◆□キノの旅でハァハァしよう3□◆
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上記スレ、乱茶さん作。



アリソンのお話by乱茶


「(ごめんね、ヴィル。私が注意しなかったばかりに――あなたに怪我させて)」
あの時は本当に怖かった。自分にとって1番大切な友達――いや、それ以上の――
何て言うんだろう。とにかくヴィルが大変なことになってしまって…。
再びヴィルの顔を見やる。もう何度も見てきた馴染みの顔。友達と言うには深すぎる
くらいの関係だが、では恋人かと言うと…それも違う気がする。何だろう、この胸の
もやもや感は?
「ヴィル……」
両手でそっと頭を抱えた。前髪を払いのけて、そっと顔を近付ける。
「(ちょっとくらい、いいよね?)」
唇を重ねようとして――直前にほっぺたに変えた。次に鼻に。そして最後に…再びほっぺたに。
「(何で…踏み切れないんだろう……)」
ばふっ、っと頭から毛布を被った。真っ暗な視界の中、膝を抱え込む。
「(ヴィル――)」
乱暴に毛布を払いのけた。よく分からないけど、ヴィルのためなら何だってしてあげたい。彼が
望むことなら何でも――
「(やっぱり…コレかな?)」
未だ寝たままのヴィルの下半身に、アリソンはそっと手を近付ける。ジッパーに手が触れた。
「…失礼しまーす」
あまり遠慮せずに、じー、とジッパーを開け放った。

ジッパーを完全に開き、トランクスをかき分ける。傍から見ればその様子は少々荒っぽい
と気付くはずなのだが……
ヴィルの…当たり前だが、力無い男根がポロッとはみ出した。
「……ご開帳?」
男のモノを間近で見るのは初めてだったが、カーテン越しにわずかに入ってくる月明かりの
下ではあまりはっきりと見ることはできない。
「(これがヴィルの――大きい…のかな?)」
遠慮を知らないアリソンでも、恐る恐る、といった様子で触れてみた。幼馴染に触ってもらえる、
などという(゚∀゚)なシチュエーションだというのに、やはり全く反応は無かった。
「ええと、たしかここから…」
あまり豊富ではない性知識によると――男の人は、ココを擦られると――
未だ柔らかいままのイチモツを片手で掴むと、そのまま――手を上下させてみる。

「うっ…」
一瞬ヴィルの身体が痙攣のようにビクリ、と反応した。ぱっとアリソンは手を放し、ヴィルの
様子を注視する。
――どうやらまだ眠っているようだ。
「(びっくりさせないでよ、バカ!)」
内心そう叫んで、本人に自覚は無いが――再び淫らな作業を再開した。一定のリズムで
イチモツを刺激し続ける。
――――スコスコスコ――――
――幾分ヴィルの分身が「硬度」を上げたような気が…した。まだまだ「半熟たまご」のような
中途半端さではあったが。
「(何なのよ、この××××××…しぶといわね!こうなったら――――)」
何だかよく分からない内容を胸中で毒づきながらも、次の行動に移る準備を始める。
アリソンはゆっくりと顔をヴィルの分身に近付けて、小さな口を精一杯開けた。
「…それでは」
そしてそのまま――
――はむっ、ちゅぷっ――
ヴィルのイチモツを口に含んだ。1度根元まで飲み込み、2度3度口内を往復させる。

「(さあ、そろそろ観念しなさい!)」
観念――降参でもしたのか、ヴィルのイチモツは徐々に「白旗」を上げてきた。
「う〜ん…ごめんなさい、ムートおばあちゃん。窓なら全部拭きますから…ってうわあ!?」
さすがに気付いたのかヴィルが目覚めた。下半身の方では、幼馴染が不思議そうな顔でこちらを見つめている。
「あっ、おはよ、ヴィル」
「……おはよう。――じゃないでしょ…何やってんの?」
「ん?ああ――その…今朝のお詫び、ってところかしら♪」
「あのねぇ……もういいから、気持ちだけでじゅうぶ…ううっ」
再びイチモツを口に含み、作業を再開する。しばらく刺激してから口を離す。
「まぁまぁそう言わずに…私がヴィルに尽くしちゃう、なんて機会はこれより先に無いかもよ?」
「いや…そういう問題ではない気が――」
思わず後ずさるが、もともとベッドの上だったのですぐに隅に追い詰められてしまった。
「さあ、ヴィル!観念しなさい♪」
「そう言われても…」
アリソンの表情が寂しそうに――そして次第に険しくなってきたので、泣く泣く?覚悟を決めることにした。
「――分かったよ……ってやっぱりちょっと待って!アリソ…ン…」
ふふっ、と微笑みながらカリ首をちろちろっ、と舐め上げた。
「ヴィルは横になってるだけでいいから――ね?いいでしょ?私のテク…じっくりと堪能してちょうだい♪」
もう後には引けないか――脳裏でそんなことをぼんやり考えながら――次第に思考が快感に支配されてきたようだ。
ここからは今までのように――彼女に任せるしかないようだ。

――――ちゅっ、くちゅっ、ちゅぷっ――――
静まり返っていた部屋に湿った淫靡な音が響いている。
「うう――アリソ…ン……」
薄明かりの中、ほんのり紅潮した顔でヴィルの男根を貪っているのは――幼馴染で勝ち気の
少女だったはずだが、いま目の前にいるのは、エッチなことに興味津々、といった様子の――
黒い羽&シッポを持つ「小悪魔」に思えてくる。
「……んん…はぅ…ぅん………」
時折上目遣いでこちらの様子を伺ってくる様子を見るだけで――下半身に血液が漲ってくる
のが分かる。可愛い顔をしているというのに……何とも艶かしい表情だ。
「ねえヴィル、きもちいい?こんなに硬くしてるけど――♪」
すっかり硬直したイチモツを軽く左右に振りながら、楽しそうに尋ねてきた。
「う、うん……すごいよ、アリソン――」
寝そべっていた頭を上げて何とか答えることができた。自由な手のやり場に逆に困って、とりあえず
金髪をそっと抱え込むことにした。柔らかな金髪をそっと撫でる。
「(ホントにアリソンは――どこでこんなの覚えたの?)」
やや冷静になってきた頭でそんなことを考えていたが、あまり丁寧に扱われるとそろそろ限界が――
アリソンもより一層口の動きを繊細なものにしてくるし、それにこのままだと――

「う――アリソン――出ちゃうよ………」
「…………」
かすかに目配せしてくる。どうもそれによると――
「……このまま出せ、と?」
アリソンは微かに頷く。
「そんなことしたら汚しちゃ…」
と言いかけて、他人のベッドを汚すわけにもいかないことに気付く。でもだからって口というのは
――しかしもうこれ以上は――無理だ。
「ちょっとアリソン!ホントに出ちゃうよ!アリソ……ううっ……」
決壊したダムのように、凄まじい勢いでヴィルの精液が溢れ出した。
堪えようにもどうすることもできず、止めどなく溢れる。
「う…ぐぅ…んんっ……」
口内で粘つく精液に少々戸惑いながらも、時間を掛けてそれを全て飲み込んでいこうと努力する。
「んっ…はぁ、はぁ……」
どちらの吐息だろうか。荒く肩で呼吸を整えている。
一仕事やってのけた、という淫行の後にしては晴れやかなアリソンの表情とは対照的に、
ヴィルには「やってしまった――」という後悔の色が滲み出ていた。

「……ごめん、アリソン。その――汚なくしちゃって……」
きょとんとした表情のアリソンを見て、自分が言ったことが間違っていたのか?と自分に問いただしたくなってきた。
「何言ってるの?ヴィル。あれはヴィルのなんだから…全然汚くなんかないわよ」
さも当然のようにアリソンは断言した。そこまでキッパリ言われると――そういうものなのだろうか?
「で――――どうだった?私のテクは♪」
「――すごかったよ。たぶん2階級特進できるよ……」
それを聞いたアリソンは小さくガッツポーズをとった。それにしても――
確かに気持ちよかった――それと同時に、何だかとても疲れた。多少血を失ったせいでもあるのだろうか?
幼馴染との「行為」で脳が混乱しているのだろうか?とにかくヴィルヘルム・シュルツは……眠かった。

一方、アリソン的にはやや不満が残っていた。ぶっちゃけ少ない性知識を総動員して、結果「勝利」という形で
激戦?を制したのだが、不完全燃焼のような――中途半端な感じが残っていることに気付く。
ヴィルは満足してくれたみたいだけど、今度は私が――
――下半身の疼きを抑えきることができなかった。
「……第2ラウンド………」
ポツリ、と呟いたのがヴィルには果たして聞こえていたかどうか。