■ペンネーム「よしちゃん」さんからの投稿です。
総合消費者料金未納分訴訟最終報告書
訴訟番号(イ)408615−18番
現在、貴殿は「総合消費料金未納分」について通信販売契約会社、運用会社から「未だ連絡が無い状態」として民事訴訟による訴状が提出されております。
このまま連絡無き場合、指定裁判所から書類通達後に出廷となり、原告側の主張が全面的に受理され、被告の給与及び動産物、不動産の差し押さえを執行官立ち会いのもと強制執行し、「執行詔書の交付」を受諾していただきます。
民事訴訟、裁判取り下げ等のご相談に関しましては当局にて受け賜りますが、こちら「総合消費者民法特例法」による法務省認可通達書の為、「個人情報保護法」上、ご本人様の連絡をお願い致します。
尚、当局は原告側からの訴訟通達、また訴訟の正当性を確認する機関であり、当局が貴殿に対し訴訟を提起するものではありません。予め、ご了承下さい。
※最近、架空請求業者の新しい手口として少額訴訟手続き(少額訴訟は一日で判決が出てしまうため、放置してしまうと欠席裁判となり原告側の言い分通りの判決が出される)を利用し、実際に訴訟を提起する事例もございます。
万が一、身に覚えがない場合、早急にご連絡下さい。
裁判取り下げ最終期日 本書到達後3営業日以内
03-5396-2222(訴訟管理課)平日9:00〜19:00
〒171-0022東京都豊島区南池袋2−8−17
民事訴訟通達総合センター
■ウチのサイトでは見られなかった差出人名称だから、と投稿してくださいました。ありがとうございます。
そっかー、初出でしたか。似たような「民事訴訟通達管理センター」というのはありましたね。もうすっかり「間違い探し」の世界です。
で、文面を見てみると、「民事訴訟通達管理事務局・「ゆう」さんからの投稿 」とそっくりですね。そして、「民事訴訟通達管理事務局・「ゆう」さんからの投稿 」は「民事通達局」と同じ文面、と・・・。
何をお手本にしているんだよおおお(嘆)
まるで共食いのような・・・ウロボロスの蛇?・・・。いや、ちょっと違うか。もっと混沌とした事態と言うか・・・。おお、そうだ、蟲毒!
蟲毒とは、荒俣宏氏の帝都物語などに登場する呪術です。一つの壷にいろんな種類の毒虫を入れて蓋をして、共食いの挙句に最後に残ったヤツが蟲毒となる、というものです。
流石に、国語辞典やウィキペディアには「蟲毒」なんて項目が無かったのですが、ズバリ「蟲毒の造り方」なんてページを見つけたので、以下に引用します。
○作り方○
ムカデ、蜘蛛、サソリ、蝦蟇、ヤモリなどの小動物を、1つの甕にいれる。数は多ければ多いほどよい。
密封させ放置すると、それぞれが共食いを始める。
最後に生き残った1匹が、蟲毒となる。
○性質○
家に富みを運んでくれる。
定期的に生け贄をささげないと、かわりに食われる。
剣や火では殺せない。
遠くに捨てても戻ってくる。
捨てるには、蟲毒がくれただけの財と同じ価値の財と共に、捨てなければならない。
壷に沢山の架空請求ハガキを入れて・・・(笑)。
富を運んできてくれるのか? 生け贄って・・・? なんか象徴的だなあ(笑)。
■「飽きたよ」さんからも投稿をいただきました。
二通目です
今回は「総合消費料金未納分訴訟最終通告書」で通信販売契約会社、運営会社からと続き「訴訟番号 (イ)408615ー18号」とあり
裁判取り下げ最終期日 本書到達後 3営業日以内
電話番号は03ー5396ー2222(訴訟管理課)
平日9:00〜19:00
〒171ー0022 東京都豊島区南池袋2ー8ー17
民事訴訟通達総合センター
からでした
でも その住所に番地は現実ありますが 名前がニアミスですね
しかも電話番号はめちゃくちゃ
消印はなぜか横浜
宛名はシールでしかも 細かい番号表示されていて 何人かに送ってるようですね
F210640● という数字が入ってました
■横浜の消印ですか。都内の消印は良く聞きますが・・・って、地方在住の私には、メジャーな地名以外は良く解らないので、もしかしたら気が付いていなかっただけかもしれませんが。
・・・ハガキの住所と消印ぐらい合わそうよ・・・せめて。
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また、架空請求ハガキの名称を並べてみました。「架空請求ハガキ考」でそのバカさ加減を堪能してくださいね。