■ペンネーム「たけ」さんからの投稿です。
初めて投稿させていただきます。
1月13日、私のフリーアドレス宛に、下記のメールが届きました。
まったく理解不能ですが、これも怪しさ満点ですよね。。。
結局はやっぱりだまされるってことなんですよね。
どんなことがおこるのでしょうか???
(全文を載せますが、長いので適当に……お願い致します。)
竹田でございます。
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、たいへん申し上げにくいお願いがありこの度ご連絡させていただきました。
実はこのところの妻の行動に不審な点があり平静を装いつつ調べておりましたら、インターネット上のある紹介所で妻のものと思われる写真を見つけたのです。
昨年の11月頃から妻の口座に入れている預貯金の残金の減りが激しく、5千万程あったはずの残金が300万に満たないものになっておりました。
恐らく私の目を盗んでは、男性と親密な関係になることを条件に多額の出金をしているのではないかと思います。
こんな事になったのは私が仕事一筋に生き過ぎた事にも原因があるのでしょうが、私より34歳も年下の妻に今の裕福な暮らしを与える事が出来たのも、私が仕事に心血を注いできたからではないのかと…どうしても納得が出来ず、妻と離婚すべきかそれともこのまま今の状態を維持すべきか心底悩んでいる状態でございます。
ですが、この妻に対する疑いも私の疲れた頭が生み出した妄想なのでは…そう考えてしまう時もあるのですが、あの写真は妻以外の何者でもなく現在の姓ではなく旧姓を名乗っている事からも何かしら私に対する不満を訴えかけられているようでとても切なく苦しいのです。
妻があの紹介所でどんな行動をしているのか…本当に私の留守中に男と戯れているのか。
そんな状態な上に、今週中は本社での勤務が長引きなかなか自宅に寄る事も出来ないまま、業務で海外の過疎地等で中古自動車からエンジンを利用した発電装置の設営の任がある為、中国の方に2週間ほど出掛けなければならず、妻が行動するとすればその折ではないかと思っているのです。
もし妻がその間に男と逢い肉欲に溺れた生活を私の貯蓄を削り行っているようであれば離縁を考えています。
そこで非常に心苦しい提案なのですが、その紹介所で妻が男性に声を掛けられた際に、妻がどんな行動を取るのか貴殿に調査のご依頼させて頂けないでしょうか?
無論、調査の段階で貴殿と妻が関係を持たれましても調査の一貫として受け止める覚悟も出来ておりますし、決してご迷惑をお掛けしない事をここで宣言します。
もし妻が貴殿と淫行にまで至りましたら黙って離縁を妻に申し出ようと思います。否、そう仕向けて頂きたいのです。
その談にまでまとめれるところまで誘いを掛けて、私が帰国するまであの女狐の望むがままの肉欲を与えていただいた後には調査の謝礼金として少なくとも8〜9桁の額は貴殿にご提供させていただく所存でございます。
本来ならわたくしの手で調査すべき問題なのでしょうが、なにぶん若人のように器用にメールをする事が出来ない性分でございまして本当に情けないお話なのでが…。
もし、依頼を引き受けて頂けるようでございましたらご返信いただけますでしょうか?
お返事いただき次第、差し当たり必要と思われる費用をこちらで入金させていただきます。
それでは良いお返事をお待ちしております。
■・・・。
・・・・・・。
・・・。
・・・あー・・・・・・、え・・・と。
理解不能。はい、全くその通りです。
怪しさ満点ですよね。。。って、なんでそんなに語尾が弱気なんですか(笑)
いやもう、まったくもって、こんなメールあ り え な い 。ですよ。
たけさんはこのメールの真の目的がわからないことから、語尾が弱くなってしまったんだと思いますが、このページをお読みの方で、一瞬でも一ミリグラムでも「美味い話じゃん!」って期待してしまった方、海よりも深く反省してくださいね。カモられますよ。
これは、出会い系サイトの撒き餌です。
おそらく、このメールに返信すると、「これが妻の登録している紹介所です。妻の旧姓はこれこれで、特徴がこれこれで・・・」といった返事が来る筈です。
このスパマーが一番伝えたいことは、紹介所こと出会い系サイトのURLに他なりません。そのほかの情報はガセです、デマです、所詮撒き餌ですから。
類似のケースとして「橘翠子からのメール」があります。ご参考にどうぞ。
しっかし・・・スゴイ露骨な餌ですね。
・妻が出会い系で知り合った男に貢いでいるようだ。それもトータルで数千万という巨額。
・事実なら証拠を掴んで離婚するので、アンタ囮になってくれないか。
↓
・若い人妻とダンナ公認で付き合える! 深い仲もオッケーだってさ!
・しかも、報酬 8〜9桁! 上手くいくと、奥さんからも貢いでもらえそう!
もう、アフォかとヴァカかと・・・。
色々ツッコミどころが多すぎて、いちいちツッコミ入れるのが面倒ですが、とりあえず・・・
竹田サン、興信所に頼めや。
(2006.2.15)