◆□キノの旅でハァハァしよう4□◆
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上記スレ、555さん作。
「………熱い」
「僕のボディなんて、目玉焼きができそうだよ」
広大な砂漠。見渡す限りの砂漠。そして照りつける太陽。
キノとエルメスは布を張ってできた日陰に入り、どうにかして直射日光だけは避けていた。
「そういえば、旅を始めたばかりのときもこんなことになったね」
「うん…そうだね」
ぐったりと寝っ転がったまま、気だるそうにキノは答えた。
「今度はお師匠様のところには戻ることはできないよ」
「わかってる…」
「今度は運良く雨が降るとは限らないし」
「わかってるよ……」
「キノ、動ける?」
「うーん……、お腹すいたね」
「食料は底を尽きました。残念だったね」
「エルメス…楽しんでるのかい?」
「まっさかー」
「…………」
エルメスはほうって置いて、キノはがさごそと荷物を探り出した。
「あった」
キノが取り出したのは、飴玉がたくさんはいったビンである。
「もしかしてその飴を食べる気?」
「何も口にしないよりはマシだよ」
「ねえ、どっちを食べるの?緑?それとも黄色?」
「こっち」
キノが口に放り込んだのは緑色の飴玉だった。
「キノさん、つるぺたに戻る気はないの?」
「全く」
「そうですか……」
「……苦い」
「ところで、そんなもの舐めたら喉が渇くんじゃない?」
一瞬、キノの身体がぴくりとし、そのまま固まった。しばらくして、
「お休みエルメス」
「こんなところで寝ちゃったら死んじゃうよ」
「ちゃんと起きてるよ」
まず気付いたのは風が吹いたこと、それも冷涼な空気、そして水の匂いを含んだ。
キノはのっそりと上体を起こした。
「水浴びしてから出発しようか」
「とりあえず僕のボディを冷ましてよね。こんなに熱いとキノも乗れないでしょ」
「そうだね。っっああぁー、風が気持ちいい……」
一頻り雨で身体を濡らし、それから砂漠を駆け出した。
「それにしてもキノってついてるね」
「ん、なんで?」
「だってまるで天が味方してるみたいに雨が降ってくれるんだもん。それも二度目」
「きっと旅の神様が僕らを応援してくれてるんだよ」
「神様なんて信じてるの?」
「都合のいい時だけね」
「さいですか……」
「ほら、見てエルメス。森が見えてきたよ」
「本当だ。これでこの砂漠ともおさらばだね」
砂漠を抜け、森へとその姿を消すキノとエルメス。
キノはついている。それは旅人には必要不可欠なものかもしれない。
だが、今回ついてしまうのは、そんなものではなかったりする。
木陰で雨で身体を濡らさないように寝ていたキノが目を覚ました。
「んん……ふぁ…。おはようエルメス……っつ!」
のんびりと目覚めようとしたキノが、いきなり顔をしかめて股間を押さえた。
「どうしたの?」
エルメスが聞いてくるが、キノは気が気じゃなかった。とにかく痛い。
「……ん?」
手で押さえてから気がついた。ズボンがぱんっと張っている。
見ると、確かにそこがテントのようになっていた。
恐る恐る、キノがズボンのファスナーに手を掛けていった。
「痛っ…痛たた……あイタタタ……」
苦痛に顔を歪め、何とかファスナーを下ろし、そして、キノが動かなくなった。
「ねえキノー。何がどうしたの?こっち向いてよお」
「…あ、あは……あははははは、ははっ!」
「き、キノォッ!?」
いきなりキノが笑い出し、さすがにエルメスも驚いた。
エルメスに見せたキノの顔は、驚いたようで口は笑っている、変に引き攣った顔をしていた。
「は、っはは………これ」
キノが指差した股間には、朝立ちでピンッと反り返ったペニスがついていた。
「そ・れ・で、どうするのキノ」
いきり立ったペニスをファスナーから出したまま腰を下ろしているキノにエルメスがそう聞いた。
「どうするって言っても、どうしよっか」
さっきより幾分落ち着いているが、それでもやはりどう対処していいかは分からない。
「なんでおちんちんが生えてきたか分かる?」
「いや全然」
「僕は分かってるよ」
「え、本当?」
キノは思わず上体をエルメスのほうに乗り出した。
「うん。キノは本当は男のイタイイタイ、撃たないで」
森の人とカノンを弾薬が切れるまでエルメスに向かって撃ち続けた。
「フルートも喰らってみる?」
「ごめんなさい」
凄惨な笑みを浮かべたキノに素直にエルメスは謝った。
「でも……」
二挺のパースエイダーを納めた後、その手で自分の股間に生えているペニスをちょんっと触った。
「ん…、ちゃんと機能してるし」
「一人出産とかできたりしてね」
「……冗談でもそんなことは言って欲しくないかな」
しばらくキノとエルメスはペニス議論をしていたが、結局いい案は浮かんでこなかった。
「うーん…、とりあえずは旅を続けようか」
「そうだね」
キノは颯爽とエルメスに跨った。
「おちんちんはしまってね」
「う…」
エルメスに指摘され、自分が未だにびんびんのペニスを曝け出していたことに気付いた。
いそいそとそれをズボンの中にしまい込もうとする。
「っ痛…」
亀頭が擦れると、痛みが走った。
「こんなの、我慢できないよ…」
「おちんちん出したまま旅をする旅人に乗られることのほうがもっと我慢ならないよ」
「う……わかったよ」
「シズ様。どうなされるおつもりで?」
「どうするも何も、キノた…ゲフンゲフン、キノさんを元に戻さんといかんだろ」
いつもどおりのウォッチスタイルでシズと陸は待機していた。
「しかしどのようにしてキノ様を戻されるのですか?」
「やはり、昨日キノさんが舐めた飴のせいだろう。そのせいでつるぺたでなくなったわけだしな」
そういえば昨日は炎天下の中で死にそうになったな、と陸は思い返した。
「……しかし、ふたなりか…」
何を思ったか、シズはカメラの準備を始めた。
「撮影のほうは頼んだぞ」
そう言って陸の頭にカメラをセットした。
「………逞しくおなりになられましたね」
「俺は挫けん。何度でも甦るさ」
陸はできる限り皮肉を込めて言ってみたつもりだったが、シズにはまったく相手にされなかった。
しばらくすると、キノは茂みの奥で一人腰が砕けてへたり込んでいた。
「こ…れは、いた……すぎ」
剥けたばかりの敏感な亀頭がズボンの中で擦られるたびに、耐え難い痛みがキノを襲っていた。
「早く帰ってきてね」
エルメスにそう言われて別れたが、この感覚に慣れそうも無い。
「んあ、…ったいなあ、これ……あ」
キノはちょっと思いついた。きっと勃っているからこんなに敏感なのかもしれない。
じゃあ、萎えさせればいいのか。
「うーん……でも自分で弄るのも変な感じだけど」
やはりキノも女の子。ちょっとばかりの抵抗があった。
「………気持ちいいのかな」
やはりキノはこうでなくては。恥じらいよりも好奇心が勝り、キノは自分に生えてきたペニスを触りだした。
「うんん……すごっ、棒をぎゅってすると…」
自分の新しい体の一部を研究するように丹念に弄り回した。
「いっ……!そっか…亀頭を直接擦ると、痛いんだ…」
他にもいろいろとペニスを刺激し、そのたびに感じる未知の感覚にキノは酔いしれた。
興奮が高まり、竿を擦りだした。
「はあ……あ、ん」
(みんなこうやって僕でハァハァしてるんだろうか…)
そう思うとより興奮してきた。空いたほうの手で陰嚢の下にあるクリトリスを弄り始めた。
「っひゃぅ!っは、はは…これはすご……」
男と女の部分を同時に攻めて与えられる快感に、キノの身体はがくがくと小刻みに震えだした。
「ひぁ…あ、で、……出そう…」
ぴくぴくとペニスが反応したかと思うと、次の瞬間にはそこを駆け上がるような感覚が伝わった。
びくんっと脈打ち、多量の白濁液を吐き出した。
「んあ……は、は…あ……」
射精したことには驚いたようだ。いつもならその精液を悦んで手にとって舐めただろう。
だが、その時は違った。いつもとは違う、妙に虚しい虚脱感。
「……はぁ…」
その感覚も今まで感じたことが無いものだった。それは、男のオナニー後にくるあれである。
脱力感に苛まれ、キノはそのままその場に突っ伏した。
「………えーっと、お宅様はどなたでしょうか?」
エルメスが一人の人物に尋ねた。しかしそいつは答えようとしない。
某特撮ヒーロー物のお面をつけて顔を隠しているその人物は、エルメスに括り付けられている荷物を漁りだした。
「そんなことしてると荷物の持ち主に殺されちゃうよ」
構わずそいつは漁り続けた。そして、目的の物を見つけた。
「あ、それは…」
そしてそいつはそのまま茂みの奥へと消えていった。
「……あれが盗まれたってキノが知ったら、どうなっちゃうだろう…」
「――陸、キノさんを見つけた」
某特撮ヒーロー者のお面をつけたシズが、後からちょこちょことついてきたカメラ装備陸に告げた。
キノはさっきのオナニー疲れで気を失っていた。
「それじゃ飴をキノさんの口に押し込むか」
音を立てないように静かに近づく。そしてキノの顔を覗き見た。
「………綺麗だな」
そういえば間近でアダルトキノ様を見るのはこれが初めてですね、と陸は思った。
キノの口内に飴を押し込め、そしてその口に穴の開いた木玉をはめた。
そして次はアイマスクを装着した。
「…シズ様。本当におやりになるのですか?」
「ああ」
相変わらずの即答っぷりであった。
シズの目がキノの股間のそれを見た。
「よかった。俺のほうがまだ大きかった」
「……それはよかったですね」
ゆっさゆっさ。
「………ふぐぅ?」
ゆっさゆっさゆっさ。
「………ふぁ、ぐぅぅ?」
キノは、意識が戻ってきたと思ったら身体がゆさゆさと揺れていることに気付いた。
身体の感覚もじわじわと戻ってきた。
「…ふぁぅ?は、あぁ…!?」
最初に感じたのは秘所へとすでに異物が挿入されていたということ。それが下から突き上げるようにキノの身体を揺らしていた。
そしてキノに新しく生えた体の一部が痛いほどに締め付けられていたこと。
自分がどういった状況にいるか確認しようにも視界は暗い。アイマスクのせいだ。
声も気球がはめ込まれているため出すことができない。出るのは荒々しい呼吸だけだった。
「ふぁぐっ!…が、は、ふぅぅ…!」
身体を動かして抵抗することはもう適わない。既に身体が快楽に負けていたからだ。動かそうにも、もう動けない。
(おいたわしや、キノ様)
撮影係の梨紅は二人の結合部を捉えながらそう思った。
ペニスだけをズボンから出したシズと、既に全裸に剥かれてしまったキノを巧くカメラに収めていく。
シズが背面座位の体勢でキノを攻め立てている。キノのペニスは皮製のベルトでがっちりと竿を縛られていた。
お面をつけたままのシズの表情は分からない。分からないほうが陸には好都合だったかもしれないが。
シズが陸に合図を送る。溜め息一つついた陸はそれに従い、キノの肉棒の裏筋をぺろぺろと舐めだした。
「っふがぁ!んが、は、ふぅぅ…くぅ」
キノは苦しそうに呻くが、その実、口の端は少し攣りあがっていた。
ペニスはぴくぴくと小刻みに震えるが、決して射精はしない。きつく締め上げられているため、イくことができない。
静が再び合図を送った。陸はとぼとぼと二人から距離を置き、撮影に専念しだした。
「んふぅっ!んんん!ふぁ、はああぁっ!」
キノの身体がぴくんと跳ねた。背中を弓なりにしならせ、びくびくと身体全体を震わせた。
女性としてイってしまったようだ。キノの身体がぐったりと脱力するが、そのペニスは未だにそそり立っている。
シズの手がキノのペニスをぐっと掴んだ。
「んうぅ……!」
イったばかりのキノは僅かにそれに反応するが、やはり疲労しているせいか反応は少し鈍い。
キノの様子には構わずにシズは腰を突き上げだした。ゆさゆさとキノの豊満な体が揺れだす。
それだけでは済まさずにさらにキノのペニスを締め上げていたベルトを取り外し、シズ自身の手でそれをしごきだした。
「んはっ、ううぅ……」
腰の突き上げに合わせるようにうまいタイミングでしごかれていく。
さっきまで射精を我慢させられていたキノはすぐさま出してしまいそうになった。
結合部から溢れ出した体液を掬い取り、自分の手を十分湿らせてからキノの亀頭を擦りだした。
「ふがぅ!ふぁ、は、はあぁぁっ!」
限界間近のキノのペニスがぴくぴくとなり、発射の時がそこまで迫っていた。
無論我らがシズ様がそんなにすぐキノを絶頂させるはずが無い。
擦っていた手を止め、ぎゅっと亀頭をきつく握り締めた。
「んぐぁっ!」
キノの中の射精感はそのままだが、シズのせいで発射できない。
イきたくてもイけないという究極の苦痛がキノを襲う。
さらに容赦なくシズは腰を動かし続ける。キノの興奮は高まっていく一方だ。
(シズ様。それはあまりにも酷ではありませんか…?)
唯一の良心の塊である陸はそう思っていた。
(………しかし、これはこれでおかずに困ら……っは、いかん!私は何を考えて……)
とうとう陸も壊れ始めてきたりした。
拷問のようにシズの攻めは続いていた。片方の手で射精をせき止め、もう片方の手で竿を擦り射精を促がしていた。
イきたくてもイけないという悶絶寸前の苦しみに、キノの意識は吹っ飛びそうだった。
(……そろそろ、拙いか)
さすがにシズもそう思った。キノは既に尋常ではない快楽を与え続けられている。潮時だった。
射精をせき止めていたほうの手を放し、射精を促がしていたほうの手をごすごすと動かしだした。
手と腰を同時に動かし、キノを絶頂へと導いていく。
「っんがあ、ふぁ、く、は…ふぁ…あ、ああぁ!」
散々おあずけを喰らっていたペニスはすぐに射精してしまった。
溜まりに溜まった精液が見事に空中へと放たれ、ぼたぼたと地面へと落ちていった。
キノがイったことを確認すると、シズはそのまま四つん這いにさせてバックの体勢へ移行した。
腰を押さえつけ、ぱしんぱしんと叩きつけて己の欲望を排泄しようとする。
違う器官で一度ずつイってしまったキノはもう気を失う寸前だった。
全く生気が見られないその顔は、しかしひどく欲情してしまう。
(キノ様。そのお顔は興奮してしまいます)
もう良心の象徴であった陸君は消え去ってしまった。
見事なカメラワークでキノの顔、二人の性交シーンを捉えていく。
(ふう、ふう……もうイきそうだ。中に出しますよ)
声は出さない。出してしまえばシズだとばれるかもしれないからだ。
だから今まで一度もキノとの行為の最中は呻き声一つ出さなかった。さすがはシズ。
(ん、くうっ…!)
心の中で声を出し、シズはキノの膣内へと精液を吐き出した。
久々のセックスのせいか、さっきのキノに負けないほどびゅるびゅると出した。
(……はぁ、はぁあ……)
余韻に浸りたかったが、やるべきことがまだあったシズはさっさと支度を済ませてこの場を去ろうとした。
「シズ様。飴のほうはどうなさいますか?」
陸はキノに声が聞こえないようにごにょごにょと耳打ちするようにシズに尋ねた。
「そうだな、エルメス君の荷に戻すのが一番だ。急ごう」
キノの口から木玉を取り外し、アイマスクは付けたままで放置してさっさと行ってしまった。
どれほど時が流れたか、キノがようやく目を覚ました。
行為後は気を失ってはいなかったが、それからしばらくして疲労疲弊のせいでいつの間にか眠りこけていた。
未だに脱力感に苛まれながらも、身体を起こし、そして服を手に取りエルメスの元へと戻った。
「キノー、遅かったねってうわあぁっ!」
エルメスの第一声がそれだった。
「ん、どうしたの?」
眠たそうな顔と声でキノが聞いた。
「だだ、だってキノ、つるぺたに戻ってるよ!」
勢い込んでエルメスはキノに教えた。だが、とうのキノは自分の身体をまじまじと見て、そして、
「ああ、……本当だね」
それだけだった。あれほど巨乳に執着していたきのとは思えない発言だった。
「そ、それだけ?」
逆にエルメスのほうがそんなキノを心配してしまった。が、エルメスは無視して荷物を探り出した。
取り出したのはつるぺたのときに着ていた服だった。
それをとろとろとした緩慢な動作で着こんでいき、地面に大の字で寝っ転がった。
「面倒なことは後で考えよう……。とにかく、今は疲れちゃったよ…ふぁぁあ……むにゅむにゅ」
あっという間にキノは寝入ってしまった。
エルメスはキノの様子を訝しく思いながらも、つるぺたに戻ったことが少し嬉しかった。
その後、あのスレで再び祭りが開かれたことは言うまでも無い。