◆□キノの旅でハァハァしよう3□◆
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上記スレ、555さん作。
〜シズの旅by555〜
油断はしていなかった、はずだ。
なら慢心していたとでもいうのか?
――わからない。わからないが、一つだけ確かなこともある。
確実に、実力では俺が勝っていた。
なら、なぜ今俺は両手を頭上で縛られている?
答えは簡単だ。俺が負けたからだ。
だが、それでもやはりなぜ負けたか納得できない。
負けた理由はわかる。その時の状況も思い出せる。
ただ納得ができていない。
(いや、そんなことはもうどうでもいいか・・・)
どうでもいい。そう、どうでもいい。
問題なのは、ここで俺のたびが終わるのだろうという事実だ。
ここで終われば、俺が今まで旅をしてきたことも無意味になる。
復讐の旅は、目的を達することなく終わりを迎えることになるのか・・・。
トラックの荷台で、俺と陸は寄り添うようにして身を寄せていた。
さっきの国で出国する旅人がいたのでそれに便乗して移動している。
人の良さそうな彼は温かく俺たちの同行を受け入れてくれた。
自分では移動する手段のない俺は、こうやって少しずつ旅を進めていた。
数日ほどたったある日、荷台にいると遠くから車の近づいてくる音が聞こえた。
それはトラックのすぐ傍で止まったようだ。
そしてピシッ、とガラスの割れる音とどすっ、という何かが倒れる音が続いた。
すぐさま二台から飛び降り状況の確認を急いだ。
見ると、トラックの前方に一台のバギー。そしてその運転席には一つの人影があった。
身体をすっぽりと覆う黒のローブにフードを被っているため性別はわからない。
そして、黒い影から一本の腕が伸びている。その手にはパースエイダーが握られている。
照準はもちろんトラックの運転席に合わせられ、運転手はハンドルに身を突っ伏すように倒れていた。
パースエイダーの照準がこちらに合わせられる。
銃弾が飛び出すと同時に身を翻しその軌道から逃れる。
「・・・・・・」
相手が少しばかりの驚愕を覚えているのが気配から感じられた。
たしかにこんな技術を持った人間がそういるはずはない。
これは旅の間にある人物に教えてもらったものだ。戦うための技術、それを俺は好んで学習していった。
腰に下げた剣を鞘から抜き、相手に突きつけて告げた。
「盗賊か?だったら去れ。今のうちなら殺すことはしない」
「へぇ、なかなかやるみたいね、坊や」
それは若い女の声だった。女が一人で盗賊、いや、追い剥ぎと言ったほうが正しいか?
とにかく腕に自身があるようだ。
確かに身のこなしからしてかなり慣れているように思える。
(――隙がないな)
「陸、下がっていろ」
トラックの後ろから窺うように顔を出していた陸はそのまま顔を引っ込めた。
陸の安全を確認すると再び前方に神経を集中させた。さて、どうしたものか・・・。
「引いてはくれないんだな?」
「あいにく、私にも生活かかってんのよねえ」
軽い調子でそう返された。ふう、やるしかないか。
相手に隙がないため一気に間合いを詰めることができない。
剣を構えたまま少しずつ前へ踏み出す。
銃口はしっかりと俺の額を捕らえている。
(――――くる!)
身体を沈めるのと同時にさっきまで俺のいた場所を銃弾が通過していく。
沈んだ身体をそのまま瞬時に爆発させた脚力で前方に押し出す。
銃口が再び俺を捕らえてきた。
だが俺は勢いに乗ったまま間合いを詰める。
銃口が火を噴くのが見えた。僅かに身体を逸らした。頬が切れた。
そして――間合いは0。俺は相手の腕を叩き斬るつもりで剣を振り上げた。
「くっ!」
女の反応は早い。素早く腕を引いた。持っていたパースエイダーが銃身の真ん中で両断された。
そのまま後ろに跳び間合いを取った。もちろん逃すつもりはない。追撃の体勢に移る。
2度、3度と剣撃を繰り出すが、軽い身のこなしで全てかわされる。
女は俺から十分距離をとると背中に手を伸ばした。
(?何だ、あれは・・・)
その手に握られた物、俺が今までに見たことがない物だ。
しかしその形状をよく見るとその正体が掴めてきた。
あれは剣だ。間違いない。ただ、今俺が手にしているような両刃の剣ではない。
片刃の剣だ。幅も厚みも俺の物の半分、いや、それよりも薄いかもしれない。
そして何よりも異様なまでに光り輝く刀身は、見る者に鮮烈な印象を与えるに違いない。
(あれが彼女の奥の手か?しかし・・・)
あんなに薄い刀身ならば、俺の一撃で粉砕できる自身があった。
剣で鉄板を断ち斬ることも修行の中で何度もした。
おそらく軽い刀身にものをいわせて速さで勝ちにくるつもりだろうが、女より速く打ち込める自身もあった。
俺は剣を構え直し、一直線に突っ込んで行った。
「はぁっ!」
振り上げた剣を女の頭上めがけて振り下ろす。
女も剣を振るが、遅い。俺の身体に触れるより先に女の頭が切断される――。
っぱきいぃぃ・・・。
音を立てて俺の剣が二つに切断された。
(っ何ぃ?!)
「じゃあね」
耳元で優しく囁かれた気がした。同時に腹部に痛烈な一撃が打ち込まれた。
「がはっ・・・!」
「全く!坊やも少しは手加減してくれたらよかったのにぃ!」
トラックから荷物を運び出した後に、倒れたシズを紐で縛りながらそう独りごちた。
「さて、っと」
縛り終えると女はシズをバギーの後部座席へと運んだ。
「ワンちゃん、おいで!」
そう呼びかけるとトラックの後ろから陸が姿を現した。
「早くおいで。置いてっちゃうわよ」
そして気がつけばこの様だ。己の未熟さを呪うしかないな。
――いや、それで納得できるわけがない。剣で剣が折られる。それはありえない事ではない。
だが、まさか自分の物よりも細身の剣でそれをやられるとは思いもしなかった。
(ここは、どこだ・・・?)
暗い。そのせいでどれほどの広さがあるかはっきりとわからない。だが狭いわけではないようだ。
強いてあげるなら物置、といったところか。それにしては雑然としていない。
特に何か置いてあるわけでもない。
もしかすると俺を拘束している器具からして、元は拷問部屋だったのかもしれない。
(俺の旅の終焉には豪華すぎる墓だな)
意味もなく自嘲してみた。
「くっ・・・!」
意識がはっきりしているせいで鳩尾の痛みが酷い。吐きそうだ。
その時、その部屋の扉が開けられ、一つの影が中に入ってきた。
「ん、目が覚めたみたいね、坊や」
声はあのときの女だ。
「殺せ」
俺は女にそう告げた。女は目を丸くし、そして次に笑い出した。
「っははは!何でそうなるのよ?」
心底可笑しがっている。俺にはわけがわからない。
「殺す以外に俺にすることはないだろう」
「殺るんならここに運ぶ前にあそこで殺ってるわよ。そのくらい考えらんない?」
「生かしておく価値もないはずだ」
それは事実だ。俺には人質なんかにしておく価値はない。俺は、旅人なのだから――。
女がチッチッ、と指を振る。
「わかってないわねぇ。やっぱり坊やね」
坊や坊やと、俺のことを馬鹿にしているのか?精神年齢では俺のほうが上だ、断言してやる。
女は俺の側に歩み寄り続ける。
「女一人でこんなことやってると、男、とりわけ若い坊やが恋しくなるのよ」
女がゆっくりと近づき、そして俺の前でしゃがみ込んだ。
「何をする気だ?」
正直に思った疑問を口にした。
「まーまー。ちょっと黙ってなさいって」
慣れた手つきでさっさと俺の下半身を剥いていった。
そして俺のものが女の眼前に曝け出された。
「ふふ、これこれ。坊やなかなか大きいわね」
感嘆の声を漏らす。その目は、なんというか、ひどく熱っぽい気がする。
「・・・坊やじゃない。シズだ」
無意味だとは思ったがそう言った。この女に坊や扱いされるのがひどく気に障ったからだ。
俺のほうが大人っぽいだろ、間違いなく。そう思案して眼下の子供じみた女に目をやる。
「シズ。・・・そう、シズって言うんだ」
俺のものから目を逸らさずに俺の名前を繰り返した。
「でも今は名前なんて関係ないわよ。愉しみましょ」
女の細い舌先がちろりと先端を舐め上げた。
「――――!?」
今まで感じたことのない衝撃が背筋を駆け上って来た。
「亀頭、出したことないみたいね」
女の口の中に先端がすっぽりと含まれる。
ずるっ、という感触がそこから伝わってきた。喩えれば、まさに一皮向けたという感じだ。
「出た出た」
さっきと同じように女の舌が舐めてきた。
「ぐ、ああぁ・・・」
今度はさっきとは異質の、全く違う鋭敏な刺激が走った。
思わず声が漏れた。それも情けない声だ。
また同じように口に含まれた。口内の生暖かさ、くぐもった息遣いが鋭敏な箇所を通して伝わってくる。
そしてすぐに、俺のものは大きくなっていく。初めての体験だ。ちょっと驚いた。
そして、がちんがちんに硬くなった。それを確認すると女の頭が前後へ動き出した。
「う・・・ぐあ・・・、あ・・・」
痛む。ひどい痛みがそこから響く。だが、それは今まで感じたことのない痛みだった。
剣で斬りつけられたこともある。パースエイダーの弾丸も受けたことがある。
それらの痛みと、ひどく似たところがあり、そして決定的に違うところがある。
「ん、はぁ、・・・くぅ、うあ・・・」
顔が歪む。汗だ吹き出る。身体が熱く火照っている。
「んぷ、んん、・・・あん、じゅぷ・・・ちゅっ」
水っぽい音がそこから聞こえる。
我慢できない。その我慢の対象が何かはっきりわからないが、とにかくそう感じた。
うっ、と唸ると、俺の固く張り詰めていたものがびゅくっ、と音が鳴りそうなほど動いた。
「!・・・ん、ゲヘッ、ゲヘヘ・・・」
女は顔を逸らした。口から開放されたものは何度も何度もびくびくと動き、先端から白い液を出していた。
「んもう!いくならいくってそう言ってからにしなさいよ!」
ひどく怒っているようだ。我慢できなかった俺に対してのようだ。
女との会話から、今しがたの感覚がイクというものらしいとわかった。・・・・・・覚えておこう。
「よかったのか?戒めを解いて」
俺が束縛されていたのとは別の部屋に通された。薄暗い部屋だがさっきまでより幾分マシだ。
旅の終わりを覚悟していた俺にとっては意表を突かれる展開だ。
手首を擦りながら側にあるいすに腰掛けた。
「いいのいいの。いい男には優しくしろ、って言われてたから」
女は俺から少し離れたところで戸棚をがさごそと探っている。その様はあまりにも無防備だ。
「・・・・・・シズだ」
後ろから飛び掛ることもできるが、その衝動を抑え少し前と同じことを言った。
「なに、名前で呼んだほうがいいの?」
探るのを止めると今度はカップを二つ取り出した。
「別に」
素っ気無く答えた。呼び方などどうでもいい。ただ何か口に出さないとこの女のペースに呑まれる気がしたからだ。
「じゃあ私のこともルーシィて呼んで」
ルーシィは手際よくお茶を淹れだした。
「俺はここで君を叩き伏せて逃げ出せる」
唐突にそう切り出した。彼女の雰囲気が一瞬緊張を帯びたが、
「無理無理。得物もないのに私に勝てるわけないでしょ」
かちゃり、と俺の前のテーブルにお茶が置かれた。気にも留めていないというように。
俺は彼女に負けた。事実だ。だが、やはりまだ納得できない。
「一つ聞かせてくれ」
鋭い目つきで彼女を睨み付ける。そこで、俺は彼女の顔をようやくまともに捉えた。
整った顔立ち。声からもわかったがかなり若い、もしかしたら同じ年齢かもしれない。
俺を見つめるその瞳、吸い込まれそうだ。
「なに?」
その言葉にはっとなり気を取り直した。俺はなにを考えている?
咳払いを一つした。
「俺は君より弱かったのか?」
「君じゃない、ルーシィでしょ」
少し口を尖らせそう抗弁してくる。
「・・・・・・ルーシィは俺より強いのか?」
少し形を変えて同じ事を聞いた。
「そんなわけないじゃない。シズのほうが強いに決まってるわよ」
笑っているのか馬鹿にしているのか、顔をくしゃくしゃにしてそう言ってくる。
「だが、俺は負けた。その理由がわからない」
ん〜、と口に指を当て眉間に皺を寄せ彼女は理由を考える。そして口を開く。
「使ってた得物の違い、かな」
彼女のははっ、という笑いが聞こえた。
俺の剣を一刀両断に断ち切った彼女の得物、東方から流れ着いたものでカタナ、と言うそうだ。
なぜ俺がこれを叩き斬れなかったか、間近で見てなんとなくわかってきた。
その刃は俺が使っていた西方の剣とは異質の妖しい美しさを放っていた。
ルーシィがカタナと一緒に持ってきた剣の切断面。
なるほど、綺麗なものだ。あまりに綺麗なので俺の顔が映りこんでいる。
これが、理由か。無慈悲なまでの脅威を放つそれには納得せざるを得ない。
「ね、わかったでしょ?私はあんたより強くないの」
「まぁ、な・・・・・・もう一つ聞いていいか?」
「質問は一つじゃなかったの?」
ふふん、と鼻で笑うのが聞こえた。止めてやろうかとも思ったが彼女は俺を見ている。待っているようだ。
「隙を見れば、やはり俺は君を殺すかもしれない。そんな危険を冒してまで生かしておいていいのか?」
彼女は、顔を背けた。その横顔には憂いの感情が混じっているのがわかる。
少し、ほんの少しだけ彼女の心の深部を垣間見た気がした。
「・・・・・・そうね。話さないと、だめよね」
その口調は、ひどく重い。
話が長くなるので掻い摘んで説明することにしよう。
この地下室の上にはある国があった。そこでは剣術が盛んだった。
その強さは、・・・・・・まあ、俺が体験したとおりだ。
傭兵、暗殺、賞金稼ぎ。やはり職もそのようなものばかりだ。
だが、やはり過ぎた力は恐れられるものだった。ある近隣の国が全兵力を持って攻めてきた。
もちろんこの国の者は抵抗した。しかし集団で使用されるパースエイダーの前にあっさりと敗れ去った、ということだ。
ルーシィは、この地下室に隠れていた。ここだけが敵国の目から逃れ、彼女を生かしていた。
「――――なぜ、あんたの国はパースエイダーに頼らなかった?」
そうすれば一方的にやられはしなかったのではないか?そう思った。
「『射撃に頼る奴は三流以下だ!確実に自分の手で仕留めろ!』ってのがどこの家でも教訓みたいなもんでね」
なんとなくわかる。相手に近づけばそれだけ確実に殺せる。
「で、結局パースエイダーにやられてんだから、皮肉なもんよ」
自嘲じみた笑みが、ひどく痛々しい。
ぎし、と歯軋りが聞こえそうなほど強く歯を噛み締める。
「だから、その国にちょっと嫌がらせしてやってるの」
俺を見つめてきたその目には、さっきまでの悲壮感のようなものは微塵もなかった。
「たまにその国から出てくる商人襲ったりしてるの。シズが乗ってたトラックもそうだったのよ」
「・・・・・・なるほど。俺はまんまととばっちりを食ったわけか」
ごめんね、と謝罪を口にする彼女。悪びれた様子はない。
「・・・・・・・・・いつまで、続ける気だ?」
しばしの沈黙に耐えかねて俺のほうから口を開いた。
「さあね。死ぬまでじゃないの?」
自分のことなのに、さも興味なさ下に答えてくる。
「・・・・・・復讐、か」
「やーね、そんな大それたもんじゃないわよ」
復讐。その気持ちは痛いほどよくわかる。口では否定しても、俺にはなんとなくだがわかった。
「・・・ちょっと待て、話が逸れている」
そうだった。彼女の身の上話を聞くために話していたのではなかった。
「何で俺を生かすか、それを答えてくれ」
彼女はぽん、と手を打って、
「そうそうそれね。さっきの話も無関係ってわけじゃないのよ」
俺の横に腰掛け、彼女は続けた。
「私の側にはもう誰もいなくなっちゃったでしょ」
そして俺の耳元で囁くように、
「だから、強い人の子供が欲しいの」
俺は彼女の持つ戦闘技術の全てを、そして彼女は俺の精子を求めた。
まあ、利害関係の一致という奴だ。俺はその申し出を受けた。
扉が開くと、眩しい太陽の光が目に飛び込んできた。暗闇に慣れた目が一瞬眩んだ。
目が慣れ、まず飛び込んできたのは一面の荒地。一方的な殺戮の痕だった。
「ほらほら。ボーっと突っ立ってないで、これ持って」
ノンスリーブのシャツに皮のズボンというラフな格好の彼女はは俺の方に何か投げてきた。
受け取ってずしりと感じる質量。パースエイダーだ。
「撃ち方はわかるでしょ?私に向けて撃ってみて」
突然とんでもないことを言い出す。パースエイダーで撃て?それで多くの同胞が死んだだろ。
「あ、あんた私のこと信用してないわね。そんなんじゃ何も教えないわよ?」
渋々、俺は銃口を彼女に向けた。彼女はカタナの切っ先をこちらに向けた。
俺は彼女からかなり離れたところに向けて一発撃った。微動だにせず反応しない。
今度は顔の横辺りをめがけて撃った。射撃には自信がないのでかなり余裕を持たせたが実際はすれすれを掠めていった。
それでも動かない。今度ははっきりと彼女の脇腹に照準を合わせた。
するとカタナの切っ先がちょうど弾道と重なる位置にきた。
怪訝に思いながらも引き金を絞った。
かきんっ、という音とともに弾丸は軌道を逸らされた。
はっきり言って凄すぎる。こんな芸当ができる人間がいたのには驚いた。
「うんッ・・・そう、そう・・・大分上手くなってきたわね」
ベッドの上で彼女に挿入して腰を動かしていた。
「初めの頃より・・・んんッ・・・、ほんとにいいわ・・・・・・ッはあぁ」
挿入してすぐにいっていたときよりかなり長く続けられるようになってきた。
「ねぇ・・・こう、やられると・・・ッ気持ち、いいでしょ」
彼女の腰がいやらしくくねりだす。
「ッ・・・・・・くぅ」
ああ、やっぱり俺もまだまだだ。もう限界を向かえそうだとは。
「あんッ、ダメよ・・・一人だけ先にイッちゃ」
そう言うと彼女は俺の上に跨るように体位を変えた。
「んふぅ、あふッ・・・はん・・・」
状態を折り唇に吸い付いてくる。舌と舌を絡め合う。
彼女の腰が上下に動き出した。ずずッ、と上がりずんッ、と下がる。
腰の動きが定期的なリズムに乗る。
「んッ、んッ、んッ、んッ・・・はぁ、どうシズ、気持ちいい?」
俺には、答える気力があるわけがない。
彼女から容赦なく与えられる快楽に俺は我慢できなくなった。
勢いよく精液を中に放出してしまった。
「あぁもう・・・。今日も先にイッちゃうなんて・・・。まだまだ鍛えないとダメね」
・・・・・・はて、これはそんな目的でしていたのだろうか?
しかし俺にとってその時が、その時だけが復讐の思いを忘れさせてくれる、唯一のときだった。