■ペンネーム「みり」さんからの投稿です。
パチンコ攻略法からの手紙
こちらの投稿を読んで、思い出したケースがありましたので投稿です。詳しい内容は覚えていないのですが・・・。
数ヶ月前に友人から相談を受けたケースを思い出しました。 その友人Iはパチンコ攻略法のDMに興味を持ち、一度だけ資料請求をしたことがあるのだそうです。(資料請求だと言ってたけれど、実際は申し込みをしちゃったのではないかと疑い中)
しばらくはこちらに投稿のあったのと同じような内容のものがぽつぽつと来ていたらしいのですが、ある日少し違うパターンのものが送られてきたため、登録無料とのことで申し込みをしてしまいました。
その内容というのが、
『必勝法はいろいろあるけれど、ガセも多い。もし、噂でも良いから必勝法を何か知っていればその方法を報告してほしい。その方法が本物だった場合には、報奨金を支払います。』
といったようなものだったのだそうです。
で、お馬鹿な友人Iは自分が知っているが、効果がなかった必勝法とやらをその業者へいくつか報告したそうで。
その結果、請求書がやってきました〜♪
たしか請求額は70万円代のやたら中途半端な金額だったと想います。
『I様の報告された必勝法は、すべて偽物でした。それを確認するために当方は・・・・・』 あまりにもバカらしかったために文章は全く覚えていませんが、要約をすると、
あんたが報告してきた必勝法が本物かどうかを確認するためにこっちは大人数の人間を雇ってパチンコをさせたんだよ。その結果偽物だったから大損したんだよ。どうしてくれるんだ?ええ?偽必勝法なんぞを教えやがって!ふざけんな調査代として○月○日までに金を払え。
とのことでした。
登録時に携帯番号も相手に教えていたので、支払期限に振込みがなかったと催促の電話もガンガン入ってきます。
何度も電話がかかってくるため、精神的にまいってしまって入院したほど(苦笑)
入院のため、携帯代金の不払いが生じ一時的に回線停止状態になっていたのが幸いし、電話での督促は無くなりました。
その後、民事訴訟だかなんだか・・・そういうのを連想されるような会社名のところからハガキで督促が来たため、真っ青になり私に相談してきた次第です。
いくら架空請求だから、放置しても大丈夫だからと説得しても聞き入れず、仕方なくIの前でネット検索。
その結果、その架空請求のハガキに書かれていた会社はすでに起訴されているらしく、その記事を見てやっと落ち着いてくれました。
彼の経験から、パチンコ必勝法詐欺→必勝法確認詐欺(?)→架空請求ハガキという3段階の形が出来上がっているのではないでしょうか。
パチンコやスロットなどで、実際に必勝法と呼ばれるような方法はまれにですが本当に存在することがあるようです。ただ、それはプログラム上のバグであり、ほとんどが市場に出回る前に徹底的に修正されているそうです。
バグが原因の必勝法で、店が大赤字を出せばメーカーが訴えられますから、そりゃ必死でバグの無い機械を作りますよねぇ。
Iよ・・・。そんな夢物語的な詐欺に引っかかる前に、仕事して金稼ぐことを考えろよ・・・。
■みりさんから6回目の投稿です。いつもありがとうございます!
■うわー、これはまた、ステキな体験をなさりましたなあ・・・ご友人氏は。
携帯電話に督促の電話がガンガンかかってくるあたり、いかがわしさ満点です。君子危うきに近寄らず、ですね。
(2007.6.4)