとり、偽 配偶者は1年更新ごとに謝礼として50万円程度の報酬をもらう。 結婚ビザは他のビザとくらべいったん取得すれば、ほとんど制約なく自由に日本 で営利活動ができる。日本人の結婚相手としては多額の借金を抱えているものや、 身寄りのないものがターゲットにされている。 3) 就学ビザから就労ビザへの変換 留学生の就学ビザから就業ビザへとビザの種類を変えることは比較的難しいこと ではあるが、日本国内に登記されている韓国系企業の偽雇用証明書の発行など、 そこはブローカーによるが、変換に成功するケースもある。これらは仮に所属す る会社の規模、内容、実態によってブローカーへの報酬金額が変り、あるブロー カーに人を仲介してコンタクトをとったところ40万円〜100万円程度といっている。 合法であれ非合法であれ、上記のようなビザの取得が困難なものや、みずからが 金銭的理由によりブローカーの力を望まないで、日本に滞在するものはオーバー スティという結果になる。オーバースティとは定められた入国許可日数を越えて 日本に不法に残留・潜伏することである。 1) 留学生のオーバースティ 就学ビザで来日し、学費の滞納、経済的にも就学が困難な状況に陥り、生活費を かせぐために学校の出席率は低下、学生ビザの更新が不可能となった場合におい ても帰国を拒んだ結果である。また、生活費かせぎのためのアルバイトをとおし てビジネスに目覚め、学生の本分を忘れ、ビジネス目的で日本に残ろうと希望す るものたちも該当する。 2)料理アジュマ(韓国語でオバサン)のオーバースティ 15日間の観光ビザで来日し、そのまま日本の韓国居酒屋・食堂で就労するケース。 料理を担当する年配の40代、50代の女性の9割以上がこういった不法就労者ではな いかとコリアタウンの韓国人住人も暗に認めている。彼女たちはまとまった金が貯 まったところで入国管理局に自主的に出頭し、国外退去処分をうけて韓国に帰国す る。退去後の1年間は日本に再入国できないが、2年後にはまた大手をふって観光ビ ザで出稼ぎにくるのである。 オーバースティにはあてはまらないが、その他には観光ビザや商用訪問ビザ(日本 で金銭を稼がない制約あり)を利用してビザが有効である15日間以内で日本に滞在 し働くものもいる。食品・雑貨を請け負って個人で韓国-日本間を運ぶ韓国語で「ポ ッタリ」と呼ばれるものがそうである。彼らの手間賃は1梱包の相場が\1,600~\3,000 で総量にすると一人あたり400kg程度の荷物を一回のフライトで運んでいる。 このような非合法ニューカマーを助長するブローカーとその仲介者は現在、都内だ けでも約20軒ほど存在すると1996年度より開始された入国管理法改正にともなう事 前調査で、韓国担当の行政書士から入国管理局へ報告されている。 ブローカーのなかには報酬として高額な金銭を要求するものや、なかには手付金を うけとって逃げてしまうものもいる。ブローカーが暴利をむさぼって暗躍している ことは周知の事実であるが、その被害は被害者が不法滞在者であるためまず、被害 状況を明らかにすることができない。いわゆる被害にあった非合法のニューカマー は泣き寝入りである。 自身が取材時に身近で聞いた被害ケースには以下のようなことがあった。 オーバースティ20数年間の夫婦に数年ぶりにあきらめていた子供ができた。 夫婦はこれからも日本で暮していきたいが、当然、子供は無国籍になってしまう。 そこで、ある弁護士と名乗る韓国人に手付け50万円を支払い、子供の日本国籍取得 もしくは外国人登録ができるようにはからってほしいと依頼したにもかかわらず、 2年間も連絡もなしに放置されたというのである。 日本における韓国人同士の口コミで照会された弁護士だというが2年間なにも経過 報告もないというのはおかしいということで、わたしが経過を確認させたところ、 「現状の日本の法律では申請はまだ難しいのでもう少しまった方がいい」という返事 だった。 この返事にたいし疑念を感じずにはいられず、韓国人のビザ取得等専門の日本人の 国際弁護士に相談したところ、「アメリカの法律と違い、両親が不法滞在者であり、 日本で生まれた子供は何年まっても日本の戸籍など取得できるはずがない。この弁 護士と名乗る人もあまりにも仕事に対し専門知識と誠意がない」と指摘した。 この両親の父親のほうはすでに自分のビザ取得のために500万円相当の金をブローカ ーに持ち逃げされており、子供の国籍、ビザ取得にも、あきらめ感もあり、消極的 になっている。しかし、無駄とはわかっても子供のために奔走する母親には同情を 禁じ得ない。 また、ブローカーに手付金200万円を支払い偽装結婚をし、偽装配偶者には年度ごと に礼金50万円を払ってきたのだが、本当の恋人との間に子供ができ、仕方なく偽装 配偶者の子供として出生届をだしたが、これがもとで偽装配偶者といさかいになり、 偽装結婚を暴露されて、大喧嘩になり傷害致死に至ったケースや、他にも、赤坂の 韓国人ホステスたちを取材して話題に上ったのは、偽装結婚の相手に肉体関係を 強要されたり、乱暴される場合もあるということだ。 一般の韓国人ホステスをクラブ歌手、伝統芸能人として入国させる興行ビザをあつ かうブローカーは個人からだけではなく、斡旋する店側からもマージンをとるのが 普通で、そのため、ホステスは2重の借金を負わされ、その返済のためクラブの ママからは、なかば強制的に売春をいいわたされたりする。上野・湯島界隈の韓国 クラブを聞きまわってみると、あるクラブのママが「1軒のクラブでかかえている ホステスが10人いるとすれば2,3人はお客さんの希望があれば売春OKな女の子が いるのものだ。もちろん、絶対にしない子もいるけど、バンス(前借り)や借金の 具合だね。」と教えてくれた。 もちろん借金を残したままで逃走すれば、クラブ関係者やブローカーからの執拗な 追跡もある。現在都内各所のコリアタウンで無料で配布されている「クルトギ」 「生活情報」「アリラン」「交差路」などに代表される生活雑誌・新聞などに掲載 される「謝礼付き尋ね人」のコーナーは年々紙面を増している。これらの雑誌の記 事を集計するとその90%が店やブローカーとの金銭トラブルから逃亡した女性たちな のである。金がらみ、欲望がらみとニューカマーたちは守ってれるものもなく、常 に犯罪的要素の多い環境のなかに置かれているといえるだろう。 問題なのは、これらのブローカーに起因する事件がコリアタウンで日常茶飯事的に おこっているのに、日本の警察は、彼らのおかれた状況を把握し、心得てはいるも のの、組織系犯罪や大きな犯罪につながらないのであればほとんどあたらず触らず、 目こぼしという事実である。いまだ日本にいる韓国専門ブローカーへの大掛かりな 取締まりなど聞いたことがない。外国人労働者を繁華街の「景気の安全弁」と考え てのことだろうが、一つ一つ、取材してみれば、不法就労者、オーバースティの人 々の人権を守り、保証するのものは本当になにもなく、このままいけば暴行、詐欺 事件だけではなく殺人事件にまで発展しそうなケースも少なくない。現在問題が水 面下で、それほど新聞沙汰にもなっていないことを考えれば、信じがたい奇跡的な 状況、いや事態はすでに極限的な状況にまできているのではないだろうか? 掲載の記事に関しての無断転載はご遠慮ください。 著作の権利にもとづいて対処します。